1. BTRAXのCEOによるサンフランシスコ・デザイントーク
  2. 【第14回】日本人デザイナーが..
2023-10-13 23:47

【第14回】日本人デザイナーが海外で活躍するための指南書

#14 日本人デザイナーが海外で活躍するための指南書


▽トーク概要 

・海外で活躍する日本人デザイナーが少ない理由

・日本人デザイナーこそ海外で働くべき理由

・海外で活躍するためのステップ

・デザイナーを採用する側の視点

・デザインスキルを証明するスクール/資格


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🏢 会社概要

btraxは "We design the future by bridging the gaps" をビジョンに、2004年に創業したサンフランシスコ発のデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠から。


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サマリー

BTRAXの初の書籍「発想から実装までデザインの思考法図鑑」は、ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドをカバーしています。日本人デザイナーがアメリカで活躍するためには、英語のコミュニケーション能力が重要であることや、海外で働く会社での経験が第一ステップとして挙げられています。デザイナーの採用にはポートフォリオだけでなく、チームとの相性や共通した理解も重要です。また、デザインに関する資格やサーティフィケートを持つことは採用にプラスになる一方で、ガリューや異なる理解を持つ人材との協力はコストがかかります。

BTRAX初の書籍の販売
この度、BTRAX初の書籍の販売が決定しました。
書籍のタイトルは、発想から実装までデザインの思考法図鑑。
BTRAXが日米のクライアント様と約20年にわたりお仕事をしてきたナレッジを凝縮した一冊。
ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドをカバーしています。
これからの企業の成長に欠かせない、デザイン的マインドセットを学ぶ第一歩として、
すべてのビジネスパーソンにとっての新たなバイブルとなること間違いなしです。
現在、Amazonにて予約受付を行っています。
詳細は、ポッドキャストエピソードの概要欄のリンクをチェックしてください。
11月2日より、全国の書店でも販売開始予定です。楽しみに。
サンフランシスコ デザイントーク
この番組は、サンフランシスコにあるデザイン会社の社長が、
日本で働くデザイナー、デザイナーを目指している方、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、
デザインに対するインサイトや今後のデザイナーのあり方、
プロダクトや企業のデザイン戦略について、深く話します。
おはようございます。
本日のテーマは、日本人デザイナーがアメリカで活躍するには、ということで話していこうと思います。
これ、ちょっとどういう…
かなり重要なトピックであり、僕ぐらいしか話せる人がいないんじゃないかと自負しているトピックになるので、
とても重要、かつ情報がなかなか世の中にないので、
デザイン会社の経営者目線から見る、日本人デザイナーとは、
そしてそういう人たちがアメリカで活躍するために何が重要かというのを話せればなと思います。
そうですよね。
日本にいて、シリコンバレーとか検索すると、シリコンバレーエンジニアですとか、
日本人だけど、ガーファームエンジニアですみたいな人とかよく出てくると思うんですけど、
シリコンバレーデザイナーですとか、そういうのってあんまり聞かないですよね。
シリコンバレーだけじゃなくて、多分アメリカ全米全体見ても、
日本人のデザイナーで活躍してますという人が、そんなに母数多くない気がするんですよね。
一方で、エンジニアですという人、僕も個人的に知ってる人もたくさんいるし、
実際、ネット上とかソーシャルメディア上でも、
グーグルエンジニアですとか、さっき言ったガーファっていうのは、
