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こんにちは、英会話のトリセツ、はじめのじじゅです。お元気ですか?
さて、前回ですね、ちよびっとこう、認知バイアス的なお話をさせてもらったんですよね。
んで、その一環で、もう、第一声が大事だと、ぐいぐいこっちに、こう…なんていうの?魅力を見せて引き込め!みたいな、そんな感じでね。
うん。あの、堂々と話して。んで、第一声とか大事だし、ニコニコしてもいいんだけども、
とりあえず、最初の印象って大事だから、好きになってもらえば、まあ、だいたい後はうまくいくっしょ!みたいな、そんな感じの、まあ、おさっぽに言えば、そんな内容なことを話したんですけど、
今回も、ちょっとその、認知バイアスの第二弾と言いますかね、そういった話をちょっとしてみたいんですけど、ちょっと面白い実験がありましてね。
結構前の実験だと思うんですけど、アメリカでですね、アメリカの大学で、認知バイアスみたいなことの、ちょっと実験をしたみたいなんです。
んで、学生さんをね、学生と言ってもいろんな年齢の人だと思うんですけど、まあ割と若い人だと思うんですけどね、
そのグループをね、二つに、二つのグループに分けましてね。
んで、そのグループにそれぞれですね、講義の音声を聞かせたわけですよ。
ネイティブのアメリカ人のね、アメリカ人のネイティブの女性が講義をしているというような内容のものを聞かせましたと。
で、一つのグループはね、白人女性のね、写真を全面に映してですね、見せながら聞かせたんですよ。
で、もう一つのグループの方は、中国人女性のね、写真をこの人が喋ってますよ、みたいな感じで見せながら、聞いてもらったわけですよ。
ほんで、その両方聞いてもらってね。 同じ内容のものですけどね。
それを聞いてもらって、後でヒアリングをすると。
そうしたら、一方の白人女性の方の写真を見ながら聞いた学生たち、グループは、
鉛がありましたか?とか聞いたら、いや鉛はないですよ、ネイティブの女性ですよと。
で、内容も、うん、よくわかりましたよっていうふうに答えるわけです。
で、もう一方のグループはね、中国人の女性の写真を見ながら、その人が喋ってると思い込んでるってことなんですけど、聞いたグループは、ちょっと鉛あるよねと。
で、内容も、まぁだいたいわかったけど、ちょっとわからなかった部分があるということで、内容の理解度も低いっていうような実験結果が出たんですよ。
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で、その聞かせたものは、全く同じものだったんですね。
全く同じ人が同じ内容を話している、同じテープ、当時はテープだったと思うんですけど、それを聞かせて、一方は完璧みたいな。
で、もう一方はイマイチだよね、鉛もあるよね、みたいな。
そういうふうに答えたって言うんですよ。
これ聞いてどう思います?
