デザイン経営の導入
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、デザイナーやデザインに関心のある方、デザインをビジネスに生かしたい方、そしてグローバル展開を目指す企業の皆様に向けてお届けします。
btrax CEOのBrandonが、サンフランシスコ本社からここでしか聞けない、リアルで実践的な情報をお届けします。
サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始めていきます。MCを務めます、りゅうゆきです。
本日のテーマですが、デザイン経営で実際効果あったの?というところを触れていきたいと思います。
会計がございまして、デザイン経営というのが元々特許庁と経済産業省を中心に行われた施策であるんですけど、
最近その特許庁が報道を出しましたと、中小企業の事例で報告書を出してくれたので、その内容をBrandonさんと見つつコメントしていただくようになります。
わかりました。
そもそもデザイン経営とはというところで、ちょっと見てみると、デザインの力をグランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法ですと書かれています。
ユーザーを中心に考えて根本的な解体を発見し、これはでも発想にとらわれないけど実現可能な解決策を繰り返しながら生み出すこととありますが、
Brandonさん的にデザイン経営は?
いいと思います。僕はそうですね、デザイン経営なんとなく理解しています。
デザイン経営は大きく分けると、ブランドを作り出す、企業ブランドを作り出すというのと、イノベーションを生み出すという二つの軸を達成するために、より経営にデザインを導入するというそういう概念だと理解していますし、
5、6年前にデザイン経営宣言みたいなのをして日本企業に導入を推進していた活動ですよね。
ありがとうございます。
ヤンマーの実践事例
レポートの内容を見ると、効果がありましたっていうのが大半だとなる結果が出てます。
どういうところで効果があったかっていうので、主に3つ挙がっておりまして、まずはデザイン経営を取り入れた会社らしさが明確になったこと。
2つ目が人材の採用を出したりとか定着につながったってこと。もう一つが新しい仕事が生まれたっていうので。
まさにこのデザイン経営を導入するってどういうことなのかっていう話で言うと、実際にうちプロジェクトでおそらくデザイン経営のど真ん中のことをやった案件があるので、
その話をするとわかりやすいかなと思うんですけど、それがここ3年間ぐらい一緒に取り組みさせていただいてたヤンマーさんの事例で、
ヤンマーさんの事例はヤンボーマーボーのリデザインとか、あとアニメシリーズのミルっていうのを作ったりしてたんですけど、
それの一番根底にあるのが企業としてのバリューアップなんですね。
どういうことを実現しようとしてたかっていうと、5つぐらいの目的っていうのがあって、まずは企業ブランドをより認知度を上げるっていうことですよね。
マスコットキャラクターもそうだし、アニメを作ることで日本国内外でそこの会社の知名度を上げるっていうことが一つあるじゃないですか。
もう一つが採用をより有利にするという活動で、やっぱり新卒の子とか若い子は面白いことをやっている会社で働きたいっていうざっくりとした考え方を持っている人が多いので、
この会社に入ったら面白いことできそうだなっていう表現を世の中に発信していくっていうことで、ブランド活動の一つとしてのアニメ作りみたいなのをしたんですね。
もう一つはアニメの中にロボットを出現させたんですけど、そのロボットのデザイン自体、造形のデザイン自体をヤンマーの社内の方々と、
うちの会社ビートラックスの人たちと、あとは社外のクリエイターとかを巻き込んで競争的にやってたんですよね。
そうすると社内の人たちが自発的に面白そうだなと思って、アイデアを出したりとかフィードバックを出したりとか、そういうのにどんどん参加していくことで、
社内がよりデザイン的に活性化させるっていう、そういう目的があったんですね。
あともう一つ、作品の中で登場するロボットとかマシーンみたいな機械的なものとかっていうのは、将来ヤンマーが実現したい、世の中に発表していきたいようなものを入れていくっていう概念があって、
アニメなんて絵で描くから、プロトタイプよりも前に作品の中で表現しやすいプロダクトになるわけで、
そこで未来予測がしやすくなるというか、未来を作り出すっていうことをヤンマーの社員の方々が意識を持ってするようになると、
より社内がデザイン的になるっていうか、未来志向になっていくみたいな、一つの施策で複数のデザイン的メリット。
今考えるとこれって全てデザイン経営のこの基準に即している活動なんだなと思って、
実際にどうですかってクライアントさんに聞いてみると、採用の人気ランキングはとても上がったし、
社内の意識の活性化にもつながったし、新しいプロダクトのアイディエーションの刺激にもなったしっていう、
そういう話をしていたので、まさにここの東京庁が発表しているデザイン経営の効果。
僕が読んでいるのだと8割が企業文化組織風土が改善したっていう、これに即した結果が、
もちろんヤンマーさんって大きな企業さんなので、このデータとはまたちょっと違うかもですが、
デザイン経営の効果としての具体的なメリットとしては同じような感じになっているんじゃないかなと思いました。
デザイン経営の効果と課題
僕の見解はそれです。
今ヤンマーさんにちょっと話を聞いてて、伝えるところがあったんですけど、
デザイン経営の3つの効果っていうので、
自分の会社、会社らしさと人材の採用のところ、定着のところ、新しい仕事が作られるってところで、
2つ目と3つ目は今聞いてた内容で、かなり当てはまることなのかなと思うんですけど、
ヤンマーさんのプロジェクトをやる中で、もともとあったヤンマーさんらしさみたいなのを明確化するので、
心がけてたご得化ってありますか?
