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2025-05-10 04:41

【徒然草ミニッツ】第14段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
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Summary

現代における言葉の力や古歌の魅力を探り、実生活や仕事での応用方法を考察しています。

言葉の力と古歌の魅力
【徒然草ミニッツ】 さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、
【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、 吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
【通勤・家事の隙間時間で個展チャージしていこう】という、 教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。今回が14回目になります。 では早速、【徒然草】第14段の現代語訳から見ていきましょう。
和歌はやはり面白い。 添やな百姓の行為も歌に読めば趣が生まれ、恐ろしいイノシシでさえ、
不遂のとこと歌にすれば優雅に聞こえる。 近頃の歌は巧みなフレーズもあるが、
孤歌のように、 言葉の奥に余剰が感じられない。
例えば木のつら雪の、 糸による物ならなくに、の歌は、
昔は歌屑とまで言われたが、今の私たちには到底読めない深みがある。 個人の歌は、
姿も言葉も簡潔で、 美しさと哀愁が一際深い。
良人秘匠の歌詞にも胸打つ表現が多い。 どうやら昔の人は、どんな言い捨ての言葉でさえ、絶妙に響かせる達人だったのだ。
ということです。この不遂のとこ、 不遂のとこというのは、イノシシが枯れ草などで作った簡易的に
寝るところですね。 を指すそうです。
で、要点3つ。 言葉は現実を化粧する力を持つ。
古歌は、簡潔×余剥で深い情感を残す。 語感を磨けば日常もアートになる。
現代への応用
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。 マーケティングではネーミングが9割、格安中古よりリファービッシュ。
まさに不遂のとこ効果。 なるほどですね。確かにネーミングめちゃくちゃ大事ですからね。
日常&仕事での応用ネタ。 イック・リブランド。
部下の企画タイトルを5・7・5で言い換えてみると学信が浮かぶ。 語尾チェンジ術。
メールのご確認くださいを、お目通し頂ければ幸いです。 に変えるだけで柔らかさアップ。
余剥コピー練習。 140字ツイート。ポストを70字に削り、読後にイメージが残るかチェック、イコール、古歌トレーニング。
なるほどですね。 イック・リブランドいいですね。
部下の企画タイトルを5・7・5で言い換えると。 いいですね。
重み級深いですね。そんな上司、最高じゃないですか。 影で何か言われそうですけど。
語尾チェンジ。これも面白いですね。ご確認ください。 確かにお目通し頂ければ幸いです。
ニュアンスが柔らかくなりますね。
余剥コピー練習。 140字のポストを70字に削ると。
これも意識的にやるとトレーニングになりそうです。 読み手のことを考えるっていうのは大事ですからね。何においても他社目線大事です。
というわけで、今回はここまでとなります。 ぜひ皆さんも日常&仕事に応用してみてはいかがでしょうか。
というわけで、また明日お会いしましょう。 さよなら。
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