訪問のマナー
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・課事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。よろしくお願いします。さて今回は第170段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
用もないのに他人の家へ行くのは良くない。用があって行っても済んだらすぐ帰るのが良い。長居は難しい。人と向き合うと言葉が増え、体も心も疲れ、仕事の妨げになって時間だけが過ぎる。
互いのために駅は少ない。とはいえ、ぶっきらぼうも良くない。気乗りしない事情があるならさっさと
訳を告げる方が良い。ただし、心を通わせたい相手が今しばらく今日は心静かにというならこの限りではない。
はい、ということですね。人の気にのどかに物語帰りに行くし、また不眠は、これあるのか?まだついてるのか?
一方でふらりと来てのどかに人知切り語って、すっと帰るのはとても良い。手紙もひさしくご無沙汰で程度の短文が嬉しい。
はい、えっと祭祀。祭祀に原石の誓願っていうのが。
原石が青き間奈子、誰にもあるべきことなり。
これは、好きとは悪いっていう字で、紅白かな。紅白を目の色で示した小字絵の言及イコール感情のサインを持って良いのに。
はい、こんな感じです。
要点3つ。訪問は要件、そして即帰り。長いはしない。気乗りしないときは理由を短く言って切り上げる。
心理学とコミュニケーション
ただし親しい相手の今この時間は大切に。
現代への示唆&使い方。問う前の3問。
①要件は一行で言えるか?②相手の時間帯は最適か?③自分が去る地獄を決めたか?
どれか×ならまずテキスト1、2と。
あーなるほど、相手の時間を奪わないみたいな感じですよね。今回の段は170段ね。
いいっすね、このスマートさというか潔さというか。
これは結構共感するというか、こうありたいなと思いますね。
僕もちょっと疲れちゃうんで、長い人と一緒に居すぎると。
とっとと用事だけ済まして帰りたいっていう日もね、ありますわね、そりゃ生きてりゃ。
そして長いしない技。入り口と出口。
入り口フレーズ。10分だけお時間ください。○○の件だけ。
出口フレーズ。要件済みなのでここで失礼します。続きは文面で送ります。
最初に時間を宣言。そして終わりを自分で、自分から言う。で、品よく離脱。
そして断りの作法。今日は手を止められなくてこの辺り締め切りで。
プラス別日を一つ提案。か、要件だけ文面で。
事情を一言話すとただの拒絶で終わらない。
これはいいですよね。なんか心理学のなんかの、あれかな、影響力の武器かな、違ったかな。
なんかで見たんですけど、なんか適当な理由であっても言っとくといいっていうのはありますよね。
なんかコピー機を使わせて早く使いたいっていう時にどういうフレーズが合格的なのかみたいなのを出した時に
すいません急いでるんでとかよりもすいませんコピー撮りたいんで早くコピー機使ってもらっていいですかみたいな。
コピー撮りたいんでコピー早めに使っていいですかってこの列に並んでる時に前の人に言うと結構それだけでも早く使えたりするんで
コピー撮らせて早めにコピー撮らせてもらっていいですかって言うよりも
コピー撮りたいんで早めに使わせてもらっていいですかって言うと何か使わせてもらえるとか言う、違ったっけな。
世間うる覚えだな。だったんですけど、なんかね、今それを思い出しました。
はい、というわけで今日のところはここまでです。
これはいいんじゃないですかね。これは日常に使っていきたい感じがします。
というわけで皆さんもぜひ日常にこれ使ってみてください。
ではまた明日お会いしましょう。さようなら。
