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【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間でコテンチャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて今回は第70段を見ていきましょう。
遊園とハプニング
早速、現代語訳です。 元王の聖書堂で催された遊園に、
玄奘がまだ健在だった頃、 菊亭の音戸が
牧場を演奏した。 大人はまず柱のそばに楽譜を置いたが、うっかり1枚落としてしまう。
それを懐中に忍ばせたところ、 後の神宮を呼ぶ儀式までに程よく乾いていて全くの無事であった。
しかも、 冠の
裾飾りをそっと動かしただけで、 元の位置に戻すという起点振り、
遊園をより深いものにするひとひねりの遊び心であった。 要点3つ。
不意のハプニングをスマートに処理。 小さな起点が宴の品格を保つ。
遊び心は場を豊かに彩る。 現代屋のしさ、なぜ今も刺さるのか。
プレゼンやパーティーでの小さなトラブルも、 起点ある対応が評判を高める。
健康は700年前にその大切さを示していた。 なるほどですね。
日常&エチケット応用ネタ。 スマートリカバリー。
会議資料を落としたときは、その資料をさりげなくポケットにしまい、 必要な場面で先ほどの続きをと自然に呼び出す。
うーん、まあまあまあ、悪かないかなって感じですね。
スマートに何事もこう焦らずですよね。
あ、すみません、すみません、あ、あ、あ、みたいなやってると、 ちょっと仕事できない感じに見られがちなんで、
落とした時も、スッとね、進めると、何事もなかったかのようにすると、 スマートにリカバリーできるんじゃないかなって思います。
ワンモーション戻しと細部アレンジ
続いて2つ目、ワンモーション戻し。 飲み会でグラスを倒しそうになったら、サッとテーブルクロスの端を引くなど、
一瞬で元の状態に戻せる。動線を覚える。 すごっ、これできたらめっちゃかっこいいな。
グラス倒れそうになったらテーブルクロスサッと引いて、 ってことですよね、あの、
グラス倒れるのをサッと戻すっていう。 すごっ、こんなゲートを、
一瞬じゃできないですけどね。 やろうと思ったらテーブルクロス引いて、他の食器とか落としそうで、
怖いな。 まあその動線を考えておこうってことですね。
グラスが、ここにグラスを置いたら倒れないかなとか、 そういうテーブルの置き方、テーブルの
グラスの置き方ですね。 っていうのも結構、割と意識するといいかもしれないですね。
肘がぶつかってちょっと倒れちゃいそうだな、ここに置いたらみたいな。 あれ考えられない人ちょっとあれですよね。飲み会の席とかでね。
そこに、そこにそれを置いたら危ないだろうっていうのをたまに見ますけど、 そういうのをしっかり考えられるといいですね。
3つ目、細部アレンジ。 イベント会場のテーブルセッティングで、ナプキンの折り方一つに工夫を加え、
お客様におっと思わせる演出を取り入れる。 これも
結婚式とかだとたまに、 結婚式1回しか行ったことないんですけど、そういうところだと
テーブルのナプキンの折り方が工夫されていたりはしますよね。
なんかありますよね、ああいうの。 パッと具体例出てこないですけど、そんな感じですかね。
はい、というわけで今回はここまでになります。 ぜひ皆さんも日常&エチケットに応用してみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。