2023-10-27 30:36

【第16回】リスナーのご質問7つに回答!デザインスキルの定義、デザインの独学方法など

#16 リスナーのご質問7つに回答!デザインスキルの定義、デザインの独学方法など


▽トーク概要 

・「デザインスキル」の定義

・デザインスキルやマインドセットの独学方法

・ユーザーが抱える潜在的な課題の発見と解決方法


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Suzy Ito (UI/UX Designer, btrax) ⁠⁠⁠LinkedIn⁠⁠⁠


🏢 会社概要

btraxは "We design the future by bridging the gaps" をビジョンに、2004年に創業したサンフランシスコ発のデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠から。


【サービス内容】

弊社では新規サービス、プロダクト立ち上げのためのグロール視点での市場リサーチからブランディング戦略、サービス、プロダクトのUI/UXデザイン、新規サービスのマーケティング戦略から施策実行までをサポートしています。


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ご視聴ありがとうございました。今後ともデザインに関するお役立ち情報を配信していきますので、是非チャンネルフォローよろしくお願いします!

サマリー

BTRAXは初の書籍の販売を開始しました。その書籍は「デザインの思考法図鑑」というタイトルで、ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドについてカバーしています。さらに、デザインスキルの定義やデザイナーとしてのスキルやマインドセットを習得する方法などについても話されています。デザイン志向とは、ユーザーの欲求を理解し、潜在的なニーズを発見して解決することが重要です。また、共感することは相手の立場に立って体験することであり、ブランディングではストーリーテリングの重要性が認識されています。このエピソードでは、企業家の特徴として、執念深さや反骨精神の重要性が話されています。また、サンフランシスコの人柄やマインドセットについても触れられています。

