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2025-09-08 04:20

【徒然草ミニッツ】第135段


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サマリー

第135段では、ダイナゴンが何でも答えると自信満々に宣言し、愚痴に関する質問に直面する様子が描かれています。これを通じて、答えられないことの重要性や会議での効果的な質問の範囲について語られています。

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さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおゴンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1年ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第135段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
ダイナゴンの挑戦
あるダイナゴンニュードーが、あなたの質問なら何でも答えると豪語。そこで、愚痴、最小中長が勝負を提案し、みんなの前で挑戦した。
愚痴、愚痴でやっていいかな、読み方。まあいいか。
愚痴の質問は、
あ、愚痴が最小中長ですね。
愚痴の質問は、子供の頃から耳にするが意味のわからない唱え言葉。
沼のきつりょう、きつにのおか、中久保れり、中久保れいりき、いや、中久保れいり、くれんどう、これはどういう意味か。
ダイナゴンは答えられず、そんなしょうもない言葉は答えるに値しないと逃げるが、
何でも答えると自分で宣言した手前、負けが確定、罰としてごちそうを振る舞う羽目になった。
はい。
ちなみにこのフレーズ、沼のきつりょう、きつにのおか、中久保れいり、くれんどう、これは当時のわらべ唄、売り声、呪文めいた言い回しの類とされていて、
意味が曖昧だからこそひっかけに最適、らしいです。
はい。
教訓と実践
要点3つ。
何でも答えるは何にも答えられないの近道。
勝負は土俵づくりで決まる。
ルールと範囲。
わからないと言える人が信頼される。
現代への知差&実践。
土俵を先に決める。
会議でどんな質問でもどうぞと安受け合いしない。
範囲、目的、時間、判断基準を先に合意。
例えば、本日はA案の費用対効果に限って答えます。
技術詳細は次回に。
まあ、そうっすよね。
何でも答える。
何でもやりますわ。
何にもできないのと同じってよく言われますからね。
自分の射程範囲を理解して、その上で回答するっていうのがいいかもしれないですね。
あと、2つ目。
知らないの言い方を持つ。
速等圧に負けない定型句を用意。
今すぐ正確に言えません。
〇時までに一時回答。
明日、正本で出します。
仮説なら2案あります。
検証のため、データABテストをください。
なるほどね。
そうですね。
名言を避ける。
その場で。
即回答を別にしないっていうね。
一旦持ち帰らせて。
持ち帰らせてはどうなんだろうな。
あんまりよく思わない人もいますもんね。
難しい。
3つ目。
トリビア質問への対処。
本質と本筋と関係ない謎ワードが来たら論点称号で返す。
面白いですが意思決定に影響しますか?
影響するなら調べます。
これいいですね。
めちゃくちゃそれ興味深いですね。
ただそれって意思決定に影響しますかね?
影響するなら調べるんですけどって。
さらっとね。
それ関係ありますにはっていうのを案に伝える感じですね。
あと何か面白いやつあるかな。
それぐらいですかね。
というわけでぜひこの実践方法を皆さん活用してみてください。
今回はここまでです。
また明日お会いしましょう。
さよなら。
04:20

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