00:01
シェアする落語のshikeです。
本日は、新宿末広邸に、林は花平師匠の新内博雄工業を聞いてまいりました。
平日で仕事だったので早めに切り上げて、途中入場したんですけども、広めはいいですね。華やかで。
メンバーも豪華ですし、その中で、林は肖像師匠の漫談が素晴らしかったですね。
そもそも漫談を入れてくるというところが、古典で鳥を捕る花平師匠にちょっと配慮しているという感じもしたんですけども、
先代三兵との思い出話がしみじみしながら、ポンポンポンと爆笑を取っていく。
これは素晴らしかったなぁというふうに思います。
そしてですね、花平師匠の取りネタは、行くよ餅。
花平師匠はやっぱりですね、きっちりと古典をやりながら、重い感じにならずに脇役を中心に、
どっかポップな、今の人間が生きているような感じの落語をやられるというところが僕は好きなんですけども、
今回の行くよ餅はまさに矢口クワン先生をはじめ、脇役がポンポンポンとポップな感じに、
決して今風というわけではないんですが、そのポップな歓声を刺激してくれると言いますか、
今の歓声を持ったあまり落語なじみなお客さんでもスッと入っていけるような、そういった仕掛けになっているというあたりが僕は大好きですね。
なんかとてもいいなというふうに思いました。
お披露目、落語協会の4方のお披露目はですね、この後浅草園芸ホール、池袋園芸場、国立園芸場というふうに回っていきますし、
5月には落語芸術協会のお二方のお披露目もあったりしますので、
本当に広めの興行というのはすごく楽しいので、
普段寄せにいらっしゃらない方もぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
ということで、シェアする落語の式でした。ではまた。
