1. BTRAXのCEOによるサンフランシスコ・デザイントーク
  2. 【第15回】サンフランシスコと..
2023-10-20 18:36

【第15回】サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社btraxはどんな会社?

#15 サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社btraxはどんな会社?


▽トーク概要 

・btraxとはどんな会社?

・提供しているサービスに関して

・CEO Brandonについて、経歴

・btrax創立に至った背景


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🎙 出演者

Brandon Hill (CEO & Founder, btrax) ⁠⁠⁠Twitter/X⁠⁠⁠

Suzy Ito (UI/UX Designer, btrax) ⁠⁠⁠LinkedIn⁠⁠⁠


🏢 会社概要

btraxは "We design the future by bridging the gaps" をビジョンに、2004年に創業したサンフランシスコ発のデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠から。


【サービス内容】

弊社では新規サービス、プロダクト立ち上げのためのグロール視点での市場リサーチからブランディング戦略、サービス、プロダクトのUI/UXデザイン、新規サービスのマーケティング戦略から施策実行までをサポートしています。


⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠弊社のサービス⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠についてより詳しく知りたい方は、ぜひお気軽に⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ください。


ご視聴ありがとうございました。今後ともデザインに関するお役立ち情報を配信していきますので、是非チャンネルフォローよろしくお願いします!

サマリー

btraxは初めての書籍の販売を決定しました。書籍は『デザインの思考法図鑑』といい、ビジネスに役立つデザインの考え方やメソッドを紹介しています。これまでbtraxは日米のクライアントと20年以上仕事をしてきました。今回の書籍は、新たなバイブルとなること間違いなしです。btraxはサンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社で、ウェブデザインを中心に始まりましたが、現在はプロダクトのデザインやブランディングにも成長しています。しかしながら、AIの進化によってウェブデザインはコモディティ化し、価格競争や著作権の問題が発生する可能性があります。