アップルとかアマゾンとかそういうところを含めたメタのエンジニアですとかっていう人を、
それなりの数見るし、あったりしますよね。
ちょっとそういうパーティーとかに行くと、
日本から来てこっちで働いてるエンジニアですみたいな人は結構いる。
サンフランシスコ、シリコンバレーだけじゃなくて、多分違う都市、シアトルとか他の都市にもいると思うんですよ。
なんですけど、デザイナーですっていうのはあんまり聞かなくないですかっていうところから、
そのなぜから行こうかなっていう。
なぜなんですか?
いくつか理由があって、
テクニカルな理由と、あとは能力的な理由っていう2つがあると思うんですね。
テクニカルっていう部分から説明すると、
すごい現実的な話で言うと、
エンジニアはビザが取りやすくて、デザイナーはビザ取りにくいっていうのはあるんですよね。
もうちょっと具体的に言うと、
僕弁護士じゃないんで、別にアドバイスするつもりないんですけど、
就労ビザっていうのがあって、
それが限られた職種にしかなかなか発行してもらいにくいものでして、
特殊能力を持っているというかですね、
技術職の人に出すものなんですね、就労ビザがアメリカは。
その技術職のど真ん中にいるのが理系のエンジニアなので、
エンジニア職に就く方がアメリカで就労ビザを獲得しやすいっていうのが、
現実的なテクニカルな理由でありますね、一つね。
もう一つは能力的なもので言うと、
エンジニアとデザイナーで求められるコミュニケーション能力の差が大きいっていうのがあるなと思っていて、
エンジニアって基本的にはコーディングをすることが多いので、
人と話す時間やプレゼンテーションをする時間よりも、
コードを書いていることの方がメインになる仕事だと思うので、
英語力がそこまで高くなくても仕事として、
エンジニアとしてのスキルが高ければ通用する世界だと思うんですが、
デザイナーってデザインスキルプラスアメリカだと特に、
日本人デザイナーの海外での活躍の第一ステップ
デザインスキルとディスカッションスキルって非常に重要なんですよね。
コミュニケーションスキルですね。
人に伝えるとか人の言っていることを理解する。
それをちゃんと英語という言語を使ってやらなければいけないので、
そこのハードルがちょっと高いっていうこと。
あともう一つ、これ日本の人に会うと結構思うんですが、
エンジニア系の人って結構海外に対しての、英語とかに対してのハードルが低いんですね。
というのはコーディングをする言語が英語を書いているんですよ結構。
プログラミングラングレッジが、
If notとかelseとかwhileとか、
そういう言葉自体が英語で文法を書いていたりとか、
あとは専門用語がルーティーンとかオブジェクトとか、
そういうのが英語でやっているので、
翻訳の必要がないというか、最初から英語で書いているし、
英語で学んでいることが多いので、
英語に触れる機会が多い分、海外に来た時にそこに抵抗が少ないんですけど、
日本のデザイナーに会うと結構海外思考が薄いというか、
国内思考が強いんですよね。
それは日本国内のデザインと海外のデザインで、
用語が違ったりとか、メソッドが違ったりとかして、
海外で通用するためにはその学び直しというのが結構必要で、
僕は逆にアメリカの大学でデザインを学んでいるので、
日本語の表現を逆に知らないんですね。
例えば色で言うと、
たぶん英語だとSaturationとかBrightnessとか、
HSBというのがあるんですけど、
Hueとか、それが日本語だとメイドとかサイドとかという感じなんですよね。
フォトショップとかのUIがもう漢字になっているんですけど、
それを一回日本語で覚えちゃった人は、
英語で学び直さなければいけなくなるので、
若干学びハードルが高いので、
英語で理解して英語で表現するということが、
ちょっと労力が必要になってくるというのがあって、
結構国内にとどまりがちなんだと思うんですよ。
ただ、何だろうな、
これちょっと次のトピックで話したいんですけど、
デザイナーこそ海外で働くべきと僕は思っていますよ。
理由?
まず、うちの会社のビジョンの一つとして、
デザイナーの地位を上げたいというのがあって、
というのは日本でデザイナーの地位が低いんですよ。
それなりに最近は知名度が認知されてきたけど、
それでもスタートアップはまだいいぐらいで、
