2026-01-16 33:14

#2-32 「選ばれる理由」はどう作る?ブランディングの基礎と本質【デザインの基本 #6】

アジェンダ:
  • ブランディングの定義と歴史:牛の焼印から「価値の向上」へ
  • マーケティングとブランディングの違い
  • 成功事例に学ぶブランド戦略

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btraxは "We design the future by bridging the gaps." がビジョンのデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠をご覧ください。最後までご視聴頂きありがとうございました!今後ともデザインに関するお役立ち情報を配信していきますので、是非チャンネルフォローよろしくお願いします。

サマリー

このエピソードでは、ブランディングの本質とその重要性について深く掘り下げており、企業が選ばれる理由をどのように作り上げるかを解説しています。また、ブランディングとマーケティングの違いにも触れ、それぞれの役割や効果を明確にしています。ブランディングは、企業や製品が愛され、選ばれる理由を作るための重要な要素です。特に、スバルの事例を通じて、顧客の価値観やライフスタイルを理解し、それに応じたブランドメッセージを発信することが成功の鍵であると述べています。ブランディングの重要性については、パタゴニアや任天堂の事例を交えながら解説が進み、これらの企業が社会貢献を通じてブランドを構築する方法に焦点を当てています。そして、長期的な視点でのブランド価値の必要性が強調されています。

ブランディングの基本
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、デザイナーやデザインに関心のある方、デザインをビジネスに生かしたい方、そしてグローバル展開を目指す企業の皆様に向けてお届けします。
BTRAX CEOのブランドンが、サンフランシスコ本社からここでしか聞けない、リアルで実践的な情報をお届けします。
サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始めていきます。MCをお伝えします、りゅうちぃです。ブランドンさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日のテーマですが、これまでやってきてます、デザインの基本シリーズ、第6弾、ラストになりますね。
ブランディングデザインについて話していきたいと思います。
そう、一番ややこしい世界なんで、最後に持ってきたんです。
ありがとうございます。
ブランディングって、何だろう、もうすでに結構世の中には言葉としては浸透してきてるのかなと。
ただまあ、本来の意味はまだ理解していらっしゃらない方も多いんじゃないかなっていう単語なのかなっていうイメージがあります。
そう、ブランドとかブランディングっていう言葉って、すごく概念的なので、非常に分かりづらい。
人によって言うことも違えば、解釈も違ったりとか、範囲が変わってきたりとかするんで、まあまあ分かりづらいんですよ、本当に。
今日はそれをできるだけ分かりやすく、プラス、ビートラックスとしての解釈っていうか、我々はこういう風に考えてますよとか、
実際こういうプロジェクトで、ブランディングの仕事って結構やらせていただいてるんで、こんなのやってきましたよとか、実例をもとに説明させていただけるといいかななんて思ってますね。
はい、ありがとうございます。
なんかブランディング、というかブランドの歴史みたいなのって。
ブランドの歴史は歴史っていうか、ブランドっていう言葉の概念は、もともと僕が理解してるのは、牛に対する楽団ですよね。
家畜の牛がいて、その牛を識別するために、ヤキンみたいのを押して、シンボルみたいの、僕の牛ですよっていうのを楽団を押してた。
それがブランド、ブランドって言われてたその印。
そこが転じて、そこの会社とか商品とか等々がブランドとかブランド力とか、ブランドシンボルとか、そういう風な世界観に発展していって、
現代においては、皆さんが想像しているような、いわゆる高級ブランドとか、ブランド力とか、ブランド戦略とか、そういう言葉になってきたっていう感じですかね。
だから、昔から通じているのは、何かを区別するため、他と差別化するため。
おっしゃる通りです。
