2024-08-02 28:48

【第56回】 いまさら聞けないブランディングとは?基本をおさらい

🗣 トーク概要

  • ブランディングとマーケティングの違い
  • なぜブランディングは重要なのか?

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今さら聞けないブランディングとは?』by Brandon K. Hill


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btraxは "We design the future by bridging the gaps" をビジョンに、2004年に創業したサンフランシスコ発のデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。

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サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーのスージーが、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
本日は、ブランディングとは何か、そしてマーケティングとの違いについて話していきたいと思います。Brandonさん、本日もよろしくお願いします。
ブランディングとは結構基本的な話になると思うんですが、そこからちょっと触れていきたいと思います。
このポッドキャスト、デザインの話ずっとしてたんですけど、意外とブランディングの話してないなと思いました。
50回以上やっているのにもかかわらず、うちの会社のサービスの柱の一つであるブランディングを、そこを触れていなかったなと思って、ちょっと何回かに分けて、ブランディングの基本と、あとは具体的な内容とか話せればなと思うんですけど、
まず、ブランディングって何ですかって聞かれて、一言でサクッと答えられる人ってあんまりいないというか、あまりにも複雑な雰囲気とかふんわりしてたりとかで、
特に日本国内だと企業とかにブランディングを専門でやってる人とか、ブランディングだけをやってる部署とかが意外となかったりとか、うちのクライアントさんの大きな企業でも、うちブランド部ってないんですよって言われる企業があったりとかして、
意外とない場所にされがちだったりとか、あとはマーケティングの人たちがやってるみたいですみたいな感じで、マーケティングに内包されちゃったりしてるのをよく見受けられるんですけど、我々としてみれば結構重要かつマーケティングとの違いもあったりするので、その辺を今回クリアにできたらなと思ってますね。
それが目的ですと。
で、じゃあ何なんだって言われると、一番なじみありそうなのはロゴとかって、ブランドって聞いて世の中の人が思いつくのは、アップルのロゴとか、ナイキのロゴとか、スタバのロゴとか、それでブランドを識別するって、
一つのブランディングの大きな役割の一つなので、全く間違ってないんですけど、入り口ではあってもそれが全てではないというか、そのロゴって何なんだって言うと、シンボルですよね。
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会社とか企業とか商品を一瞬で識別できるショートカットできるシンボルではあるんですけど、それを育てていくのがブランディングの役割でブランドを作るっていう役割なんですけど、それをやるとどうなるかっていうと、最終的にはそのブランドの価値が上がる。
そういう意味で振り返ると、企業とか商品サービスのユーザーにとっての価値を上げる活動がブランディングであります。
じゃあ結構マーケティングも近いんですかね。
マーケティングとブランディングは似て非なるものでして、例えばすごい基本的なことを言うと、より多くの人に買ってもらえそうな感じを作るのがマーケティングだとしたら、より高い値段で買ってくれそうな感じを作るのがブランディングに近いというか。
縦と横みたいな感じ。これ専門の方に言うとすごく怒られるし、以前に怒られたこともあって。
うちのブログでマーケティングとブランディングの違いをその当時のインターンの方が僕に聞いてきたんですよ。
ブランドさん素朴な疑問なんですけど、マーケティングとブランディングってどう違うんですか。それを説明してたら全部メモってくれてて、うちのフレッシュドラックスブログに全部まとめて書いてくれたんですね。
それを公開したらものすごいバズって話題になったんですけど、とある日本の専門家の方がこれは全然違うみたいな、こいつは分かってないみたいな感じで、ものすごいディスってきた。
SNS上でディスってきたことでよりバズったっていうありがたい話になる。
だけど、なんていうのかな、そのおかげでうちの書いたその記事が一つのスタンダードになってくれたんで、結果的に良かったなっていうことですね。
