Airbnbの紹介
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、デザイナーやデザインに関心のある方、デザインをビジネスに生かしたい方、そしてグローバル展開を目指す企業の皆さまに向けてお届けします。
BTRAX CEOのBrandonが、サンフランシスコ本社から、ここでしか聞けない、リアルで実践的な情報をお届けします。
サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始めていきます。MCを務めますリュウチです。
Brandonさん、よろしくお願いします。
本日のテーマですが、ブライアン・チェスキーに学ぶ、優れたユーザー体験の重要性、というところで、大好評人物シリーズ、再びやらせてもらいますが、もしかしたらブライアン・チェスキーという名前は聞いたことない方が多いかもしれないです。
スタートアップに詳しい人は知っているけど、一般的にはそこまで知られていないですが、
彼の経営している会社の名前を言えば知っている人多いですけど、どこでしょうか。
どこでしょうかというところで、つまり、ブランドンさんお願いします。
Airbnbです。
別に僕が偉そうに言うことでもないんだけど。
そうですね、Airbnbの創業者、ブライアン・チェスキーになりますと。
CEOですね。
そうですね、CEOで。
民泊サービスと言えば一応いいんですかね。
日本でも利用している人いますよね。
貸している人もいれば、宿泊施設として利用している人もいて、一般的には日本語では民泊と言われる、自分が住んでいる家、部屋、もしくは所有しているところを他の方に貸す。
ホテルとか旅館に加えてた第三のオプションとしてのサービスの、いわゆる代名詞ってやつですよね。
そうですね、日常で暮らしてたら住めないような家に宿泊できたりとか、ちょっと夢のあるサービスってところが面白いなって思いますね。
日本より、おそらく海外の都市で利用することの方が多いかな。
例えばヨーロッパとか、もちろんアメリカもありますけど、実は日本の方が貸している物件は少ないっていうか、
結構日本は規制が厳しかったりとか、Airbnbで部屋を貸すために必要なライセンス許可みたいなものが、結構行政の方で厳しくコントロールされちゃってるんで、
今は物件数は少ないんですけど、5年ぐらい前まではかなり多かったんですよ。
僕も日本にしょっちゅう出張行ってますけど、その頃までは結構ホテルじゃなくてAirbnbで滞在してたんですよ。
オフィスの近くのアパートとかを借りて。
なんですけど、とあるタイミングでかなり行政からの厳しい規制が入りまして、あまり簡単に貸せなくなっちゃったんで、物件数はかなり少ないんでそこまで盛り上がってないかもだけど、
創業の背景と苦労
ヨーロッパなんか行くとすごいたくさん貸してたりとか安かったりしますよね。
そうですね、ホテルがシーズンによっては高かったりするので、Airbnbっていうオプションがあると幅広くコスパ良く探せるっていうので、僕は結構好きですね。
いいよね。
Airbnbの誕生秘話とか、その背景に知られざるサクセスストーリーとか、ブライアンチェスキー、ファウンダーの考え方とかデザインに対してのアプローチとか、彼自身のバックグラウンドとか、
その辺の話を中心にデザインオリエンテッドのスタートアップがどのようにして成功していったかっていうケーススタディとして話せればっていう感じですかね。
そうですね。ではまずはブライアンチェスキーとはってところ、バックグラウンドをちょっと話していった方がいいかなと思うんですけど、もともとデザイナーの方なんですよね。
そうです。デザインバックグラウンドがあって、それでその彼と、Airbnbっていうのは3人のファウンダーがいて、
CEOのブライアンチェスキーと、あとはデザインとかプロダクトとかユーザーエクスペリエンスを担当しているジョーっていうのと、
あとテクノロジーサイドのネイトっていう人がいて、ブライアンとジョーはデザインバックグラウンドがある。
もともとデザイナーだったりデザインスクール行ってる2人で、ネイトはテクノロジー、テクニカルバックグラウンドがある人なんですよ。