差別化要因になってるし、ビジネスにおいては、愛されるための施策だったりとか、買ってもらうため、興味を持ってもらうため、共感してもらうための施策をブランディングって言って、その存在がブランドであるという。
ブランドがあるケースとないケースでだいぶ違うから、ブランド力を高めるためのブランディング活動をしたりするっていう、そういうことですよね。
なんか企業は、具体的にどうやってブランディングをすることが多いなって感じますか。
その話するときに、一番最初に多分皆さん思うのが、ブランディングって聞くと、先に思いつくのって、ロゴのデザインとか。
ブランディングイコールロゴみたいな概念って結構あると思うんですね。間違ってなくて、ロゴをかっこよく言うとビジュアルアイデンティティとかコーポレートアイデンティティとか言い方するんですけど、
まさに、昔牛に落印をしていたシンボルをデザインするようなロゴのデザインとか、それの認知度を上げるっていうのはブランディングの一つではあるんですけど、
ブランディングっていう言葉の中に含まれる本当に狭い世界の一つであって、もっと大きな意味で言うと、
究極的には、企業とか商品の価値を高める活動になるんですよ、究極的には。
価値を高めるってどういうことかって言うと、同じものでも高い値段で売れるとか、
企業で働きたい人が多いとか、さまざまなポジティブな結果を生み出すために、企業とかブランド、商品とかの価値を上げていくものなんですね。
例えば、一つのいい例で言うと、世界に有名な人気ブランドってあるけど、ディズニー、ディズニーランドのディズニーってあるじゃないですか、
ディズニー、夢の国のディズニーって結構お金かかんない。入場料から入った後で買うものとか食べ物とかグッズの値段って結構高くないですか。
あれブランド力があるから高い値段でもいいなと思うっていうか、そのぐらいの価値があるなと思う。
その一方で、東京ディズニーランドって働いてる方って、キャストって言われる方だと思うんですけど、多くがバイトで入ってる方でそんなに時給高くないって聞いたことがあって、
でも働きたい場所としてめちゃくちゃ人気あるらしいんですよ。これもブランド力あるからじゃないですか。
企業として考えると、顧客に対して結構高い値段で売れるっていうブランドと、そんなに高くない給料とか時給でもいいから働きたいって人が集まるっていうブランド、
そのブランド力があるってことは利益高めやすくなるじゃないですか。ディズニーランドの例で考えていただくと、
企業にとってブランド力を高めるメリットなんとなく理解できるんじゃないかなと思ってちょっと説明してみましたね。
ディズニーに怒られなきゃいけないね、この話ね。
そうですね。
僕の個人的見解ですからね、これね。一応ディスクレイマーとして言っておきますけど。
でもいい例だと思ってます。ブランド力が高い企業とか商品とかコンテンツってこんなにいい結果を生み出すよって、みんなハッピーになってるよっていう状態の話でした。
ブランディングとマーケティングの違い
ありがとうございます。面白いですね。
続いてなんですが、ブランディングとよく混同されがちなマーケティングっていう概念もあると思うんですけど、何か違いとかってございますか?
これがですね、争いのもとなんですよ。これがですね、いつも火種になるわけ。
もうね、このビジネスやっててね、デザイン会社ブランディングとかやってる。
で、うちはブランディングもマーケティングもやってるんですよ、会社としてサービスとして提供してるんですけど、
本当にね、これに関わる方々、そのブランディングマーケティング論争っていうのは非常にすごいですから。
まず、どっから行こうかな。
まずですね、10年ぐらい前にうちの会社のブログフレッシュトラックスっていうブログがあって、
そこに意外と分かんないマーケティングとブランディングの違いみたいな記事を書いたんですね。
これは僕が書いたんじゃなくてですね、その当時の優秀なインターンがいたんですけど、
その彼がある日僕に聞いてきたんですよ。
ブランドさん、ブランディングとマーケティングっていまいち違いが分からないんで、説明してもらっていいですか。
僕説明してたんですね。
その時に彼がずっとメモってて、それを記事にしたんですよ。
それを公開したんですよ。
まあ炎上しまくりまして、
こいつらは分かってないとか、こんなのマーケティングの概念としておかしいとか、
ブランディング全然理解できてないとかすごかったんですよ。
