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2025-11-17 17:08

言語マインドセット内で思考する


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サマリー

言語は人間の思考や人格に大きな影響を与え、言葉によって現実認識が変わることについて探求しています。異なる言語を使用することで性格や行動がどのように変化するか、またそれが思考にどのような影響を及ぼすかを考察しています。さらに、言語と文化が人々の思考や認識に与える影響についても考察し、特にバイリンガルの思考プロセスの違いについてエピソードを通じて深堀りしています。

言語が人格を形成する
はいどうも、しらいです。今日も本の話を、面白かった部分を見ていきたいと思います。
あれですね、 えーと
ついさっき、えーと、ジェンダーギャップ、コテンさんのね、ジェンダーギャップの
招待リンクが送られてきたので、それでアカウントを作って、いろいろ
今読んでる本とかを読み終わったタイミングぐらいで、 そっちも聞いていこうかなーっていう感じですね。
めちゃくちゃ楽しみですね。 さっき、
えーと、コテンの番外編というか、 そのジェンダーギャップ解消のやつを出しましたっていうのを聞いて、めちゃくちゃ楽しみで今います。
それと、あとは、
ゆふさんに、 最近、あの浅井亮さんのね、インザメガチャーチ
を紹介してもらったので、それもさっき買って、 タイミングを見て読もうかなと思っています。
人にね、人に紹介された本を読むのが、めちゃくちゃいいですよね。楽しいですよね。
そして、あめんぼうさんに紹介してもらった、 オニマロ残人犬もね、
タイミングを見て、落ち着いたぐらいのタイミングで、 いろいろが落ち着いたぐらいのタイミングで、ゆっくり腰を据えて読みたいですね。
で、ちゃんとまとめたいな。 これを楽しみに、
頑張ろうと思います。 ついでに、
えーとね、 ジョセフ・ヘンリックさんの
えーと、ウィアード。 ウィアードですよね。ウィアードも買いました。
これはケンスさんとかも紹介してた気がしますね。
フィナンシーで小原さんとケンスさんが対談していたときに、 なんか紹介されていた気がします。
これ前々から読もうと、 読みたいなーって思ったんですけど、
アマゾンで、なんか何冊か買うとみたいなセールやってたんで、 上下間、一緒に買っちゃいました。
これも後で読みます。 あとは、鈴木悠さんの新刊、パレオさんの新刊ですね。
社会は静かにあなたを呪う。 これもなんかセールで安くなってたんで、ラッキーと思って買いました。
あとは、奴隷哲学者エピックテイドスの人生の授業っていうのを買いました。
これもなんかで紹介されていて、読みたいなーって思ってたのが、
ちょうどね、4冊買うと何%ポイントバックみたいなやつであったので買った感じですね。
これも前々から読みたかったんで楽しみです。 読みやすいっていう。
エピックテイドスはストア哲学だった気がするんで、 ストアはいいですよね。なんか個人的に好きです。
はい、というのでいろいろ読みたい本だったり読んでる本、 あとあれか、マスコットさんがみどりさんに紹介されていた世界99も
えーと今、女王をなんか途中まで読んでるって感じですね。 聞いてるって感じか、オーディオで。
あれは人間の内面のグロテスクさをずっと味わわされている感じで、 なかなか読むのがきついですね。
はい、というわけで、えーとね、今回は
そんな、そんなというか、そんなじゃないですね。 前々からずっと話している進化を超える進化、まだまだね面白い部分があるのでちょっと見ていきましょう。
えーと今回は、そうですね、言語は人格を形作るっていう
部分が、 世界の見方的な部分で面白かったので
ちょっと見てみます。 えーと
そのまま読むと、人は話せるようになると、一つの言語にとどまらなくなる。 地球上の多くの人は少なくとも二カ国語に通じる。
そして、それぞれの言葉を話すとき、その人の脳と性格と行動は微妙に変化する。 言語という文化進化は人間の生態を変えるのだと。
異なる言語を使うとき、私たちは違う人間になる。 言語は私たちを支配する。言語を変えるとユーモアが変わり、ボディンラーゲンジが変わる。
私は悲しみについて書くときはトルコ語を、皮肉を書くときは英語を使いたいと、 トルコにルーツを持つイギリスの作家、エルフシャファクは述べていると。