実は僕、この3人のうちのネイトっていうファウンダーの1人と、2回ほどイベントで登壇したことがあるんですね、サンフランシスコで。
その時に本人から直接いろいろAirbnbはどのようにスタートして、どのように成長して、どういうことをしたからうまくいったのかっていうのを聞かせていただく機会があったんで、
生々しい話とかも紹介できればなーなんて思ってますけど。
面白いですね。会ったことある人は多くないんじゃないかもしれないですね、日本人で。
少ないですね。ちなみにAirbnbはサンフランシスコ発祥のスタートアップで、
彼らの今のオフィスも我々ビートラックスのオフィスから距離的に言うと1キロぐらい離れたとこなんですけど、
ブラナンストリートっていうストリートがあって、そこずっとあれは西側かな、南西の方に進むとAirbnbの本社ビルがありますと。
そこで未だに経営してるんですけれども、僕実は2回一緒に登壇した、プラス偶然レストランで会ったっていうのもあって、
合計3回ネイトに会ってんだよね。どうでもいい話なんですけど。
じゃあ、Airbnbっていう社名の由来からいこうかな。
最初はAir Bed & Breakfastって言ってたんですね。
で、アメリカってBed & Breakfastって、いわゆる日本で言う民宿っぽい響き、旅館とか民宿みたいな感じで、
朝ごはん付きの小規模宿泊施設のことを言うんですが、日本の民宿よりもよりちょっと高級なイメージっていうか、
なんていうの、ああいうの、ペンションみたいなところ、リゾート地とかにある。
それがB&Bって言うんで、Bed & Breakfastって言うんですけど、そこにAir Bedっていうのを入れて、
どういうことをしてたかっていうと、Air Bedって普通のベッドじゃなくて、空気を膨らませて浮き屋みたいな感じにして膨らませて、
そこで寝れるっていう簡易ベッドがAir Bedっていうのがあるんですけど、
どういうふうにスタートしたかっていうと、その3人で共同生活をしてたんですね。
で、スタートアップのアイデアをいろいろ出したりとか、プロダクトを作ったりとかしてたんですけど、
なかなか泣かず飛ばずで、うまくいかないと。で、売り上げもないので、家賃払えないみたいになってきて、
どうするって言ったときに、部屋に人を泊めて稼ごうかっていうアイデアが出てきたらしいんですね。
それはサンフランシスコで、大きなカンファレンスがあるときに、ホテルの部屋が限られてるんで、
売り切れになっちゃったりとか、ホテルがものすごい高くなるときに、いいこと考えたと。
俺たちの部屋のキッチンのスペース空いてるから、そこにAir Bedを膨らませて置いといて、
安く泊まれるよって言って、貸してみたら、家賃の足しになるんじゃね?って3人が考えて、
簡易的なランディングページみたいなのを作って募集したら、ちょこちょこ泊まりに来たらしいんですよ。
ニュージャージーから来た女性とか、インドから来た男性とか、アメリカの他の都市とか、違う国から人が来たりしたんだって。
で、泊まってくれたから、結構これビジネスになるんじゃない?みたいなことをちょっと思ったと。
で、それ以上に彼らが発見したのは、お金がそこで稼げることプラス、世界中の自分たちが全然知らないタイプの人たちが泊まってくれたことによって、
そういう人たちとの交流が非常に楽しくて、その体験自体が最高だったっていうのに気づいたらしいんですね。
で、普通考えたら、自分の家にどこの誰か知らない人を泊めるって、すごい違和感あるじゃないですか。
考えてるだけだと、いやそんなの気持ち悪いみたいな、そんなことしたくないみたいな思ったりする中で、
彼らはせっかく集まってたんで、とりあえずやってみようってやってみたら、想像以上にポジティブエクスペリエンスだったって。
で、これすごいいいなと思って、この体験をより多くの人に広げようっていうことで考えついたのが、
Air Bed & Breakfastっていうサービスで、今でこそ一部屋全部貸したりとか、家全部貸したりしてますけど、
当初は自分の部屋に泊める、いわゆるルームメート型で泊める方式でスタートしたんですよね。
だけど最初のうちは全然泊まる人とかが多くなくて、厳しい状態が続いてたんで、シリアル作戦って知ってる?
