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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
水源火事の隙間時間で、古典チャージしていこうという教養ショートラジオです。よろしくお願いします。さて今回は、第240段を見ていきましょう。
第240段の内容
240段、大台に乗りましたね。早速、現代語訳です。
一方で世間に疲れた女が憎わしくない朗報誌や、そやな、東国の男と、名コードに言いくるめられて、賑やかに婚礼をする。
当人同士は何を語ればよいのか。暗くを分け合った年月の物語があってこそ、尽きぬ言葉が生まれるのに。
大体他の人が取り計らった縁には心遣いのずれが多い。 たとえ女が良い人でも、身分の下がる身苦しい土地だけ重ねた男に当てられると、周囲は残念に思い、本人も向かい合う姿が恥ずかしくなるだろう。
梅の花漂う朧月の夜や、柿根の腹の露を分けて出る有明の有明に心がくと騒がない人は、一層恋、色恋を好まぬ方が良い。
いいですね。 こういうのもあるのが面白いですよね。
4点3つ。障害があるほど恋は濃くなる。 他人任せの縁は語る芯がかけがち。
美に震えないなら、無理に恋へ踏み出さないのも賢さ。 現代への施策&使い方
共有詞を先に作る。マッチングや紹介に頼るなら、いきなり形式を固めず、小さな共通体験、同じ店を裁縫、同じ本を読んで話す、同じ景色を見るを先に語れる芯を作る。
なるほどね。大事ですよね。最近は、昨今は、マッチングアプリとかがね、結構使って恋愛する人も多いのでね。
こういう小さな共通体験を積み重ねていくのはめちゃくちゃ大事な気はしてます。
障害イコール悪ではなく濃度装置。 会うのが難しい時間が合わない。それ自体が2人だけの物語になる。
ただし、終わりなく通う和節度安全が前提。 越えて良い線、越えない線を最初に合意しておく。
うん、確かにね、障害はね、障害があってこそみたいなところはあったりしますもんね。
障害は悪ではなく、2人の濃度を高める装置だよっていうことを言ってますね。
はい、というわけで今回はこれくらいですかね。 それでは、また明日お会いしましょう。さよなら!