柳家一琴の会の魅力
シェアする落語の四家です。 11月23日日曜日、勤労感謝の日らくごカフェ私は昼夜でした。
まず昼の方は柳家一琴師匠の『柳家一琴の会』です 何度かご紹介してますが、今年の柳家一琴師匠のこの『柳家一琴の会』は、
寄席ネタ寄席でかかるぐらいの尺のネタ、またはその尺にまとめたネタをかけていくということで、
今回もまた力を見せつけていただいたというか、
寄席は声ちゃんとかけろよと、
もっともっと一琴師匠に寄席に出て欲しいなと思わせるネタばかりでございました。1席目はですね、ちょっと珍しい目かな。
かからないってわけでもないですけども『やかん泥』ですね。
間抜けな泥棒っていうのは、例えば『鈴ヶ森』とか、落語には出てきますけれども、このですね『やかん泥』の、
この間抜けな泥棒っていうのは、積極的に馬鹿をやるんですよね。このあたりがすげー面白いなっていうふうに思いまして。
ご陽気に積極的に馬鹿をやる泥棒の下っ端が、一琴師匠は本当にうまいですよね。もうこの表情の一つ一つで、
持っていくんですよ。途中この泥棒がむくれるんですけど、このむくれっぷりとかも
もまたいいんですよね。続いて
これはまあ割とスタンダードナンバーだと思いますが a 町内の若い種
町内の若い種はですね あの
僕の中ではどうしてもたてかは座談志師匠なんですよね でいや座談志師匠以外認めないというんじゃなくて座談志師匠でよく聴いたっていうだけの
話なんですけどもやっぱりあの座談志師匠とその流れの立川流の人のを 聴いて今日の一琴所のですね聞くとですね
やっぱりあの今日の一琴所の方があの話が a 丁寧というか
あの 説明というかですねあのまあなんていうのかなくすぐりも多いんですよね
あのボリュームが大きいです 逆に座談志師匠はやっぱり結構こう
研ぎ澄まして シンプルシンプルに削って言ってやってたんだなっていうことがまあすごくよくわかるんです
けど それだけにですねあの女房のめんたく面倒くさそうな感じですとか
でもやっぱり一琴所やっぱりちょっとどっか削ってるんだよなぁまあその後に編集の 妙みたいなところがですね
やっぱラグを聞く上で楽しいところではあるんですけども 今回も楽しませていただいているというところでですね
やっぱりオーラカーであの全体的に一琴所のこのオーラカーのゲート あの
あのなんか部署の神さんの描き方ねえっとあ 部署のおかみさんの音描き方とあの最初に出てくるその上品なおかみさんとの
この対比みたいなところがですねすごいくっきりと描かれているあたりがですね やっぱ笑いにつながっていくようなっていうふうに思います
で3席目がですねフグ鍋ですねもうそういう季節ですよ うん
まあなんといってもね食べるのはね食べるのは今 何か食べさせたら一琴所がナンバーワンじゃないですか僕はそう思いますよ
まあ何でもですねあの鍋の音もちろんこのフグ鍋のその鍋のそのを食うところっていう そのお金びっくり食べるというところももちろん面白いんですけど
それまでの音そのそれまでに出てくる猫の塩からね この塩からの食い方とかも絶品ですよね
あんま良い書してるんですけど良い書しながら食べるこの死後からの食い方がほんと 絶品でねもう
ヘレヘラが行けばキャラが笑っちゃいましたねうん でフグ鍋でもあれですねあの
明るく笑える話ではあるんですけど やっぱここあの
改めて今日楽しませていただいたからこそ考えたのはやっぱそのお子さんでも命が 欲しいっていうあたりが人間の子だなっていうところですよね
だってねー 暖かいうちに食っちゃった方がいいじゃないですか
なんかお子さんはお子さんとしてこう息で生きていたいんだなっていうところでですね なんか薄く冷え合いみたいなものも感じたりしますね
まあ勝手な想像ですけども で a
な仲入りが開けてですね今度は勘定いたです 正直言いましょう僕はこの話が苦手です
まああの美朗系のネタはみんな苦手なんですけども特にある僕はこの勘定だって話が 気に食わないのは
あの 田舎から江戸に出てくるんですよね
田舎から江戸に出てくるってことはじゃあその間のトイレはどうしてたんですかって いうのがどうしても疑問に残るんですよ
ね新幹線で今日来ましたってわけじゃないんだから
っていうあたりがねちょっとご都合方が付きすぎてるなっていうところもあって まあさらに美朗が苦手なのでっていうところがあるんですが
だいたいよくある話なんですけど嫌いな話であっても力のある落語ががやるとですね つい楽しめてしまうというあたりが落語ですよね
あのやっぱりねあの まあぶっちゃけこれってあの江戸もの目線でいなくもの馬鹿にしてる話の最たるものだ
と思うんですがそういうそのこの話の中きつさみたいなところっていうのが a
一気に書のこのね丸くやる芸だとですね あの目立ってこないんですよねむしろその旅館の
バントーであるとかそういう人たちの方の困惑感みたいなところ あれそれを守っていくのバントーバントーですよね
バントーさんのねあの困惑した感じっていうところがですね まああのアンジャッシュのすれ違いコントみたいなところから
困惑に行くわけですけどもあの辺の表情の音楽しさっていうところがなかなか 楽しめるという感じでございました
でトリネタがですねトリネタが25分なんですが a メカンマです
でメカンマ25分はまああるかなとは思うんですけどもなんと投資です ちゃんと馬に乗るやつですねうん
ですから後駅所にちょっとお伺いしたんですけど本当はフルでやると a
長い所で1時間かかっちゃうらしいですそうでしょうねっていうところがあって まあところどころ
その前半のみんなが知ってるメカンマの部分というところで まあもう版とのやり取りだとかいうあたりを綺麗に編集して飛ばしながら
あの泣かせるところをしっかり流せつつ 馬にね乗ってというところまで僕も初めて聴きましたこの馬に乗るっていう部分ですね
まあ最後まで聴いてもまあなんか何でメカンマなのかって分かったようなわかんない ような感じなんですけどもまあ即質が目かけってことですかね
この1回ふわっとですね 泣かせるようなところがあった上でもう1回笑いに戻して笑って締めるってあたり
なかなかこれ大変だと思うんですけども まあ一気に主張のですね都合ででも見事にまとめられた25分
次回の特別なネタ
大変楽しかったのわけでございます このシリーズ寄席ネタ5席5席あるシリーズがですね次回が最終回
この最終回がですねまたねー これがねすごいよ
1席目『子ほめ』 『子ほめ』じゃんと思うんですけどもなんと一気に主張『子ほめ』は
まだ4回しか行ったことないそうです 若い頃に習ってなんかその後あんまりやってないんで4回しかやってないという
いやーこのね一気に主張だからね『子ほめ』でね 聴きたいなってのはすごいあります
で普段の袴とか目薬とかゴンつけ 芝居違ったゴンつけ長寺んだで
トリの最後のトリネタがですね一部茶番ということで これもですね次回もぜひ行きたいですね時間があったら行きたいと思っ
11月の21日日曜日日曜日の昼間です皆さん行きやすいですからね ぜひらくごカフェに来ていただきたいというふうに思います
シェアする落語の四家でしたではまた