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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通見数の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて、今日は第166段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
行動の重要性
人の営みを見渡すと、春の日に雪の仏像を作り、そこに金銀や宝玉で飾りを用意し、銅まで立てようとするのに似ている。
その銅が立つのを待って、立派に安置できるだろうか。いいや、雪は持たない。命も同じ。
あるように見えるその瞬間から雪のように溶け続けているのに、私たちは整ってからを待つことが多すぎる。
なるほど。要点3つ。完成待ちの間に対象は消える。
命は流出中。今この瞬間から減り続ける。 だから先に本体、後から装飾。
なるほど、なるほどですね。 現代語の示唆&使い方。目的、右矢印、すぐ着手。飾り、右矢印、後回し。
本を出す前に堅持や想定で悩む。運動前に靴やウェアを揃える。それ、雪に銅。銅っていうのは、
未銅、未銅の、未銅筋の銅ですね。 そしてまず1ページから書く。5分歩く。一気に連絡する。
本体が今日におけているかで判断。 そうですね、外側から入る人結構いますけど、
その前にまず、目的に直結することをやりなさいよってことですね。
運動だったら、まず揃える前に歩き出す。5分だけ歩いてみるとかね。
これはね、買っていてもなかなかできない部分ではあるので、
意識的にやっていきたいところですね。 整ってから捨てる、言い換え。時間ができたら、3分空ける。準備が整ったら、借りて始める。
完璧になったら後悔を。未完成で後悔、そして追記。 言い回しを変えるだけで雪の内に間に合う。
まあね、完璧なタイミングなんていつまで経っても、
来ないですよっていうのを結構聞く話ですけど、
往々にしてね、時間ができたらとか準備ができたら、っていうのを口にしがちなんでね、
ここも意識して、とりあえず始めてみる。着手してみる。
一旦借りて始めて、走りながら修正していくっていうのを意識していきたいところですね。
はい、というわけで今日はこれくらいにしておきましょう。ぜひ皆さんも日常生活に使ってみてください。
それではまた明日ですね。お会いしましょう。さよなら。