ちょっとこれまでの文芸と全然違うようなプロジェクトだったと思います。
でもね、実はヤンマーが根底に持ってた社内風土とか、
いわゆる社員のバリューとか会社のバリューにおいては結構つながってるところがあって、
新しいことにチャレンジしてみるとか、面白いことをやるとか、
ヤンマーチャレンジって言葉があって、省略してヤンチャーらしいんですね。
そういうのがより可視化された?具体化されたことなので、
外から見ると結構地味なノーキッグメーカーだったりとか、
エナジーマネジメントとかをやられてる会社なので、
あんまり派手さがなさそうに見えるが、実現したかった世界観っていうのは、
イノベーションなんですよね。
それを生み出すきっかけになればっていう話だったんですよ。
だってサッカーチームのセレッソーを持ってたりとか、
あとはレストランとかの食文化のビジネスを展開されたりとかしてて、
面白いことを世の中のために役立つことをどんどんやっていこうっていう
フィロソフィーがあったので、
それのデザイン的可視化なのかなって思いますけどね。
ありがとうございます。興味深いですね。
デザイン経営の効果ってところで、
例えばデザイン経営をやれば決算の数字が良くなるのとか、
経営数字が良くなるのとなると、
レポートによると財務に関する効果っていうのは、
一部の企業ではあったみたいなんですけど、
多くは企業文化とか組織駆動が改善したっていう、
非財務的なところで効果が出たって回答が多いですね。
一回こうデザイン経営を経営をする立場からすると、
やっぱり利益を追求するのが会社の経営者だと思って、
財務的に効果ないと意味ないんじゃないみたいな、
やらなくていいんじゃないって思う人ももしかしたらいるかもしれないですけど、
それについてブラウンさんは何か思うことは?
そうですね。僕のこれ想像ですけど、
日本の国内の企業さんのデータじゃないですか。
そうなるとここに書かれている中小企業さんって書いているとすれば、
多くがビジネスモデルかB2Bな気がするんですよね。
いわゆる何かしらの商品を提供するサプライヤー、
サプライする側の企業さんだとすれば、
ブランドとかデザイン制っていうのは、
すぐに売上とかに直結するものではない世界観だと思うんですね。
短期的には結果が出にくいけれども、
時間がかかるにしても長期的には結果につながる気はしているんですね。
優秀な人の採用とリテンションと、
あとはその存在を何かしら知っていただけることで営業をしやすくなるとか、
取引をより順滑にやりやすくなるとかっていう、
目に見えないメリットから長期的に見た業績改善、
業績アップにつながるんではないのかなというふうに。
B2Cのブランドよりは少し時間がかかるにせよ、
アメリカだとB2B系の企業でもデザイン性の重要さは理解しているし、
ブランド作りもしっかりやるのがあるので、
時間はかかると思いますが、
確実に業績にポジティブに影響すると僕は信じていますけどね。
ありがとうございます。
このレポートの内容ではですね、デザイン経営に取り組むと、
それぞれの会社が持っている固有の財産とかがちゃんと明らかになるので、
会社としてこれを生かしてやっていこうとか、
うちの強みってこれだったよね、みたいなのを明確化できる効果があるっていう話を踊ってるんで、
これは今後経営とする上でどこを目指していけばいいかとか、
戦略論になっちゃうと思うんですけど、
かんどこをついた戦略立案ができる、そんなメリットもあるのかなっていうふうに感じました。
そこの会社が持っている独自の技術力であるとか、
知的資産とか組織文化とか、
そういった価値、企業としての価値を最大化させて業績につなげるっていう考え方だと思うんですけど、
これ以前にうちのブログとかにもデザイナースタッフが書いてたりしたんですけど、
ブランドとしてどういう存在でありたいかとか、
自分の会社としての他の会社と比べてユニークさとか独自性とかストーリーとかを含めて、
そういったものを持たずにずっとやっていくと、
究極的には提供者でしかいられなくなるという考え方があって、
何かっていうと、他の会社とあんまり違いがわからないので、
デザイン経営の重要性
価格競争に巻き込まれて、値段が叩かれて安くないと購入してもらえないみたいな立場になると、
サプライヤーの悪循環に入り込む可能性があるので、
そこの会社の独自の資産が何かというのをより明確にすることで取引をしやすくなるとか、
あと場合によっては、指名されてあなたの会社だからお願いしたいみたいなポジションが取れると、
