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2025-11-16 03:45

【徒然草ミニッツ】第204段


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サマリー

第204段では、刑罰運用に必要な道具や手順の標準化、そしてそれをどのように現代に活かすかについて論じられています。

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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットにおコンセプトに、吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。さて今回は、第204段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
刑罰運用の手順
罪人に霜と無知、罪人に無知を加えるときは、拘束具を体に寄せて結びつける作法があった。
その道具の形や寄せる手順は細かな決まりがあり、かつてはわきまえた人がいたのだが、今ではそれを正確に知る者がいない。
手順があったってことですね。
要点3つ。刑罰運用には道具の規格と手順があった。
要点3つ。刑罰運用には道具の規格と手順があった。
だが、技法が継承されず、今や失伝に近い。
現代への示唆&使い方。
注釈。内容は歴史的事実の紹介で、現代で同様の行為を推奨するものではありません。
ここでは厳しい作業ほど標準化が命という示唆を抽出します。
強い行為ほど手順が要る。
刑罰に限らず、医療の処置、インシデント対応、停止操作、人や設備に影響が大きい行為は①器具の状態、規格点検、②体への当て方、③固定解除の順序が生命線。
これはそうですね、医療処置なんてまさにじゃないですか。
器具の状態、そして救護人への、救病者への対処、体への当て方、位置ですね。
行害なのか、横害なのか、側害なのか、寝かせ方とかね。
で、あと固定解除の順序ですね。暴れないようにさせるためにとかそういったところですね。
そして標準作法は倫理と一体、寄せて結ぶにも過不足を防ぐ基準があったはず。
現代でも、静止・拘束・停止が絡む場面は最小強度・代替手段・解除条件を明文化しておく。
これは、なんか警察の発砲ルールとかもこんなのありましたよね。
まず発砲する前に空中に向かって一発撃って威嚇射撃してっていうのなんか手順を今なんか思い出しました。
明確ではないですが、うろ覚えです。
でもそれぐらいですかね。はい、というわけで、今回はこれぐらいにしておきましょう。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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