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2025-11-18 04:52

【徒然草ミニッツ】第206段


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サマリー

東大寺に関する故事を通じて、冷静な対応をすることと過剰な解釈を避けることの重要性について考察しています。

東大寺の故事
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤過時の隙間時間で、5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第206段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
東大寺家の古大臣。東大寺。東大寺の、
右大臣殿。これで右大臣って読むんだ。
徳大臣か。徳大臣の右大臣殿って書いてあるな。
徳大臣の右大臣が、
けびいし、けんぴいし、
けんぴいしの別頭だった頃、
中門で、朝の評定中に、漢人、商賢の牛が逃げ出して朝内へ、ついには、代理の座の、
浜床の上に乗って寝そべった。
一度、大いなる教長、御名寺へと騒ぐ。すると、荘国、
荘国、かっこ父が聞きつけて一言。
牛に分別はない。足があれば登るだけ。弱い漢人がたまたま、
出資中の、
小牛を取り押さえられるわけもない。
で、牛は主に返す。寝ていた畳は交換。それでおしまい。今日時は何も起きなかった。
怪しきを見て怪しまなければ、その怪しさはおのずと壊れると。
怪しみを見て怪しまざるときは、怪しみ返りて破る。と家理って書いてある。
なるほど。
要点3つ。異常イコール即、教長にしない。教長っていうのは大教、おみくじの教の字ですね。
生きざしで教長にしないと。まず事実と物理。
そしてコントロールできる処置だけを淡々とする。返却プラス清掃と交換。
そして過剰解釈は怪、怪しいという字ですね。怪を増殖させるだけ。
現代へのしさ&使い方。牛フレームイコール異常の3種。
①事実何が起きた。今回でいうと牛が寝そべった。
②因果は最小仮説。分別なしプラス足があれば登る。まず偶然、物理。
③対処は可視。持ち主へ返却。
お損か所は交換。儀式化しない修復と。
なるほどね。 事実だけ見て、事実見て
まぁまぁまぁ 今回で言ったら牛が寝そべった。
まぁ牛は分別ないし登るっしょ。
牛返して汚れた場所を交換すれば終わりでしょっていう冷静な対処をしましょうよってことですね。
何事においても冷静さは変えちゃいけないですね。
教長だ教長だ音名字だって騒がないってことですね。
物語より物理。人は意味づけかっこ協調を先に欲しがる。
だが現場を進めるのは疾走な手順。
例システム障害、役人ではなくログ、原因、暫定回避、高級策という順で繋げると。
そして音名字を呼ばない勇気イコール不要なエスカレーションを踏まない。
大事にすると責任回避はできるが現場は止まる。
まず返す、服変える。
大事にしないって感じですね。
ちゃんとその場を止めずにいかにうまく対処するか。
呼んだ方がいい場合もあるのかもしれないですが不要なエスカレーションをしないということですね。
はい。
というわけでぜひ皆さんも日常生活に使ってみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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