助けの重要性
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、 通勤・課時の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて、今回は第131段を見ていきましょう。早速、言礼語訳です。
貧しい人にとってありがたい礼は、お金や物、年老いた人にとっての礼は、力、仕事の助け。
自分の分をわきまえ、自分の分をわきまえ、届かないと判断したら速やかにやめるのが知恵で、
そこを許さないなら相手の誤り。分を知らずに無理を続けるのは自分の誤りで、
ひんして分を失えば盗みに、衰えて分を忘れれば病を招く。
これめっちゃいいですね。 現代文、現代じゃなくて原文読もう。貧しき者は
宝を持って礼とし、老いたる者は力を持って礼とす。
己が分を知りて及ばざる時は速やかにやむを知と云うべし。 許さざらんは人の誤りなり、分を知らずして強いて励むは己が誤りなり。
貧しくて分を知らざれば盗む、盗み、衰え、力衰えて分を知らざれば病を受く。
めっちゃいいな、すげーよかったな。 要点3つ。助けは相手のニーズ基準で。
分を知り、無理なら即撤退。 超えた無理は破綻か病に直結。
3つ目ですね。 無理したら破綻か病に繋がるぞと。
これ現代めっちゃ刺さるんじゃないですか? 押し勝つとかそうじゃないですか?わかんないですけど。
わかんないですけど保険かけるのずるいですね。 癖でよくやっちゃうんですけどね。
現代の知差&実践。分を知るイコール境界線を言語化する技術。 仕事、期限、構数、スコープを最初に数値化して合意。
家事、介護。できること、頼みたいことを役割表に見えるか。 健康、睡眠と痛みを赤信号に設定し、超えたら中断ルール。
大事ですね。 いやこれいいな、今回。
助けは相手軸。金銭が助かる人に励ましだけ渡すのは独りよがり。 体がきつい人には実動の手を差し出す。
現代の知恵と実践
ギフトは相手の困りごとから逆算。 これねー
できてない人、まあ自分含め多い気がしますね。 自分が渡したいものを渡しちゃってる感じがありますね。
センバズルとかそうですよね。 相手の困りごとから逆算してギフトをくれやっていう話ですね。
700年前から言ってるのか。600年前。どっちだ。 速やかにやむプロトコル3ステップ。
聴講、宣言、再設計。 聴講では、作業遅延、集中途切れ、体調の差異を見えるか。
宣言。ここで一旦止めます。再開条件は〇〇ですと口に出す。
再設計。スコープ縮小、期限再向上、人に渡す。 止めるのは責任逃れではなく再設計。
許さざ案は人の誤りの使いどころ。 無理を求められたら安全に完遂するには〇時間と一手が必要。
現在の条件では品質が担保できません。と条件提示で断る。 条ではなく条件で話すのがコツ。
なるほどねー。 今日の一言テンプレちょっといいかもしれないです。
×、根性でやります。〇、今の体制では難しいです。 Aを削るかBを増やせば可能です。
×、何でも手伝う。〇、金鮮麺、実動、情報、どれが一番助かりますか。 これはね、アダム・グラントの
ギブ&テイクにも出てきた5分ルールかな。 にもなんか共通する部分ですよね。
5分で自分が相手の助けになれることであればやる。 っていうのが5分ルールだった気がするので、お人よしギバーにならないためにもいいんじゃないでしょうか。
何でも手伝うとかじゃなくて、どれが一番助かりますか?って聞いて、 で、自分が一番こう
アクションしたことによって大きなリターン、リターンじゃないな。 力になれそうなことがあれば、それがさらに5分間であればやるっていうのが
いい気がします。 はい、というわけで今回はここまでです。ぜひ皆さんも日常に使ってみてください。
それでは、また明日。めっちゃ勘だな。 それではまた明日お会いしましょう。さようなら。