btrax初の書籍の販売
この度、btrax初の書籍の販売が決定しました。
書籍のタイトルは、発想から実装までデザインの思考法図鑑。
btraxが日米のクライアント様と約20年にわたりお仕事をしてきたナレッジを凝縮した一冊。
ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドをカバーしています。
これからの企業の成長に欠かせないデザイン的マインドセットを学ぶ第一歩として、
すべてのビジネスパーソンにとっての新たなバイブルとなること間違いなしです。
現在、アマゾンにて予約受付を行っています。
詳細は、ポッドキャストエピソードの概要欄のリンクをチェックしてください。
11月2日より、全国の書店でも販売開始予定です。楽しみに。
サンフランシスコデザイントーク、この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社のCEOが、
日本で働くデザイナーやデザインをビジネスに取り入れたい方向けに、
様々なトピックについて深く話します。
ということで、ブランドンさん、おはようございます。
今回からMCが変わります。
ありがとうございます。
ということで、自己紹介からしていきます。
ビトラックスでUI UXデザイナーをしている伊藤鈴香と申します。
よろしくお願いいたします。
ということで、さっき、前MCの角間くんと、引き継ぎのいろいろタスクをしていたんですが、
btraxのサービスの提供
そこで気づいたことが、まだ我々について全然喋ってないぞということで、
今回は弊社、弊社ビトラックスについて話していけたらなと思います。
ということで、まずブランドンさん、我々がどういうサービスを提供しているか。
もう十何回目なんですけど
よく考えたらちゃんと自己紹介と
誰やねんっていう話をしてなかったので
このビートラックスって会社
今我々はサンフランシスコにいますけど
日本のクライアントさんと
アメリカのクライアントさんが思って
それぞれの国のクライアントさんに対して
少し違うサービスを提供してますね
日本のクライアントさんに対しては
新規事業を生み出すための
アイディエーションワークショップをやったりとか
プロトタイピングを作ったりとかしたりとか
あとは実際に海外に展開する日本企業のブランドの
海外向けのブランディング施策をやったり
手掛けたりとかするのが
メインのお仕事になっており
日本クライアントのプロジェクトの
ほぼ全てに近いんですけども
日本国内だけじゃなくて海外マーケットも
視野に入れたような観点での
デザインサービスを提供していると
逆にアメリカとか非日本企業に対しては
日本向けの進出に関わる
ローカリゼーションであったりとか
ブランドローカリゼーションであったりとか
あとは実際のプロダクトに関わることもあったりとか
マーケティングユーザーリサーチとか
そういったことをやっていて
日本進出に関わるデザインサービスを提供している
そのクロスボーダーで
サービスを提供している会社になります
かなり幅広く
広いですね
過去の事例とかいくつか
そうですね
たくさんやったんですけれども
皆様が知っている会社とか
話してもいいよっていう
実績でいうと
ウェブサイトに載っている程度
ウェブサイトに載っている程度でいうと
例えばアメリカだとテクノロジー会社の仕事が結構多くて
初期の頃にやったのは
Xperia Japanの立ち上げの
皆さんも今使っている方がいるかもしれないですが
旅行するときの予約サイトの日本向けのものを
かなチャンのために作ったりであるとか
最近だったら
アドベの仕事を結構やってたりとか
あとはツイッターの
日本に対してのワークショップをやったりとか
スクエアというペイメントの会社の日本向けのブランディングを
そういったものをやっていますね
日本の会社さんであれば
結構メーカーとか
自動車会社とか家電とかが多かったりするんですけれども
松田の新しいモデル
EVのモデルの
UXデザインとかコンセプトを作るときに
アメリカのサンフランシスコで
クライアントさんと一緒にアイディア出しをして
ユーザーインタビューをしてスペックとかデザインを一緒に考えていった
というプロジェクトをやったりとか
最近だとスバルさんのアメリカ向けのアプリ
デジタルアプリのプロトタイプを作ってユーザーテストをしたりとか
直近でよくやっているのは
農業研究のヤンマーさんの
海外向けのブランディングを含めた
アニメを使ったブランディングを
結構1年近くやっていてこれからもどんどんやっていく
ものなんですけれども包括的な
グローバルブランディングを日本の
コンテンツアセットであるアニメを使って
アニメエキスポという展示会に展示したりとか
実際にアニメ作品をアニメスタジオと一緒に作り始めていたりとか
そんなことをやっていますね
私もLAのアニメエキスポに行ったんですが
今一番楽しみにしているプロジェクトだと思います
相当ぶっ飛んだやり方なので
ほかの場所はなかなかやっていないような
プロジェクトなので非常にエキサイティングですけど
前例がない分本当に思考錯誤で
大変なことは日々ありますね
やっぱり今までの中で一番気に入っているプロジェクトとか
ヤンマーはもうすでにずっと楽しいプロジェクトで
クライアントさんの人たちも非常に楽しんで
面白そうにやっていただいてますし
プロダクトのデザインとコンテンツのデザインと
ブランディングというのを全て一貫して
海外向けにやっているので
我々が今まで培ってきたノウハウとか
ケーパビリティを全部乗せたので
とても楽しいですね
ありがとうございます
では次に
ビートラックスの会社としてはちょっと置いておいて
ブランドンさんの経歴と始めたばかりのbtrax
ブランドンさんについて経歴とか
いろんなところで話したりいろんな記事に載っているので
今更感あるんですけど
僕は父親がアメリカ人で母親が日本人でして
生まれ育ちがほぼ日本なんですよね
北海道なので日本語流暢にしゃべっているんですけれども
大学からアメリカサンフランシスコでして
デザイン科
辻と同じ大学の
カルフォルニア州立大学サンフランシスコ校の
デザイン科を卒業しております
卒業直前ぐらいからこの会社を始めておりまして
就職できなかったから
デザイナーとしての就職を失敗しまして
それで自分の会社何も考えずに
よくわからないままノリで始めて
何とか今のところ続いているということなので
経歴は実はすごくシンプルで
履歴書とかだったら1、2行で終わっちゃうんですよね
サンフランシスコの大学卒業して
ビートラックスの代表をやってます
以上
そんな感じです
他の会社で働いたことを実はお恥ずかしがながらなくて
社会人経験もないもので
いろいろいろんな方に教えていただいている状態です
でも行動力がすごいですね
行動しないと死んじゃいますからね
アメリカは特にすぐホームレスになっちゃうんで
この街は
ビートラックスじゃ流れというか仕方なく会社を経営というか
仕方なくなんですけど
それと同時に超自意識過剰だったんで