より世界的にもユニークな会社になれるみたいな、そういった考え方がありますよね。
よくアップルのiPhone作るときに、日本のとある町工場でしかできない技術を採用したとか、
ニュースとか見たことあるんですけど、実は日本って高い技術を持っているところが、
特に中小企業が多くて、世界的にもその価値っていうのは知られたりもするが、
でも多くの場合は目立ってないっていうか、存在を知られてないからもったいない状態にはまり込んじゃってて、
もっともっといいビジネスになるはずなのに、存在が知られてないから、
下請けみたいな状態になっていて、納品した先の会社さんが製品を作るとか、
あとは再販する、トレーディングをするみたいな形で販売される状態になっちゃうと、
中小企業の会社自体の価値の最大化にはなりにくくなっちゃうんで、
そこはデザインっていうキーワードを取り入れて、ブランド作りだとか、フード作りだとか、
イノベーション作りやれば、長期的にはかなり業績が良くなるんじゃないかなと、
僕の見解では思っている次第ですね。
中小企業の事例
そうですね。これちょっと話が逸れちゃうかもしれないですけど、
ニコンでドラマを見てたときに、
マチコーバが大企業がやるロケットプロジェクトの中核となる部品をテストして、
ロケット打ち上げに成功する、長期的にロケットプロジェクトに貢献するっていう話が、
かなりヒットした言葉だったので、この考え方って実はデザイン系だったのかな、
技術力を徹底的磨いて、上達に強みをもとに生涯していく。
というのは、いろんな企業にとって通ずる考え方なのかなと。
その話で言うと、僕が大好きな話は、
マチコーバから世界企業になるっていうサクセスストーリーがすごい好きなんですね。
一番好きなのは、僕はホンダの話なんですよ。
ホンダ総一郎さんが立ち上げた頃の初期のホンダは修理屋さんからマチコーバになって、
最初は原付とかスーパーカブトが作ってた時代でも、
今で言うと中小企業から始まった状態じゃないですか。
そのままいくと、場合によってはサプライヤーで居続ける状態になったかもしれないし、
国内に留まる小規模なオートバイメーカーになる可能性もあったんですけど、
ブランドとしてのホンダの認知度をより世界に広げるために、
ホンダ総一郎が世界のバイクレース、
イギリスの満島TTに行って買ってこいとか、
その後は自動車作る前にF1にエンジン提供して、世界で買ってこいみたいな。
そうすると世界に名前が轟くんで、
小さな町コーバー、地方の浜松の町コーバーじゃなくて、
世界のホンダになれるぞっていう、
ブランディング的に言うと超王道かつ超難易度の高いムーンショットをやったんですよね。
で、両方とも結果を出したことによって、
最初は世界レベルのバイクブランドとしての認知度、
その後はエンジンメーカーとして、自動車メーカーとしての認知度をそこで獲得して、
会社の風土も、チャレンジする風土もそうだし、
認知度、対外的な認知度においても、
世界一流ブランドになり上がったっていう、そういう世界じゃないですか。
多分似たような状況って、ソニーのウォークマンとかも全くそういう状態で、
ものづくりを実績にやってるだけじゃなくて、
世界に広がるイノベーションをウォークマンっていうのを作って、
最初から世界で売るみたいなことをやってたみたいなんですよね。
で、そういう活動を今一度日本企業もやろうよっていう話なのかなって、
その今のマチコバでロケットの動向っていうのは、
戦後の日本の状況はまさにみんながそれだったんだろうなって思うと、
21世紀に入って、しばらく経つけど、また初心に戻って、
ものづくりからのブランドづくり、風土づくり、デザイン制で、
世界に認められるブランドになるっていう、
そこにつながるとすごいいいなと思ってますけどね。
そうですね。
何事もそうだと思うんですけど、
こういうのは継続して取り組む。
そうね。
すごく大事ってことで、レポートにも書いてあるんですけど、
デザイン経営の、つまり継続している企業に共通することと、
投資に対する考慮方、いくつか共通項がありますと。
3つあって、1つが財務基盤が安定していて、継続的な投資は可能であると。
2つ目が、組織全体でデザイン経営を推進するポジカルがある。
3つ目が、デザイン経営の考え方に基づいて経営戦略や事業計画を策定していること。
これが結果と、大企業でしかできない、みたいなことを思ってしまいだしかもしれないですけど、
