外の札と内の札
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第201段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
寺の道しるべ、外場にある大本と下城という札。
外側に立つのが下城、門の外で馬や乗り物から下下りよ。
内側に立つのが大本、境内では盆族の心を避けよ、という意味である。
はい。下りよか。
外側に立つのが下城、門の外で馬や乗り物から下りよか。下りよ、っていう意味ってことですね。
要点3つ。外の札イコール下城、下っていう字に乗るっていう字ですね。
まず物理なスピードを下す。内の札イコール大本、尻族という字に盆陣の盆ですね。
次に心の族家を下す。
二段の敷居で場を清める。
まずは門の外で馬や乗り物から下りて、境内では盆族の心を尻族けよ、と
いうことですね。二重の敷居で場を清める。なるほど。
現代の使い方
現代柔らしさ&使い方。
敷居は内外の二段で聞く。
外イコール行動を整える。
音速度・姿勢。
内イコール心を整える。意図・態度・言葉。
仕事でも会議室の前でスマホをしまう。
これが下状。そして着席して目的を一言確認、大本。
なるほどね。二段構えで行動と心を整えましょうということですね。
これは良いんじゃないですか。意識的にやったら良いと思います。
そして大本の現代語訳。
一旦私心、私心と書いて私心かな、雑音モードをオフに。
例、入室直後の30秒サイレンス。
冒頭で今日の一言宣言。
まあまあまあ、心を整えるマイルーティーンみたいな感じですね。
家・職場・学びの
学び場のミニ標識。玄関・靴を揃えるイコール下状。
深呼吸1回イコール大本。
これは良いかもしれないですね。
まあ大本、下状が行動、大本が精神統一みたいな感じですね。
はい、というわけで今回はここまでです。ぜひ皆さんもですね日常に使ってみてください。
というわけでまた明日お会いしましょう。さよなら。