1. しらいチャンネル
  2. ナルドーには注意
2025-11-18 18:05

ナルドーには注意


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/664ee785316143a77128e577

サマリー

ポッドキャストでは、『世界99のジョー』についての感想が紹介されており、特にストーリーの内容やアウトプットの難しさに焦点が当てられています。また、19世紀の探検隊の失敗談とその文化的影響がユーモラスに取り上げられています。探検者たちはアボリジニのヤンドゥルワンダ族と出会い、ナルドーを食べて生き延びるものの、その後衰弱し、命を失った者もいます。文化的知識の欠如が原因で、ナルドーを正しく調理できず、栄養を摂取できなかったことが伝えられています。

『世界99のジョー』の感想
はいどうも、しらいです。
今日も本の話を軽くサクサクと話してみたいと思います。
えーと、今日は世界99のジョーですね。
情景感あるんですけど、ジョーを読み終わって、
めちゃくちゃなかなか気分の悪くなるような話ですよね。
マスコットさんの配信をさっき聞いたんですけど、
世界99、どうにも話しようがないって言ってて、
まあまあまあ、そうだろうなって思いましたね。
あれはなかなかね、話すのが難しいですよね。
アウトプットは難しいと思います。
ゲーを読んだタイミングくらいか、
あるいは別のタイミングでアウトプットをしてみようかなと思うものの、
なかなか難しいですよね。
どこを切り取るか問題だったり、
人間のね、内面のグロテスクさだったり、
多分ジェンダーというか、男性性、女性性みたいなもの、
男性の持つ女性に対する偏見とかっていうのを煮詰めて、
尖らせたみたいなのをキャラクターに乗っけているので、
余計に、今こんなこと言ってる人いないだろうっていう感じのですが、
あえて時代作語的な言動を狙って書いているので、
余計に胸クソが悪くなるような話ではあるので、
いずれタイミングを見てどうにかこうにか話してみたいとは思いますね。
探検隊の失敗
ラロルリンジンとかね、ピョコルンとか、
面白いっちゃ面白いですけどね、なかなか結構喰らっちゃいましたね。
読んでてしんどくなって、別の本に逃げて一回戻ってきてっていうその、
一気に聞くのは無理だったなぁ、あとめっちゃ倍速にして、
あんまり感情乗っけないように聞いてましたね。
はい、というわけで、それをまた別の機会に話すとして、
今回も、今回とまた次回くらいかな、で、なんか話し切れるといいなと思います。
進化を超える進化ですね、続きです。
えーと、今回はどうしようかな、サクサク見ていくと、
面白かったのが、食事が変わると体も変わるっていうところで、
高カロリーのブドウ糖を低コストで得る方法を見つけたことで、
脳のサイズは食事に制限されなくなり急速に増大した。
そうですね。
で、20万年前には人間の脳は狭い骨盤を通過できる最大のサイズに達していたが、
脳の配線は効率を上げ続けた。
ところがここ数十年、安全な低応切解が普及したことが、
進化的影響を及ぼしている。
かつて自然分娩では、骨盤が狭すぎる女性は母子共に命を脅す可能性が高かったが、
今では無事に出産し、自らの遺伝子を伝えられるようになった。
その結果、骨盤が狭い女性が増えてきた。
これ面白いですよね。
低応切解が普及するに従って、そこに進化的影響が出てきているのは面白いですね。
ここ60年で20%という大幅な増加を遂げたと書いてあります。
いずれは、助産心に頼っているのと同じくらい低応切解に頼るということになるかもしれない。
面白いですよね。
人間は環境を変えられるから進化しないというふうなのを何かに見た気がするんですが、
こういったところで進化的影響が及んでいるっていうのはすごく興味深いところではありましたね。
で、あとは、
面白い、普通にファニーな意味での面白い部分があったので、そこをちょっと読み上げてみます。
これね、文化が人を進化させたっていう本にも出てきた話。
それがさらに詳細に書かれていて、めっちゃ笑っちゃったんで読みます。
これがね、探検隊が先住民に会ってあれやこれやする話なんですけど、
1860年、19人の隊員、26頭のラクダ、23頭の馬、6台の荷馬車からなる探検隊がオーストラリア南海岸のメルボルンを出発した。
目指すはおよそ3,250km離れた北部のカーペンタリア湾だ。
