1. しらいチャンネル
  2. 【徒然草ミニッツ】第239段
2025-12-21 02:38

【徒然草ミニッツ】第239段


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/664ee785316143a77128e577

サマリー

第239段では、十五夜と十三夜の重要性や月見の精神的な価値について考察されています。

00:06
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
十五夜と十三夜の意義
さて今回は、第239段を見ていきましょう。
早速、現代語訳です。
旧歴8月15日、十五夜と9月13日、十三夜は、
二十八粟でいう老粟にあたる。
この粟は、生命イコール澄みきって明るい性質なので、
月見にふさわしい良い夜である。
はい、要点3つ。
十五夜と十三夜イコール月見のペア。
鍵は、二十八粟イコール天文上の日の気質。
澄んだ心で月をもてあそぶ。
夜を整える知恵。
はい。
現代における月見の楽しみ方
現代らしさ&使い方。
うーんと、カレンダーに夜の予定を置く。
仕事の締め切りだけでなく、夜の鑑賞予定を入れる。
月は天候で揺れるけど、時間を確保した人ほど見える確率が上がる。
うん、これはいいかもしんないですね。
仕事の締め切り以外でも、のんびり時間っていうのを確保しておくのは、
精神、精神上いい気はしますね。
うーん、そして、音を下げて光を整える。
月見の要は、安純能。
部屋の照明を落とす。スマホの精度を下げる。
目の解像度が上がる。
BGMは環境音レベル。
風、虫が主役。
いいですね。風流ですね。
虫の声や風の音を聞きながら月見したいですね。
現代人がともすれば忘れがちなことなのかもしれないです。
というわけで、ぜひ皆さんも、もう12月も終わろうとしていますが、
一度立ち止まって月を眺めてみてはいかがでしょうか。
というわけで、今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
02:38

コメント

スクロール