2025-12-04 09:17

花農家は注文対応には価値を思い付き出荷は厚かましくなく#218

農家直売には価値をつけましょうー
そして
出荷調整、出荷予測を出さない出荷は厚かましくなく


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サマリー

花農家の清水信之さんは、農家直売の価値や価格設定についてお話しされます。また、農家が出荷予定を立てないことや、予約注文に対する考え方が農業の未来にどのように影響するかについても触れられています。

農家直売の価値
みなさん、おはようございます。こんにちは。花農家の花屋ラジオ、清水信之のここにいます。
普段は花農家と花屋をやりながら、新しい女の取り組みを行っているマルチグローレスと清水信之が、花業界について明るく、楽しく、時には鋭く語っていく番組となっております。
はい、というわけでですね、すっかり寒くなってきましたけども、今日のテーマですけども、
農家直売は安くなると思わないでほしいと、農家さんは予定を立てずに出荷して高くしてというのは、おかしいんじゃないかということを、
ちょっと長いですけど、電話の話を聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、そういうわけでしてね、僕も生産農家をしていて、花農家をやっている身として、今日は農家目線からの話になるんですけど、
よく言われるのが、お花を安くくれってわけですけど、農家から仕入れるから安いんでしょう、みたいなオーラをすごく出されることがよくあります。
で、なんて言ったらいいかね、別に安くしてるってやり方はあるんですけど、十分安くしてるんですよ、申し訳ないですけど。
十分安くしてるんですけど、さすがに、人にもよるんですけど、めちゃめちゃ取利益してる人とか、
何か恩があるとか言葉があるんですけど、僕にメリットがある方であれば、もちろん市場取引と同じ金額で卸しても十分利益が取れるっていうのがあるんですけども、
そうでもない人は、ちょっと話が別になってきて、そこはちょっとね、
そんなんやったら、僕がいつもお世話になっている花市場のほうに出荷しますっていうところが、ちょっと本音っちゃ本音かなっていうところですね。
だから、この直売取利益に価値を感じてもらえる人でないと、別に買っていただいてありがとうって、もちろん買っていただいてありがとうっていうのはあるんですけど、
それ以上に農家だからっていうのは、これね、僕お花農家ですけど、それお花農家だけじゃないような気がしてて、
やっぱり農家さんの直売っていうのはちょっと永遠のテーマであって、そこにやっぱり上乗せというか、それ用に用意してるとか、例えば予約注文とかね。
予約注文とかは僕は逆にむしろ、それのために用意するっていうことなんで、むしろ高くするべきだと思ってて。
なんかそういうところで農家だからっていうので、言葉ですけど若干舐められてるっていうのはあれですけどね、そういう感じになってしまうんじゃないかなっていうので。
もちろん先ほども言うんですけど、それ以上に自分としての取引というので、メリットある人に関しては別にいいとは思うんですよ。
僕は自分がしんどいときでもしっかり同じ金額で買ってくれるとか、市場の人とかはそうなんでね。
やっぱり自分、どんだけ相場がしんどいときでもちゃんと取引してくれる人に対しては、いつも持ちず持たれずじゃないけど、そういう取引をしてもいいのかなっていう感じはするので。
もう少し値打ちというか、価値提供という、バリューのほうね、価値提供という中で、元農家さんもちゃんと価値を出すところは出す、出さないというのがあるんですけど、
価値を出さないというか、そこの繋がりであったりとか、そういう違うメリットがある分には別にそこはそこで融通をきかしながらっていう感じで対応していくべきなんじゃないかなとは思ったりもします。
あともう一個あるんですけど、結構このお正月時期だから、年末用のお花が欲しいから予約を入れられるんですけど、
年末用の予約を入れてるのであれば、そこに価格は上乗せはもちろんさせてもらいますっていうので、僕はいつも思ってるんですけど。
けど逆を言えば、予約を取らずに、農家さんが予約は取れないと。
それはなぜなら、栽培がどうなるかわからないから。
代わりというのはあれですけど、栽培したものをできたら出荷するっていうスタイルですよね。
わからんでもないですよね、数が読みにくいからっていうのは。
これから9,2,3分だったら一気に生産量減ってしまうので、数が読みにくいっていうのもあるんですけど、
そこのある程度、100パー数をきっちり出さなくてもいいんですけど、必要最低限の予測数っていうのは出せると思うんですよね。
農業の未来への提言
そこの出荷に対して、予約というか予約で予測を出すからには高く売ってほしいと思うし、
それを出さないのであれば、やっぱりちょっと努力をせなあかんというのはあれなんですが、
価格をちょっとでも上げたいのであれば、そこはリスクをとってでもこれぐらいの数が出荷できるっていう感じで、
予定を立ててあげないと、買う側も予定をつけてもらった方がやりやすいっていうのはもちろんありますよね。
言うたら悪いですけど、できた栽培ができた分をそのままできたできた分だけ出荷して、
かつ出荷したものを高く売ってほしい。
それはそれで若干厚かましいんじゃないのかなっていうような感じはしてて、だからこそ売る方法としては、
しっかり予約に対応する分は対応分としてちゃんとお金をいただいてもいいと思いますし、
予定も出さずに作った作っただけ出荷するのであればそこに高く売ってくれっていうのは、
それは若干厚かましくないのかなっていう感じはするんでね。
正直どっちもどっちやなっていうのを僕は思ってて。
だから年末相場で値段が上がればいいですけど、下がる可能性もあるのでそこは若干ギャンブルでもいいかなと思うんですけど、
下がったときに高く売ってくれっていうのは、やっぱりちょっと農家としても厚かましいのではないかなと思うので、
そこはしっかり予測するとか、ちゃんと予定を上げるというか、
どっちも農家さんに言いたいのは、しっかりとした予測・予定を示してあげるってことは大体でもいいと思うんですよ。
100%きっちり合うと思わない、きっちりじゃなくてもいいと思うので、
そこはしっかりとした予定を出してあげるってことが、これからの農家農業っていうものでは大事なんじゃないかなと思います。
これ、小葉菜農家以外にもズルズルうまいと思ってて、
ストレスがあるのわかるんですよ、生産でこの数を出さなあかんっていうのを決めてしまうと、
ストレスになるのわかるんですけど、そのストレスと戦ってしっかりとした生産予定を立てていくっていうことが、
これから農家として生き残っていくのに必要なことではないのでしょうかっていうのが今日のまとめとなっております。
この話でいうと、やっぱり寒いからだんだんだんだん生産量が落ちてくるから、見込みが難しいところはあるんですけども、
でもその長年の経験の中でこれぐらいは出せるのかなっていうのは、しっかり示してあげたほうがいいと思います。
というわけで、本当に一気に寒くなりましたけども、
今日1日がみなさんにとって素敵な1日になりますように、どうもありがとうございました。
09:17

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