未開拓の内陸部に陸上電信線を敷く最適ルートを見つけるのが目的だった。
ロバートバーク、元陸軍軍人で警視、警察の警視ですね。
それと、ウィリアム・ジョン・ウィルズ、測量技師が率いるこの隊は、
1万5千人以上の観衆が見守る中、ファンファーレに見送られてロイヤルパーク公園から出発した。
いいですね。1860年代の話ですね。
1860年、だから結構前ですよね。結構前ですよね。
だからもうこう探検隊とかの時代ですよね。
1万5千人の観衆が見守る中、ファンファーレに見送られて
いざ行かんと行った時に、行ったわけですね。
で、この失敗の兆候は早くからあった。
失敗って言ってますけど。
失敗の兆候は早くからあった。
2年分の食料、様々な家具、それになぜか中国製のドラを積み込んだ6台の荷馬車は
操縦量が20トンにもなり、そのうち1台は公園を出ないうちに壊れた。
アホ、アホすぎる。
めっちゃおもろい。ドリフ。
ドリフみたいですよね。
ユーユーとファンファーレ鳴らして、しゃ行くぜって言ったら1台がぶっ壊れるっていう。
公園から出発しないうちにぶっ壊れるっていう。
で、メルボルンの郊外にたどり着くまでに3日かかり、かかりすぎな気がしますけど。
それまでにさらに2台が壊れた。
ぶっ壊れすぎですね。6台のうちもう3台壊れてますね。
メルボルン、メルボルン。
全然まだまだって感じですね、これ。
オーストラリアの南海岸のメルボルン出発。
出発して、出発してメルボルンの多分市内ですね。
出発して郊外にたどり着くまでに3日かかって、それまでにもう3台の2バー車ぶっ壊れてるっていう。
で、当時ヨーロッパ人が到達していた最奥地であるクーパークリークに到着する頃には。
ヨーロッパ人がもう既に到着していた場所まで行く頃にはですね。
積み荷の大半を捨てていた。捨てた。
さすがに、さすがに行けないっていう。
さすがにちょっと無理じゃないってことで、ほとんど捨ててたらしいですね。
その中には名目上はラクダの解決病を防ぐための60ガロン、約270リットルのラム酒もあった。
いる?いるのかな?ラム酒。
一応ラクダの解決病を防ぐっていう名目での270リットルのラム酒。
これも捨てたってことですね。
一行はその地で2台、2台、2つの隊に分かれて、
1つの隊はクーパークリークに補給地を設営して残り、バークとウィルズとチャールズグレイ、これが船員ですね。
と、ジョン・キング兵士の4人だけが夏の盛りに3ヶ月の食料を携えて北海岸に向かったと。
そうです。隊の2手に分かれさせて、ほとんどの人員はクーパークリークっていうところに補給地を設営して残って、
4人が夏の盛り、暑い暑い日に3ヶ月分の食料を携えて北海岸に向かったそうです。
そこで先住民のアボリジニにあるらしいですね。
先住民との出会い
バークは出会ったアボリジニの先住民を信用しようとせず、
多分先住民を下に見下してるんでしょうね。
魚料理を振る舞おうとする彼らの頭に発砲し、頭上に発砲し、
最悪、最悪なんですけど、仲間には先住民を近づけないようにと命じたバーク。
バークは誰だったっけ、元陸軍軍人で警視だから多分プライドが高いんでしょうね。
そんな先住民となんてやっていけねえよみたいな感じで、
魚料理振る舞おうとしてくれてるのに頭上に鉄砲をぶっぱなしてあっちいけみたいな。
で仲間に近づけんなつって命じたと。
最悪こういうリーダーあんまりって感じですね。
で59日後、2ヶ月ぐらい過ぎた後ですね、食料が乏しくなり、
そうですね3ヶ月分の食料しか携えてないんで結構食っちゃったんでしょうね。
食料が乏しくなり衰弱した一行は行く手を沼に阻まれたために引き返すことを決意した。
なかなかね進めなかったんでしょうね、北海岸に向かったものの進めないと。
で引き返すことを決意した。
食料不足は深刻で二役用のラクダや馬まで食べた。
もうね、もう死ぬほど言ってらんないっていう背に腹はかえられないっていうので
運ぶ用、荷物運ぶ用のラクダ馬食って食いましたと。
そしてグレイはセキュリティなくなった。
あーなくなっちゃいましたね。
さすがにめちゃくちゃ過酷な環境だったんでしょうね。
で残る3人はどうにかクーパークリークに戻ることができた。
でそこで残りの隊員補給隊と合流する予定だったが
補給隊はバークたちは死んだと思い込み数時間前にその地を去っていた。
探検者の遭遇
タッチの差で間に合わなかったって感じですね。
さすがに59日で死んでるでしょ、あの4人は。
で数時間前に補給隊が引き上げていたと。
悲しい。