もうちょっと詳しく、ブランディングってどういうことを達成する仕事なのかというプロセスなのかというと、まず一つはブランドの認知ですよね。
企業がやってる活動とか商品ラインを知るっていう、ここの会社こういうことやってるんだ、こういうブランドがあるんだっていうのを知るっていうことと、次にそのブランドに対して愛着が湧くっていう、好きになるっていう、好きにさせるっていう。
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例えば、このポッドキャストでも数字が何回か出てるアップル過ぎですっていうと、アップルが商品出すとあまり考えずに買うとか、日本でも多いと思うんですけど、
iPhoneがバージョンアップしたら自動的に買っちゃうみたいな、あまり考えずに最新のモデルが出たんで買い替えるとか、あとはちょっと高くても買うみたいな、それロイヤリティが高いっていう状態を構築しているので、
同じような製品でも、違うブランドよりもそこの会社のものであれば、安心感があるということで買うんですよね。
知ってる感じが。
知ってる感じがする。
これって究極的なブランディングにおけるそこの会社とか商品と顧客との約束ができてるって言い方するんですけど、
ブランディングって顧客に対しての約束をしてあげるっていう考え方なんですね。
例えば、トヨタの自動車、例えばですよ。
っていうのは壊れにくいっていうイメージを作り出したとしたら、それはトヨタの車を買っていただけると壊れにくい商品ですよっていう顧客との約束をしてあげて、
実際そうであればそういうイメージがつくじゃないですか。
トヨタ買ったときは間違いないみたいな。
それって顧客との約束と約束をちゃんと実現してあげれてるっていう状態なので、ブランドのロイヤリティが稼げてるというか実現されてるという、そういうことですね。
なるほど。
あとは、高級ブランドとかってこれなんですけど、そのブランドを持ってたり身につけたりするとイメージを提供することができるっていうことで、
例えばロレックスの時計つけてたらお金持ちそうとか、それこそ日本でもハイブランドって人気ですけど、ぐっちぃの服を着てたらとか、そういうイメージを自分で手に入れることができるし、それを見た人にそういうイメージを与えることができる。
これを上手に活用して、それこそマーケティングじゃなくてブランディング中心で大人気になったブランドっていうのは誰だと思うんですよね、レッドブル。
エナドリー。
エナジードリンクのレッドブルは僕的にはすごいブランディングの教科書のようなケーススタディじゃないかなと思っていて、超高発なんですよね。
09:04
後で出てきたような。どう思わないと思うけど、オルナミンCとか、もともと日本にも古く昔からいつかわかんないけど60年代70年代そのぐらいからあるような同じような飲み物なんですけど、
実際にレッドブルのファウンダーがタイかな、東南アジア行ってオルナミンCを飲んでめちゃ上手い感動して作って、でも全然違うブランドでやったんですよね。
オルナミンCってイメージ的には働くビジネスマンが頑張って残業するときに飲むみたいなイメージですけど、
レッドブル全然変えたじゃん。翼を授けるみたいなスーパーマンになるみたいなスポーツで。
レッドブルのイメージ私ゲームですね。
ゲームね。
eスポーツ。
それあるね。
スポンサーしてる。
アメリカだとスポーツ系、スポーツ系だとクラブ?夜のオールでカクテルとか、
ここカルフォルニア州とかは夜中2時までしかお酒飲めないから、それでお酒の提供終わった後に飲むドリンクみたいな。
ブランド作りがうまくいって、全く存在していない顧客層を開拓して作り上げたというので、ブランドの連想を活用したという。
なるほど。
そういうところですね。
じゃあ、さっきからちょこちょこ出てるマーケティングとの違いって具体的に何なのっていう話で、
一つの我々が考えている、100%正しいかどうかわからないですけど、
いろいろありますからね、諸説。
いくつかポイントがあって、7つぐらいザーッと言っていこうかな。
まず、ゴールが違うんですよ。
マーケティングって、さっきもちょっと言ったんですけど、より多くの消費者に広げていって買ってもらうとかなんですけど、
ブランディングはファンを作り出すっていう。よりファンを増やそうっていう。思い入れの強さを増やしていくっていう考え方なんですよね。
ゆえに、マーケティングって結構短期的な結果、月時とかマンスリーとか、もしかしたらウィークリーとかデイリーとかもあるんですけど、
マーケティング活動って本当に数字命で、コンバージョンレートとかトラフィックとか、そういうのでやるんですけど、
ブランディングって長期的な活動になってくるので、簡単に結果出ないから、根拠がやらなきゃいけないんですよ。
ゆえに、ないがしろにされがちだったりもするという、費用対効果が分かりにくいんですよね。
だからフワッとしてるっていう印象がある。
12:00
ブランディングの結果数字で見せてって言われたら、すぐはできないんですよね。
