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皆さん、おはようございます。こんにちは。花農家&花屋ラジオ、シミズノブユキのここにいます。
普段は花農家と花屋でやがら、新しいお花の取り組みを行っているマルチフローリスト、シミズノブユキが、花業界について明るく楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
というわけで、今日のテーマは、花農家さんから花が安いという相談を受けた話です。
花が安いという話は、花業界でよくある話なんですけど、今は相場が良くないという中で、特に相場が良くない中にさらに良く、ちょっとひどい相場になった時に、
僕のところに電話がかかってきたという話で、なぜ僕のところに電話がかかってきたのかも含めて話していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけで、今週は前日収録ということなんですけども、今日ちょうど生理日であって、農家さんからちょっとたまたま電話がかかってきて、何かなと思って話を聞いていると、花が安かったと。
もちろん僕も出荷しているので、そのことは分かっていたんですけども、どうも安すぎるというクレームですよね。僕にクレームが安いからどうかしろと言っていることではなく、情報を探りに来ているような感じで電話がかかってきましたと。
なんで僕のところに電話がかかってきたかというのはそもそもなんですけど、僕は花農家をやりながら出荷もしているんですけど、出荷体系が若干結構、僕も一応組合組織という中でこの近くの組織に属しているんですけど、
皆さんと出荷品目は被らないという感じで、グループとかで同じ品目をみんなで一緒に作って、数量をいっぱい増やして、販売して、市場の方と取引をしようという考え方なんですけども、この辺また今度話そうかなと思いますが。
僕はそういう中で結構自分でオリジナルというか商品目をちょっとずつ作っていくようなタイプなので、出荷をずっと1年間コンスタントに出荷をするタイプの生産農家なんですよ。
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そういうのもあって、同じ品目ではなくいろんな品目を1年間通じてずっと出荷しているので、ずっと出荷しているから見えてくるって言ってありますけど、いつ安い、いつ高いというのを常に情報として持っているような形なんですよね。
みんなそれを知っているからというのがあって、今は安いのか高いのか。たまたま昨日電話をいただいた人が最近出荷し始めて、それまで出荷が止まっていたという感じで最近出荷をし始めたと。
出荷したけど、今年正直な話ずっと安値なんですけど、そこから追い打ちをかけてさらに安値の安値みたいなことになったというのがあって、そういう行き先もあり僕の方に連絡してきたと。
どうなっているんだと僕に言われてもなというのはちょっと思うんですけど、でも安いですよという話をしていて、その次はやっぱりなんでだという話になりますよね。
農家さん曰く市場に出すということは、お花を売っているという人はだいたい間に生理林産と呼ばれる取引を受け持つ方がいらっしゃるんですけど、
こんなことではないんですけど、若干生理林産の力量とかさじ加減というところで価格が変動することがあるんですよ。
やっぱり人が気に入った人の方をちょっとでも高く売る心境と、あんまり知らない人のお花やし、もちろん安く売ろうというのは間違いなくないんですけど、ちょっと気持ちが入らないとかそういうのは絶対ある中で、
相談してきた農家さん曰く、何か扱いが悪いんじゃないかというようなご相談を受けたんですけど、結果の話から言うとそんなことは全くなくて、どういう売り方というか販売をしているかというのも同じ生産地ということもあって見てるので、
決してそんな悪い売り方をしてたわけでもなく、純粋に世の中のすべてのお花たちが安いと。
多少の誤差等はもちろんありますが、人の人間の信用問題なんで、やっぱり第三地の有名な名前の売れてるようなところとかは、もちろん全体的に平均、普段よりは全体的に絶対安いんですけど、
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やはりめちゃめちゃ安い人と比べたときに、やっぱり誤差レベルでは差はあるんですけど、でもそんなん本当に言うとわかるんですけど誤差レベルの差であって、そんな意地悪されるとか嫌がらせ的に安くなるっていうのは正直このご時世そこまでないんですよね。
昔はあったかもしれないんですけど、相談を受けたという中で、どうも古い年配の方やったんで、なかなか昔がそういう時代があったから余計そういうふうに思ってしまうのかもしれないんですけど、
特に今はセリと言われる中で、要は物をその場で目で見てお客さんがその場でそれを買っていくというよりは、すごい情報社会なので、直接セリというか物を見てその場で買っていくというよりは、
あそこの産地の、あそこの品種のあれが欲しいというような形で、信用問題で花というのを捉えていくようになってきてます。
なので、例えばですけど、とてもクオリティの高いお花がありました。
それがみんなさんに知れ渡ってたら、別にその実在の商品を見なくても他のものを売っていってもらえるんですけど、それが例えばですけど、印象はあそこの花は良くないという印象を持たれたとしたときに、
たとえ良いものを出したとしても、もともとの印象が悪いことによって、商品が多すぎることによって取引が増えすぎてるがゆえに、直接見ることが困難になってきてるという状況ですよね。
なので、本当の買った、これが欲しいと思ったものを実物で見て買うっていうことがほとんどなくなってきたっていう感じなんです。
だから結局はそこはもう信用問題、信用とかずっと良いものを作り続けていくっていうような形で作っていかれる信用なので、
例えば本当に今年の出来が良かった、でも去年の出来が悪かったとか、そういうちょっと不確かなものになってしまうと、やっぱり買う側としたら間違いなくずっと同じような品質のものを選びたくなるっていうのは当然のことであって、
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だから一回単発その時よくても、じゃああの子の持っちゃうこんなものの良いものがなんで安いんだっていうのは、やっぱりその一回だけではなくずっと積み重ねてきてるものが価格に影響してくるっていうような形になってくると。
でなった時、やっぱり昨日の電話の方は、こんだけ良いものが出来たのになんでこんな安いんだろうっていう悩みなんですが、それってその点、一回のセリの点でしか見てないところがあって、
それはあくまでやっぱり今までの積み重ねの信用であったりとか、まあまあ信用もプラスあれば今回の安いっていうのはどちらかと言ったらその生産方というか、もう世の中に花が多すぎるのと、やっぱり世の中で花が売れなさすぎてるっていうのがやっぱりメインではあるんですけど、
まあそれもね、やはり大きな流れであって、その一回一回のセリだけ見てしまうとやっぱりめっちゃ安いなってなるんですが、やっぱり薄々、先週先々週ぐらいが薄々感じてたことなので、だからなんか、やっぱり僕たちはセリ一回で高い安いってなってると思われがちなんですが、
やっぱり全体的にやっぱりトータル的にやっぱりセリっていうものも、出荷、生産農家もそうですけど、いきなりボーンと上がったり、いきなりボーンと下がったりというか、たまにはなんかあればあるんですけども、基本的にはやっぱりある程度予測はしやすい、できるっていうのはやっぱりそれが答えかなってなってきたときに、
やはりその一回一回で一気一流するのではなく、やっぱり長期的っていうか、もうほんまに年間単位ぐらいでもやっぱり計画立てたりとか予測立てたりしていかないと厳しいなっていうのはちょっと感じたかなって思いますね。
でもまあ安いからね、起こりたくなる気持ちもすごくわかるんですけども、まあまあここは頑張っていかなあかんね。
しばらく安そうだなっていうのは僕の感覚かなと思います。
というわけで、本日は以上になっております。
今日一日が皆さんにとって素敵な一日になりますように、どうもありがとうございました。