それぞれブランディングとかマーケティングに詳しい重鎮の方々から、
非常にバッシングを受けたんですけど、
それによってかなりビュー数が伸びまして、
今となってはそこの記事に書いてることが正しいっていうような雰囲気になってるんですけど。
その記事はちなみにその後も僕がちょこちょこと回筆編集しながら改善してって、
今は結構言い切ってんじゃないかなと思ってるんですけど。
その記事によると、我々の理解として言うと、
マーケティングってどの企業にもありそうな役割っていうか機能として、
マーケティング部署ってあるじゃないですか。
これってマーケティングっていうのは非常に奥深くて幅も広くて、
リサーチから始まって広告運用まで入るんでものすごい広いですよ。
一応リュウチェもざっくりマーケティングっていうことをやってるじゃないですか、仕事として。
でももう広すぎちゃって、コンテンツマーケティングもそうだし、
広告運用もそうだし、リサーチもそうだし、
何だったらちょっとしたブランディングに関連するようなこともやったりとかするから、
まあ広いに広いと。
じゃあ何だって言うと、マーケティングっていうのはある程度数字で理解できる結果を出す、
ある程度限られた時間軸の中で短期的に。
それは何かって言うと、購入率を上げるとか、コンバージョンレートを上げるとか、
クリック率を上げるとか、トラフィックを上げるとか、
いわゆるマーケティングメイトリックスって言われる、
やったことに対しての数字の結果を達成するっていう活動なので、
商品を作ってそれを売るときに世の中にどんどん広げていって、
どんどん見てもらって、どんどん買ってもらうっていうのを達成しようっていうのがマーケティングじゃないですか。
一方でブランディングはもうちょっとふんわりしてるって言い方よくないんだけど、
長期的にそこの会社とか会社のやってる活動とか商品とかを世の中にポジティブに受け止めてもらう。
短期の売上の結果にならなくても長期的に愛着を沸かせる活動、
愛される活動、選ぶ理由を提供する活動になってくるので、
ブランディングの方はもっと時間かかるし、ちょっと情緒的っていうかふんわりしがちなんだけど、
それをちゃんとやっとくと長期的にさっき言ったような理由で、
キーを取っての効果が現れてきますね。
高くても買ってくれるとか、
あとはそこのブランドに愛着が沸くとずっとそのブランドのものを買い続けたり、
買い買い続けたりしてくれる。
分かりやすいのはAppleのiPhoneがブランド力高いと思うんですけど、
iPhoneユーザーって僕もそうなんですけど、歴代スマホ全部iPhoneなんですよね。
iPhone買ってしばらくして買い替えようって言った時に、
基本次のiPhoneどのモデルにしようかしか考えないっていうか、
プロにするのか、マックスにするのか、ライトにするのかみたいな。
iPhoneがまず付いてて当たり前みたいになって、
iPhone使ってるユーザーが次やっぱAndroidにしようかなって思うことの方が少ないじゃないですか。
それは大きな欠陥じゃないですか。
それはブランド力が強い、ユーザー体験が良かったりもして、
すごい高いブランド力を実現しているわゆえになり立っている世界なんだけど、
マーケティングみたいに認知活動とか販売活動だけやっててもそれは達成しないんですよ。
短期的には売れたとしても、次の商品出た時に違う会社とかにブランド力がないといっちゃうんでね。
それはまさにブランド力が高い会社とそうじゃない会社で、
消費者の購買行動が変わってくる。自動車とかもそうなんですよね。
ブランドランキングの紹介
ブランド力が高い自動車ブランドってそこの車買ったユーザーは、
次買い替える時にそこの会社しか買う気ないみたいになるんですよ。
でもそうじゃなければ同じ値段帯、価格帯だったら違う会社、
違うメーカーブランドも検討するみたいになっちゃうから、
顧客が離れてしまいがちなんで、ディスカウントとかを提供しなきゃいけなくなって、
経営的に苦しくなるみたいなのがあって。
この話をしてて今ちょっと思い出したんですけど、
最近ここ数ヶ月前に出た世界の総合的な、世界にあるブランド、
いろんなジャンルのブランドはあると思うんですけど、
ブランドランキングみたいなのがあって、
ブランドランキングっていくつもあるんですけど、
それは高級ブランドのランキングで、
高級ブランドで一番価値のある高級ブランドが何かっていうのがあったんですけど、
どこだと思います?