だけど確実にじわりじわりと聞いてくるので、コーヒーカップにスタバのロゴが載ってるか載ってないかで売れる値段が違うし、集客力も違うじゃん。
スプリームのが役例に出てしまったんですね、スプリームだけ。
あれもそうですよね。
なのでそこが違うし、
あとは手法も違ってて、
マーケティングというのは戦術中心と言われる、どういう戦術でCMを打つかとか、
最終的なアクションオリエンテッドな、いわゆるマーケティング戦略を元にした戦術だったりするんですけど、
ブランディングはブランドの方向性を決める。
うちもブランディングガイド、ブランドガイドラインとか作るけど、
どういう存在意義にして、どういうイメージを作るかっていう方向性で、アクションの手前の部分だったりするので、
理論的にはブランド戦略作って、それに合わせたマーケティング戦術をやるのが我々いいと思ってて、
ブランド概念をちゃんと持たずにマーケティングやるとバラバラになってしまって、
とっつきにくくなるんですよね。よくわからなくなってしまって。
あとは、視点も、さっきマーケティング短期、ブランディング長期って言いましたけど、
マーケティングは細かいマクロの部分で見ていって、
ブランディングは全体を通してマクロの視点を持つっていうか、
全体の統一性とか、そういうのを見ていく仕事ですね。
これも最近よく使われる、ワイを追求せよみたいな、サイモン・セニックっていう人が言ってるんですけど、
世の中で人気のあるブランドの一番の違いはワイをちゃんと持ってるみたいな、
我々はなぜこれをやってるかっていう目的意識をちゃんと定めていて、
マーケティングだけやるとハウが中心になるので、どういう風に売るかにフォーカスされがちだったりするので、
そこのワイを追求するとか。
でもそれもワイがあるからハウがあるというか。
オーシャルトです。
やっぱりブランディングが先に来る意味ですね。
そうなんです。そのサイモン・セニックっていう人が言ってるのは、
ワイ定めて、ハウ定めて、ワットを定めろって言ってるんですよね。
自分たちの存在でどういう風に広げてって何を売るかっていう。
何を最後でいいんじゃないのっていうぐらいのことを言って、
言っているので。
こんな感じかな。
いくつかポイントを言いましたけど、
マーケティングとブランディングって似て非なるものだし、
マーケティングは数字、短期、結果に直結してそうなので重要視されがちで、
ブランディングはフワッと長期的になんとなくになりがちなので、
15:02
軽視されがちだけど、
実はブランディングに力を入れるとこんなにいいことあるんですよっていうのを
いくつかあるので紹介しようかなと思ってますね。
もうだいぶ、さっきまでの話で気づいてると思うんですけど、
まず単純に売り上げを上げるのが難易度が下がる、
イコールマーケティングの難易度も下がるという。
そうだな、毎度出てくるアップルなんかは
もうブランド構築が大成功したので、
アップルのロゴを見せるだけで人が反応するし、
あれ究極だなと思うのが、
定期的に行っている発表会イベントあるじゃないですか。
ちょうどありましたね。
その前もあったWWDCってやつだと思うんですけど、
もともとマックワールドか何か名前だったんですけど、
あれこそがブランディングの極みで、
他の企業がたくさんお金を払って広告を売って、
メディアを集める、必死に集めて発表会、製品発表会をやっている中で、
アップルは新製品発表しますよって言った瞬間に、
途中から参加したいですという人たちが、
抽選で選ばれる席を必死になって参加したがるという。
抽選だったんです?
あれもうキャパシティが、オンラインだったら誰でも見れますけど、
リアル会場だと、もう招待されるか抽選で当たるかしかないんですよ。
それぐらい大人気のコンサートみたいな感じになっているので、
あれって異様なことで実は、
他のブランドであんなことできているところ一つもないんですね。
他の会社は展示会にたくさんお金を払って展示したりとか、
広告売って人を集めたりとか、
メディアの人に書いてもらうためにPRを必死にやったりとか、
どちらにせよ、いろんな活動を通じて人を集めなければいけない。
マーケティング活動。
Appleはそれせずに、ほっといてもAppleがやりますよって言ったら来るので、
それで自動的に告知になって人が買うっていう。
収益を上げやすいっていうのは当たり前の話なんですけど、
これ一つ目、値段もそうですよね。
iPhoneって、今日本だと10万、15万とかするのかな?
結構しますね。
なんですけど、それまでの携帯電話って結構タダに近かった。
しても1万、2万とか。
あとは、柄系の時代って多分キャリアと契約すると本体タダとか、
18:01
すごいデバイス自体安かったんですけど、
Appleブランドがあるもんで、少々高くても、
競合のAndroidのスマホよりも高いこと多いじゃん。
でもAppleのiPhoneだからってことで高くても買うみたいな状態なので、
おのずとAppleの収益は上がりますよね。
確かに。
DUPEって言うんでしたっけ?
