1. サイエントーク
  2. 72. ゆる言語学ラジオの水野さ..
2023-07-20 37:44

72. ゆる言語学ラジオの水野さん登場!これからどうなる?未来の言語予想してみた。【ゆる言語学ラジオ①】

spotify apple_podcasts youtube

ゆる言語学ラジオの水野さんがやってきた!実はバレたくなかった言語回の話や、言語学の話の楽しさとおっかなさ、未来の言語の予想をしてみる企画についておしゃべりしました。

【ゲスト】

水野太貴さん(Twitter: https://twitter.com/yuru_mizuno)

ゆる言語学ラジオ: https://www.youtube.com/@yurugengo

公式サイト: https://yurugengo.com/

【トピック】

・蛍の光がハオい。 ・サイエントークの言語回→28.言語はどう生まれた?言語の比較で研究できる?カオスな○○起源説と記号論について

・サイエントークの数の話→数はどうやって作られた?数える歴史の始まりと古代のローカル数字たち

・エヴェレットと言語の起源

・イビピーオとピダハン語

・エマ予想:日本語と外国語

・文字がない言語と手話

・レン予想:究極の短縮

・BMIと言語とデスノート?

・次回、水野さんの予想発表!

今回は全3回のゲスト回の1回目です。


【参考文献】

ジップの法則

・BMIのお話の例:脳本来のハイスペックを生かす。脳AI融合研究の最先端


【YouTube】

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.youtube.com/channel/UCn3buED4vDrWdPi3E_POGVQ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

【Twitter】

https://twitter.com/SciEn_TALK

【おしらせ】

・月額サポーターコミュニティ「サイエントーク ラボ」が誕生!ラボメンバーになるとコミュニティなど限定コンテンツにアクセスできます。

詳細はこちら→ https://note.com/scientalk/n/nfac5a81de65c#5370e6c2-c934-45ee-9375-b332403b2701

8/19(土)にコミュニティオフ会開催予定!

・推し現象法則選手権開催! ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠おたよりフォーム⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠まで!7月いっぱい締め切り

ご意見や感想は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠おたよりフォーム⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠あるいはTwitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#サイエントーク⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ まで!

おたよりはメール(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠scientalkclub@gmail.com⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠), LINE(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://lin.ee/L4HmLWl⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)でも募集中。

サポート付きおたより(OFUSE)→ https://ofuse.me/scientalk スポンサーお問い合わせは scientalkclub@gmail.com まで。

・Twitterコミュニティ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠「科学ニュースクラブ」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠!おもしろ科学トピックが集まってます。


【公式サイト】

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://scientalkclub.wixsite.com/scientalk⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

【サイエンマニア】

レンがゲストと世界を探求する番組

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://scientalkclub.wixsite.com/scienmania⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

【BGM】

オープニング:オリジナル曲

トークBGM:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠DOVA-SYNDROME⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠トーマス大森音楽工房

サマリー

ゆる言語学ラジオの水野さんはゲストとして登場し、言語の面白さについて話し合っています。また、未来の言語の予想として、日本語に英語や外国語がミックスして普通に使われるようになるという仮説を提案しています。日本語のシステムが変わることなく、外国の方が日本語を受け入れることは加速するが減ることはなさそうです。手話も言語の一つであり、日本手話と日本語の文法は全く違います。手話からAI技術の進化、ジップの法則、BMIによる脳とのコミュニケーションまで、未来の言語について様々な視点が考察されています。未来の言語予想についての説が盛り上がり、デスノートを例に挙げながら、言語の進化や情報伝達について考えています。

