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2025-10-17 04:25

【徒然草ミニッツ】第174段


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サマリー

第174段では、小鷹と大鷹の比喩を通じて、志を持って一つの目標に集中することの重要性が語られています。

00:06
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという、
教養ショートラジオです。よろしくお願いします。
さて今回は、第174段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
小鷹と大鷹の比喩
小鷹に向いた名言でも、大鷹の寮で使うようになると、
もはや小鷹相手では下手になるという。
大につき小を捨てるのは道理である。
人の営みの中で、道、イコール真に楽しむべきものほど、
味わい、じゃあ深い味わいはない。
これは本当の大事。
一旦道の話を聞き、そこに志すなら、
他の義芸をどうこうする気は薄れるはずだ。
愚かな人だって、利口な犬の心映えに踊るはずがない。
前半部分は鷹狩りのやつですよね。
小鷹と大鷹、小さい鷹と大きい鷹。
領典3つ。
大につけば小は捨つ。捨てるにつって書いて捨つ。
狙いが上がれば下は自然に手はなれる。
道こそ最大の獲物。
志が立てば他は従う。
人も犬も同じ。
向き先が腕前を変える。
現代のしさ&使い方。
目標への注力
あなたの大鷹は何?
あなたの風はどこから?
ベンザブロックですかね。
仕事の核、学びの核、家族ケア、進行修行、
そういうことか。
最大の的を一つだけ言語化する。
的が決まればツール、習慣、評価軸がそちらにより
小仕事が自然と脱落する。
なるほどね。
パレートの法則みたいな感じで。
本当に価値を生む。
8割の成果を生むのは2割の仕事だよみたいな感じでね。
一番の大きな核となるものを一つだけ言語化して
そこに注力しようって感じのことかな。
そんな感じの訳だ。
はい。
時間の配分と評価
小鷹上手の罠。
便利な雑務、即時の賞賛、短期の数字、
これに強くなるほど本命の射程が鈍る。
例、通知対応の達人。
すなわち企画が進まない。
細部の創熟、すなわち本体が出ない。
どちらの腕前を育てたいかで日々の配分を変える。
まあね、緊急と重要のグラフみたいな感じですよね。
緊急だが重要でない仕事に暴殺されて、
緊急ではないが重要である仕事に時間を使えていない
みたいなところにも通じる部分かなと思いました。
志が行動を変える設計。
時間、朝の最初の30分を大鷹専用に固定。
大事なことに専用、大事なものに固定するってことですね。
道具、机上に置けるのは大鷹用だけ。
評価、日報は今日の一社。
かっこ本命の一手を最上段に。
志は気合ではなく環境の失礼で守る。
まあ大事なことを一番に着手してやっつけちゃいましょうって感じかな。
いわゆる。
はい、というわけで今日のところはこれぐらいです。
ぜひ皆さんも日常&ビジネスに応用してみてください。
はい、というわけでまた明日ですね。
お会いしましょう。さよなら。
04:25

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