大きな企業やメーカーになると、
デザイナーの立場たる意味ではめちゃくちゃ弱いというか、
価値を理解してもらいにくい状態になっていて、
待遇も良くないし、関われる仕事も限定的なんですね。
ずっとデザイナーだけで企業に居続けることって難しいから、
独立してフリーランサーになるんですけど、
フリーランサー的に考えても、
そんなに待遇が良いとは思っていないんですね。
その一方でアメリカは特にテクノロジー系の会社やスタートアップにおける、
デザイナーの立場の重要性が高いので、
役割の重要さとか待遇の良さというのは格段に違うんですよ。
なので、日本にいるデザイナーってすごく優秀だと思っていて、
世界的に見ても、細かいところをちゃんと作り込めるとか、
根気よくものづくりができるという機質的に、
ものすごいデザイナーのクオリティが高いんですけど、
日本国内でずっと留まっているにはあまりにももったいないスキルじゃないかなと。
せっかくそれだけのスキルがあるんだったら、
海外でもっと活躍したらと思っているんですけどね。
今テクニカルな話だと思うんですけど、それ以外のところでどういう難しさが?
それも単純に海外で働くという発想がない人が多いので、
エンジニアとか企業家って日々スタートアップのこととかテクノロジーのことを学ぶときに、
海外の情報って仕入れるじゃないですか。
テッククランチを見たりとか、最新のスタートアップの動向とかをチェックするときに、
国内もあるけど、特にアメリカとかのテクノロジーの動きとかって気になるじゃないですか。
AIとってもアメリカ進んでるし、自動運転とかもそうだったりとか、
宇宙産業とか、イーローマスクがどうことか、テスラがどうことかって必ず出てくるじゃないですか。
触れる機会は多いんですけど、
デザイナーって海外情報に触れる機会ってそんなに多くないと思っていて、
普段の生活の中で。
ゆえに海外に目が向かないので、発想の転換で、
最近ここ数ヶ月で話題になってる、
日本で寿司握ってたら年収400万だけど、アメリカ来たら3000万になりました。
あれも多分お寿司を作ってる人って国内思考が強いというか、当たり前なんですけど、
築地とか銀座とかそういうところで握って一流シェフとかなるけど、
発想を転換すると、
これハワイ行ったらものすごい需要があって特殊技術だからお金たくさんもらえるんじゃない?
って思って行ってみたらものすごい年収10倍ぐらいになったとかってありえるんで、
デザイナーも発想の転換というか、その入り口がうちの会社だと僕は思ってるんですけどね。
ビートラックスで働くっていうのが、日本のデザイナーが、
例えばビートラックスジャパンで就職したデザイナーの方もサンフランシスコ出張来たりとか、
場合によっては配置転換で、本社勤務というかサンフランシスコ勤務とかもありなので、
常に人材募集してるんですけど、そこにチャレンジしてみたら面白いんじゃないかと思ってます。
やっぱり日本人デザイナーの方が海外で活躍するための第一ステップというのは?
第一ステップで言うと、すっげーベタになっちゃうけど、まず英語。
英語でのコミュニケーションというのは重要ですね。
かといって英会話スクール行けばいいってわけではないので、
仕事で英語を使う環境に見置くことが一番重要なんですけど、
私の会社でそこまで英語が得意じゃない人でも半年くらい働いてると、
それなりに仕事では使えるようになってますけどね。
英語でプレゼンするとか、その辺ですかね、まずは。
英語を身につけた上で、ビートロックスのような日本プラス海外でも、
本社もしくは支社があるような会社で働くみたいなところが最初の?
いくつかあると思うんですけど、
うちってデザインエージェンシーっていう形なので、
デザイン会社でデザイナーやるのもいいし、
あとは大きな会社、Googleみたいなところのデザインチームに
応募してみたりとかするのもいいし、
あとは勇気があるならフリーランサーとして海外の仕事を受けるみたいなのを
やってみてもいいかなと思ってて、
ちょうどそれで何だっけ、
日本で話題になっているインボイス制度みたいなものが
最近ざわついているのを見て、
気づいたのが、日本ってクリエイターとかデザイナーとかの
個人事業主、消費税かかるんだと思って、
サービス業に消費税かかるんだと思って思い出してたんですけど、
