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2025-12-19 02:59

【徒然草ミニッツ】第237段


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サマリー

第237段では、屋内箱の物の置き方について縦と横の選択が議論されており、その選び方は道具や環境によって異なることが説明されています。

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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事のつき間時間で、5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。よろしくお願いします。さて今回は、第237段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
屋内箱の置き方
屋内箱、イコール文房具箱、文具箱に物を据える向きは、縦・横・物によって決めるべきか。
三条の五大神はこう言う。巻物は縦に置き、箱の木地の隙間から紙ひねりを通して言わえる。すずりも縦に置くと筆が転がらず良い。
一方、家庭の工事家の名筆家は決して縦には置かず、必ず横向きに据える作法だったという、つまり家で作法が相違していた。
四点三つ、同じ道具でも正解が一つとは限らない。機能派転がらないいわゆるVS良識派家の作法。場の流儀に合わせるのが最善の礼。
現代のしさ&使い方
合理の説明を準備しておく。どうしても変えたいときは目的・効果・リスク対策で語る。
縦置きの方が筆が落ちないので、今日だけ縦で終わったら元に戻す。
説明・アカウンタビリティをちゃんとしておく。
美学×安全のトレードオフ。美しい横並びが実務で危険なら安全優先。
美観に配慮した滑り止めを見えない位置に紐の色を揃える等で橋渡し。
どっち取るかって感じですね。
美しさか安全性か、その時々で考えましょうよって話ですかね。
はい、というわけで今日はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
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