BTRAXの書籍の販売開始
この度、BTRAX初の書籍の販売が決定しました。
書籍のタイトルは、発想から実装までデザインの思考法図鑑。
BTRAXが日米のクライアント様と約20年にわたりお仕事をしてきたナレッジを凝縮した一冊。
ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドをカバーしています。
これからの企業の成長に欠かせない、デザイン的マインドセットを学ぶ第一歩として、
すべてのビジネスパーソンにとっての新たなバイブルとなること、間違いなしです。
現在、Amazonにて予約受付を行っています。
詳細は、ポッドキャストエピソードの概要欄のリンクをチェックしてください。
11月2日より、全国の書店でも販売開始予定です。楽しみに。
サンフランシスコデザイントーク
この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社のCEOが
日本で働くデザイナーやデザインをビジネスに取り入れたい方向けに
様々なトピックについて深く話します。
ということで、本日もよろしくお願いします。
今日はですね、アッキーさんから質問を7ついただいているので、
デザインスキルの定義だったり、デザインの読学方法なんかをカバーしていけたらなと思います。
はい、これはこのポッドキャストの概要欄に質問フォームを設けておりまして、
そこから質問をいただいたもので、かなりボリュームのある濃い内容が
一人から複数来ていますので、それを一つずつ答えていこうと思っております。
質問ありがとうございます。
じゃあまず一つ目からいきます。
デザインスキルの定義
アメリカだとジェネラルスキルとしてデザインスキルがあるとおっしゃっていましたが、
ここで言うデザインスキルとはどこまでのレベルのことを言っているのか、
ブランノンさんの定義をお聞きしたいです。
そうですね、これデザインの基本的スキルって3つあると僕は思ってまして、
基本中の基本でタイプグラフィーとレイアウトと色ですね。
その3つをきっちりと理解して資料を作ったりプレゼン作ったり
ビジュアルデザインができると基本的なジェネラルスキルがあると僕は思っていまして、
全て理論的にちゃんとアラインを揃えるとか文字の大きさをバランスとるとか
色のコントラストをちゃんとつけるとかそういうものが一通りのスキルが揃っていれば
デザイナーじゃなくても基本的なデザインスキルがあると考えているし、
どんなデザイナーであってもそれは全員できないと
デザイナーとしての仕事にはならないと思っています。
というのが答えですかね。
ありがとうございます。
タイプグラフィー、色、レイアウト。
レイアウトってスペースの取り方とか。
2つ目いきます。
2回目の放送においてブランドで一番重要なのは一貫性であるとおっしゃっていました。
そこで例えばスタートアップがあらかじめリリースしていたプロダクトをやめてピボットする際や
大企業が子会社をいくつか作る際は
それぞれにおいて当初、スタートアップ、親企業、大企業と同じブランディングを保つのか
それとも改めて新しくブランディングする必要があるのか気になりました。
これはケースバイケースだと思います。
例えばスタートアップのピボットだと
この辺のスタートアップでもピボットをたくさんして成功したところはありますけど
厳密に言うとAirbnbもピボットしていたりするんですね。
Airbed and Breakfastみたいな、Airbedを置くみたいなところから
もう少し部屋を貸すみたいになっていったので
名前はそんなに変えていないし、ブランドも変えなかったケース
もっともあまり知られていなかった時代だったからっていうのはありますよね。
Instagramもピボットしたケースなんですけど
もともとバーボンっていう名前もロゴもビジュアルも全く違うアプリサービスがあって
そこの内容をちょっと変えたものを再リリースした時にInstagramと名前とブランドを変えまして
行ったケース。いい悪いじゃなくてどっちでもいいんですね。
大企業とか子会社みたいな概念で言うと
日本が分かりやすいのは多分楽天とRecruitの差ですかね。
楽天って楽天何々っていうサービスがたくさんありますね。
楽天市場から始まって楽天銀行とか楽天カードとか楽天トラベルとか
他にも多分あると思うちょっと僕は理解してないんですが
楽天ってブランドがついていてサービス名がつくっていうのがあって
これは楽天のブランドリクイティというブランド資産を引き継いだ形で
サブサービスとして展開し
楽天コイントとか楽天IDとかが使えるのかな。
多分同じ概念はYahooもそうだと思うんですけど