アメリカって物以外に消費税基本かからないので、
うちの会社もそうなんですけど、請求書に消費税の欄がアメリカはないんですね。
アメリカでは、これカルフォルニア州ですけど、
多分全部の州がそうだと思うんですけど、
サービス業に消費税はかからないという概念、
消費するものがオブジェクトというか物理的なものじゃない限り、
物販じゃないと消費税ってかからないので、
まあ楽っすよねっていう。
税金の処理が楽。
デザイナーの採用評価基準
一回クライアントさんから消費税をもらって、
それを年末に政府に納めるような手続きがない分、
日本はあるんですけど、
アメリカがない分、ファイナンスが楽っていうか、
資金繰りが結局変わらないんですけど、
ただ一時的にお金を受け取らない分、
シンプルでいいですよねっていう。
なのでインボイス制度を反対している方は、
アメリカで働いたらその制度ないっていうか、
消費税がないんで楽っすよって思いましたっていう。
素朴な感想。
アメリカで働くときに働きたいってなって、
アプライというか会社で働きたいですっていうレジュメというか、
申し込んだときに採用側はどういうふうに判断されるんですか?
デザイナーって履歴書と一緒にポートフォリオというのを出すんですね。
作品集みたいな。
ポートフォリオが当てにならないなと思ってて、実は。
採用側のこれぶっちゃけの話になっちゃうんですけど、
結構デザイナーってポートフォリオを充実しなさいって言われるんですね。
採用のためには。
これが良くないと採用されない。
もちろんそうなんですけど、
僕なんかはだいぶ候補者見てきてわかったのが、
ポートフォリオを信じすぎる、過信すると危ないぞと思ってて。
というのは2つぐらい問題があって、
1つはどこからどこまでが自分その人がやったかがわからないことが多いんですよね。
グループでチームで作るから、
例えばすごい適当に言いますけど、
iPhoneのUIデザインしましたって書いてたとして、
絶対その人一人でデザインしてないじゃないですか。
その人がどこの部分をやったのかっていうので、
他のチームメンバーとの関係性において、
実は本当2%ぐらいしかやってないけど、
全部自分がやりましたみたいな感じでポートフォリオになっちゃってると
こっちが勘違いしちゃうんで、
そこは冷静に見なきゃっていうのと、
あとは学生とかに多いんですけど、
すごいかっこいいデザインとかポートフォリオに載ってて、
この人すごい優秀だなと思うんですけど、
学校のプロジェクトって好きにやっていいよっていうのが結構多いんですよね。
自分の好きにデザインできる。
でも現実の仕事ってクライアントさんの条件とか予算とかタイムラインとかで
いろいろ制限がつくんですよ。
その中でやりくりしながらデザインを作っていく作業になるので、
自由度が低い分、自分の好きなかっこいいデザインってできないことが結構多いんですね。
アクセスビリティとかいろんな制限がつくので。
なので大学生、特に新卒とかのポートフォリオに気をつけなきゃいけないのは、
そこに載ってるものがどういう制限があってやってるのか、もしくは制限ないのか。
ないんだったらもう好き放題デザインできちゃうんで、
本当かっこいいのってできちゃうんですよ。
例えばハンバーガー作るときに、マクドナルドよりおいしいハンバーガーって作れそうな気がするじゃないですか。
でもなぜかというとマクドナルドより時間とお金をかけるからなんですよね。
でもマクドナルドぐらいのスピード感と、マクドナルドぐらいの低予算の素材で作らなきゃいけなくなると、
あれが一番最適解だと思うんですよね。
そういう感じで、ポートフォリオを過信しない、こっちが見る方が過信しないということを学びました、採用側としては。
それでいうと、エンジニアの方とかだとコーディングテストとかでスキルチェック、仕様機関とかあると思うんですけど、
デザイナーの方の採用となると、そういうコーディングチェックみたいな仕様機関とかあるんですか?
ありますよ。ケースによればですけど、3つぐらい見るところがあって、
1つはポートフォリオを目の前でプレゼンしてもらうんですよね。
そこでどういうポイントを考えて、どういうふうにデザインしたのかという言葉で説明してもらうっていう、そこで質疑があるのが1つと、
