2023-10-06 33:24

【第13回】これまでの10年間のシリコンバレーを振り返る

#13 これまでの10年間のシリコンバレーを振り返る


▽トーク概要 

・10年前のシリコンバレー

・btraxに求められるニーズの変化

・シリコンバレー 一強に関して

・今後10年の展望


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Brandon Hill (CEO & Founder, btrax) ⁠⁠⁠Twitter/X⁠⁠⁠

Suzy Ito (UI/UX Designer, btrax) ⁠⁠⁠LinkedIn⁠⁠⁠


🏢 会社概要

btraxは "We design the future by bridging the gaps" をビジョンに、2004年に創業したサンフランシスコ発のデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠から。


【サービス内容】

弊社では新規サービス、プロダクト立ち上げのためのグロール視点での市場リサーチからブランディング戦略、サービス、プロダクトのUI/UXデザイン、新規サービスのマーケティング戦略から施策実行までをサポートしています。


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ご視聴ありがとうございました。今後ともデザインに関するお役立ち情報を配信していきますので、是非チャンネルフォローよろしくお願いします!

サマリー

BTRAXは初の書籍販売を行っています。この書籍は『発想から実装までデザインの思考法図鑑』であり、デザインの考え方やメソッドについて取り上げています。サンフランシスコのデザイン会社の社長は、10年間のスタートアップとシリコンバレーの動向を振り返り、未来に向けての展望について話しています。シリコンバレーは、かつてアメリカが圧倒的に先行していた場所であり、日本からも多くの人が訪れて盛り上がりを見せました。一時停滞していた時期もありましたが、最近ではAIの盛況や資金調達の便利さなどから再びシリコンバレーが注目を浴びています。彼は、シリコンバレーの歴史的な動きや日本人がシリコンバレーに来る理由、ドルで稼ぐメリットについて話しています。