Yahoo何とかっていうのでYahooIDを使う。
その一方でリクルートのサービスって複数多分あって
JalanとかSumoとかリクナビとかZexyとかあるんですけど
全部名前違ってリクルートなんとかってほぼリクナビぐらいか
本体のリクルーティングサービスぐらいで
それ以外のライフスタイルサービスにおいては使ってないケースですよね。
なのでメインとなるブランドを育ててそこから展開させたいのか
それぞれ個別のサービスとしてのブランドを立てていきたいのかっていう
ブランド戦略においてどうするかで決まってくる形。
アメリカだとGoogleはGoogleなんとかで全部統一してますし
ロゴとかカラースキムも基本一緒の音色とかになっているので
そこを引き継いでいる形ですね。
多分アメリカの方がブランドユニティ統一性は保っているケースが多いと思います。
あとはついでに言うとアメリカって多くのスタートアップは
1ブランド1サービスが多いので
一つのスタートアップが複数のサービス展開ってあまりしない
ある程度の大きさにならないとしないので
Pinterestっていう会社Pinterestしかやってないとか
DropboxはDropboxしかやってないとか
そういう感じになるのでシングルブランドでやっていく感じ。
多くはピボットしても名前は変えてないと思いますね。
ちなみにメリットデメリットってあるんですか?それぞれ
そうですね
これTwitterがXになった回で話したんですけど
デメリットはそれまでユーザーとかファンが多い場合に
名前とブランド変えちゃったら
ブランド資産が一気にリセットされるので
作り直さなきゃいけないっていうことがあります。
メリットとしては
そのブランドがまだ知名度が高くない場合とか
ブランドのイメージと名前が合ってない
そのピボットした後のサービスにあまりにも合ってなさすぎる場合は
変えたほうがいいっていう感じですかね。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあ3つ目いきます。
デザイナーへの転身とスキル習得
3回目の放送において旅するデザイナーという例をもとに
人と違うことがデザイナーとして強みになるとおっしゃっていました。
そこで例えばデザイナースクールに学生時代に通っていないなど
これまでデザインのバックグラウンドがない人が
あるきっかけでデザイナーに興味を持ち
実際に転身してご活躍される方は
日本とアメリカでいらっしゃるのでしょうか。
学校に通わなくてもデザイナーとしてのスキルや
マインドセットを習得する方法などをお聞きしたいです。
たくさんいると思います。
途中からデザイナーになる人はたくさんいるし
職種が多種にわたっているので
もともと違うことをエンジニアだったりとか
他のことをやっている人がデザイナーになるケースは
多くありますね。
学校に行かずにもオンラインコースを取ったりとか
あとは独学でやるケースとかも
仕事をし始めちゃってそこから学びながらやるケースもありますね。
一番避けた方がいいかなってなんとなく思うのが
学んでからしかデザインしないとか
学んでからしかデザインの仕事をやらないのが
一番僕は良くないと思っていて
学んだことをすぐアウトプットにつかないと
人間多分忘れるし身につかないので
学びながらデザインも
仕事でもいいし自分で趣味でやるのでも
何でもいいんですけど
ウェブサイト作るのでもいいんですけど
それをやりながらじゃないと身につかないと思うんですけど
結構日本の方って律儀で真面目だから
まずは学んでから身についたらデザイナーやりますとか言ってるんだけど
それだと永遠に学び続けてるだけでいつまでたっても
デザイナーになれないのではと思ったりしていますね。
結構相談でデザイン勉強したいんですけどとか
デザインすごい興味あるんですけどどうしたらいいですかとか聞かれるんですけど
じゃあ今まで何かデザインしたことありますかって言ったら
学んでからしようと思ってますっていうのは
多分デザイナーに向いてないかなと思っていまして
あれですね、僕よく例えるんですけど
プロの歌手になりたい人がカラオケで歌ったことない
だったら多分無理な気しない
多分ね
プロの歌手になりたい人はまずはカラオケで
それなりに得意な曲あるはずなんだけど
ボイトレしてからカラオケ歌いますって言ってたら
こいつないなって思うので
何でもいいから作っちゃうほうがいいと思います
実際デザイナーとして仕事始めて
結局ずっと学び続けないといけない職業なんですか
そうですね、終わりもないし始まりも曖昧なので
確かに
あれ資格もないから
確かに
と思います
デザイン志向とユーザーの欲求