知らないです。
それでなかなか売上がんないから、その時にこれどうにか話題にしなきゃいけないし、売上上げなきゃいけないってことで、
当時って大統領選挙真っ最中だったみたいなんですよ。
その時の大統領候補が、前アメリカ大統領のオバマとマケインっていう対抗馬がいて、
その二人のバトルの時にシリアルっていわゆるコンフレイクみたいなのの裏側にオバマバージョンとマケインバージョンを印刷したのに、
Air B&Bの広告みたいに載せたら、すごい売れたんだって。
アメリカの人って大統領選大好きだから。
それでちょっと話題になって、1個ずつ投資家とか使ってくれる人がちょっと増え始めたっていうのが、これ超初期のAir B&Bのストーリーですね。
ユーザー体験への注力
面白いですね。今の形からはあんまり想像できないような形からスタートしてるんですよ。
ちなみに、これちょっと余談ですけど、その当時今言った3人で共同生活してて、なかなか家賃が払えないって困ってた時の彼らが住んでたアパートって、
うちのオフィスから徒歩30秒ぐらいのとこですよ。
へー。
わかるかな。僕がよくバイクを止めてるとこなんですけど、
はいはいはい。
あそこの小道の奥に行ったとこのアパート。
そうなんですか。
そうなんですよ。
めっちゃ近いですけど、これはもううちはネタですけど。
そうそう、そこでそういう風にして始まったと。
で、次に彼らが考えたのは、需要が高い時にホテルがないから泊まるっていうことで、
全米各地のカンファレンスが開催されるタイミングで、それをAir B&Bを利用してもらおうと考えて、
一つ大きなアメリカのカンファレンスで、サウスバイサウスウエストっていうのがあるんですね。
3月に毎年やってて、これテキサス州のオースティン市っていうところでやってるんですけど、
たくさん人来るんですよ。
ホテルが足りなくなるから、サウスバイサウスウエストの時にオースティンで貸す、借りるってことをやって、
まあまあ使ってくれたらしいんですけど、今度問題があって、
カンファレンスがある度に泊まってもらうのはいいけど、
カンファレンスがないと利用してもらえないから、非常に一過性になっちゃうってことがわかったんですね。
で、これだと継続性がないってことで、ニューヨークに一回的を絞ったみたいなんですね。
ニューヨークってほら、密集しててマンハッタンとか、人もたくさん来るし、時期によってもたくさん来て、
ホテルもすごい高いし、アメリカの中では結構狭いから、
そこでAirbnbを利用してもらうっていうのをメインターゲットとして、
ニューヨーク市、ニューヨークシティをメインにやり始めたっていうのが、
いわゆるその次のフェーズ、第二、Airbnbの多分第二フェーズなんですよ。
で、そこで貸し始めたんですけど、なかなか使ってくれる人が増えなかったんですね。
で、そこでどうしようかと思った時に、ここからがそのブライアンチェスキーのデザインバックグラウンドが本領が発揮されるところなんですけど、
それまでって結構エンジニアがスタートアップってやりがちだったんですよ。
エンジニアがやると、やっぱり機能性とか開発とかプロダクトに対してどう改善するかっていうので、
システム重視でやっていくじゃないですか。
だけどAirbnbっていうのはデザイン重視の会社だったんで、
何をしたかっていうと、これ徹底的にユーザーを理解するべきだっていうことで、
彼ら、ファウンダーたちが何度もニューヨークに行って、
部屋を貸す人たち、いわゆるホストと言われる人たちに会って、
ユーザー体験の向上
それもバーとかに招待して、ハッピーアワーみたいなのを開催して、
ザック・バランに利用体験を教えて、フィードバックを率直なのを教えてって言って、
いろいろヒアリングをしたらしいんですね。
だから物件は載せるんだけど、なかなか予約が取れないと。