BTRAX初の書籍販売
この度、BTRAX初の書籍の販売が決定しました。
書籍のタイトルは、発想から実装までデザインの思考法図鑑。
BTRAXが日米のクライアント様と約20年にわたりお仕事をしてきたナレッジを凝縮した一冊。
ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドをカバーしています。
これからの企業の成長に欠かせない、デザイン的マインドセットを学ぶ第一歩として、
すべてのビジネスパーソンにとっての新たなバイブルとなること間違いなしです。
現在、Amazonにて予約受付を行っています。
詳細は、ポッドキャストエピソードの概要欄のリンクをチェックしてください。
11月2日より、全国の書店でも販売開始予定です。楽しみに。
サンフランシスコ デザイントーク
この番組は、サンフランシスコにあるデザイン会社の社長が、
日本で働くデザイナー、デザイナーを目指されている方、
デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、
デザインに対するインサイトや今後のデザイナーの在り方、
プロダクトや企業のデザイン戦略について深く話します。
おはようございます。
本日は、デザインというところからずれるかもしれないのですが、
サンフランシスコで長く経営されているブランドンさんに、
今までの10年間のスタートアップ、
10年間のスタートアップとシリコンバレーの動向
サンフランシスコにおけるスタートアップの動向を振り返っていくところと、
今後さらに10年の展望をお聞きしていこうと思います。
そもそも、何でスタートアップの話が出てくるかというと、
サンフランシスコという街でどんな活動をしていたとしても、
スタートアップとは切ってきれない関係に必ずなるので、
僕自身もスタートアップ企業家では厳密にはないのですが、
デザインの会社を経営していく上で、
常にスタートアップとの関わりとか、
友人、個人的なつながりとか、
仕事でもスタートアップの会社の仕事を受けたりとか、
あとはイベント等でスタートアップ系のイベントに行ったり、
何かしらそことコラボしたりすることが多いので、
必然的にスタートアップやスタートアップ企業家との接点が常にあります。
その中で時代の変化とともに、
主にデジタルテクノロジーを中心としたスタートアップの変化、
それに関わるデザイン、UXデザインとかサービスデザインに関するトレンドを
常に肌で感じながら生活しているということで、
個人的な見解を話せればなという気がしてお話ししましょうか。
ありがとうございます。
まずどこから話したらいいのか?
ちょうど昨日スタートアップのイベントに行っていた時に、
プレゼンターの一人が説明していたのですが、
時代を大きく分けて、彼は3つに分けていました。
インターネット、モバイル、AI。
サンフランシスコシリコンバレーにおける
スタートアップの発展に欠かせないテクノロジーというのが、
まずはインターネットの普及。
1990年代後半から2000年中盤くらいまでが
インターネットを軸としたスタートアップが出てきていて、
その後にスマホを中心としたモバイルテクノロジーが発展していて、
ここ数年でAIがどんどん発展しているので、
そこで時代が変化していますよという話をしていて、
彼は第3次スタートアップ革命みたいなものが、
今は革命前夜みたいな感じ。
まだビッグバンみたいなのは起こっていないんだけど、
その直前に今いるんじゃないかと。
なので、今日この後ちょっと話すかもですけど、
AIに関することを今仕込んでおく時期に来ているぞ、
みたいな話をしていましたね。
振り返りで言うと区切りがいいので、
過去10年くらいの話を今日はしようかなと思っていますね。
そうですよね。
過去10年になると、
ブランドンさんは大学生の時からいらっしゃると思うんですけど、
10年前ってどんなシリコンバレーを感じましたか?
10年前って、ちょっと待ってくださいね。
ちょっと思い出すんですけど、
10年前って2013年ですが、
たぶんサンフランシスコの街が
シリコンバレー以上にスタートアップ熱が強い
マックス時に近いかな。
たぶんマックス時、2015年、2016年くらいなんですけど、
超加速していく、
急成長の真っ只中みたいな感じで、
シェアリングエコノミーのサービスが
どんどん普及している時期。