じゃあ4つ目いきます
7回目のデザイン志向とは
エンドユーザーと実際に対話し
欲求を理解する重要性について理解しました
一方で健在的欲求だけでなく
ユーザーが気づいていない潜在的な欲求に気づき
課題解決を行うことも重要だと思います
そこで実際の業務の中で
潜在的な欲求をどのように発見し解決していくのかに関して
ご経験お考えなどがあればお聞きしたいです
これ非常にレベルの高い質問でして
デザイン志向とかサービスアイデアションする際の
一番の重要項目であり難易度の高い課題だと思いますね
ユーザーが本人たちも気づいていないような
ニーズとかをどのようにして
作る方が
汲み取れるのかっていうのは
永遠のテーマですよね
なのでデザインリサーチとかの分野で
ユーザーインタビューとかをすると思うんですが
まず何欲しいですかって聞かないってよく言われますよね
こんなの欲しいですか何欲しいですかっていう
直接的に欲しいものを聞き出そうとすると
あれができますね早い馬車ができますね
知ってます早い馬車
早い馬車知らない
早い馬車知らないOKOKよかった
早い馬車っていう表現が
よくデザイン志向とか
サービスデザインの領域では使われるんですけど
早い馬車を作るなよって言われるんですね
どういうことかというと
有名な話です
自動車会社のフォードという会社がアメリカにありまして
そこの創設者がヘンリーフォードという方なんですが
その方のインタビューなんですね
その方が言ってたのが
その人って車を発明したに近い人なんですけど
その人がビジネスを考えてた時に
サービスを考えてた時に
もしユーザーに欲しいものを聞いて
その通り作ってたら
今頃自動車じゃなくて
早い馬車を作ってたって言ってた
どういうことかというと
馬車の時代に自動車ってものが存在してない状態で
世の中の人に何お困りですか
何が欲しいですかって聞くと
馬車の馬がスピードが遅かったり
途中で止まったりして
結構そこがめんどくさいんだよねって言う
そこでもうちょっと早く走れる馬と馬車を作ろうって作ると
お客さんからはそうそうこれが欲しかったって言うんですけど
自動車の発明には繋がらない
そこでどうしたかっていうと
そういうニーズがあるのは分かっていながらも
潜在的に彼らが欲しいのは
今目に見えているものである必要はなく
安定して早いスピードで
A地点からB地点に移動できる手段さえあれば
それは必ずしも馬車である必要はないのではと
解釈して生み出されたのが自動車と言われているんですけど
そういう考え方なんですね
なのでユーザーに聞くときに
何が欲しいかよりも
どういうことに不満を感じているのかとか
どういうことに興味があるかっていうような
間接的なものを聞き出して
それをリフレーミングって言われるんですけど
解釈して変換してサービスアイデアに落とし込むっていう
プロセスになると思いますので
そのやり方がいいんじゃないかなと思います
これは私も聞けてよかったです
仕事に活かせる
よかったです
じゃあ次の質問いきます
UX レザインにおいて
共感することとは
ユーザーに共感することが重要だとおっしゃっていたのですが
共感するについてより詳しくお聞きしたいです
ここで言う共感するとは
相手の立場に立って実際に体験することを通して
共感するということでしょうか
赤ちゃんや小さい子供の例があったので
どのように共感するのだろうと疑問に思いました
これもすごくレベルの高い質問でして
理想的なのは相手の立場に慣れるといいですね
これもうちのワークショップとかで説明したりしている
ロンドンの警察の実験って知ってます?
知らないです
なんだっけな
ロンドン市警が
街を歩く女性の気持ちを理解するために
みんなでハイヒールを履いて歩いてみたっていう
それではなるほどこんなに歩きにくいんだなとか
そこを理解した上で
パトロールとかをより女性に対してしやすくする
そんなことをやったらしいんですけど
その立場になってみるっていうのは一番いいんですけど
赤ちゃんや小さい子供に慣れないですからね
そうなってくると
その子たちの動きを見ながら
なるべくどう感じてるのがなんだっけ
seeとかhearとかfeelとかそういう図があるんですけど
あれで相手を観察しながら
どういうことを感じてるんだろう
どういうことを言ってるだろうかっていうのを
メモしていきながら
共感していくというプロセスになると思いますね
じゃあ次いきます
6つ目の質問です
ストーリーテリングの重要性
ブランディングに関してロゴを載せないデザインが
増えてきていることや
その分ストーリーテリングの重要性がより認識されているなど
興味深くお聞かせいただきました
ぜひBトラックスのブランディングの例であったり