これは確かにって感じで、海外で住んでた時は結構ボディンランゲージめっちゃ多様してましたね。
しかもだいぶ明るい明るい人間になっていたと思いますね。 自分が
自己主張が強くなりがちだったのは、意識していたのもありつつ、英語圏だったからっていうのも、英語を喋ってたからっていうのもあるのかなって感じがします。
続けると、言語は考え方を形成する。 例えば、花瓶が割れたというアクシデントについて、英語圏の人は日本語を話す人より誰がなぜ割ったかをよく覚えている。
言語が思考に与える影響
それは英語ではジミーが花瓶を割ったというように主体をはっきりさせる一方、 日本語では主体には言及せず、花瓶が割れたと言いがちだからだ。
言語の構造は人間が現実をどう捉えるかに強く影響するため、 現実や人間の本質は言語によって大きく異なる。
人が受け取り反応する言語という文化的インプットに応じて脳は変化し、認知の配線は繋ぎ換えられるのだと。
英語と日本語の違いみたいなところでしたけど、 これ一つとってもね、
見方が、物事の見方が大きく変わってきますよね。
で、この本には書いてなかったですけど、 言語系の本で結構有名な例としては、
英語圏の人に車の事故の映像を見せた後で、
フロントライトが割れたところを見ましたか?っていうふうな質問をして、 一つのグループには
a front light って言って、 別のグループではthe front light
っていうふうな言葉にtheとa、漢詞の部分を変えて聞いた時、 the front light
フロントライトが割れたのを見ましたか? で、the front lightって言ったグループは、
そうでないグループ、a front lightって言ったグループよりも、 割れたのを見ましたって言った率が上がったっていうので、
theっていうのは、 質問者も
そのフロントライトが割れたことを見ましたよね?っていうようなニュアンスを案に含んでいるので、
質問された側も、それに無意識にこうして
見ましたっていう率が上がるっていうのがあって、 それもめちゃくちゃ
思考が
形作られてるなっていうふうなことは思いましたね。 あとその続きで
文化的発明である言語は認知に強く影響するので、 脳が受け取る刺激、色彩では光の波長を言語化するしかないかによって、
するかしないかによって、その刺激を認識するかどうかさえも決まると。
狩猟採取の社会に比べて、産業社会では例えば青い車と緑の車というように表現したり選択したりすべき
同一のものが多く存在するため、色を表す語彙が豊かになった。 それに対して、自然環境では色が異なると属性も異なることがほとんどなので、色を区別する必要はなかった。
文化と言語の関係
これはそうですよね。 青信号、緑信号、
緑、青、緑だけど青みたいなところがあったりしつつも、 まあ色が変わると自然界では属性が完全に変わっちゃうんで、別に青とか緑とかの色分けはあんまり必要なかったけど、
産業社会になると 色が多様になるよねっていう話があるそうです。
で、マレー半島のジャハイ族などいくつかの社会では色の語彙は多くないが、 匂いを表す語彙は多く、そのような人々は非常に繊細に匂いを区別することができる
らしいです。 だからね、どう知覚するか
言語化して知覚するかによって
匂いですよね。 感覚も変わってくるっていうのが面白いなーっていうのがありましたね。
で、あとその流れでめちゃくちゃ面白かったのが
グーグ、グーグイミディル語っていうなんか 言葉が、これはオーストラリア、クイーンズランド州北部の言語
らしいんですけど、これが
位置や方向を東西南北で表現する らしいです。メアリーの北に立っている少年は私の兄弟です
といった具合だと。 右とか左って使わないらしいです。
英語だと 右左もちろん使いますよね。あなたの左
Your leg
Left leg 左足、あなたの左足
て言うけど およそ3分の1の言語は右と左を使わない
らしいですね。
で、このグーグイミディル語 を正しく話すには常に頭の中で方角を把握していなければならず
言語による認識の変化
そのためには言語と空間の認識の仕方を変える必要がある。 あなたが誰かが自分に近づいてきたことを語るにはその人が東西南北のどの方向から
近づいてきたかを思い出さなくてはならない。 なぜならそのような言語では動作を表す動詞に方角を含めなければならない場合がある