スマホが普及したのが2010年前後で、
それを使ったサービスで、
ソーシャルメディアはちょっと前からあったんですけど、
それ以上にマネタイズとかビジネスモデルでいうと、
シェアリングエコノミー、
これから全部シェアする時代になるぞみたいな
風潮の時期だったと思うんですよね。
全部何も所有する必要ないでしょうみたいな。
ウーバー、リフトみたいなライドシェア、
日本でもやっと導入されるかもって言われている
ライドシェアがどんどん普及して始めていって、
エアビーみたいな民泊、
人の家に泊まることで、
自分の家借りなくていいかも。
ロケーションフリーでノマドできるよねっていうライフスタイルとか、
それ以外にも諸々所有しない自由、
場所に縛られない自由なライフスタイルっていうのが
シェアリングエコノミーで全て実現するよねみたいなことがあって、
それ関連のスタートアップが、
今ってそんな残ってないんですけど、
山ほどあったんですよね。
いろんなシェアリング、全部シェアみたいな感じで、
オンデマンドって言われる、
必要なときだけ使うっていう概念。
その多くが淘汰されたんですけど、
例えば、
選択オンデマンドランドリーっていうのがあって、
ワシオと、もう一個あったんですけど名前忘れたんですけど、
すごい便利なサービスで、
モバイルでリクエストすると朝、
洗濯物を取りに来てくれて、洗ってくれて、
夕方とか夜とか仕事終わって家に帰ったらそこに届けてくれるっていう。
なのでコインランドリーとか、
洗濯屋さんに持ってかなくていいっていう超便利サービスがあって、
今ないんですけど、
そういう会社とかがガンガンユニコーンになってたわけよ。
投資とか受けて。
なんですけどない理由は、
儲かる見込みがないっていう。
ユニットエコノミー的に成り立たない。
経済が成り立たないっていうことで、
いつまでたっても黒字にならないんで、
需要供給バランスで考えるとならないので、
閉じたりとか、
あとは、2013年からだと、
まさにコワーキングスペースですね。
オフィスも持たずに、
コワーキングで良くないっていうので、
今有名なウィーワークがありますけど、
ウィーワーク以外にも山ほど市内にあったんですけど、
ウィーワークが出てきたことで、
どんどんウィーワークに全部取られちゃって、
無くなって、
今はウィーワークもやばいみたいな。
結局その時の、
いわゆるシェアリングとオンデマンドサービスを使った
ライフスタイルで、
世界が全部一変するっていう予想が、
100%当たらなかった。
シェアリングで残っているものとかはあるし、
オンデマンドサービスは今あるものもあるんですけど、
結局、所有したいよねとか、
固定させたいよねとか、
あまり自由すぎるものに対して、
受け入れられなかったものとかもあったので、
2013年から10年近くは、
いろんな実験を、
テクノロジーを活用した新しいライフスタイルの実験を
してたわけですよ。
そして、2020年くらいのコロナになって、
それがいっぺんに否定されたっていうか、
シェアリングエコノミーがコロナで一番打撃が大きいんだよね。
シェアするってことは感染するじゃないですか。
分かりますよね。
人と人と一緒に、
感染リスクがものすごいバカ高くなるので、
経済として成り立ちにくいっていうプラス、
感染リスクを考えたときに、
それはできないよねっていうことで、
多くのものが淘汰されて、
一回リセットして今の時代にいるっていう。
ざっくり言うとそんな感じですけど、
何かありますか、質問。
そうですね。今の話は結構ローカルというか、
現地のスタートアップにおける
現地のスタートアップの話だと思うんですけど、
ビートラックス自体は2004年スタートだと思うんですけど、
日本人企業家が熱というか、
シリコンバレー調査をしていたみたいな、
そういう熱の中まりみたいなのを感じたのは、
この10年どういう風に変わってきたのかっていうのを聞いてみたいです。
すごい、2004年のスタートは
まさに日本からこっちに来る方、
マックス時期だったと思いますね。
当時がマックスなんですか。
当時すごかったですね。
ファクターがいくつかあって、
今言ったらユニコーンブームみたいなのが出てきたので、
ユニコーンスタートアップみたいな、
時価総額が高いみたいな。
興味があるということで、
日本から来る企業系のビジネス系の人もたくさんいたし、
あとはスタートアップっていうもの、
