サンフランシスコにおけるスタートアップの動向を振り返っていくところと、
今後さらに10年の展望をお聞きしていこうと思います。
そもそも、何でスタートアップの話が出てくるかというと、
サンフランシスコという街でどんな活動をしていたとしても、
スタートアップとは切ってきれない関係に必ずなるので、
僕自身もスタートアップ企業家では厳密にはないのですが、
デザインの会社を経営していく上で、
常にスタートアップとの関わりとか、
友人、個人的なつながりとか、
仕事でもスタートアップの会社の仕事を受けたりとか、
あとはイベント等でスタートアップ系のイベントに行ったり、
何かしらそことコラボしたりすることが多いので、
必然的にスタートアップやスタートアップ企業家との接点が常にあります。
その中で時代の変化とともに、
主にデジタルテクノロジーを中心としたスタートアップの変化、
それに関わるデザイン、UXデザインとかサービスデザインに関するトレンドを
常に肌で感じながら生活しているということで、
個人的な見解を話せればなという気がしてお話ししましょうか。
ありがとうございます。
まずどこから話したらいいのか?
ちょうど昨日スタートアップのイベントに行っていた時に、
プレゼンターの一人が説明していたのですが、
時代を大きく分けて、彼は3つに分けていました。
インターネット、モバイル、AI。
サンフランシスコシリコンバレーにおける
スタートアップの発展に欠かせないテクノロジーというのが、
まずはインターネットの普及。
1990年代後半から2000年中盤くらいまでが
インターネットを軸としたスタートアップが出てきていて、
その後にスマホを中心としたモバイルテクノロジーが発展していて、
ここ数年でAIがどんどん発展しているので、
そこで時代が変化していますよという話をしていて、
彼は第3次スタートアップ革命みたいなものが、
今は革命前夜みたいな感じ。
まだビッグバンみたいなのは起こっていないんだけど、
その直前に今いるんじゃないかと。
なので、今日この後ちょっと話すかもですけど、
AIに関することを今仕込んでおく時期に来ているぞ、
みたいな話をしていましたね。
振り返りで言うと区切りがいいので、
過去10年くらいの話を今日はしようかなと思っていますね。
そうですよね。
過去10年になると、
ブランドンさんは大学生の時からいらっしゃると思うんですけど、
10年前ってどんなシリコンバレーを感じましたか?
10年前って、ちょっと待ってくださいね。
ちょっと思い出すんですけど、
10年前って2013年ですが、
たぶんサンフランシスコの街が
シリコンバレー以上にスタートアップ熱が強い
マックス時に近いかな。
たぶんマックス時、2015年、2016年くらいなんですけど、
超加速していく、
急成長の真っ只中みたいな感じで、
シェアリングエコノミーのサービスが
どんどん普及している時期。
スマホが普及したのが2010年前後で、
それを使ったサービスで、
ソーシャルメディアはちょっと前からあったんですけど、
それ以上にマネタイズとかビジネスモデルでいうと、
シェアリングエコノミー、
これから全部シェアする時代になるぞみたいな
風潮の時期だったと思うんですよね。
全部何も所有する必要ないでしょうみたいな。
ウーバー、リフトみたいなライドシェア、
日本でもやっと導入されるかもって言われている
ライドシェアがどんどん普及して始めていって、
エアビーみたいな民泊、
人の家に泊まることで、
自分の家借りなくていいかも。
ロケーションフリーでノマドできるよねっていうライフスタイルとか、
それ以外にも諸々所有しない自由、
場所に縛られない自由なライフスタイルっていうのが
シェアリングエコノミーで全て実現するよねみたいなことがあって、
それ関連のスタートアップが、
今ってそんな残ってないんですけど、
山ほどあったんですよね。
いろんなシェアリング、全部シェアみたいな感じで、
オンデマンドって言われる、
必要なときだけ使うっていう概念。
その多くが淘汰されたんですけど、
例えば、
選択オンデマンドランドリーっていうのがあって、
ワシオと、もう一個あったんですけど名前忘れたんですけど、
すごい便利なサービスで、
モバイルでリクエストすると朝、
洗濯物を取りに来てくれて、洗ってくれて、
夕方とか夜とか仕事終わって家に帰ったらそこに届けてくれるっていう。
