1. しらいチャンネル
  2. 【徒然草ミニッツ】第114段
2025-08-18 04:19

【徒然草ミニッツ】第114段


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/664ee785316143a77128e577

サマリー

今回のエピソードでは、相手を評価する際の注意点について論じられ、相手への尊敬や自分の立場を考慮することが重要だと強調されています。

00:06
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第114段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
評価の重要性
今出川殿が、佐賀へ赴いた折、
有栖川の浅瀬で、
西大丸、
これは西大丸ですね。
西大丸という名高い牛飼いが、牛を追う姿を見かけた。
牛の苦労を思い、水が浅い板までしかかからないことを珍しい子供だと評すると、
殿は激怒して、
お前の乗る馬も西大丸には到底及ばないだろうと言い放ち、
自ら車に頭を打ち付けた。
西大丸は、
えーと、
太宰、太宰殿、
渦政殿、
渦政殿の牛飼いとして名を馳せた人物である。
彼を称える余り、立場を忘れた批評は禁物。
うん、ということですかね。
はい。
この太宰殿、この渦政殿に、
珠羽、ベリーケル、女房の名のおも一人は、
膝立ち、
あ、女房の名前言ってるけど、
これは、いいですね。はい。
要点3つ。
目立つ、目立つ人を軽々しく評してはいけない。
自分の立場をわきまえた言動を、
尊敬すべき人の価値を見誤るな。
現代への示唆はなぜ今も刺さるのか。
上司や専門家、著名人への軽率な発言は、
関係性を損ねるだけでなく、
自己の評価も下げるリスクがある。
ああ、まあそうですね。ありますよね。
誹謗中傷とかそういう関係のね、
SNSとか使ってると、つい言ってしまいがちかもしれないですけど、
注意しないとね、自分の評価落ちますからね。
やらないに越したことがないってことですね。
で、日常&コミュニケーション応用ネタ。
コミュニケーションの技法
立場確認の一言。
相手を評価する前に〇〇さんほどの経験はありませんが、
と前置きし自分との立場の差を認める。
ああ、クッション言葉ですかね。
一旦相手を立てつつ発言をすると。
いいですね。いい感じの謙遜な気がします。
で、二つ目。リスペクトチェック。
プレゼンや会議で、この分野の権威として〇〇先生が指摘されるようにと引用し、
専門家への敬意を示す。
ああ、なるほど。
権威性を示すっていうのがありかもしれないですね。
引用して自分の論を強める。
まあ、これはいいんじゃないでしょうか。
三つ目。賞賛フィードバック。
部下や同僚が優れたパフォーマンスを見せたときは、
まずはその事実をちゃんと賞賛し、
むやみな比較や軽口を避ける。
これもそうですよね。
相次いで相手にちゃんとリスペクトを持って発言するっていう
素晴らしい心がけな気がしています。
ここはね、ぜひやっていきたいと思います。
部下や同僚においてもそれをやるっていうのは
とても素晴らしい姿勢なんじゃないかなと思います。
はい、というわけで今回はここまでです。
また明日お会いしましょう。
皆様ぜひ日常&コミュニケーションに使ってみてください。
それではまた。さよなら。
04:19

コメント

スクロール