実はこれは中小企業の事例を取り上げたレポートを見て、
皆さんにとって、どんな企業にとっても、
エイドのあること、関係のあることだと思って。
投資に対する考え方っていうので、これ面白いなと思ったんですけど、
デザイン経営をやるには、新しく投資しないといけないですかと。
お金をなんとかなんとかでつづして。
そうではなくて、もうすでに使ってるものから一部をデザイン経営に割り合ってる、みたいな事例があるみたい。
例えば、採用活動に使ってた予算から一部デザイン経営にしたり、
広告の宣伝費とか、展示会企業とかを一部デザイン経営にしたりとか、
そういう工夫があるみたいですね。
それ考えてたんですけど、
デザイン経営に充てる予算っていう表現が、
その日本語の表現がすごい興味深いなと思って。
デザインに関する活動って、
マインドセットだったり、社内のカルチャーだったりするから、
別に何か新しい設備投資をしたりとか、
大きな発注をする世界観じゃなくて、
プロセスとかカルチャー改善に近い世界なので、
すごい大きな予算をいきなりぶっ込むというよりは、
マインドセットの変革なので、
本当は資金高くないはずなんだけど、
これDXの文脈も似てるんだけど、
デザイン経営買わなきゃみたいな世界になると、
またちょっと導入するっていう、
そんな大げさな世界じゃなくて、
少しずつでもいいからやってみるので、
デザインの社内浸透
さっきのヤンマンの例みたいに、
お題があれば取り組みやすいんじゃないかなと思ったんですね。
それと同時に、このポッドキャスト聞いてる人、
デザイン経営の人も多いから、
説明した方がいいのかなと思うのが、
デザイン経営って、僕から見ると簡単に言うと、
デザインをデザイナーのものだけに
留めとくべきじゃないっていうことなんじゃないかなと思ってて、
デザイナーの企業におけるデザイナーの役割っていうか、
その存在価値なんだけど、
同時に少し厄介な存在なのは、
デザインをデザイナーの中だけで留めがちなんですよ。
デザイナーとかデザインチームが企業にいた場合、
デザインという言葉が入ったものすべてを、
デザインチームだけでやるみたいな状態にしちゃうから、
デザインチームに属してない人たちが、
これはデザイナーさんの仕事ですとか、
ここから先はもうデザインチームがやってくれるんでみたいになっちゃって、
断絶が起きてると思うんですよね。
そこをちゃんと社内にインテグレートすれば、
デザインっていうものが特殊な世界じゃないっていうか、
普通の人の普通の日常にも活用できるよっていうのを、
社内全体に浸透させることが求められるんだと思うんですよね。
これ以前のフィグマのエピソードでも言ったんですけど、
デザインはみんなにとって大切なものだっていうか、
そんなに難しく特殊なことでもないし、
小さな一歩を踏み出しやすいものだし、
デザイナーって人たちは、
そんな専門的なことをやってるだけの仕事じゃないっていうのを、
多分会社全体に広げるっていうのがめっちゃ重要だと思うんですよね。
本当に僕も日常生活で、
特に日本の企業さんと話した時に、
何されてるんですかって言って、
デザイナーですとかデザイン会社経営してますって言うと、
一歩引くんだよね、相手が一瞬。
あ、みたいな。
あ、デザイナーさんですか。
ああ、私には全く縁のない世界なんで、
すごいですね、みたいな。
リスペクトします、みたいな。
すごい特殊なことをして、
ああいうのできるのってやっぱすごいですよ、とか言われるんですけど。
でも実際デザインの現場とかデザイナーの仕事の多くは、
企業文化を作ったりとか、
企業の日常業務を裏で支えたりとか、
効率化を進めたりとか、
ユーザーにとって使いやすいものを提案していくっていう
ビジネスに密着してるべきであって、
デザインチームの内輪プロジェクトで盛り上がったりとか、
イノベーションっていうから今までないような
特殊なものを作って展示会に出すとか、
それに終始してると全然業績改善ならないと思うので、
会社全体にデザインを浸透させるっていうのが、
デザイン経営で一番重要だと僕は思ってる派で、
アメリカ西海岸の会社とかが、
最近台頭してきてる理由の一つは、
社内全体にその感覚っていうのが、
自然と無意識のうちに広がりやすい状態が
生み出されてるからかなと思ってるっていうのが、
僕的な見解ではありますけどね。
そうですね、僕が思ったのは、
デザインっていう経緯というか、
もうちょっと広く考えたほうがいいなと思っていて、
多くの人は素敵なアウトプットを出すこと、