ブランド価値の比較
高級ブランドで一番価値のある。
そうそう。
ルイビトンとかエルメスとか。
それも入ってるんですけど、
1位ポルシェだったんですよ。
ポルシェブランドが一番ブランド力があるんだって。
っていうのは、ポルシェが好きな人は本当にポルシェが好きだっていう、
ちなみに僕もそうなんですけど、
っていうのが出てましたね。
それ以外にグローバルブランドランキングっていうジェネラルのやつもあって、
それはだいたいもう歴代Appleが1位なんですよね。
Apple、Nike、Googleはだいたいベスト3ぐらいに入ってる感じなんですけど、
Appleはもうすごい不動の1位ぐらいでずっと存在してて、
それ以外にも都市によって変わってくるんですけど、
Netflixが入ってたりとか、TikTokが入ってたりとか、
Instagramが入ってたりみたいな、
現代のデジタルサービスもブランドとして入ってたりはするっていう、
そんな感じですけどね。
マーケティングとブランディングの関係
ありがとうございます。
これは僕はマーケティングをやってて、
いろいろやっぱり考えさせられることがすごく多くて。
本当に?で、どんなこと?
マーケティングとはっていう、いっぱいあるんですよね、やっぱり。
なんかその中で、今一番風に落ちてる人の考え方があるんですけど、
マーケティングとは、
顧客に対してプロダクトとかサービスを提案して、
価値を提案して、
それを通じて利益を生み出して、
その利益をもとに再投資をして、
新たに価値を作り続けるこのループだっていうのを言ってる人がいて、
さっきのAppleの例にすると、利益を生むには、
新しいサービスとかプロダクトを生み続けないといけないじゃないですか。
だから新しいiPhoneは出すし、iPadとかも出すし、
ただ、ブランドとして愛されるために、
例えばスティーブ・ジョブズとかのストーリーとかって皆さん知ってると思うので、
愛されるような要素も持っているみたいな。
そっちを何か強調するのがブランディングで、
新しく物とかサービスを生み出して利益を生み出し続けるっていうのが
マーケなのかなっていうのが僕の考えではあります。
おっしゃるとおりですね。
実際そうなんですけど、ここでちょっとピリッとしたことを言うと、
日本企業の多くってマーケ比重がすごい大きいですよね。
マーケにゼンブリしすぎてるとこ結構イメージがあって、
ブランド分がない会社も結構多いし、
ブランディング活動あまりやってない買ったり、
もしくは広告代理店に丸投げして広告だけやっとけばいいって思ってる会社結構多くて、
そこはもうちょっとバランスよく両方やると、
愛されながら売り上げも増えるっていう操縦効果生まれるんじゃないかなって思いますけどね。
確かに。
僕も前の職場が日本の企業で歴史のある企業だったんで、
世の中では結構知られてるような会社名だったと思うんですよ。
なので、もうブランディングってところはすごくもう昔からの歴史で確立しちゃってるとこがあるのかなと思っていて、
だから、マーケとかに非常が寄ってしまう。
でも、言い返すようですけど、
時間が経てばどんどん消費者も世代交代するわけじゃないですか。
新しい世代が知らない、もしくは古臭って思う可能性もあるんですよ。
うちの会社、実例をいくつか挙げたいんですけど、
とある日本のコスメブランドが、
アメリカ市場でどういうブランドイメージを持たれてるのかっていうリサーチプロジェクトをやったことがあるんですよ。
実際にターゲットユーザーを呼んできて、対話しながらニューヨークでやったんですけど、
お母さんの世代のブランドだよねとか、最近の若い子は使わないよねとか、
クライアントさんが思ってた以上に、
過去のブランド、世代が古いブランドっていうイメージになってたっていう結果の出た案件があって、
そこの会社は、これブランドリニューアルっていうか、
ブランドイメージをちゃんとリフレッシュさせていかないと、
若い子は知らないか古いかっていうイメージになっちゃってるねっていう声も出てたんで、
ブランディング活動って継続的に僕はやった方がいいと思ってるので、
スバルのブランド体験
もうエスタブレッションだから何もやらなくていいっていうアグラは書かない方がいいんじゃないかなというのが僕の見解ではありますけどね。
おっしゃる通りだと思います。
ランドさんは20年以上ビートラックスを経営してると思うんですけど、
まだまだブランディングの途中ってところだと思うんですけど、
何か意識してやることってありますか?