他に興味深い例などがございましたら
もっとお聞きしたいです
そうですね
ブランドにおけるその裏にあるストーリー
ということなんですが
うちの会社のお話をすると
うちの会社のブランドは名前もロゴも
一つのテーマがありまして
どういうことかというと
Bトラックスという名前は
これは実は音楽関係の言葉です
トラックというのが音楽のトラックで
トラック1、2、3、4とか
Spotifyとかでリストで曲が見えると思うんですけど
それがトラック1、トラック2とかって
DJとかが言ったりするトラックで
その複数形がSが付くので
スペルを変えてXにしてトラックス
Bというのはレコード
バイナル版の黒い円盤のレコードが
A面とB面というのがあって
表がA面で裏がB面になってますね
曲が入る
曲を載せるときに
うちの会社はデザインエージェンシーなので
表のA面がクライアントさんで
彼がそれを支える裏面だという
ブランドステータメントになっている
これもともとなんでそんな音楽の感じになっているのっていうと
僕自身が最初にサンフランシスコに大学行ってたとき
音楽勉強してて
ミュージシャンになろうとしてたので
それの名残をちょっともじってというか
この由来を使って
そのままブランドストーリーにしている
ロゴもそれに合わせて
黒い丸になってるんですけど
レコードのモチーフにしてあると
そういう形
うちの会社のブランドストーリーはそういうこと
ありがとうございます
もう一つクライアントさんのケースで
数年前に日本のブランドの海外進出の仕事をさせていただいたんですけど
タビオという皆さんもご存知かと思いますが
靴下のブランドがありまして
日本ではかなり大手の
いろんな町にお店があるタビオという会社がありまして
そこの米国進出のプロジェクトで
ウェブサイトとか動画とか
イーコマースサイト作ったり
マーケティングプロモーションしたりしたんですけど
そこで一つブランドストーリービデオっていうのを作ったんですね
その時に社長さんにインタビューして
タビオのブランドの話をしてもらったんですけど
その中で特にいいストーリーだったのが
実はアメリカに進出するのは今回初めてじゃないんです
もともと数年前に
一回チャレンジしようとしましたと
うまくいかなかったって話をするんですね
どういうチャレンジかというと
せっかくなんで
ニューヨークの町のど真ん中の
5番街みたいなところで
ティファニーとかが並んでる
そこに日本トップの靴下屋さんということで
お店を出そうとしたらしいんですよ
店舗を借りたいんでっていう不動産屋さんに申し込んだところ
靴下屋さんはここでは出せないですねって言われたんだって
靴下なんかを売るのに
こんな一等値は貸せませんっていう風に言われたんだって
それがすごい悔しかったっていう
靴下をワガニしてるのかみたいなことで
悔しい思いをしたと
今回再チャレンジになるんだけど
そういうこともあって今回は
フルデジタル B2C型の無店舗で
オンラインだけで売る方式で
それのリベンジとしてやりますっていう話をしてるんですけど
ブランドストーリーとしては非常に
上手くいかなかったけど
もう一回頑張ってやってきますよっていうのは
映画のように結構共感得るっていうか
聞いてる人を聞き込まれますよね
そういうのを作りましたけど
いい話でしたね
いい話
確かに映画っぽいですね
じゃあ最後の質問です
ブランドンさんは10年以上サンフランシスコに滞在されて
たくさんの企業家にお会いしたとおっしゃっていました
ぜひ過去のスタートアップの経営者が
共通して持っていたスキルやマインドセット
企業家の特徴
や反対にあまりみんなが意識していないような
こんなスキル経験を持っていて
イノベーションを起こしていたなど
斬新な例などがございましたらお聞きしたいです
そうですね
これは
企業家っていろんなタイプの人がいて
性格もキャラも強みも弱みも
千差万別で
一人一人全然違う人たちなんですけど
そういう人たちの中でも
共通していることがあるとすれば
2つかなと思いますね
この2つ実は
日本の人全般的にあまり
得意じゃない人が多い2つなんですけど
1つは
かなりですね
執念深いですね
諦めない
周りに何を言われようともどう思われようとも
それをずっと貫き通すような
真の強さみたいなのがありますね
スタートアップって本当に
将来が分からずに
暗中模索しながら前に進んで
周りからも何を言われるか分からないような
偏人扱いされたりするんですけど
それも
気にせず前に突き進む
真の強さ執念深さみたいなものが1つ
もう1つは
非常にですね
反骨精神が強く肩破りっていうですね
日本で言うと
ある程度不良みたいな