俺が世界で一番優れたデザイナーだくらいの
勘違いをしていたから
その時は自信満々でしたね
その時は自分でデザインをして
自分がメインのデザイナーで
アシスタントをスタッフで
インターンとかでアシスタントを入れて
俺の仕事を手伝うくらいの勢いでやり始めてましたね
会社というかブランドンさんがデザイナー
個人事務所っぽい感じでスタートしたんですけど
2年目くらいかな
入ってきたインターン生が
美大に行っている大学生がいたんですけど
全く僕が歯が立たないくらいに優秀だったんですよ
こんなすげえ奴いるんだと思った瞬間から
自分がメインでやるのは諦めようっていうか
自分よりすごい奴が世の中にいるっていうのを目の当たりにした瞬間から
その人たちと一緒にやったほうが絶対いいなと思って
気持ちを切り替えました
ちなみに最初にやってたサービスとかデザインってどういうものが?
ウェブデザイン会社で始めたので
btraxの成長
完全に僕自身がウェブデザイナーを
大学生の時からフリーランスでやってて
いわゆるウェブ制作ってやつですけど
ウェブサイトのUIのデザインと
あとHTMLとかCSSのコーディングとか
ちょっとバックエンドのPHPとかデータベースとかの組み込みとか
ワードプレスのカスタミゼーションとかCMSとか
ちょっとeコマース作るのとか
そういうのを主にやってたので
最初の3、4年くらいは完全にウェブデザイン中心の会社でしたね
ちょっとずつ今のUI, UXだったり他のことを
サンフランシスコっていう街が
非常に移り変わりが早くて
特にスタートアップとかどんどん生まれる街なので
何だろうな
必要とされるサービスの変化が半端なく早い中で
ウェブデザインがすごいコモディティ化していったんですよね
コモディティ化っていうのは単価が下がっちゃう
ウェブデザインだとそんなに
大きなお金をいただけないサービスになってきた
そんな特殊な技術じゃなくなってきたりとか
あとは各種CMSがどんどん充実していくと
そんなにプロのデザイナーじゃなくても
LPぐらいは簡単に作れちゃうような時代になったりとか
あとは海外とか違う地域へのアウトソース
オフショアとか
サンプラスフォーって基本物価高いので
物価が安い地域に住んでいるデザイナーとかデザイン会社に
発注すると単価を下げられるということで
アメリカのもっと郊外とか
もっと言うとアジア インドとかベトナムとか
そういうところにオフショアで発注する時代に
今もなっているんですけど
そこに巻き込まれていくと価格で勝てなくなるから
もうちょっと付加価値の高い
プロダクトのUIとか全体的なUXとか
サービスのデザインとか
あとはブランディングとかそっちに成長させていった感じですかね
今のウェブサイト制作ソフトウェアとか
プラットフォームってすごいですよね
テンプレがもうできている状態だったり
ちょっと前までで
Figmaとかでもすごい効率よかったりとか
あとはWixとかスケアスペースとか
そういうクラウドサース系でも
テンプレがあったりする
プラス最近はそれにAIが入ってきたものだから
もう人力でデザインコーディングのニーズが
すごい下がるっていうか
一瞬でウェブサイトなんていうものは
理想的なデザインが機械が作り出せるような時代にもなってきてるんで
いわゆるウェブデザイン業っていうのが
ちょっと危うくなる可能性が高いけど
日本でまだありますよねと思ってます
AIの進化とウェブデザインの将来
確かに多い気がする
日本は結構フリーランスのウェブデザイナーとか
ウェブ制作会社みたいなものが
普通にプレーンなサービスとしてあるんですけど
多分どんどんブラック化していくはずですね今後
単価が下がり価格競争に巻き込まれ
長時間労働が発生したりとか
AIとの戦いがあるので
徐々に淘汰される気がしますけどね
確かに
プラットフォームの名前は忘れちゃったんですけど
一回AIでウェブサイト作ってみたんです
文字をテキストポポポって入れたら
ポンって全部作っちゃうんですよ
色とかも作ってくれちゃって
私より正直できてる
上手なデザインしてるなって思って
あれ多分
しばらくあと数ヶ月か数年
もしかしたら数年くらいまでは
作ったフリしてデザイン会社とか代理店が
ああいうのを使ってクライアントに収める
フェーズがあるかもなんですけど
徐々に気づかれる、バレるかもね
例えば10年前
10時間かかったものが
今5分でできるような
ぶっちゃけなってるんですよ
それをクライアントさんが知らないと
10時間分のお金を払ってくれるんですけど
あれもしかしてAIで簡単にできるやつじゃない
ってバレた瞬間に仕事が止まっちゃう可能性あります
ちょっとそこのコピーライトらへん
うやむやがちょっとまだAIが新しすぎて
そうね
米国のコピーライトオフィスみたいなものが
定期的に発表してるんですけど
最新のだと
僕が読んだ発表だと
AIが作り出したクリエイティブに関しては
人の手が全く入ってない場合
逆に言うとちょっと手を入れればいいって話なんで
いくらでもやるようによってはできちゃうんですけど
ジェネレティブAIみたいな
生成AI一発
ボタンクリック一発で出したものをそのまま使うと
その利用者にも著作権がないので
パブリックドメインになる
パブリックドメインってのは
誰でも使っていいような作品になってしまう
ちょっと恐ろしいかもしれないですね
使い方は
法律とか決まりは今後
デザイナーを注意していく必要はある気がしますね
ありがとうございます
最後にですね
現在何やってるかと過去を振り返ったので
最後に今後
どうビートラックス展開していきたいか
どういうことをしていきたいか
うちの会社は冒頭言ったみたいに
幅広くいろいろやってるんですけど
クリエイティブ系の仕事っていうのが一番楽しいし
メインでやっていきたいので
サービスのデザインとかプロダクトのデザインとか
ブランディングを作り出すっていう
ゼロから何もないところから作り出すっていうこと
それをビジネスに
いろいろと活用していくっていう
そこのレベルをどんどん上げていって
日本とアメリカだけじゃない仕事とかも
どんどんやっていきたいし
クリエイティブの会社としての
地位を
プレゼンスを上げて世界的にもっと知られる
会社にしていきたいなっていうのが目標ですね
いいですね
はい
あと何か言い残りがありますか?
人材採用中でございまして
常に
現在はサンフランシスコのオフィスと日本のオフィス
えっと
人材採用中なので
興味ある方は
ビードラックス.コム募集してると思います
ありがとうございました
サンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています
番組概要欄にあるGoogleフォームから
お送りいただけますのでお便りお待ちしております
最後までお聞きいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
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