言葉自体が日本でだいぶ普及したんで、
その本場であるスタートアップとか企業家とかを見に行きたいっていう、
若者というか学生系の人たちとかも、
夏休み利用したりとか休学してものすごい来たりとか、
そういう人たちがいっぱい来て、
あとは円高がすごくて、
今の半倍?半分?っていうか、
1ドル80円より低いみたいな、
70何円とかいう時期もその時期だった、
多分記憶してるんですけど、
があったので、
超来やすかったっていうことがあって、
僕もその時期って本当に、
毎日毎日、
毎日日本から来る人に会ってたりとか、
日本から来た学生インターンとかもめちゃくちゃ多い時期で、
マックス寺、
12人いたんですよ。
ビートラックスの社員その時12人いて、
インターン12人いて、
社員1人につきインターン1人みたいな比率だったんですよ。
なんだこれ、
それぐらいすごかった時期で、
スマホが、
結局あれですよ、
スマホがアメリカの方が普及が早かったんですね、結局。
日本はガラケーがあったのと、
iPhoneの発売が1年遅かったんで、
なのでスマホアプリのサービスっていうのが
アメリカがスマホアプリのサービスっていうのが
スマホアプリのサービスっていうのが
スマホアプリのサービスっていうのが
なのでスマホアプリのサービスっていうのが
シリコンバレーでのブーム
アメリカが圧倒的に先に行ってたので、
日本でこれからスマホ系のサービスをやる時に
参考にしたいってことで来る人すごい多かったですね。
どういうのが流行ってるのかとか
どういうのが可能性があるのかっていうのを知りたいってことで
来て、
その時期インスタとかが
ちょうど流行り始めた時期だったりするんで、
日本からものすごい来てたし、
来て短期で帰る方もいれば、
残ってアメリカでそのまま起業することを
残ってアメリカでそのまま起業することを
念頭に住み始めた人とかもいて、
その中の数名は今でも
その中の数名は今でも
10年間経った今でも
こっちに住んで自分でスタートアップやってたりとか
エグジットした人もいれば
エグジットした人もいれば
続けてる人もいたり、ピボットしたりとか色々あるけど
僕が知ってる限りは
数名はいる感じですよね。
ありがとうございます。
またちょっと話変わるというか
話変えてなんですけど
この10年間で
求められるニーズはどう変化してきたのかっていう
ビートラックス会社として
会社としてですか。
それは現地の会社もそうですし
日本の大企業とかスタートアップとか
どういうのを求めて
ブランドンさんに
ブランドンさんに
それすごい鋭い質問ですね。
鋭い質問ですね。
というのは
2013年から5、6年は
シリコンバレーっていうだけで
商売になったんですよね。
なんか日本の企業さんが
シリコンバレーくださいみたいな
シリコンバレーを買いに来ましたみたいな感じで
シリコンバレーに来ることが目的で来て
そこで何かやらなきゃってことで
うちがデザイン志向ワークショップであるとか
リーンスタートアップワークショップであるとか
スタートアップをイベントやって
そこにスポンサーしてもらったりとか
あとはスタートアップコラボの企画考えたりとか
そういうことがビジネスとしてすごい盛り上がってたんですよね。
憧れもあるし
情報収集もあるし
あとはスタートアップ投資とかも
その時から日本の企業が興味あって
シリコンバレーブームだったんですよね
バブルというかブームというか
その先頭行ってたのがソフトバンクの孫政芳さんの
ビジョンファンドとかの投資先っていうのは
それこそWeWorkとかもあったし
いろんなシリコンバレーの会社に対して注目してたじゃないですか
それに引っ張られる感じで
日本の企業さんとかがどんどんどんどん来て
うちの会社はデザイン会社なので
そこまでいろんなことを別にやってたわけじゃないんですけど
こっちにあるアクセレレーター的な組織とか
コワーキング的な組織とか
VCみたいなところが日本企業さんとべったりくっついて
スタートアップ系の紹介をしたりとか
投資手伝ったりとかはしてるのはよく見てまして
それの流れのサービスをやってたんですけど
それもまたコロナになって
ぱったり止まるんですよね
100がゼロになるみたいな
渡航できなくなったので
その直前くらいからうちの会社は
コロナになる前から
2019年くらいからかな
限界を感じてたんですよね
シリコンバレーのブランドっていうか