デザインの重要性
いこなやざい、って思ってるかもしれないですけど、
例えば僕みたいな、
マーケティング関係の仕事をしている人が、
こういう風に打ち出したらいいじゃないですかとか、
こういう層にこんな風に打ち出したらいいじゃないですかっていう、
こういう導線とかを考えるのもデザインだと思いますし、
それこそ、なんかぼんやりと思っているもの、
強に何だろうとかっていうのを明確化する。
それもデザインだと思いますし、
素敵なアウトプットを絵が上手とか、
未来の人しかできないんじゃないか、
みたいなあれじゃなくて、
分かりやすく構造化するとか、
分かりやすく表すとか、
そういうのがもう含めてデザインなのかなって、
僕は思うので、
そこをあまり勘違いしないでほしいなっていうのは多い。
それ今リュウチの話していることを、
一つの全てにおいて共通キーワードがあるなと思ったのは、
ケテが人であるっていうことですね。
相手にどう思われるか、見られるか、感じられるかっていうのを
常に意識して活動するっていうのが、
デザイン的視点を持ったカルチャーかなと思いますね。
本当に当然のことに思われるんですけど、
意外と見落とされがちなのが、
これをすることで相手にどういうふうに見られたいのとか、
どう受け取れられたいのみたいなことを聞いたときに、
それを意識できているかできていないかで、
デザイン的観点を持てるかどうか。
結局にはコミュニケーションじゃないですか。
なので、業務がそれをスタッフ一人一人がその概念を持てると、
おのずと企業文化と業務って改善するイメージじゃない?
って思いますけどね。
これは以前のエピソードで話した、
可視化させてアイディアとかメッセージとか魅力を可視化させて、
記号を通じて相手にそれを感じさせるっていう、
デザインの役割の一つがそこですよね。
そこはトイレのサイン一つ取ってもそうだし、
工場の工場での表記とかマニュアルとかそういうのを含めて、
そこがより記号で伝わると、
究極的には言語を超えたコミュニケーションにもなるので、
日本語、英語とかそういう言語に関わらず、
記号だけで伝わるっていうのは、
IKEAの説明書だったっけ?
言葉書いてない?
そういう世界に達成できると直感的にみんなが動きやすくなる。
そういう世界観かなあなって思いますけど。
中小企業への支援
ありがとうございます。
最後に、こういうデザイン系を主演できるので、
Bittrexはもちろんヤンマーさんの例にあったように、
強みを持ってできることだと思うんですよ。
ですが、これまでの実績を他の人が一般ユーザーが見たときに、
Bittrexって大手企業向けなんじゃないの?みたいな印象を持つ方もしかしたらいるかもしれないので、
仮に中小企業がかかったら、こういうお相談をBittrexしたときに、
対応してくれるもんだ。
対応してくれるもんだ。
うちはだってスタートアップから大企業まで全部やってる。
まあ、それで言うと具体的な例だと、
去年かな?やったのはあれですからね、
埼玉市の中小企業のグループ、なんとか会みたいなところの合同ワークショッププロジェクトで、
デザイン志向を中心とした中小企業さん向けのプログラムをやったので、
そういう形でもいいかなと思いました。
一社だけじゃなくて合同でやっていくのも、
そうすると複数の会社さんに同時に浸透させやすくなるので、
それでもいいですし、一社でやるでもいいです。
目立っている案件が大企業が多いですけど、
中小企業ももちろん喜んでやらせていただきますよ。
支援の仕方もヤンバーさんの事例のような形もあれば、
ワークショップというような提供の形もありますので、
お気軽に相談していただければなと。
Bittrexはそんなに資金の高い企業がないと思っているので、
ぜひこのポッドキャストを聞いたなという方とか、
困っているなという方がいたら、
ぜひこのポッドキャストのエピソードとか紹介してもらって、
ぜひお問い合わせいただけたらなと思っています。
ではブラウドさん、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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Bittrexとのお仕事にご興味のある方は、
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この番組は毎週更新しています。
次回のエピソードもどうぞお楽しみに。