自分の会社のブランドとしてね。
自分の会社のブランドとしては他と違う存在である、続ける、他と違う価値を提供するっていうのを常に考えていて、
ユニークな存在である、いわゆる競争に巻き込まれないように、
ベターとかいう表現をされるんじゃなくて、ユニークっていう、
ベターカンパニーじゃなくてユニークカンパニーになろうと常にしているっていうところはありますね。
これは会社の方針によって全然違うと思うんですけど、
ほら、どこよりも安いとか、どこよりも良いとか、品質的にとか、
そういういろいろバリュープロポジションっていうか、
顧客に対してのプロミスっていうのが、顧客との約束っていうブランドプロミスっていうのがあるんですけど、
その中でうちはユニークバリューを提供するっていうのを常にデザイン会社として、
デザインじゃデザイン会社としたら、デザイン会社って世界山ほどあるから、
その中でもどうやってユニークバリューを提供するのかっていうのは、
常にブランド作りのコアには置いていますけどね。
そうですね、僕もビートラックスで勤めて1年ぐらいになりますが、
いろんな人の声を聞く機会がやっぱあるんですけど、
ブランドさんのイメージがすごい強いんですよね。
ビートラックスといえばブランドさんみたいな。
それはボトルネックなんですよね。
僕は別に望んでいるわけではない。
そこはブランド作りとしてはまだまだ弱いですね。
会社によってあるじゃないですか、
個が強い会社と、社長が誰かわかんないけど、
イメージがちゃんとある会社みたいなのがあって。
スティーブ・ジョブス時代のAppleっていうのはスティーブ・ジョブスの方が有名ぐらいだったかもだけど、
世代が変わってAppleブランドがすごい、
スティーブ・クックよりも強くなってるとか、
そういうのはあると思いますけど、
ファウンダーのジレンマですよね。
ソフトバンクっていったらソン・マサヤシさんみたいなものがやっぱり強くあるからっていう、
そこですよね。
多分、どんな会社も通る道なのかなと思って、
最初は多分提供できるサービスとかも少なかったりとかすると思うんで、
あとは社長自身が営業とかしたりする機会も多いと思うんで、
個人にフォーカスされてしまうと思うんですけど、
そこから顧客が増えて、
より一般層とかに広まってくると、
このプロダクトの会社ねとか、このサービスの会社ねっていう感じで、
焦点が変わってくるのかなっていうのが僕のイメージです。
デザイン会社とか、クリエイティブ系の会社って、
これはもう差がっていうか、
トップの人の名前がその会社全体のブランド価値の大半を占めるっていうのは、
いたしかたないことだったりは、
お悩み相談みたいになってるけど。
他の会社さんとかでも、
有名な会社さんって子の名前が軸になってるのは、
そりゃそうですよねっていうのは。
でも、この場を代わりに言うと、
僕の名前が前に出て、僕が全部やってるように見えて、
実務の王国は僕がやってなかったりもするので、
それはブランドバリューの見せ方と、
実際のサービスコアバリューのデリバリーの違いだったりは、
するんでしょうけどねみたいなところはありますけどね。
ブランド力、ブランドエクスペリエンスに関して、
紹介したい実例があって、
うちの会社でブランディング活動をいくつか仕事でやった中で、
言えるものと言えないものがあるんですけど、
紹介できるものとして、
スバルさんの例がある、自動車のね。
自動車会社、日本の自動車会社さんの仕事とほとんどの
メーカーさんをさせていただいてるんですけど、
北米市場における活動に関するプロジェクトが多い中で、
スバルさんは結構長い間、
ブランドエクスペリエンス、ユーザーエクスペリエンスに関しての
プロジェクトをさせていただいたんですけど、
ひとつ非常に興味深い案件があって、
それ何かっていうと、
こういう課題を持たれたんですよ。
うちの会社の商品、北米でめっちゃ売れてる。
想像以上に予想以上に売れてるんだけど、
なんでこんなにスバルっていうブランドがアメリカで
愛されてるかわからないから調べてっていう。
面白いでしょ?