ゆる言語学ラジオの水野さん登場
スピーカー 1
レンです。
エマです。
スピーカー 2
サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
スピーカー 1
今日ふと思ったんですけど、
はい。
ホタルの光って羽多いなと思って。
スピーカー 2
どういうことですか?
スピーカー 1
いや、あのホタルの光ってさ、めっちゃ綺麗だけじゃなくて、反応メカニズムとかもめっちゃ綺麗なんだよね。
うん。
だから羽多いなと思って。
スピーカー 2
は?え?
だから羽多いって言われても。
スピーカー 1
知らないですか?羽多いって。
スピーカー 2
え?なんですか?
スピーカー 1
これ、2023年流行間違いなしと言われている高校生の間で流行ってる言葉らしいんですよ。
スピーカー 2
え?マジな言葉?
スピーカー 1
マジな言葉です。
スピーカー 2
レンが今作ったとかじゃないの?
スピーカー 1
作ったとかじゃなくて、これ中国語の好きって書いてHAOっていうやつから来てて、
へー。
あの、推しが美中良すぎてHAOとか言うらしいんですよ、最近の高校生。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
面白いよね。
スピーカー 2
今は英語じゃなくて中国語なんだね。
そう。
スピーカー 1
すげー。
スピーカー 2
ナウイとかじゃないんだね。
スピーカー 1
ナウイとかじゃない。
そんな感じで、言語っていろいろ変わってく面白さがあると思うんですよね。
うん。
そんな言語の面白さを常日頃から楽しくおしゃべりしているゲストを今日お迎えしています。
ということで今回のゲスト、ゆる言語学ラジオから水野大輝さんです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
ビッグな人が来ました。
言語の面白さ
スピーカー 2
はい。
お邪魔します。
スピーカー 1
最初にちょっと自己紹介お願いしてもいいですか?
スピーカー 2
はい。ゆる言語学ラジオというポッドキャスト番組でメインスピーカーを務めております。水野と申します。
言語が好き、てか言語のことを常日頃からしゃべっているっていうふうに自己紹介していただいた、他個紹介していただいたと思うんですけど、
学はないですが、やる気はあるのでよろしくお願いします。
スピーカー 1
すごい謙虚な挨拶ですけど。
謙虚な。
言語オタクがしゃべっているみたいな挨拶されてますけど、いつも。
スピーカー 2
オタクでしかないので、専門値が使えるかわからないですけど。
スピーカー 1
だいぶ深いことをしゃべってる気がしますけどね、ゆる言語学ラジオ。
スピーカー 2
いや、あれは浅瀬ですね、全然。
浅瀬ですか。
浅瀬ですね。専門用語とか全然導入してないので。
スピーカー 1
今回コラボレーションさせていただくってなったのも、たまたまちょっとツイッターで僕が言語沼のゆる言語学ラジオの本が出たタイミングでツイートして、
ちょっと絡みがあってというか、その縁で今回来ていただいたんですけど、
再演トークでもちょこちょこゆる言語学ラジオでもこんなん言ってましたみたいな言語回みたいなのをしゃべったことがあって、
僕はあの回は絶対ゆる言語学ラジオのお二人にだけは聞かれたくなかったんですよ。
スピーカー 2
でも僕は見つけて、あ、言語の話してると思ってすぐ聞きました。
さすが。
それを聞いたときに僕はもう終わったと思って。
プロに聞かれるやんみたいな感じで。
いやそう、プロじゃないんだよ。
あの二人にだけは聞かれたくないと思ってたんですけど。
なんならね、数の話とかもされてましたけど、僕らも数の話、数?
がどのようにその人類がどう獲得したのかとか、どれぐらいの発明だったのかみたいな話は僕らも扱ったことがあったので、似た関心領域だなぁと思いながら聞きました。
でも結構その言語の進化とかって普遍的な、あのみんなが興味持つトピックだと思うんですけど、
ゆる言語学ラジオでこれまで言語の進化とかっていう話ってされてきたりしてたんですか?
あ、そうですね、一切してないです。
そうなんですね。
そのどの角度から誰の立場で喋ればいいのかっていう整理ができてないので僕の中で、
あのそれこそ19世紀とかはそのパリ言語学会っていう言語学のその学会が、言語の起源についてはもう議論するなっていうふうに言ったぐらいに大きなテーマであるので、
ちょっと生半可なリサーチではちょっと喋れないなぁと思って、僕はまだね触れてないですね。
それをれいさんが生半可にやってしまったって。
スピーカー 1
僕があのエベレットの本を見つけて言語の起源って書いてて、お、言語の起源だと思ってそれを元にはおしゃべりしましたけど。
スピーカー 2
そう僕も聞いて参考文献見る前に聞いて、エベレットかなこれはって思ったらやっぱりエベレットで。
スピーカー 1
いやそうなんですよね、あの多分エベレットの立場から見たみたいな感じの。
スピーカー 2
そうですね、彼は生成文法に批判的な、ちょっとごめんなさい、あの言語学の話少しだけしちゃいましたけど、
こう主流の立場に対して反対派の人なので、彼なりの立場で書いた本だったと思うんですけど。
でも面白い本でしたよねあれは。
スピーカー 1
いやすごい面白かったです。で、僕ももう朝鮮の朝鮮にしかいないんで、ずっと科学の歴史の流れとかを今やってるんですけどサイエントークの。
言語を避けて通れなさすぎて。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
なんとか言語の話しなきゃと思ってあれを絞り出したっていう感じだったんですけど。
未来の言語予想
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
それを聞かれてしまったっていうので、僕はちょっとうんと思ったんですけど、こうやって来ていただけたんで僕はすごい嬉しいです。
スピーカー 2