すごい似てる、超パクリみたいな商品って結構あるじゃないですか。
でもAppleのロゴが付いてないから買わないみたいなとこまでありますね。
ロゴにお金出してるみたいな。
そう、そのロゴにお金出してるが、さっき前半で言ったロイヤリティだったりとか、
顧客との約束が守られてると思えるからっていうのがあって。
なるほど。
ロゴにお金出してる、それが何でかっていうと色々理由があるんだけど、
そのロゴの付いてるものは間違いないって思えてるのか、
それとも自慢になるからっていうのがあって。
自動車なんか自慢なんですよね。
フェラーリとかランボルギニとかBMWとかメルセデスとかっていうロゴが付いてるのは、
自己満足に近い店びら化したいみたいなのがあって。
でもそれって、ちょっと余談ですけど、
そのブランドとかそのインタストリーに詳しければ周りの人も反応するけど、
そうじゃなければよくわかんないじゃないですか。
そうですね。
僕、大学生の時に日本車で2人乗りのオープンカーを持ってたんですよ。
女の子乗せて、冗談でボケたつもりで、
これフェラーリなんだよねって言ったのね。
その時に、そうだよねってそう思ってたって。
やっぱそうだよねって本気で言ってて、逆に否定できなかった。
知らないんだよね。
スポーツカーで、オープンカーとかでちょっとデザインかっこよかったら、
その業界に詳しくなければわからないじゃないですか。
余談なんですけど、
でも本人とすればフェラーリのロゴが付いてると自己満足なんで10倍でも買うみたいな。
なので、提供側はお金が儲かるっていうのが一つね。
2つ目が、さっきのアップルの発表会に、
自動的に人が集まるのにすごい関連してるんだけど、
コスト削減なんだよね。
結局ブランドが育ってると広告とか打たなくてもいいっていうのがあって、
この辺だと有名な話ですけど、テスラの広告費ゼロらしいんですよ。
テスラのCMとかビルボードとか見たことないよね。
確かに。
テスラって広告売ってないんだって。
なのにこんな認知されてるのはブランド力なんですけど、
ブランド力があると認知活動、マーケティング活動にかけるお金を減らせれるので、
21:07
長期的にはブランド作りって大変なんですけど、
それが達成すると次今度短期の支出が減るっていうことなので、
人もそうなんだけどね。
このブランドって別に企業商品だけじゃなくて人もそうなんですけど、
人が人気出たりとか周りから一緒にいたいと思われる人になると、
おごってもらえるじゃないですか。
確かに。
で、コスト減るじゃん。
人気者になるとね。
それと一緒で、ブランド作りを個人がしていると、
よく日本でもたまに論争になる、
デートで女子はお金払うべきかみたいな。
おごってもらって当然だみたいな。
確かに。いろいろありますよね、意見が。
美女はおごってもらいやすいみたいな。
それでブランディングに近い概念で。
セルフブランディングみたいな。
全くその通り。セルフブランディング。
ちなみに今度ポッドキャストもセルフブランディングのためにやってるって。
確かに。
これやると広告打ってない、打たなくてもっていう。
ある程度一定のラインを越えたら、
人同士が勝手にそのブランドについてしゃべって、
勝手に広げてくれそうな。
おっしゃるとおりです。
それがまさにステイブ・ジョグスが言ってたアップルの強さは、
勝った人が勝手な人に勝手に自慢してくれるっていう
エヴァンジェリストができるみたいな。
もう一個あって、これはよくうちのクライアントさんから依頼されるんですけど、
最近は人材不足なので、
採用するために良いブランドにしたいっていうのがあって。
修飾、日本とかだと新卒とか修飾する際に、
会社のことよく分からないから、
どこの会社に応募してどこの会社の内定を受けるかって難しいじゃないですか。
インターンとかあんまりしないし。
最初に行くのがまとめサイトで、ランキングにあるんですよ。
そう、まさにそれですよね。
新卒・修飾・人気ランキングみたいなのが出てるじゃないですか。
以前にうちの某クライアントさんがそこに載ってたから、
トップに結構載ってたんですよ。
すごいですねって言ったら、
あれ、金払って載せてもらって、
ドライアイ返信受けたんですけど。
その闇はいいんですけど。
とりあえず人気があるところに入りたがるっていうので、
日本の学生とかに聞くと、
どういうところを就職したいんですかって聞くと、
商社か金融かコンサルとかって言うんですよ。
これ僕的には非常に驚きで、全然業界違うじゃん。
なんですけど、人気ランキングってその3つの業者が出やすいらしいんですよ。