それ困ってるって言うから、どうしてなんだろう。
じゃあ今度、泊まる方のユーザーに聞いて、
なんで予約しないのって話を聞いたときに、
突き止めたのが、物件の写真がイケてないっていうことが分かったみたいですね。
泊まりたいんだけど、写真見た感じ結構微妙な部屋だから躊躇してるっていうのが分かって、
彼らがやったことは、これもすごいデザインオリジナルで好きな話なんですけど、
機能とかじゃなくて、写真を改善しなきゃいけないってことで、
プロのフォトグラファーを雇って、無料で写真を撮ってあげたんです、ホストの部屋の。
その写真を差し替えたら、徐々に予約数が増えていって、成長フェーズに入っていったっていう。
これがまた次のエアビーンのフェーズになってくるんですよ。
これすごいいいなと思ってて、
今のエピソードで言うと、ブライアン・ジェスキーが言ってることがあって、
スタートアップのプロダクトを作るときにやるべきなのは、
一つの機能における体験を最大化させろっていう話をしていて、
結構スタートアップファウンダーとかエンジニアって機能を増やそうとしがち。
ユーザーの伸びが鈍いって思ったときに、もっともっと機能を追加しなきゃいけないって思いがちなんだけど、
それは間違ってて、一つでもいいからユーザー体験をマックスまで良くすると。
その体験を軸にして機能を追加しないと、
いくら機能を追加しても体験が良くなければユーザー喜ばないっていう話をそのエピソードで言ってるんですよ。
投資家とのやり取り
このフェーズに入ってユーザー数が少しずつ増えたんだけど、
ここでまた有名なエピソードがもう一個あって、
これブライアン・ジェスキーが今でも持ちネタとしていろんなところで話してるんだけど、
著名VCに断られまくるフェーズっていうのが始まるんだよな、ここから。
だいぶプロダクトができていいかなと思って、
今度外部から投資を受けようってことで、大きな投資を受けるために、
ベンチャー・キャピタリスト、VCっていう人たちにスタートアップの人たちはピッチをするっていうか、お願いをしに行くんですね。
うちらこういうのを作ってるんで、投資してくれませんか?
メールとかでやり取りして返信が来て、ピッチした後に連絡が来たりするんだけど、
なかなか連絡が来なかったんだって。
で、最速してみたら返信が来て、ごめんね遅くなって、
社内で検討したんだけど、
あなたたちがやってることは希望的に投資に値しないとみなしたんで、今回は見送りますっていうのを、
大量におこづわりメールが来たっていうエピソードがあって、
これネット上の記事にもいくつか世の中に出てるんですけど、
どこから来たかを隠してますけど、こんなこと言われて断られたんだよねっていうのを今笑い話として、
持ちネタとして出してるんだけど、これもすごい面白いなと思って。
僕が見た2年ぐらい前のポッドキャストでは、
ブライアン・ジャスキーが、
ちなみになんだけど、今エアビー&ビーで年間流通しているお金の金額は、
クロアチアのGDPと同じくらいなんだよねって言ってて、
まあまあいいよねっていう話はしてました。
そんなのも逸話になってますけどね。
面白いですね。
なので、彼は本当に信じてることがあるんであれば、
周りの人からとか投資家からどんだけ否定されても断られても続ける勇気を持ってみたいな。
我々だってこんなにたくさんボロクソに言われて断られまくったんだよ。
すごい有名な投資家からも君たちのサービスはうまくいかないって言われたんだよっていうのを、
まあ逸話にしてますけどね。
企業文化とレイオフ
最近、それとは別でブライアン・ジャスキーの逸話というかインタビューとかって結構取り上げられることが多いなと思って。
一つがブライアン・ジャスキーの経営スタイルについて取り上げたファウンダーモードっていう言葉があるんですけど、