笑っちゃいますよね。
でも人間って、結構そういうところってあるんだろうなぁと思っちゃいますよね。
人事バイアスっていうものは、まぁ平たく言っちゃうと偏見っていうことなんだと思うんですけど、
まぁ今そういう実験やろうと思ったら、かなり問題になるというか、うるさい人たち多いですので、今の世の中。
差別だ!そんな実験していいのか!みたいなふうに言われるかもしれないので、割と昔の実験ではあるんですけど、
ただ私これ聞いて思ったのは、これもしもアメリカじゃなくて、全然別の、あんまり移民とかもない、
中国人の、いわゆるみんなが偏見を持つような中国なまりの英語っていうものが、
そういった偏見とか、そういったバイアスのかかってない地域で、
同じような実験をしたらどうなっていたのかなぁとかって思ったりしますよね。
そういうのがないところだと、いわゆる中国人の人たちのナマリっていうものがあんまりわかってなかったら、
同じように、どんな写真見せられても同じように聞こえてたかもしれないし、逆になんでしょうね。
ナマリあるとかじゃなくて、英語だったの?ぐらいの勢いになっちゃうのかなぁなんて。
それは極端ですけど、それぐらい人間って極端なところってあるんじゃないかなぁと思うんですよ。
私、仕事場でたまに日本の方もいらっしゃるんですよね。
私は日本人だって気づいたら、すぐに日本語に切り替えてね、こうこうですよって話したりするんですけど、
そしたら向こうはね、英語はできない英語はできないって頑張って英語で話してくるんですよ。
で私、いや私今日本語で喋ってますけどって言っても、まだね、なんか、
No, no English! No, I don't! I don't understand! とかって言われるんですよ。
で、いや、私の日本語そんなに悪い?とかって思うんですけど、
でも多分、今私の音声聞いてる人たちも、私の日本語、まぁだいたいわかりますよね。
そんなにひどい日本語じゃないって自分では思ってるんですよ。
そんなに流暢な綺麗な日本語じゃないと思いますけど、
でもやっぱり、ね、悪かないでしょ?そんなに。
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めっちゃなんか、何人かわかんないけど外国人に聞こえるっていうような日本語でもないと自分では思ってるんですよね。
なんですけど、そういう人がね、一人二人ならず、たまにいらっしゃるんですよ。
それとか私が日本語でもう5分ぐらい説明してて、で、日本語上手ですねとかって言われるんですよ。
この喋り方は、なかなかその、ね、ノンネイティブではこんな喋り方しないんじゃないかな?とか思っちゃうんですけど、どうなんでしょうか?
わかんないけど。でもやっぱりこう、ね、こんなところで日本人が働いてるわけないって思い込んでるから、そうさせるのか、なんなのか。
ちょっと異質っちゃ異質なんですよね。私がそういうところで、いきなり日本人として働いてるっていうのは、
誰もこう、期待しませんから。
なんか、日系の会社のところのカウンターで働いてる人だったらそうかなって思うのかもしれないけど、私はそういうところでは全くないところで、いきなりたまたま日本人っていう感じで働いてるんで、
向こうのね、日本人の方もまさか日本人が出てくるとはって思ってるから、かなーって思うんですけど。
だからそれもちょっとね、認知バイアスかなーって思ったりするんですけど、面白いですよね。なんかそう考えるとね。
だから、もう人間のそういう、なんていうの?発音とかも良い悪いとかっていうのも、結構当てにならないこともあるのかなーなんて思っちゃったりするんですよね。
なんかちょっとそれとはずれるかもしれないんですけど、なんか日本で発音が良いって言ったら、大体アメリカ英語ができるみたいなところで言われると思うんですよ。
で、よく何か書いてあるのが、ゲットアップじゃないよ、ゲラップとかって、なんかそういうふうに説明する人もいると思うんですけど、でもそれどっちかって言ったらアメリカ人寄りで、世界広いですから、
英語話者の大体7割か8割に及ぶぐらいは、ノンネイティブが英語を使う人口っていうふうに言われてますから、そう考えたらね、アメリカ人なんてほんのひと握りなので、それに向かって発音が綺麗じゃないっていうのもどうなのかなーとかも思うし。
で、なんかウカウカしてるうちにね、私思ったんですけど、なんか20年とか30年後には、綺麗な発音って呼ばれるその発音はひょっとしたらインドなまりになってるかもしれないですよね。インド人、あの勢いで人口増えていったら、ひょっとしたらね、ボリュートとかが日本で人気になっちゃって、
ほんで、アメリカ英語話す人たちなんて、なんか、あなたその発音あれねーみたいな、ちょっと生ってるわねーとかって、こっちが本物よーみたいな、インドなまりの方がいいのよーみたいな、インドなまりっていうか、インド英語が標準っていう時代も来るかもしれないですよね。
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とか、思っちゃったりなんかして。
ねー、言葉っていうのはね、本当にね、あれなんですよ、デモクラシーなんですよ。そして下国情でもあるんですよね。だから、まあ面白いなぁと思うんですけど、今日はつれずれになるままにこんな話をしてみました。
はい、では本日は以上です。またねー。