商社、金融、コンサルっていうのが。
なので、なんとか商事とか銀行とか、
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外資系コンサルみたいなものをそれぞれ受けて、
受かったところのどれにするかを選ぶんだけど、
完全にブランドで選んでるんだろうなという。
イメージしかないからね。
大学もそうだし、就職先も日本の場合は、
門の中を入ってみないとどうなってるか分からないので、
外側だけをイメージで持っているので。
なので、結局入社してから数ヶ月で辞める人が多いっていうのもそういうことなのかな。
ブランド重視でやっちゃってるからだと思うんですけど、
逆に考えると、
ブランドイメージをちゃんとやってないと人が取れないっていう悩みが企業にはあって、
同業他社に負けちゃうみたいなのがあるので、
優秀な人材っていうのは選択肢が多いから。
その中で自分がいいなと思うところに入るんだけど、
そのいいなと思うのは多くの場合はブランドイメージ、
ブランド価値だったりするのかなと思って。
商品を持ってない会社でも、
商品持ってる場合はその商品をマーケティングで売り出すみたいなのがあると思うんですけど、
商品持ってなくてもブランディングは確かに大事ですね。
まさにそこがすごい鋭いポイントで、
それを本当に今回の一番の結論にしたかったのは、
はい、すみません。
いやいや、すごい良いことだよ。
まさにあれなんですよ、
B2Cだとどうだけど、B2Bだけどって議論になりがちで、
もっと言うとB2B企業って、
企業向けにビジネスをしてるところは、
ブランディングが重要じゃないんじゃないかっていうことを言われることが非常に多いんですけど、
そんなことなくて、
ビジネスをやってるからには、
人材獲得も収益も支出減らすのもブランディングが非常に重要で、
B2Bって例えば部品を作ってたりとか、
人の目につかないところでビジネスをやってる会社さんが多いんですけど、
例えば、最近この辺だったら、
今年に入って話題ずっと持ちきりのNVIDIAとかってB2Bですよね。
NVIDIAの商品をお店とかAmazonとかで買ったことがある人は非常に少ないじゃないですか。
僕も多分ないんだけど。
で、まあ、
すごい今、地価総額、
NVIDIAもブランドは実はちゃんとできていて、
名前知ってるし、ロゴも見たことあるのは、
ちゃんとブランド作りはしてあるし、
同業で、ちょっと前までだったらインテル、
インテル入ってるみたいな、
インテルはパソコンの中に入ってる半導体が多かったけど、
あれもインテルの商品だったんですよ。
あとはSAPとか、
B2Bの会社なんですけど、
あとはオラクルとか、
セールスフォースなんかもまさにそうですね。
セールスフォースも多くの場合は顧客は企業さんなので、
27:01
B2B企業なんですけど、
セールスフォースの名前とかイメージっていうのはちゃんとあって、
インテルの商品だったり、
B2Bの商品だったり、
セールスフォースの名前とかイメージっていうのはちゃんとあって、
イベントとかもやってるから。
なので、B2Bだからといって、
ブランディングをない場所にしてもいいっていうのは全く違いますよっていうのを
結論にしたかったので、
ありがとうございます。
はい、ではこんな感じで。
はい、なのでブランディングに興味がある方はぜひ、
B2Xにお問い合わせいただければと思います。
ぜひ、ウェブサイトから。
ありがとうございました。
イベントの告知で、
イノベーションや新規事業の創出において、
デザイン的思考だけでは限界があります。
そこで今回は、サービスデザインによる組織革新と事業成功について、
専門家がわかりやすく事例を交えながらご説明するセミナーを開催します。
日時は日本時間8月28日水曜日の12時から13時です。
詳細は概要欄のリンクからご確認ください。
このエピソードを楽しんでいただけた方は、
ぜひ高評価、チャンネル登録、
よろしくお願いします。
また、サンフランシスコデザイントークは、
番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にあるGoogleフォーム、
Spotifyでお聞きの方は、
各エピソードのQ&A欄からお送りいただけますので、
お便りお待ちしております。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
28:48

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