シリコンバレーブームに乗っかって
ビジネスをし続けることに対しての
そこに対しての限界というか
浅いなって言うとね
ビジネスとしては成り立つし
それなりの売上は上げやすいんですけど
それを売りにしてるっていうのは
実力以外の下駄を履かせてもらってる部分の
下駄が高すぎちゃって
転んじゃいそうで怖くて
一回2019年くらいの時に
一回それをやめようと思って
シリコンバレーを売りにするのをやめようと思って
脱シリコンバレーみたいなことを
社内でも言ってて
デザイン会社として
ちゃんとクライアントさんのビジネスに
貢献できるようなサービスをやって
シリコンバレーっていう
チャラチャラしたものじゃなくて
世界的に通用する事業を
クライアントさんと一緒に作るであるとか
日本のブランドをちゃんと世界に広げるために
ブランディングを提供するような会社になっていかないと
シリコンバレーだのみの
デザイン会社っていうのは
ちょっと危ういっていう感じでしたね
ありがとうございます
今までの10年振り返った時に
もちろんシリコンバレーブームみたいなところと
シリコンバレーの限界と変化
大きく変わるのはコロナ以前以後
そこは何か思うところとかありますか?
やっぱりそこでシリコンバレーブームが終わったな
そうですね
コロナの直前まで
シリコンバレーブームが引き続き続いていて
あまり下見には日本でもなっていなかったんですけど
コロナになって
緊急停止ボタンを押されたから
ゼロっていうか
今とりあえず緊急停止ってなったんで
人も来なくなったし
こっちに日本の方が
なので
コロナ前後で
完全に止まったんだけど
そこからまた3年ちょっと経って
また戻ってきてる
シリコンバレーブームが
日本はね
なるほど
例えば10年前だと
シリコンバレーのアクセラレーター全盛期とか
そうですね
Yコンビネーターが
日本でもすごい知名度が上がって
注目されて
500スタートアップスって
デイブ・マクロラって友人がやってたやつとかも
知名度があって
テックスターズとか出てきて
それ以外も
業界に特化した
バイオテックアクセラレーターとか
ハードウェアアクセラレーターとかが
どんどん出てきて
ユニコーンになるための
ステップはアクセラレーターに入ること
っていうセオリーでしたね
そこから10年経って
シリコンバレーって
アメリカ自体も一挙じゃなくなってきてると思いますし
シリコンバレー・サンフランシスコ・ベイリアの
進化化されてたけど
それ以外の都市も全然ユニコーンもいっぱい出てるし
それ以外の場所もたくさん
スタートアップとしてのエコシステムが育ってきてると思うんですけど
2013年からシリコンバレーとかサンフランシスコが
上がってきて
どこら辺で限りというか
他のところもいいよねというか
シリコンバレー一挙じゃなくなってきてるな
っていう風に感じてきた
コロナのリモートワーク結構でかいですね
リモートワークイコールロケーションフリーなので
場所関係ないよね
わざわざシリコンバレーじゃなくてよくないみたいな
感じに2年ぐらいはなって
マイアミとかオースティンとか
シアトルとかボストンとかが
結構スタートアップが盛り上がってるよね
バンクーバーとか
そういう風に分散してましたよね
けどもって感じですね今は
ここから先にこれからの10年の観望に移っていきたいんですけど
けどものところってどういう風に
ニュースを見ると
結局サンフランシスコシリコンバレーに戻ってきてるよみたいなのもあって
特に最近のオープンAIとか
AI系がサンフランシスコまた盛んになってきて
昨日もAIのイベント行ったらすごい大盛況だったし
テスラとかグーグルとか
NVIDIAとか
AIを活用しまくってる会社の卒業生がスタートアップ始めたりとか
しているので
やっぱり企業家のDNAと人材と
あとはスターフォードバークレーの学生人材とかを考えると
この街にまだ少しずつだけど
戻ってきてる感じはしていますね
もちろんリモートワークとかハイブリッドというのはあるにせよ
シリコンバレーの再注目
コアな人たちとか投資家とかを考えると
シリコンバレーまだまだ強いだろうし
特にVCとかって
あんまり引っ越さないんですよね
理由とか全然わからないですけど
コロナの真っ最中に
うちのビートラックスのオフィスの隣のビルを
アンドリューセン・ホロウィッツが
ビル買って
一節によると70ミリオンぐらいで買って