僕はあのそんななんですか、今まで僕らも間違ったことめちゃくちゃ言っちゃってるんで、仮にじゃあ内容が間違ってたからといって、それでなんか嫌いになったりすることとかないですね全く。
スピーカー 1
よかった。
スピーカー 2
別にそんな大きく間違ったこと言ってないと思いますし。
あー。
あーよかったですね。
スピーカー 1
よかったですね。
スピーカー 2
あのこの企画EVPOですよね。
おー急にピダ半語で喋り出す人。
スピーカー 1
おー急に。
スピーカー 2
これちょっと言おうって決めてきたんですけど。
ただあのZoomで収録してるので全くEVPOではないっていうことだけはちょっと申し遂げておかないといけないかなと思いますね。
ちょっと使い方間違えてました。
そうですねまたEVPO自体は別に直接体験っていうことを指すわけでもないんですけど、なんかゆる言語ワークラジオのせいでなんかみんなEVPOって直接体験のことを指すんじゃないかみたいな誤解がすごい広まってて、やべーって気になってるんですけど。
スピーカー 1
すいませんあのエマさんは昨日ピダ半語の動画を見たっていうのを覚えたってホヤホヤなんで。
スピーカー 2
はいはいはいありがとうございます。
ちょっと使いたくて。
すごいねあの回はハマる人にはすごくハマる回になってよかったですね。
スピーカー 1
企画をまずやりたいなと思ってまして、その企画の後にもゆる言語ワークラジオの話とか本の話とかもちょっと後半でいろいろしたいなと思ってます。
で今回はちょっと企画を用意しました。
題してこれからどうなる言語の未来予想。
どうですか言語の。
拍手遅いな。
拍手すごい遅かった今。
スピーカー 2
EVPをしてくださいしっかりと。
スピーカー 1
全然できてない。
この企画はですねあの3人がそれぞれ思い描く言語の未来の姿をちょっとゆるく楽しく議論しようじゃないかっていう企画になってまして。
今回それぞれ好き勝手な仮説を考えてきてます。
未来の言語の話とかあんましたことないですか。
スピーカー 2
ないですねそれもやっぱおっかないからできないが正しいですかね。
ただすでに収録した回で少しだけその話をしたので、
今日そのネタをちょっと1個喋ってみようかなと思ってるものはあるんですけど、
基本的にあんまりそういう話はしてないですかね。
歴史の話はするんですけどね。
昔こうで今こうなってるって話とかはするんですけど、
未来予想とかあんまりしたことないですね。
そうですよね正解がなさすぎてというか割と何でもありすぎる感じがする。
スピーカー 1
僕もちょっと調べて言語学者がこれはもう議論あんま難しいからしない方がいいんじゃないか言って言ってる人もいたぐらいの感じだったんでね。
スピーカー 2
プロが言っても素人が言っても結局誰もわからないから誰でも言えますよね。
だから私たちみたいな人も語っていいですよね。
スピーカー 1
っていうことにしましょうっていう回ですね今回は。
スピーカー 2
言語はね言語学者のものではないですからねみんなのものなので別にそれは大丈夫なんじゃないですかね。
スピーカー 1
なんで最初に言っておくとだから今回はすごい自由気ままな言語トークなんで厳密な交渉は行いません。
スピーカー 2
ありがとうございます。
行いません。
よかった。
スピーカー 1
諸説あるっていうのはご了承の上お聞きくださいっていうのを最初に言っておきます。
順番なんですけど。
スピーカー 2
素人から順。
スピーカー 1
素人順でいいですか。
スピーカー 2
多分私が一番素人なんですよ。
了解です。
多分僕先しゃべるとしゃべりづらくなっちゃう気がするのでお任せします。
スピーカー 1
みずほさんしゃべってこれだってなったら僕らしゃべるのなくなっちゃうんで。
スピーカー 2
そうですそうですしゃべれなくなるんで。
スピーカー 1
ちょっとみずほさんは僕らの説にもちょいちょこちょこツッコミを入れていただきながら。
スピーカー 2
はい。
言語オタクとして。
スピーカー 1
お願いします。
じゃあ最初エマさんから行きますか。
スピーカー 2
はい。
もう私は何にもサイエンスとかやらないんでエビデンスとかないんですけど。
スピーカー 1
本当に自分が思いついたものを言っていきたいと思います。
スピーカー 2
予想ね。
はい。
未来の言語って考えたときに1万年後とかのもあると思うし。
50年後100年後とかのもあるかなって思ったんですけど。
とりあえず近い方で考えてみました。
100年後ぐらいにこうなるかなぐらいの。
100年後とか日本どうなってるかなって考えたときに。
日本人の人口って減ってるなって思ったんですよね。
うんうんうん。
で、やっぱりこれから労働力とか補充していくためには、
移民を受け入れたりとかしなきゃいけない。
スピーカー 1
補充って結構すごい言い方だね。
スピーカー 2
だいぶデリケートなところに踏み込んでいくなって。
スピーカー 1
大丈夫かみたいな、そこはちょっと配慮しながらしゃべる。
すいません、私本当に言語に対するデリカシーみたいなのがあんまりないタイプの人間なんですよね。
スピーカー 2
で、そうなると結構外国人と日本人のコミュニケーションとかも活発になるんじゃないかなって思って。
今だったら日本人が海外とかに行って国際恋愛とか国際結婚とか、
国際的な友達作るみたいな人が多いような気がするんですけど、
それが今後は日本で当たり前に起きるようになるかなって思って。
で、なんか日本語の中に英語とか外国語が普通に入ってきそうだなって思うんです。
スピーカー 1
今ももう結構入ってるけど。
スピーカー 2
もうハワイを聞いて、今回の私のトピックやって思っちゃいましたけど。
なので、今もそうなんですけど、これからさらにミックスして、
ルー・オウシバみたいになりそうだなって思って。
結構留学とかしてる人って、めちゃくちゃ英語が日本語の中に入っちゃうとかあるじゃないですか。
エマさん結構留学生の友達とかいっぱいいるんですよね。
だから結構外国かぶれした日本人の友達とかもいますし、
