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2025-10-21 04:04

【徒然草ミニッツ】第178段


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サマリー

このエピソードでは、侍たちの礼儀や訂正の方法に関する考察を通じて、現代のコミュニケーションにおける注意点が述べられています。

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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で個電チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は第178段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
侍の礼儀と訂正の作法
ある場所で侍たちが内市所の御家蔵を見物。
御家蔵? その後、人に語って、
封犬はあの人が持っていた、と得意言に話すのを奥にいた女房がそっと訂正する。
別、別伝の、別伝の行行の時は、それは日の尾間氏の御犬ですのよ。
言い方が奥ゆかしく見事。聞けばその人は子産の内篠介だったという。はい。
これは要するに儀礼の道具の違いをわかっていて、こわだかに指摘せず静かにただす。 その地と振る舞いが美しいというお話らしいです。
そして要点3つ。見物の武士、思い込み解説。 女房は静かな正解。
儀礼はヒント用の取り違いが命取り。
ただす時は低音。要点、その場限りが定作。 現代優しさ&使い方。
静かな訂正の作法3点。 1つ目、場所と音量。当人にだけ届く小声。
2つ目、要点だけ。結論根拠を一行。 それは○○の時の△△です。
3番目、その場限り公開処刑にしない。 記録がいるときは後で別途。
現代コミュニケーションの注意点
あーなるほど。 注意するとき、
その人に恥をかかせないみたいなところですよね。 たまに言われますよね。そこで恨みを買っちゃうみたいなのがあるので、
公の場で指摘せずにその人にだけ 別の場所でちょっと指摘するみたいなのが
良いとされがちですよね。 文化的なあれはあるのかもしれないですけど。
そして別のやつが何かあるかなぁ。 誰が言うかよりどう言うか。
女房は身分で茨らず経験で整える。 現代の○○も肩書きで押さず、正確さ×低姿勢で聞かせたい。
ありますね、これは。 元○○っていうのはありますよね。元警視庁
なんちゃらかんちゃら 犯罪対策家○○の人が
なんかメディア出演とかしてますけどそういうことですよね。 肩書きで押さずに正確さ×低姿勢で聞かせたいって言ってます。
はい。 あとは言い過ぎない勇気。正しいほど言いたくなるが、メンツを守るのも礼。
その場は柔らげ。必要なら後で文章で共有。 正しさと関係性、両方を残す。
これも大事ですよね。 気をつけていきたいところです。
というわけで今回はここまでです。 ぜひ皆さんも現代、違う、日常に使ってみてください。
というわけでまた明日お会いしましょう。さよなら。
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