からだと。 で、それは方角を語らない言語とは全く異なる概念的バック組みであると。
すごいですよね。常に、常に東西南北を意識していないといけない言語だと考える
枠組みも、枠組みも変わってきて面白いなーって思いました。 ただこれでも
そんな無理じゃねって思うけど、アメリカの人類学者レラ・ボロディッキーさんがね、まさにこの
習得をしたっていう話があって、読みますと
コミュニティで過ごした最初の1ヶ月は愚か者になった気分だった。 なぜなら彼らにとって方角の認識は基本的なスキルであり、それができない私に誰もが同情したからだ。
ところが1週間ほど経った頃、歩いていてふと気づくと頭の中にまるでテレビゲームに出てくるような小さな窓が現れ、
私は聴観図上の小さい赤い点のようになり、向かう方向を変えると小さな窓も景色に対して向きを変えた。
思わずすごいこうすれば簡単ねと私は思った。 それから恐る恐るこの発見をコミュニティの人たちに話してみた。
すると彼らは私を見てこう言った。当たり前だよ、他にどうするつもりだったの? その言語コミュニティで人並みに見られたいという社会的圧力が私の脳を動かし、
この優れた解決策を生み出させたのだと。
脳の仮想性ってやつですよね。 社会的圧力、なんとか人並みに見られたいという社会的圧に晒されると
自然とそういう思考フレームワークだったりになるっていうのがめちゃくちゃ面白いですね。
バイリンガルの思考プロセス
だから容易に容易に変わり得るってことですよね。
さらにさらに面白いのがあって、これで最後にしますが、
文化と言語が人の世界観にいかに大きな影響を与えるかっていう部分に関して、
1960年代に心理言語学の先駆者、スーザン・アーヴィン・トリップさんという人が、
日本語と英語のバイリンガルの女性たちにいくつかの文章を完結させることを求め、
言語による大きな違いを発見した。 例えば私との、私と家族の希望が対立すると…という文章の場合、
彼女らは日本語ではそれは極めて不幸なことだに類した文章で終わらせたが、
英語では私は自分がしたいことをするといった文章で終わらせた。
このことからアーヴィン・トリップは人間の思考は言語のマインドセットの中で展開し、
バイリンガルはそれぞれの言語に対して異なるマインドセットを持っていると結論付けた。
とっぴなアイディアだが、これはその後の研究で裏付けられ、多くのバイリンガルは他の言語で話していると別人になった気がするというらしいですね。
これもめっちゃ面白いですよね。 やっぱ日本、日本と英語の
文化的な違いをインストールしちゃうのかなって感じですよね。
1960年代だと今よりも余計にって感じがありますが、
まあでもその後の研究で裏付けられてるって書いてあるんで、
ここはね、それは極めて不幸なことです。
日本、その、えーなんだっけ、
幻がいいか、で、えーっと、結構前のやつだな。
むす、むす、違うなんだっけ、給食のなんかが話題になった時に、
体制に、アンチ体制ぶつけて
人体制にしない、日本は、譲り合いの文化、一歩、お互いに一歩引いて妥協するみたいな
っていうことを言ってましたけど、なんかその感、それを思い出しましたね。逆に、
英語だと私は自分がしたいことをするっていう独立、独立心みたいな、
自由と平等みたいな感じのが、マインドセットで、言語のマインドセットの中で展開するの面白いですね、人間の思考が。
引っ張られてるのはめちゃくちゃ面白いなっていうのは思いましたね。
そんで、向こうに、カナダにいる時に、
学校の先生に、話を聞いたら、日本人は
結構、まわりくどい言い方をするって言ってましたね、やっぱり。
ウジュマインドイフとかよく使うって言ってましたかね。
すげーまわりくどい言い方をするんだよね、日本人はねって。
ウジュマインドイフは、直訳すると、私は、
あなたは私が何々することを気にしますかっていう。
ので、
訳としては、何々してもよろしいでしょうかっていうような、丁寧な
お願いですよね、お願いというか。
ウジュマインドイフ。
そういうのを日本人は結構使いがちだなっていうことを言ってて、
なんか出るような国民性って思いましたね。
はい、というわけで、今日はこんな感じですかね。
もうちょっと面白い部分が、めっちゃなんかマーカー引いた気がするんで、
それをまた見ていきたいと思います。
というわけで終わります。
バイバイプー!
17:08

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