お客もいますし、そういう人たちって結構ミックス。
毒感じますけど大丈夫ですか?外国かぶれって。
スピーカー 1
いろんなトゲ出てるけどまあまあ。
スピーカー 2
いろんなところにナイフを振りかざしますけど大丈夫ですかね。
愛情を込めての意味です。
裏返しですね。
そんなに悪くは思ってない。
だから例えば、清水寺テンプルめっちゃクラウディットやわみたいな。
スピーカー 1
全然言わない、入ってこないな。
スピーカー 2
あるんじゃないかな、それは。
そうですよね、ありそうですよね。
僕はそう思いますね。
ほらほら。
ちょっと足してみてもいいですか?
スピーカー 1
いいですよ、聞きたい。
スピーカー 2
例えばなんですけど、葵とかタピルとか、この手の物って結局でも日本語のルールからは外れてないんですよね。
スピーカー 1
日本語のルール。
スピーカー 2
タピルとかにしても、新しい動詞を作ろうと思った時に、
ルをつけて、ラ行の語弾活用の動詞にするっていうルールは、
例えば牛耳みたいな、牛耳っていう言葉に対して、もともと牛耳を取るからだったものが牛耳になったと言われてますけど、
こういう新しい動詞ができたときって、ちゃんとラ行語弾活用になっていると思うんですね。
タピルもそれの枠は外れてはないですし、
外国の方が日本語を受け入れる
スピーカー 2
葵だって普通の形容詞の活用から大きく外れてはいないというか、
むしろ収まっているので、
日本語のルールの中にただ新しい語を取り込んだにすぎないと思うんですよね。
だから日本語のシステムがまるまる変わるっていうほどの大きさの話ではないので、
そうすると別に今まで受け入れてきた新しい語の作り方と何ら変わらないので、
全然外国の方が入ってきてそういう言語をどんどん受け入れるっていうこと自体は、
加速はすれど減ることはなさそうかなっていうのを僕も思いますね。
スピーカー 1
たしかに増えてきやしますよねきっとどんどん。
スピーカー 2
どんどん増えてきそう。
日本語は状況証拠的には比較的外来語を受け入れやすい特性がある。
言語によっては本当に外来語を全く受け入れないっていうぐらいの強い拒絶反応を示す言語もあるみたいなので、
それに比べれば日本語は比較的受け入れやすいと思うので、
それはそのやっぱり一つにはそういう何でも最後に何とかするとか何とか言ってつければ日本語の形になるっていうのは大きいと思うんですけど、
スピーカー 1
日本語英語とかもありますしね。
スピーカー 2
日本語英語もありますね。
逆に英語がその日本語を輸入しようとして形容詞とか動詞とかにしようとなった時に、
たしかになんかるみたいなのがないから難しいのかもしれないですね。
そうなんですよね。英語は形を見ただけではそれがどの品種に属するのかってほとんどわからないんですけど、
日本語は〇〇いって聞けば形容詞だろうなとか〇〇るーとか〇〇くーとかって言われたらなんか動詞っぽいなっていうことがわかるし、
逆にそういう設字とかを最後につければ日本語っぽくなりやすいので、
そういう意味でも多分受け入れやすさ受け入れにくさっていうのは関わってくると思いますね。
スピーカー 1
結構カスタマイズしやすいのが日本語なのかもしれない。
手話は言語の一つ
スピーカー 2
そうなんですよね。
面白い。
スピーカー 1
以上ですか、説は。
まだある?
スピーカー 2
それが説1ですね。
説1。
そして、今のは基本的に海外の人と積極的にコミュニケーションを取った結果起きることなんですけど、
同時に外国人とあんまり話したくないみたいな人もいると思うんです。
一方で技術はどんどん進化してくるので、
同時通訳のAIとかロボットとかがすごく発展してくるんじゃないかなって思ってて、
そういうロボットとかが翻訳しやすいように、
英語から日本語に訳したみたいな日本語になる、が増える。
スピーカー 1
どんなの?例えば。
スピーカー 2
例えば、あなたはそれをあなた自身に聞くだろうみたいな。
ぎこちない訳ですね。
ぎこちない。
とか、いる言語学ラジオは私に人間として成長する多くの機会を与えるとか。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
無生物主語文ってことですよね。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そういうのが逆に増える。
スピーカー 1
どうですか水野さん。
スピーカー 2
1個思ったのは、自然な文を吐き出すって、英語レベルの結構メジャーな言語だったら、
和社が多い言語だったら、今できちゃってるから、
あんまりぎこちない文を生成するというか、ぎこちない文になるって、
少数言語だったらわかると思うんですけど、
英語だったらもう技術的にないんじゃないかなって気がしますけどね。
スピーカー 1
もう合わせなくても別にできちゃうっていう。
スピーカー 2
そうだって、ディープルに流し込んだらそこそこ自然な英文生成してくれるし、
それこそチャットGPTに英訳させても結構普通にややこしい構文とかでもきれいに取って訳してくれるんで、
そうっすね。
同時通訳の質っていう意味では向上し続けるんじゃないかなって気がしますけどね。
日本人の言語の変化よりは通訳の質の方が改善するスピードは高そうですよね。
スピーカー 1
だいぶ逆行してる気がするな、その説。
時代に。
確かに。
昭和の人が考えたぐらいの説なのに。
確かに。
スピーカー 2
AIがいくら進歩しようとも翻訳が自然になることなんてないって40年前ぐらいの人言ってましたよね。
そうそう。
スピーカー 1
こんな小さなパソコンなんてできるわけないだろうって言ってるぐらいの時代の人は何か言いそうだけどそういうの。
翻訳同時になって無理でしょみたいな。
スピーカー 2
でもだから逆に言えばデータがない、文字を持たない言語の和謝と喋るとかってなったら、
教師データがないってなったらやっぱりその同時翻訳できないかもしれないので文字を持たない言語の人と喋る時とかはぎこちない役とかになっちゃうことあるかもしれないですね。