はい、面白いです。
で、うちの会社が何したかっていうと、
スバルをずっと乗り続けてるユーザーを
米国のいろんな地域で見つけて、
スービーって言われるんですけど、
スービーたちを集めて、
インタビュー形式、質問したりとか、
そういう人たちの家に行って、
ライフスタイルを見せてもらったりとか、
あとはそういう人たちの価値観を調べたりとかして、
スバルファンになる人たち、
スバルブランドに共鳴する人たちの
共通項は何なのかっていうのを調べていったんですね。
それがわかると、
今後、スバルが発信するべきメッセージであるとか、
究極的にはそのプロダクト作りの指針にもなるんですよ。
ところ、いくつかポイントがわかったんですよ。
何かっていうと、
すごく実直な方々であったり、
その利他の精神って相手を助けたいとか、
あと環境とか社会に対して貢献したいっていう
思いの強い人たちっていうのが共通点だったんですね。
スバルが提供する商品とか、
商品体験とか、
ブランドメッセージっていうのが、
そういったものが多くて、
実直なものづくりをするとか、
タイムレスな価値を提供しているとか、
短期的なトレンドに左右されていない姿とか、
あとはその歴史に裏打ちされた
そのものづくりへのこだわりとクオリティとか、
あとブランドのストーリーとか、
そういうのに共鳴して買ってるんですっていう声が出て、
それで今後の、
スバルっていうブランドの北米に対しての
接し方、メッセージの仕方、
ものづくりの指針を作らせていただいたっていう
プロジェクトがあったんですけど、
これ本当にブランドづくりにおいてはいい、
自分で言うのもなんですけど、
とってもいいやり方だったなと、
今でも思ってますね。
面白いですね。
僕実はBトラックスに入る前って、
大学でマーケティングの講座を受けてたんですよ。
その授業で、ケーススタディでスバルが出てきたことがあるんで、
どんなケーススタディだったかっていうと、
スバルさんって毎年、10月ぐらいだったかな、
ブランディングと社会貢献
ペットに関するキャンペーンをやっていて、
犬とか猫とかで、
障害を負ってる犬とかを支援しようみたいな、
スバルラブスペッツっていうページがあるんですけど、
そういうのが実はブランディングのキャンペーンとして、
すごくいい例なんだみたいなのを、
実際の教授の方が紹介してたんで、
そういうのがやっぱり支持されてる原因なのかな、
要因なのかなって今聞いててもらいました。
今の話聞いてもわかるけど、
やっぱりマーケティングと全然違うよね。
それで言うとね、
売るとか数字を上げるみたいな、
ごくビジネス的ゴールよりも、
社会に対しての貢献とかメッセージみたいなものを
中心にやってるじゃないですか。
実際にそれって会社のカルチャーだったりとか、
経営者の考え方であったりとか、
そういうのに全部つながってる世界観のメッセージングだから、
ブランディングとしては超理想的で、
嘘を偽りなく会社としてのブランドコアを
提示してるっていうことで、
本当に素晴らしいなと思いますね。
そういうブランド、世界にも他にもいくつもあるとは思うんですけど、
例えば、この辺だと有名なのはパタゴニアとかね、
あとはノースフェイスとかもそうなんですけど、
そのブランドのビジョンみたいな、
フィロソフィーみたいなのがあって、
それを伝えるブランディング活動をやっていて、
パタゴニアなんてあるときあれですからね、
新聞の一面広告に自分のパタゴニアのジャケットを
写真をバーンて載せて、
このジャケットを買わないでくださいっていうメッセージの
ブランドキャンペーンをやったぐらいですからね。
知ってる?それ。
聞いたことあるよ。
そうそう。
サステナビリティの表現として、
大量消費すると社会っていうか環境に良くないってことで、
あえてそういうメッセージを打ち出すっていう
ブランドキャンペーンをやってたと。
これってマーケティングに相反するような活動なんだけど、
長期的にはパタゴニアブランドを作るのに
すごいつながってるっていうことだったりもします。
あとはそのパタゴニアの例だと、
聞いたことあるのは年に1回、
結構なページのレポートみたいなのを出して、