ファウンダーが積極的にプロダクトだったりとかにもう携わっていくレビューとかもそうなんですけど、
幹部層にお任せするっていうのではなくて、
その辺すっ飛ばしてファウンダーが現場レベルのスタッフと直接話したりとか、
ほとんどのプロダクトはもうファウンダーがレビューに入るみたいな。
そこまで細かくやって、今があるみたいなことを話していたり、
あとはAirbnbってコロナのときに経営がかなり打撃してしまって、
レイオフをしたんですよね。
なんですけど、レイオフしたときのメッセージが結構具体的で、
どうしてこういう判断になったかっていうと、
解雇する人たちに対してのサポートがすごい手厚かったみたいな。
よく覚えてます。
あれ、うちの会社に僕ブログも書いたぐらいで、
あの当時ってスタートアップがのき並みレイオフしてたんですよ。
Airbnbだけじゃなくて、
そこも本当にビジネス的に厳しくなるから、
人を減らさなきゃいけなくてレイオフをしてたんですけど、
Airbnbのレイオフの仕方っていうのがすごくて、
たくさん人を解雇する状態になるざるを得なかったんだけど、
そういう人たちに対して手厚いサポートをしたんですよね。
しばらく保険が使えるとか、
会社のパソコンはそのまま所有していいですよとか、
一番すごかったのは、
元Airbnb社員のポータルサイトを作って、
優秀な人たちがこんなに仕事を探してますよっていう、
ジョブボードを作ったんですよ。
他の会社さんが元Airbnbの社員を雇いたいときに、
そこに行けば直接連絡できるっていうウェブサイトを立ち上げたりとか、
スタッフに対しての手厚いケアが、そこが素晴らしかったですよね。
エクスペリエンスを重要視するって言ってるだけあって、
それだけじゃなくて、そこを行動にしてるかなと思って。
あれも素晴らしかったですよね。
あと、Airbnbの話で言うと、
さっき言ったオフィス、
僕も何度か行ったことがあって、
すごいビル1個全部借りてるんですけど、
ロビーが筒抜けになってるんですね。
中に入ると、いろいろ部屋があるんですけど、
会議室、いろいろ見せてくれて、
会議室が都市の名前になってるんですよ。
うちの会社、この前紹介したみたいなフォントの名前になってますけど、
Airbnbは、例えばパリとか東京とかロンドンとか、
Airbnbで貸してる都市の名前になってるんですけど、
それ名前だけじゃなくて、
インテリアがその街風になってるんですよ。
興味深いでしょ。
例えばパリだったらFL棟の壁紙貼ってるとか、
その家具の雰囲気とか、
あとはバリ棟だったら、
バリ棟風の椅子になってたりとかして、
その従業員もその都市の体験ができるような、
再現がされていたりとかして、
そこへのこだわり、
それはコストかかるんだけど、
その体験へのこだわりっていうのをやっていて、
あとは有名なのは、
さっき言った、
ファウンダーモードでプロダクトに関わるときに、
仕様書を書くんじゃなくて、
ストーリーボードで作っていくっていう作り方を、
デザイナー出身なので、
エンジニアだったら仕様書みたいなのを書くんですけど、
デザイナーなんで絵で書くんですよね、
UIとか。
UIだけじゃなくて、
そのユーザーが予約してから泊まるまでとかを、
その体験を漫画みたいな絵で描いていって、
それで表現して、
こういう体験を提供するサービスみたいな、
そういう風にプロダクト設計をしているのは、
興味深かったですよね。
でね、僕最近見たブライアン・チョスキーのインタビュー、
好きなインタビューがあって、
どれだけ体験を重要視しているかみたいなことを、
彼のユーザー体験に対しての、
狂気的なこだわりの話を彼はしていて、
ほら、AirBnbって利用した後に星つけれるじゃないですか。
1つから5つまで。
で、1とか2つけるっていうのは文句があるからつけるじゃないですか。