スピーカー 1
ぎこちないかどうかもわからなさそうですけど。
スピーカー 2
確かにそうですね。
私とかは文字を持たない言語が思いつかないので想像の域を超えてますよね。
でもピダ半語とかも文字を持たないので、
てか言語のうち文字を持つものってかなり少数なので、
適当に言語の名前でダーツして適当に当たったものはだいたい文字持ってないと思ってもあってか差し支えないと思いますね。
なんかサイエントークでもそういう話しましたよね。
日本手話と日本語の違い
スピーカー 2
覚えてた、絶対忘れられてると思って覚えてたんだ。
スピーカー 1
一応一回ぐらい。
スピーカー 2
チラッとしましたね。
じゃあそのエマさんが電車に乗って山手線一周したら、
その中に多分文字を持たない言語が母語の方って多分いると思ってて、
そのサイタルが多分日本手話とかそうだと思いますね。
手話。
日本手話は日本語と違うし文字持たないんじゃないかな多分。
ちょっと交渉怪しい。交渉怪しいですけど。
手話って言語の一個なんですか?
私の思ってた言語はなんかもう言葉があるものが言語かなって思ってたんですけど、
手話も言語の一つなんですか?
そうですね音声を持つかどうかってそんなに本質的ではなくて、
別に手の形とかでコミュニケーションを取る手話も言語の一つですね。
なんかいろいろ傍聴はあるんですけど、
サイエントークっぽい文脈でいくと手話を用いて会話する時と、
音声言語を使って会話する時って神経基盤ってあんまり変わらないみたいなんですよ。
脳の使ってる箇所ってそんなに変わってないし、
手話もこれちょっと言い方デリケートで複雑ややこしいんですけど、
ざっくり言えば自然言語、音声言語ほどの文法的な複雑さはあるんですよ。
スピーカー 1
全然別言語って感じじゃん。
スピーカー 2
一般的に手話って言われるとジェスチャーでしょとか、
例えば鳥を表すために鳥の手の動き、鳥っぽい手の動きするんでしょみたいな風に思われると思うんですけど、
仮にそうだとしたら例えばその明日みたいなことって伝えられないじゃないですか手話では。
スピーカー 1
ジェスチャーでは中傷的なのは難しい。
スピーカー 2
手話の話者は普通にそういう会話をしてるわけで、
そういう抽象的な概念に対応する言葉もありますし、
そういう意味で手話は言語じゃないとか、あるいは音声言語よりも遅れたり、
なんか不便なものっていうのは言語学者はそうは絶対言わないと思います。
スピーカー 1
僕は昼言語学ラジオでちょっと履修済みでした。
スピーカー 2
知らなかった。
スピーカー 1
そう手話の話を、手話は言語の一種だっていう話を厚くされてる会があって、
へーって感じだったけど。
スピーカー 2
日本語の手話って結構日本語と違うんですか?文法のルールとか。
文法は全く違います。
スピーカー 1
惜しいよ。
スピーカー 2
これも難しいんですけど、日本手話と日本語対応手話っていうのがあって、
日本語対応手話っていうのは、例えばその日本語を母語で、
母語が日本語だったんだけど途中で南朝になった方とかが、
その日本語の単語をそのまま手話に当てはめて、
つまり例えば象は鼻が長いって言おうと思ったら、
象と和と鼻とがと長いっていう語を連ねていくようなイメージのもの。
手話のことを知らない人の一般的な感覚で、
手話ってそういうもんでしょっていうことだと思うんですけど。
そう思ってました。
日本手話ってのは日本語と全然違う文法だったり語彙体系を持っていて、
例えば日本手話を母語として生まれて日本手話しか喋れない方は、
それこそ行政文章も多分読めないんですよ。文法が全然違うので。
だから逆にそういう方向けに、
例えばその基本的なアナウンスみたいなものとかを伝えるような、
分かりやすい日本語を書こうっていうような活動されてる方とかもいたりして。
ちょっと話が落ち着きましたけど、
日本手話と日本語は全然違っていて、
ある意味その日本手話を母語として生まれた方っていうのは、
外国語を母語として生まれて日本に来た方と、
言語的にはあまり変わりがないって言えると思います。
スピーカー 1
でもなんか、
いやでも推測ですけど、
多分その日本語をもともと知ってる人が対応させて喋る、
喋るというか表現する手話と、
ゼロからやってる人の脳の使い方は全然違う気がしますよね。
スピーカー 2
手話だったら、
今私たちが喋ってる日本語で、
同じ順番だったら言いにくいみたいな、
表しにくいみたいなありそうじゃない?
スピーカー 1
ありそうありそう。
スピーカー 2
違う文法の方が手の動き対応しやすいから文法変わっちゃうみたいな、
ありそうですよね。
そうですね。
なんかそこまでは多分明らかになってないんですけど、
でも少なくともそんなだから自然言語が生まれるってなった時って、
選択肢は無限にある。
どういう文法にするとか、
どういう語彙を持つとかって、
ある程度選択肢はいっぱいあるので、
日本語とたまたま一緒になる確率って低いよねって言ってるのと同じだと思いますね。
日本手話が母語の人は、
多分日本に住んでたら日本語も読まなきゃいけないから、
バイリンガルみたいな感じなんですかね。
そうだからそこが結構問題があるところで、
そういう教育を受け入れるんですけれども、
やっぱり使わないじゃないですか、
そのじゃあ日本語は母語だけど、
英語だとちょっと使う機会が目に触れる機会がいっぱいあるんで、
じゃあわかんないけど、
例えばじゃあリンガラ語を習得するっていう、
リンガラ語で行政文章出すんで、
次からリンガラ語を覚えといてくださいねって言われても、
きついじゃないですか、覚えられないじゃないですか。
しゃべらないんだからそれを。
スピーカー 1
リンガラ語っていう単語を明日忘れてますね。
そうですよね。
スピーカー 2
あとリンガラ語多分文字ないから、
今例として間違えたなっていう感じがするんですけど。
スピーカー 1
全然わからない。
スピーカー 2
まあちょっとじゃあフィンランド語とか何でもいいんですけど、