結構公開してるみたいな。
そうなんだ。
それのクオリティがすごいっていう。
そういうのもさ、
一見なんかコストすごいかかるから、
無駄って言ったら失礼だけど、
経営的にはさ、
ROIとしてそんなに計上しにくいっていうかさ、
それやることでどれだけ儲かるのって言われたら
儲けのためにやってませんっていう世界観だけど、
ブランド作りとしてはすごい良いですよね。
それを軽んじ始めたところから、
企業はどんどん腐っていくと僕は思ってますからね。
利益しか求めない活動だけに集中し始めた時点で、
もうブランド力がどんどんどんどん下がっていくので、
そこはブランド活動っていうのは、
僕はすごい重要だと思ってますけどね。
ブランドアセットの重要性
日本の会社も結構社会貢献活動っていうので、
本業以外のことでいろいろやってたりはするイメージはありますが、
なんだろうな、
これもセンスの良いところとそうじゃないところがあるなと思っていて、
ベストというか、
アメリカのこういうCSRって呼ばれるような社会貢献活動って、
みんなで、みんななんかもう参加したければやってみたいな、
強制はあんませずに、面白いからとか、
自分の信念にのっとっている活動だから参加するみたいな、
すごくうまいなと思うんですけど、
日本はなんか、
これやるから、みんなとりあえず来いみたいな。
ボランティア、例えば活動に。
休日でもいいから来いみたいな。
みんなで田植えする。
来なきゃダメっしょみたいな。
来ないの?みたいな。
そう、部活っぽいな。
なんか、あんまそういうのが好きじゃないです。
でも、結構行きました。
行ったんですね。
結構やってます。
社会貢献活動。
ゴミ拾いとかもしましたし、
スポンサーしてるスポーツイベントとか見に行きましたし、
それはそれで面白かったとこもありましたが、
なんかいろいろまだまだだなと思ったこともあります。
ちなみに、そろそろ終わりに近づいてますけど、
前回のエピソードにちょっと連動する話をするんですけど、
世界で一番愛されてる日本のブランドって、
どこだと思いますか?
なんかトヨタのブランドは、
日本のブランドの中で一番愛されてるブランドは、
愛されてる日本のブランドって、
どこだと思いますか?
なんかトヨタとかしか思い浮かばないですね。
多分最近は、
ブランドって別に商品だけじゃない、
いわゆるイメージとか知名度とか愛され力なんですけど、
おそらく、
任天堂ですね。
スーパーマリオのキャラっていうか、
あれが映画にもなったぐらいに、
すごい今、認知度と愛され力が高まっておりまして、
いわゆるその任天堂ブランドというよりは、
任天堂が持つブランドアセット、
キャラクターとか世界観みたいなのの価値はすごい高い。
いわゆるブランドアセット力って言うと、
任天堂はすごい高そうですね。
コープレートブランドとしては、
トヨタが一番高いんですけど、
それは間違いなくて、
前からそうなんですけど、
ブランドアセット、
クレイティブを含めたブランドアセットで言うと、
任天堂はすごい高そうですね。
一つ前のエピソードで、
マリオの話をしたんで。
長く長期的な目で見ると、
ブランディングはすごく大事っていうのが、
今回のまとめにはなります。
じわりじわりと聞いてきますからね、
会社においては。
ただ、仕掛けることは大事ってことですね。
いろいろ考えて、
事前にいろいろ仕込んでおくというか。
そうです。
ありがとうございます。
全6回、これで以上になりますが。
確かに、これ1回完結ですね。
もし評判が良かったら、
デザインの基本シリーズ、
シリーズ2、
また始めようと思うんですけど、
もしご感想とかあったら、
コメントとか書いていただけると参考にします。
いいですね。
好評なシリーズが増えると、
エピソード作りが楽になるので、
ありがたいですね。
ネタがね。
では村野さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
この番組は毎週更新しています。
次回のエピソードもどうぞお楽しみに。
33:14

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