あとは人によるんですけど、お題を出して何日以内にデザインしてみてくださいというテストプロジェクトみたいなのをやってもらうケースと、
あとは新卒だったら結構インターンやってもらって、実プロジェクトに入ってもらって、他のスタッフとのティームワークがうまくできるかどうかっていうのをチャレンジしてもらったりとか、
そんな感じで現場でどれだけ活躍できるかをそこで見るようにはしていますね。
実際それでうまくいかなかったケースとかもあるんですよ。
デザイナーのスキル証明
ポートフォリオが素晴らしく、プレゼンも素晴らしかったけど、実際チームとしてやってみたときにあまり噛み合わせが良くないというか、
というのはデザイナーって仕事によってどういうチームメンバーとどういうプロセスでやるかってケースバイケースがあって、
例えばマーケターとかエンジニアとかプロジェクトマネージャーと一緒にやるのが得意な人もいれば、
ある程度コーディングも自分でちょっとやって、デザインもやって、
プロマネーみたいなこともある程度自分でやる方が好きな人、得意な人とかもいるので、
それはチーム編成としてうちの会社に向き不向きっていうのがあって、
それは能力が良いとか悪いとかじゃなくて、相性の問題っていうか、
その人の希望と我々の希望が合致するかどうかなので、そういうのもあったりしますので、
デザイナーの採用って結構繊細っていうか、
エンジニアよりももうちょっと難易度高いかなと僕は思ってますけどね。
エンジニアの方の方がどっちかというと定量的に評価しやすいのと、
あとある程度独立した仕事の切り出し方ができるというか、
モジュールとしてそこの部分のコーティングっていうかデベロップメントをするとか
いうのがある程度できるんですけど、デザインって切り出したら
ろくな結果にならないっていうか、今の時代ユーザーエクスペリエンスって全部つながってるので、
一部切り出してここだけデザインしてくださいってやると、
つなげた時にガタガタのデザインになってユーザー使いにくいんですよ。
チームワークである程度進めていかないと成り立たない業種なので、そこ重要ですね。
最後に聞いてみたかったんですけど、スキルの証明っていう観点で言うと、
例えばコロナの時とかすごい盛り上がりましたけど、プログラミングスクールとか、
例えば42東京とかの修了証を持ってますみたいな、
エンジニアとしての実力の担保じゃないですけど、
そういうのってすごい分かりやすいエンジニアの方だったりするのかなみたいな、
AWSなんとか資格みたいなのがあるんですけど、
デザイナーとかデザインに関することで、
そういう資格とか学校とかで評価の対象になるものとかあったりするんですか?
うち仕組みで決めてるわけじゃないんですけど、
例えばGoogleのUX検定とかあるんですね。
サーティフィケートってやつなんですけど、
それがないと採用しないわけじゃないんですけど、
それがあるとある程度共通したUXに関しての理解がされてると見なせるので、
体系価値したチームを選挙してるってことですね。
言葉は、Personaって言ったら分かるし、
デザイナーの採用プロセス
何を指してるか、どういう風に作るかとかも分かるし、
ジャーニーマップって言ったら、あれのことねって分かってくれるんで、
プラスにはなりますね。
逆に、ガリューでやった人で、
その人のジャーニーマップとうちの会社が考えてるものにズレが生じたこととかもあって、
そこが学び直しでコストが発生するので、
ある程度サーティフィケート的なものとか、
そういうコースを取りましたっていうのはプラスになりますね。
少し仕事のしやすさの証明っていうか、
ある程度そこはやっとくのがおすすめですね。
特に英語で、英語で受ける。
なるほど、ありがとうございます。
今日はそんな感じでしょうか。
人材募集してますんで。
興味ある方はbeatrax.comで載ってますんでよろしくお願いします。
サンフランシスコデザイントークでは、
番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にあるGoogleフォームからぜひ送信してください。
ということで本日の収録を終了します。
ありがとうございました。
23:47

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