その後も災難続きだったがやがてアボリジニのヤンドゥルワンダ族に出会い
魚や豆やナルドーという種子から作る主食のパンを分けてもらって生き延びた。
ナルドーがね今後この後聞いてきます。
で生き延びたと。
それでもですねバーク、元軍人ですね。
元陸軍の軍人隊長バークはですね
ヤンドゥルワンダ族を信用しようとせず
ついにはその一人を撃って彼らを追い払った。
最低。クソ野郎ですね。
命を救われてんのに信用ならねえわって。
で一人撃ってどっか行けやつって。
どういう心境なんだろうな。
でこの不運な探検者たちは旅を続け
半水性のシダ植物から取れるナルドーの実を地力で見つけた。
良かったですね見つけたんですね。
で初めのうちは茹でていたがやがてアボリジニがその実を引いていた石を見つけたと。
アボリジニがナルドーっていう半水性のシダ植物の実ですね。
それを石薄で引いていたのでこんな感じで作るんだっつって。
その石薄を見つけたので3人は大喜びして
そのそこから1ヶ月はですね日に5ポンドから6ポンド約2.5キログラムのナルドーパン
引いてパンにして食ってたんでしょうね。
でナルドーパンを食べて暮らした。
しかし奇妙なことに彼らは次第に衰弱し痛みを伴う肺便に苦しむようになった。
文化的知識の重要性
便の量は食べるパンの量を遥かに超えているように見える。
見た目も少し違っている。
日記にこう書いてから1週間もしないうちにウィルツとバークは亡くなった。
あー体調なくなってしまいましたね。
で残ったキング一人でヤンデュルワンダ族に救われて何とか生き延びたと。
3ヶ月後メルボルンからの救助隊がキングを発見し連れ帰った。
その3ヶ月の間にキングはヤンデュルワンダ族の女性との間にこうなした。
やることやってて笑っちゃうんですけど。
だからねー
これはどう見るかっていうのでその後の続く文章としてはですね
多くのヨーロッパ人探検家と同じくバークとウィルツは文化的知識の欠如という罠に陥ったと。
もし彼らが先住民の蓄積した知恵を利用していたらナルドをうまく調理して栄養を取り生き延びられたはずだと。
ナルドをめっちゃ調理が大変で
なぜかというとナルドの実にはですねビタミンB1を破壊する酵素のチアミナーゼっていうのが多く含まれているらしくて
若くて青々とした実ではなくそれが熟してから
その実が熟してから一回取ってすりつぶして水にさらさないといけないらしいです。
水にさらすことで酵素であるチアミナーゼが長い流し落とすことができると。
でまたそのこのナルドの生地っていうのですね直接灰で包んで焼く。灰ですね灰。
で包んで焼くとチアミナーゼっていうのはさらに分解されます。
でそのような文化的知識を持たなかった彼らは知らず知らずに自らに毒を持っていたと。
これでその文化の累積的なものがめちゃくちゃ重要ですよって話なんですけど。
文化が人生化させたのあれでは確かこの後さらに牡蠣の貝殻で食うみたいな感じの描写もあって
めちゃくちゃね複雑でそれが累積的にどんどんどんどん積み重なって最適解に陥ったって話なんですけど。
でこのもちろんねワンドルなんだっけヤンドルワンダ族かっていうのはですね
ナルドにこのビタミンB1を破壊する高差のチアミナーゼが含まれているなんてことは
全く知らずただただそうやって文化が積み重なっていたがためにこういう調理法でできていたっていうことが書かれています。
つい最近らしいですねこのビタミンB1を破壊する高層チアミナーゼがナルドの実に多く含まれていたと。
そんなん知らなくても文化の蓄積でうまくうまいこといきますよって話です。
これがめちゃくちゃ面白かったですね。
これなぁ面白いですね。
やっぱりねそうなんとかしたら現地民に頼るっていうただただ頼るしかないですね。
バーク隊長こういう隊長にはあんまついていきたくないですね。
っていう感じが面白かったんでちょっと見てみました詳しく。
どうでしょう皆さん。
僕はこういうのがねドリフドリフ感があって面白いですね。
あとこのいやー陸軍元陸軍軍人の警視のプライドの高さみたいな感じのがめちゃくちゃあって。
キングは誰だキングはただの兵士ですね。
でなんかヤンデルワンダ族の女性との間に子供作ってんのはちょっとめっちゃ面白いなっていうのがありましたね。
というところでこんな感じですかね。
またもうちょっとだけ後で話して。
次回次々回ぐらいで終わらせたいと思います。
というわけで今日はここまでです。
はい終わりますバイバイプー。
18:05

コメント

スクロール