結構
世の中的には
メインストリームにいなさそうな
かなりやんちゃな感じの
人たちなので
企業側って結構
反逆者的なところあるので
世の中の仕組みとか既存の企業とかを破壊して
新しいものを作り出し
場合によっては結構
法律ギリギリラインのグレーゾーンの
ビジネスモデルをやったりするから
今までないものを作るっていうのは
そこに法規制とかもないことが多いので
多くのサービスが
合法かどうかも分からないレベルのものをね
実はやったりするじゃないですか
そこに対しての
気合と覚悟が必要なので
そこに反骨精神がすごい必要で
お利口さんだとなかなかできないだろうなという感じなので
いわゆる日本でいう
エリートとか
貧困法制な感じの
優等生みたいな人っていうのは
アメリカにいる企業家とは
だいぶ種類の違う人種なんじゃないかなと
思っていて
そういう方が実は結構
サンフランシスコ地域とかに
日本から活躍している企業家として来るんですけど
あんまりうまくいかないんですよね
お利口さんすぎて
すごい頭が良くて
容量が良くて
効率も良くて
ロジックも立つんですけど
ガッツと気合と
執念深さと反骨精神が
やっぱりアメリカではないと
真面目にやろうとしても
うまくいかない世界だったりするので
そこがこの辺の企業家は
かなり芯が太く
強い人たちじゃないかなと思っています
サンフランシスコの人柄とマインドセット
ちょっと危なっかしいぐらいが
そうですね
そうじゃないと周りも
あんまり期待してくれないし
投資家とかも興味持ってもらえないので
芯が細くて
真面目そうでいいけど
あんまり
続かなさそうだなと思われるかもしれないので
これって土地の人柄なんですかね
サンフランシスコの人柄
それは僕調べたことがあるんですけど
サンフランシスコって歴史的に
そうみたいで
ゴールドラッシュっていうのがあって
そこで金が取れるっていうので
多くの人が
アメリカの違うところとか
他の国から来て
一攫千金っていう金をゲットして
大金持ちになるので
目指してやってきた人たちがたくさんいたの
そういう人たちの多くが
結構
あまり
行儀がいい人たちじゃなくて
借金抱えてたりとかギャンブルやってたりとか
するような荒くれ者で
そういう人たちが借金返済するためとか
そういうことで
こっちに来て一発逆転しようと思って
ギャンブル的に来て金をゲットしようと
してきた時期が
1800年代中盤ぐらいにあって
そこから一気にサンフランシスコで人口増えていったんですけど
そういう人たちのDNAが
受け継がれてたりとか
カルチャーが受け継がれてる
っていうのがあるので
それが現代にも続いている概念なので
他の国とか他の地域で
うまくなじめなかった人とか
うまく出世できなかった人が
こっちで逆転するために
やってくるっていうのは多いんですね
今一番有名な
イーロンマスクとかももともと
南アフリカなんですけど
いじめられてたりとか
全然なじめなかったりとか
結構家庭の問題とかがあって
スタンフォード大学行ったけど
3日で辞めるとか
そこも学校にもなじめなくてみたいな感じで
それで自力で
開拓していったみたいな
開拓民的なスピリットを
持っている人だと思うので
そういう人たちが活躍するんだろうな
っていう気がしますね
ちなみにこれ
日本にいる方でこういう
イノベーションとかイノベティブな
マインドセットが欲しいっていう方は
どうしたら
サンフランシスコに来る
住んだ方がいいですね
日本にいると分からないですねこの感覚は
なので
短期でもいいんで
一回来てちょっと住んでみれば
日本で
すごく気にしてたこととか
大切だと思ってたことが
アメリカに来ると意外と
どうでもいいことになってくる
細かいこと気にならないとか
周りの評価とか気にしすぎてたことに
気づくと思うので
来てみるといいかなと
それはめちゃくちゃ感じました来たときに
実際に体験してみるといい
いいと思いますね
今ので
7つの質問
以上ですよね
ありがとうございますアッキーさん
いい質問ですね
全て素晴らしい質問でした
難しかったです
ギリギリまでこれどうしよう
ありがとうございました
以上で
締めますね
サンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを
募集しています番組概要欄にある
Googleフォームからお送りいただけますので
お便りお待ちしております
最後までお聞きいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
30:36

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