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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて今回は、第229段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
道具の使い方と微調整
腕のいい細工師は、わずかに鈍い刃を使うという。
名人・名官の刀も切れ味が鋭すぎないものであった。
はい、ということですね。
これだけですね。短いですね。
つまり、これは角に鋭い道具よりコントロールしやすい道具の方が仕上がりを良くするという意味らしいです。
要点3つ。名人は極端な切れ味を求めない。
わずかな抵抗イコール微調整の余地が品質を生む。
道具は目的に合わせてちょい鈍にその整える。
現代絵のしさ&使い方。
摩擦は敵ではなくガイド。
完全無摩擦だと暴走しやすい。
わずかな引っかかりか、手の感覚フィードバックになって精度が上がる。
例。鉛筆HBからBに寄せると濃すぎ、Hだと薄すぎ。
細かい図はHBからHが扱いやすい。
最近鉛筆使わないですけどね。
仕事道具の設定
ハンドルとかステアリングとかも多少の遊びがあった方がいいっていうのはあるので、
すなわちそういうことなのかなっていうのは思いましたね。
そして仕事道具のちょい鈍設定。
文書編集。
構成はルール全部ONではなく、まず3項目。
5時、守護術語。
小微調服に絞る。
デザイン。
色は原色100%を避け、サイドを一段落として馴染む。
料理。
超薄刃。
よりやや厚めの包丁が家庭の多用途に安定。
研ぎは切れすぎ手前で止める。
包丁は万能包丁の方が柳包丁とか専門特化したものよりかは使いやすいっていうことですかね。
でも切れ味悪いより切れ味良い方が逆に怪我しづらいっていうのもあったり聞いたことあるんで、
ここは微妙なところかなと思いました。
というわけで今日はこれぐらいですかね。
それではまた明日お会いしましょう。
さよなら。