でも要は手話を母語として日本語を習得してない方っていうのは、
それぐらいハンデを追っていて、
例えばじゃあここ避難地域なので、
ぼちぼち移住してくださいっていう紙をポストに入れられても、
わかんないこととかがあるんですよね。
スピーカー 1
ああそっか、それ結構問題ありますね。
スピーカー 2
そうだからこれは言語政策って言われるような、
たぶんジャンルに含まれると思うんですけど、
そういう方が等しく情報を取れるようにするのって、
たぶん今の社会では大事なことなんですけど、
それってあんまりまだ行き届いていないし、
それこそ今のお二人のようにほとんどの人はそれを知らないので、
日本にいたら日本語を母語とするはずでしょうっていう、
感覚がある。
ほんとそのよく言われるのが、
日本って単一言語の国だよねっていうふうに言われますけど、
実際そうではない。もちろんあいのこもあるし。
スピーカー 1
実はいっぱいある。
スピーカー 2
そうそうそう、いっぱいってほどではないにしても、
手話にも実は理頭の手話みたいなのもあったりするらしくて、
この理頭だけで話されてる手話みたいなものとかもあるみたいで、
そういうバリエーションがあるから、
それを日本語を標準語として確立化しちゃうと、
そういう方がこぼれ落ちてしまうんですよね。
何の話?これ関係ある話か?
全然関係ない。
スピーカー 1
でも最終的にそういうのも含めて、
ちゃんと認識されてる未来が来るかもしれないっていう話ですよね。
スピーカー 2
あれ何の話?
スピーカー 1
無理矢理まとめようとしたんだけど。
手話とAI技術の進化
スピーカー 2
なんで手話の話になったかちょっと忘れちゃいましたけど。
日本語、あれ?文字を持つ持たないの話で、
スピーカー 1
そうだ文字持たない。
スピーカー 2
そう、生きてる中で文字持たない方って普通に接してますよって手話の話になっていって、
だから文字の話ですよね。
スピーカー 1
その前からAIがもっと進化してみたいな話もしたから。
スピーカー 2
ああそうだだから教師データの話ですね。
教師データ。
機械翻訳の精度を上げるって話だと思う多分。
すみませんちょっと脱線してます。
スピーカー 1
今たぶん説どっか行っちゃいましたけど。
スピーカー 2
いえいえ。
スピーカー 1
まあまあでもそういうのがちゃんと理解が深まるみたいなのが近い未来だったらいいですよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかもっとぶっ飛んだ説持ってくるかなと思ったら結構。
スピーカー 2
そう。ちょっと大喜利っぽくなるのかなって思ってたら全然そうじゃなかったですね。
スピーカー 1
なかったね。あなたのことなんですけどね。
スピーカー 2
じゃあちょっと次、僕の説言ってもいいですか?
はい、大丈夫です。
スピーカー 1
僕は最初にパッと思ったのは、最初に言ってたハオイとかもそうなんですけど、
赤文の言葉省略されがちみたいなとこあるじゃないですか。
はい。
ちょっと短くするみたいな。
了解って今もりょって言ってて、今もりになってるらしいとか。
すごいどんどん短くしたがるのかなと思ってて。
若者は多分もう今の未来を表してると僕は思ってるんで、
どんどん未来の言語作ってるんじゃないかなと。
おはようございますもおざす!ってなって、おざす!ってなって、うす!になるわけじゃない。
どんどん短くなってるみたいなフランクな言葉が。って思ったんですよね。
で、こういう短縮で結局よく言うようになる言葉がどんどん短くなるみたいなのって、
これ再現性ありそうだなと思って。現象として。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、ちょっと調べたらジップの法則って出てきたんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
水野さん知ってます?
スピーカー 2
なんだっけ、別名ジフの法則。えっとね、ジップの法則は、
あ、そうですそうです。
なんか語が現れる確率かなんか、確率的な話だったような気がするんだけど、
でもちょっと忘れちゃいました。なんでしたっけ?
スピーカー 1
あーそうですよ、さすがですね。
これ言葉が出てくる頻度×順位がほぼ一定になるっていう説らしくて、
スピーカー 2
あ、そっかそっか。はいはい。
スピーカー 1
ちょっとわかりにくいんですけど、例えば頻度1位の単語が100回出てきますとしたら、
2位のやつは50回くらい出てくる。3位のやつは33回くらい出てくる。
みたいな割合で、順位高いものは結構ものすごい頻度で出てくるみたいな、
そういう法則があるらしいんですよね、言語。
これ言語だけじゃなくて、いろんな音楽の音符の使用頻度とか、
細胞内の遺伝子の発現の頻度とか、頻度でいろいろ言われてるらしくて、こういうの。
スピーカー 2
単語の長さと頻度が反比例するっていうことですかね?
スピーカー 1
いや、長さじゃなくて、これは出てくる今は頻度だけの話で、
頻度の話?
同じZipさんがその長さにも同じことを言ってて、
使用頻度が高いと長さも反比例するっていう。
スピーカー 2
短くなるってことですね。
スピーカー 1
短くなるっていうのを言ってて、
日本語だと、はとかがとか女子みたいなやつが順位としてはすごい上で、
それって使用頻度が高くて短いですよねみたいな例としてある。
女子とかめっちゃ長かったら、しゃべるの大変になるからとかだと思うんですけど、
これすごいあるなと思ってて、
だから今流行ってる言葉も、例えばオンライン面接とかも音面とか言い出すんじゃないかなとか、
リモートワークもリモルとか言い出すんじゃないかなとか、
ああ、言いそう言いそう。
っていうのが結構未来にどんどんどんどんいくと、
初対面の人に会ったら、はよとかになると思うんですよ。
スピーカー 2
はよ?
スピーカー 1
はよ。
スピーカー 2
はよとは。
スピーカー 1
はじめまして、よろしくお願いしますみたいな。
スピーカー 2