なんか大きな、1がつけたら大変な問題があったっていうことで、
3とかぐらいまで不満じゃないですか。
で、5は何事もなく、
普通にいい体験ができたらだいたい5をつけるんだってユーザーっていうのは。
なんだけど、じゃあ、
5で終わらせない考え方は何なのかっていうのを考え始めて、
星6だったらどうなんだろうみたいな。
星6だったら、家にワインが置いてあって、
フルーツが置いてあって、手書きのメッセージがある。
これすごいサービスだよね。
じゃあ7だったらどうなるんだ。
8だったら、事前にそのユーザーが好きなものを理解しといて、
例えばサーフィンが好きだったら部屋にサーフボードが置いてあって、
自由に使って寝て書いてるみたいな。
じゃあ今度8だったらどうなんだみたいな。
8だったら、空港に行ったらリムジンが迎えに来てて、
部屋まで送ってくれるみたいな。
9だったらどうなんだみたいな話だったら、
9だったら大きな象が空港に迎えに来てて、
象に乗って街をバレードするみたいな。
そういう話よ。
体験の妄想から話していて、
どこまで究極までユーザー体験を高められるかっていうのを
常に考えてるっていうインタビューが僕すごい好きで、
そこまでユーザーUXデザインですよね、いわゆる。
UXに執着してるのは、
デザイナーとしてはすごいいいなと思いました。
せっかくならそのエアビのアプリのところ、
UXの話ができたらな、
可能性的にどこがよいのかとか聞きたいと思うんですけど、
僕今スマホでちょっと見てみてるんですけど、
エアビってもうロゴがあって真っ赤な感じで、
Aっぽいやつね。
Aっぽいやつで、たくさんアプリがあっても目立つんですよね。
だから探しやすいですし、
開いてみると素晴らしい景色がたくさん出てきて、
旅したくなるような感じ。
実際に予約した後は、
例えばホストの方とやり取りとかもできたりとかもするので、
そういうインタラクティブな部分もあるなっていうのが僕の印象なんですけど、
ブランドンさん的にどこがよいなとかありますか。
僕は、1、利用したユーザー目線で言うと、
ユーザー体験って、
カスタマージャーニングマップとかユーザージャーニングマップみたいので考えると、
予約する前と予約する体験と利用する体験と、
利用した後の体験っていう風に大きく分けられるんだけど、
利用するときの体験がどんどん改善されてる感じ。
それはどういうことかっていうと、
予約するときって自分の住んでる場所とか、
家とかオフィスとかパソコンとかで予約するから、
ある程度余裕あるじゃないですか、時間も。
だけど実際に部屋を利用するときって旅行中だし、
基本的にはスマホメインになって、
電波が悪かったりとか知らない街だったりとか、
行き方が分かりにくいから、
非常に不安になりがちなんだ、ユーザー。
それをどうやって迷わせずに、
宿泊施設に到着させて、
チェックインができるようにするかっていうのを、
どんどんどんどん改善していて、
多分最新だったら、
ユーザー体験の重要性
街に着いたら自動的にウェルカムメッセージが来て、
ユーザーがいる空港とかから、
宿泊施設までどう行ったらいいかっていうのが表示されて、
着いたらチェックインする方法、
自動的に番号とか入れてチェックインする無人のケースと、
ホストに会って鍵を渡してもらうケースがあるんですけど、
それを導いてくれてっていう、
一連のチェックインまでの体験サポートっていうのが、
非常によくできていて、
ユーザーを不安にさせない仕組みが、
演出がされてるなっていう、
そこがすごい好きですけどね。
僕も直近だと、
ポルトガルのリスボンに行った時に、
Airbnb使って泊まったんですよね。
それも入り口でコードを入れないと入れないところだったので、
ホストの方とメッセージしながら、
やり取りして入れたっていう経験がありますね。
そこいいよね。
