復讐の物語
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第115段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
この中にイロヨシ坊という者がいらっしゃるか?
するとイロヨシ、ここにおります。あなたはどなたか?
と応じられ、名を問うと、ボンジと申す者です。
かつて、当国で師匠がイロヨシに殺されたと聞き、
その恨みを晴らすために来ました。
と答えます。
イロヨシは、よくお尋ねくださいました。
しかし、ここでは不条です。
河原に移しましょう。
えっと、この字が、不駄行、不駄行の妨げになります。
不駄行かな?
そうですね、道場を汚すしべし。
あ、不辻、不辻ですね。不辻の妨げに。
って書いてあるんで、不辻の妨げになります。
といい、二人は河原へ赴き思いを貫き合ってともに命を取った。
ともに死にけり。
死にけり、ボロボロというもの。
昔は中にけりや地下器用に盆地。
うーん、ボロボロというのは、
最近漢字などを言うもので、その始まりかなっていうこと言ってますね。
ここがちょっと訳されてないですね。
はい、えっと、要点3つです。
恨みと仏道の狭間で対面した指定。
場を改めて尖られた覚悟の潔さ。
悲劇でありながら、非後悔の潔さ。
うーん、現代への失策はなぜ今も刺さるのか。
復讐心や恨みが人を突き動かす一方で、
互いの覚悟が奇妙な共感と悲壮感を生む物語は、
心の再スタート
現代のドラマや映画にも通じる。
なるほどですね。
日常&メンタルヘルスを読めた恨みの手放しワーク。
深い恨みや後悔を手放すシンプルなワーク。
紙に書いて燃やすなどを取り入れ、心の再スタートを図る。
これは結構効くらしいですね。
恨みとか後悔、あとストレスっていうのを紙に書いて、
シュレッダーかけるとかゴミ箱に捨てる燃やすっていうことをすると、
結構それがなくなるっていうのがあるらしいですね。
これはぜひやってみてもいいかもしれないです。
そして2つ目、対話による解消セッション。
長年に、長年のわだかまりを抱える相手と安全な場所で対話し、
互いの誤解や感情を語り合い和解を試みる。
うんうんうん。
嫌だな、僕は会いたくないな。
長年のわだかまりを抱える相手…
いや、もう二度と会わなくていいかなって感じですね、僕は。
対話による解消セッションを設けないっていうのをやります。
うん。
嫌な、嫌いな相手とか、嫌いな相手じゃないですけど、
もうこの人とはもう一生、今人生会うことはないっていう相手いますけど、
死んだと思って忘れなさいっていう、
偉い仏の仏じゃないか、誰だろう、
誰かの言葉を実践してます。
嫌いな人がいたら、死んだと思って忘れなさい。
そうですね、そんな感じの言葉だった気がします。
3つ目、覚悟の棚下ろし。
自分が本当に大切にしたい価値観と目的を書き出し、
執着と本位を整理して、新たな行動指針を立てる。
うんうんうん。
価値観明確化ワークみたいなところと近いかもしれないですね。
これもやってみていい気がします。
というわけで、皆さんもぜひ日常&メンタルヘルスに応用してみてください。
はい、というわけで今回はここまでです。
また明日お会いしましょう。さよなら。