ちょっと失礼じゃない?若者の言葉すぎて。
言葉の短縮とジップの法則
スピーカー 2
ちょっと失礼かもしれない。
スピーカー 1
それぐらい1万年ぐらいしたら、どんどんよく使われる挨拶とかって、
一文字ぐらいに収束していくんじゃないかなみたいなっていう説。どうですか?
スピーカー 2
略称、略数っていうのは確かにおっしゃる通りで、
僕がちょっと事例を知ってるのって、江戸時代のものとかだったら、
過去にゆる言語ワークラジオのツイッターでつぶやいたら、すごく拡散されたんですけど、
お茶漬けを食べることを茶ずるっていう動詞があったみたいで、
スピーカー 1
茶ずる?結構今風な感じがするな。
スピーカー 2
発想が完全にタピルと一緒なんですよね。
食べ物の名前を短くして、かつるをつけて動詞にする。
しかもその意味はそれを食べること、飲むことっていう。
だから江戸時代の人も今のタピルっていう若者と同じような造語法もすでにやっていたし、
あとですね、1997年にはパっていう言葉が一般的に使われていたみたいで、
パ?
スピーカー 1
パ?
え、なんだパ?
スピーカー 2
このパは中途半端を指すみたいで、
スピーカー 1
でもパネーとかいうのと一緒ですね。
スピーカー 2
パネーのパだ。
そうかもしれないですね。
だから中途半端なこと自体はそのままパって言ってたみたいなんですけど、
だからそのリみたいなものもある。
つまり昔だってそれやってたっていうことなんですよね。
今そういうことがすごく増えているっていうわけじゃなくて、
昔から別にそういうようなことはやっていたし、
あと面白いのは同じことをやっているってことですよね。
違うパターンでやってないっていうのも結構肝で。
スピーカー 1
確かに確かに。繰り返してるってことですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。リとかってのをもう詩音だけにしてもいいわけですよね。
例えば、え?みたいな。
でも日本語の音のルールとして、
ほとんど全て詩音の後には必ず母音がくるっていう、
そういう設計なので、そこは壊さないわけじゃないですか。
なんかちょっと気持ちいい並びに従えるみたいなのはありますよね。
そうなんですよね。
二文字とか。
だからクリスマスとか英語でね、クリスマスって言いますけど、
最初にクとリの間には母音は含まれてないし、
クエスマス、だからスとムの間にも母音は含まれてないんですけど、
これ日本語にするとクリスマスって母音が5つある。
2音節後を5音節に変えてるわけですけど、
これは日本語は母音が絶対なきゃいけないから、
しょうがなく2のものを5まで増やしてるわけで、
そういうルールが日本語の中にあって、
BMIによる脳とのコミュニケーション
スピーカー 2
それを逸脱するレベルの略っていうのはないっていうのも結構肝だと思う。
だからやれることはもうやっちゃってるっていうことだと思うんですよね。
なるほど。
スピーカー 1
でも僕はそこに意を唱えたいんですよ。
まだいける、まだいけると思ってて。
僕が最終的に行き着いたのは、
最後もう念じるっていうところに行き着くんじゃないかな。
スピーカー 2
言語じゃないや。
スピーカー 1
言語じゃないと思うじゃん。
これはテクノロジーの発展によって実現できる、
無っていう言語みたいなのってあるかなと思って。
っていうのは、今脳に直接電極つけて、
いろいろ入力出力するブレインマシンインターフェースっていう。
スピーカー 2
BMI。
スピーカー 1
BMIっていうのがめちゃめちゃホットで。
例えば、全然言語分かんないマウスとかに、
英語とスペイン語の違い、全然分かんないじゃないですか、普通。
だけど、それって振動自体は脳に伝わってて、
よく分かんないけど区別はしてる。
英語を聞かせたときだけ、そのマウスに、
これは英語だよっていう出力を行うと、
そのマウスは英語とスペイン語を聞き分けられるようになる、
みたいな実験があって。
これは言語だけど、ある意味もう言語超越してるな、
みたいな思ったんですよ、聞いたとき。
脳のパターンがもう言語になっちゃってるというか。
スピーカー 2
それこそBMIの実験で、
頭の中で何かしらの情景を浮かべてもらって、
その脳波取って文を出力すると、
そこそこあった文が出るみたいなニュースが出てましたよね。
マウスじゃなくて人間で出てましたよね。
スピーカー 1
それは去年ですね。
スピーカー 2
去年ですよね、そうですよね。
スピーカー 1
去年アメリカの、それもパリフォルニア大学かな。
ちょうどそれもとか、あと声出そうとしてる脳の動きで、
それが喉と繋がってる神経のところを読み取って、
こういうのを言おうとしてるんだなっていうので出力するとか。
スピーカー 2
じゃあイメージじゃなくて音に変換してるってこと?
スピーカー 1
そうそうそう。
画像でもいいらしいんですよね、技術的には。
スピーカー 2
聞いたことありますね。
スピーカー 1
犬のシルエットを浮かべたら犬のシルエットが伝わるみたいな。
これって従来の言語にはできなかったことなんじゃないかなって思うんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
言語の定義的には音声とか文字を使ってコミュニケーションを取るっていうのが、
多分言語の定義なのかなって僕は思ってて。
だけどそこに画像とか映像っていうのが乗ってきたら、
スピーカー 2
言語の定義的には拡張されるというか、
スピーカー 1
これは新しい言語なんじゃないかな。
スピーカー 2
画像を直接BMIみたいなもので読み取って、
相手に信念を伝える形式ができるかもしれないってことですね。
スピーカー 1
そうです。それでコミュニケーションが取れたら、
もうそれは言語なんじゃないか、つまり念じるっていう。
スピーカー 2
面白いですね。
馬鹿になりそう。
馬鹿になりそう。
スピーカー 1
なんてこと言うんだよ。なんてこと言うんだ。
スピーカー 2
でもわかりますわかります。