自社ビルにして
今サンフランシスコの真横が
アンドリューセンのオフィスになってますけど
あとサンドヒールロードっていう
シリコンバレーの投資会社が集まっている道も
そのまま残ってて
投資系の人たちが
シリコンバレーにいる限りは
なるべく近くにいるスタートアップの方が
資金調達とかしやすいし
実際スタートアップやってる人に聞くと
ここにいると
投資家とのコミュニケーションが取りやすい
そこの地盤がある限りは
あんまり遠くに行きにくいのかな
と思っていますね
あとは
コロナの時に
サンフランシスコはシリコンバレーじゃなくて
いいよねってなったから
違う町に行って
この辺の家賃とかがちょっと下がったんですよ
実際統計とか見て
家の値段とか家賃がちょっと上がって
逆に行った先の値段が上がってるんですよね
統計で言うと
家賃が一番高い都市ランキングで
サンフランシスコ1位取ってた時期が
2017年8月くらいあったんですけど
今のランキングだと
僕が知ってる限り4位なんですよね
ニューヨーク1番で
2位がロサンゼルス
3位がサンディエゴ
でサンフランシスコ
サンディエゴに最近抜かれたらしいんですよ
平均家賃が
そのぐらい
コストバランスが取れてきたので
やっぱり戻ってきたりしてる
あとは
オフィスはね
空室率が32-33%って言われるぐらいガラガラなんで
逆張りしようと思えば
オフィス借りやすいですからね
他の都市より下手したら安いかも
うちなんかも家賃調査あげてもらったし
腐ってもサンフランシスコかなって思ってますね
都市で言うと
戻ってきてるかなって実感あります
ちょっとまたさらに
今後10年と深掘っていきたいんですけど
冒頭の
AIのミートアップで話した
今シリコンバレーは
第3次スタートアップのブームの
ちょっと前みたいな感じで
みたいなところで言うと
シリコンバレーの過去と現在
なんか
2010年代後半ぐらいから
なかなかこっちのスタートアップでも
本当に大きくなるところって
なかなか出にくくなってきてるというか
YC以外のアクセサリーもあんまり
結果出せてないみたいなところだと思うんですけど
こっからまたさらに
現地のスタートアップも
より飛躍していくみたいな感じになっていく
と思われますかっていうのが
まず一つ目の質問と
あとは
日本人っていうところで聞きたいんですけど
今円安もどんどん進んでいく中で
やっぱりこれから先
日本人としての戦っていく
どうやって戦っていくのかみたいなところとか
あとは
ブランノンさんがシリコンバレーに
来る意味みたいなところとか
聞いてみたいですね
そうですね
どこから行こうかな
僕もそんなに
情報とかデータが
豊富にあるわけじゃないんで
絶対こうなるっていう
予測はできないんですけど
過去の事例を考えると
この辺って
何度も
そこに一回落ちていることがあるみたいなんですよね
ドットコムバブルっていうのが
昔あって
インターネットが出て
どんどん
どんどん
インターネットが出て
スタートアップがたくさん出た
IPOとかどんどん
あった直後に
マネタイズが難しいってことで
一気に市場が冷めて
株が下がって
IPOした会社がどんどん倒産してみたいな
リーマンショックとイノベーション
イーベとかアマゾンとかペイパルとか
ヤフーができてた時代に
他のやつが全部なくなったみたいなのが
でインターネット終わった
ドリーマンショックの時代とかに
2008年くらいかな
世の中の景気自体が超悪くなって
無理みたいな感じになったりとか
して
コロナが次あって
もう終わりかみたいになってるんですけど
なんかね
そういう
悪い時期を
きっかけに
イノベーションって起こってるらしく
さっき言ったシェアリングエコノミーって
もともとは
リーマンショックの後の
金ないっていう人たちを
救うためにできた
エアビーのファウンダーたちが
ルームシェアしてて
家賃払えないから
まがししようみたいなことで
始まったって聞いてるんですけど
リーマンショックの後の時代に
みんな金ないから
どうやって節約して生活するかっていう
生活の知恵で生まれたサービスだったりとか
するし
あとなんだっけな
アドテックとかもそうらしいんですよね
デジタル広告とかのテクノロジー
あれもリーマンショックで
証券マンとかが仕事なくなった時に
金融工学を活用して
デジタル広告とかの
アドテックテクノロジーを開発したりとか
あるんで
一回コロナとかで