なのでコインランドリーとか、
洗濯屋さんに持ってかなくていいっていう超便利サービスがあって、
今ないんですけど、
そういう会社とかがガンガンユニコーンになってたわけよ。
投資とか受けて。
なんですけどない理由は、
儲かる見込みがないっていう。
ユニットエコノミー的に成り立たない。
経済が成り立たないっていうことで、
いつまでたっても黒字にならないんで、
需要供給バランスで考えるとならないので、
閉じたりとか、
あとは、2013年からだと、
まさにコワーキングスペースですね。
オフィスも持たずに、
コワーキングで良くないっていうので、
今有名なウィーワークがありますけど、
ウィーワーク以外にも山ほど市内にあったんですけど、
ウィーワークが出てきたことで、
どんどんウィーワークに全部取られちゃって、
無くなって、
今はウィーワークもやばいみたいな。
結局その時の、
いわゆるシェアリングとオンデマンドサービスを使った
ライフスタイルで、
世界が全部一変するっていう予想が、
100%当たらなかった。
シェアリングで残っているものとかはあるし、
オンデマンドサービスは今あるものもあるんですけど、
結局、所有したいよねとか、
固定させたいよねとか、
あまり自由すぎるものに対して、
受け入れられなかったものとかもあったので、
2013年から10年近くは、
いろんな実験を、
テクノロジーを活用した新しいライフスタイルの実験を
してたわけですよ。
そして、2020年くらいのコロナになって、
それがいっぺんに否定されたっていうか、
シェアリングエコノミーがコロナで一番打撃が大きいんだよね。
シェアするってことは感染するじゃないですか。
分かりますよね。
人と人と一緒に、
感染リスクがものすごいバカ高くなるので、
経済として成り立ちにくいっていうプラス、
感染リスクを考えたときに、
それはできないよねっていうことで、
多くのものが淘汰されて、
一回リセットして今の時代にいるっていう。
ざっくり言うとそんな感じですけど、
何かありますか、質問。
そうですね。今の話は結構ローカルというか、
現地のスタートアップにおける
現地のスタートアップの話だと思うんですけど、
ビートラックス自体は2004年スタートだと思うんですけど、
日本人企業家が熱というか、
シリコンバレー調査をしていたみたいな、
そういう熱の中まりみたいなのを感じたのは、
この10年どういう風に変わってきたのかっていうのを聞いてみたいです。
すごい、2004年のスタートは
まさに日本からこっちに来る方、
マックス時期だったと思いますね。
当時がマックスなんですか。
当時すごかったですね。
ファクターがいくつかあって、
今言ったらユニコーンブームみたいなのが出てきたので、
ユニコーンスタートアップみたいな、
時価総額が高いみたいな。
興味があるということで、
日本から来る企業系のビジネス系の人もたくさんいたし、
あとはスタートアップっていうもの、
言葉自体が日本でだいぶ普及したんで、
その本場であるスタートアップとか企業家とかを見に行きたいっていう、
若者というか学生系の人たちとかも、
夏休み利用したりとか休学してものすごい来たりとか、
そういう人たちがいっぱい来て、
あとは円高がすごくて、
今の半倍?半分?っていうか、
1ドル80円より低いみたいな、
70何円とかいう時期もその時期だった、
多分記憶してるんですけど、
があったので、
超来やすかったっていうことがあって、
僕もその時期って本当に、
毎日毎日、
毎日日本から来る人に会ってたりとか、
日本から来た学生インターンとかもめちゃくちゃ多い時期で、
マックス寺、
12人いたんですよ。
ビートラックスの社員その時12人いて、
インターン12人いて、
社員1人につきインターン1人みたいな比率だったんですよ。
なんだこれ、
それぐらいすごかった時期で、
スマホが、
結局あれですよ、
スマホがアメリカの方が普及が早かったんですね、結局。
日本はガラケーがあったのと、
iPhoneの発売が1年遅かったんで、
なのでスマホアプリのサービスっていうのが
アメリカがスマホアプリのサービスっていうのが
スマホアプリのサービスっていうのが
スマホアプリのサービスっていうのが
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