しっかり文章として伝えようとせずに、
映像で伝えるってことでしょ。
スピーカー 1
だから夜カレー食べたいなと思ったら、
カレーのイメージを相手に送るんだよ。
カレー食べたいんだなってわかる。
スピーカー 2
実際でもそれ唱えてる人いますよね。
東大の昆野大地さんが、
多分2019年とか20年とかに書いた、
脳と人工知能をつないでみたらっていう、
ブレインマシンインターフェースと、
ブレインマシンインターフェースしながら、
AIを利用して、
そういう食べたいものみたいなのを浮かべるだけで、
それを出してくれる機械とかって作れるんじゃないか、
みたいなことって、
実際に研究者が唱えていたと思うので。
スピーカー 1
その記事は読みましたね。
スピーカー 2
そう、なんか昆野さんの本、
それこそそういう言語みたいな話も言ってたんじゃないかな。
そういう信念をそのまま相手に伝えることって、
技術的にできるんじゃないかみたいなこと言ってたような気がしますけどね。
スピーカー 1
そうですよね。
SFじゃないんですね。
画像と文字も今、結構AIで相互に行き来できるようになってきてるというか、
画像から文字も出せるし、文字から画像も出せるしってなったら、
結構現実に帯びていくんじゃないかなみたいな。
スピーカー 2
そうですね。
たぶんそれガリガリやってるのって、
それこそイーロン・マスクですよね。
そうです。
スピーカー 1
イーロン・マスクのニューラリンク社が、
スピーカー 2
ブレインマシンインターフェースめっちゃやってるから、
マスクがめっちゃ頑張ったらできるかもしれないですよね。
スピーカー 1
そうですよ。
スピーカー 2
イーロン・マスク頑張れ!になっちゃうんですけど。
スピーカー 1
でもこれ結構未来の言語って聞いて、
最近そういうニュースを見た人は、
結構僕と同じこと考えてるんじゃないかなと思うんですけど。
スピーカー 2
確かにね。
そうですね。
ブレインマシンインターフェースによるコミュニケーションは、
マジであるかもしれない。
あとはだから、通信をどうするかですよね。
一方、技術ミスって、
全然知らんおばあちゃんの思考がひたすら入ってくるみたいになったら、
そうなんですよ。
スピーカー 1
不特定多数にやられちゃったら、
スピーカー 2
本当にパニックになっちゃうんです。
そうですよね。
それとか、自分が伝えたいなって思ってる内容と、
無意識が両方とも伝わっちゃったら、
こいつ嫌いや!みたいなことも、
相手に触っちゃったりとかして、
よくないですよね。
そうですね。
スピーカー 1
ゼロプライバシー時代みたいな感じになっちゃう。
スピーカー 2
だからその未来、ちょっと来てほしくないです。
スピーカー 1
はい。
でもそれはそれで、
例えば映像で何か伝えたい時に、
まず主語になる人の顔を思い浮かべてから、
行動をイメージしましょうみたいな、
映像の文法とかできそうだなとか。
スピーカー 2
ああ、なるほどね。
そうっすね。
未来の言語予想とデスノート
スピーカー 2
デスノートみたいに、
この人の名前と顔を分かってなきゃ、
使えないよみたいな、そういうルールができるみたいな。
スピーカー 1
すごい悪い例だね、デスノート。
確かにデスノート的だな、これ。
スピーカー 2
デスノートも脳内で、
あれでもノートに書かなきゃいけなかったっけ、あれは?
ノートに書くけど、
プラスしてその人の顔を分かってなきゃいけない。
ああ、そっかそっか。
確かイメージしてなきゃいけないんですよ。
だから同姓同名の人はそれだと知らないみたいな感じです。
そうだ、渋井丸拓夫で実験してたわ、そういえば。
スピーカー 1
ああ、そうっすね、渋拓でやってたんで。
スピーカー 2
渋拓で。
スピーカー 1
デスノートだったのか。
あれ結構じゃあすごいってことかもしれない。
ユーラリンがデスノートに向かってるみたいな話。
未来の言語かもしれない。
スピーカー 2
っていうのが僕の説です。
面白いっすね。
怖いけど。
スピーカー 1
怖いけどね、ディストピア感あるけど。
スピーカー 2
意外と実現可能かもしれないってことなんですね。
スピーカー 1
結構イメージできるかなっていう。
だいぶちょっと研究寄りな話ですけど。
スピーカー 2
じゃあ水野さんに聞きますか。
スピーカー 1
ここまで聞いていただきました。
イル言語学ラジオの水野さんとのお話。
スピーカー 2
まだ僕らの説しか出てない段階なんですけど。
スピーカー 1
想像以上に盛り上がって長くなっちゃったんで。
水野さんとの説別エピソード
スピーカー 1
次回後半、水野さんの説別エピソードになっちゃうんですけど。
次回なるべくすぐ公開されます。
全3回になるかなと思いますね。
もしイル言語学ラジオのリスナーさんが聞きに来てくれてたら、
ぜひフォローとかしてもらえると嬉しいです。
スピーカー 2
ぜひ他の回も聞いてみていただければと思います。
スピーカー 1
そうですね。タイトルバーって見てみて、
なんか気になる感じのタイトルだったらそこから聞いてもらえると。
最近のエピソードの方がおすすめですかね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
すっごい昔よりかは。
一応科学の歴史的なところとか。
結構古代ギリシャ周りの話をしてる回は多いんですけど。
言語のお話とかもたまにしてたり。
スピーカー 2
そうだね。言語の進化の話したから、
もしかしたらイル言語リスナーの方はそっちが興味あるかもしれないね。
スピーカー 1
そうだね。ちょっと話題にも出たけど、ちらっとね。
もし気になった方がいたらぜひ聞いてみてください。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
というわけで、引き続き2パート目も
未来の言語話よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
37:44

コメント

スクロール