サンフランシスコとかシェイコンバレー
ドルで稼ぐ理由
大打撃受けまくったんですけど
そこから復活するために
最新のAIテクノロジーを使って
業務改善とか
リモートワークを可能にする仕組みとか
人を雇わずに自動化させる仕組みとか
遠隔医療とか
そういうのが発達して
今後新しいサービスが
生まれてくるんだろうなっていう
感じはしますね
答えになっているか分からないですけど
歴史的に言うと
波の上がり下がりが必ずあって
一回下がると
その後の上りがまたやってくるはずなので
僕は大学の時に先生が言っていたのが
一時的にそこに着いたからって
絶望する必要ないよっていう
この地域は必ず復活する地域だからね
っていうのを言っていたのを思い出すんですけど
なので
だいぶ2022年、2023年で
底を打った感が
この街にあるので
向こう10年間はまた
花話し時代が来るんじゃないかなと
僕は信じて
ずっと住み続けるつもりだけど
ありがとうございます
ずっと住み続けるっていうところで言うと
やっぱり円安住んできていて
こっちに
今住んでる人はまだあるかもしれないですけど
こっちに今から来るっていうのは
はっきり言ったらめちゃくちゃハードル高い
と思うんですけれども
そうですよね
ここにいることの良さとか
ブランドンさん色々話してきた中で
日本人の人で
ここに来る意味みたいな
すごい現実的な話をすると
ドルで稼ぐ
ドルで稼ぐっていうのが
何よりの
そうですね
メリットっていうか
やるべきことだと思っていて
簡単に言うと
円が安く
物価が安いのが日本で
ドルが高く物価が高いのが
アメリカなので
ドルで稼いで
日本で使うと
ものすごいコスパがいいから
日本で稼いでアメリカ来ると
結構難易度高いんですよね
結構無理ゲーになっちゃうんで
なるべくアメリカでマネダイズをして
そのお金を資本金として使いながら
日本とも何かやるとか
すると
すごくレバレッジが利くから
ちょっと前までは
ユニコーンになるっていうのを
目標に立ててる人多かったじゃないですか
ユニコーンって評価額だから
赤字でも収益ゼロでも
ユニコーンってなれるって
言ってるんですけど
それいいんですけど
今後もうちょっと
現実的に
売り上げを上げる
アメリカで
ドルだての売り上げを
ある程度稼げるような仕組み
それを
アメリカで提供できる
日本人の企業がいるとすれば
結構おいしいですよね
冷静に考えたら当たり前の話なんですけど
150円くらいに円がなるとしたら
1.5倍くらいの感覚で
チャージできるんで
それは儲かりますよね
やるならそれ目指すといいかな
なので
来てもいいし来なくてもいいんですけど
日本にいながらにして
外貨が稼げるようなサービスを作れるんだったら
それは
今まで以上に
儲けやすくなりますよね
現実的な話ですね
ありがとうございます
日本で例えば
会社を作って人を雇って
アメリカでお金を稼げば
そこのレバレッジが利きやすいというか
安いコストで会社を経営して
高い金額で稼げるので
そこのリザは稼ぎやすい
ですよね
理論的にはね
しかしながらという話はあるけど
はい
それはちょっと今回は
ちょっと長くなっちゃうんですが
最後に何か言い残したこととかありますか
死刑囚の最後みたいな
そうですね
そうそう
二次情報を鵜呑みにしない方がいいよってことですかね
結構メディアとか見ると
サンフランシスコがやばいみたいなニュースって
そうですね
治安が悪いとか
終わったとか
もうサンフランシスコは行く価値がないぐらいのこと
書いてあるところがあるんですけど
一部切り取ってそんな感じになってるけど
住んでる人間からすると
こういう時期もあるし
そうじゃないエリアもあるし
まだまだいい街だし
とかっていうのがあるんで
二次情報を鵜呑みにせずに
リアルに見に来たら
全然イメージが変わりますよ
ってことですかね
ありがとうございます
そんな感じで今日は締めたいと思います
サンフランシスコデザイントークでは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを募集しています
番組概要欄にあるグーグルフォームから
ぜひ送信してください
よろしくお願いします
ということで本日の収録を終了します
ありがとうございました
33:24

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