あと、今リュウチが赤いロゴで目立つって言ってたじゃないですか。
あれってリデザインされたロゴなんですよね。
それの一つ前って青だったんですよ。
手書きのA, B & Bみたいな。
ちょっと初期のスタートアップっぽい、
あまり洗練されてないデザインだったのが、
ピンクっぽい赤で丸いAになってて、
それリデザインされたんですけど、
あれのリブランディングをやった会社って、
実はデザイン会社なんですけど、
友人がサンフランシスコで経営してた会社で、
もともとはイギリス日本社のあるデザインスタジオっていう会社で、
そこの友人のオフィスに行ったんですけど、
Airbnbのオフィスの真裏にあったんですよ。
もうベタ付きでそこにスタジオを構えて、
そこでリブランディングを、
Airbnbの社内デザイナーと二人三脚でやってて、
ロゴとかストーリーとかコンセプト動画とか一通り作って、
そのストーリーも僕直接目の当たりにさせてもらってたんで、
非常に面白かったですね。
一回非常にバッシングされたネガティブなフィードバックとか来てたんですけど、
それもブライアン・チェスキーがちゃんと説明して、
これはLive Anywhereっていうコンセプトでやってるよって、
そこに住んでるように旅をしようみたいなことを体現してるんだよっていう話をしてましたね。
ちなみにブライアン・チェスキーって旅行するときはAirbnbを使うらしいんですよ。
これはスタートアップ業界で言うと、
Eat your own dog foodって言うんですけど、
自分で作ったものを使うっていう表現なんですけど、
一時期ツイッターで、
やべえ、Airbnbで貸したらブライアンが泊まりに来たっていう、
書いてた日本人の人がいた。
でもそうなのって、ユーザー目線で、
常にユーザーの視点に立つっていうことで、
自らがAirbnbを使うっていうのをやってるみたいですけどね。
ブライアン・チェスキーの情熱
面白いですね。
俺、似たようなエピソードを他のやつでも聞いたことあって、
日本だと楽天のミキタニさんっていらっしゃるじゃないですか、
楽天市場めちゃめちゃ使うらしくて。
TVユーザー?
楽天社員から見ても、
気の狂ったように使ってるらしくて。
それ、ファウンダーの鏡じゃないですか。
だから、自分で使って改善点とかどんどん探っていくっていうのは、
大事なとこなんだなとは思いましたね。
素晴らしい。
僕、ネイトと話してて、
2つすごい勉強になったことがあったんですよ。
1つは、どういう人たちと一緒にビジネスをするか。
いわゆるコファウンダーっていう人たち。
彼らは3人いるんですけど、
その3人ってどういう関係性なのって聞いたら、
こういうふうに言ってたんですよ。
あるじゃないですか、心理テストみたいな。
アルファベットで表現できるやつとか、
いくつか心理テストってあると思うんですけど、
3人心理テスト受けたら、
全くバラバラだったんだって。
趣味、思考、価値観っていうのが、
綺麗に3分の1ずつでずれてたっていうか、
メルセデス・ベンツのロゴみたいな感じでずれてた。
それが良かったって言ってたんですね。
みんな違う価値観を持つから、議論することで、
一番いいアイデアが出せると。
ただ、3人に共通してることが1つあるって話をしてたんですよ。
それは、Airbnbを良くしたいっていう情熱はみんな一緒だ。
なので、価値観とか視点が違う人たちが、
同じ情熱を持って集まるのが、
理想的なスタートアップファウンダーの
あるべき姿だっていう話をしてたもんね。
これすごい良いなと思ったんですよ。
あともう1個、すごい意外なこと言ってて、
Airbnbって今上場してますけど、
その前までは、上場する前までは、
いわゆるユニコーンスタートアップの代表例っていうか、
急成長したものすごい評価額の高いスタートアップの
理想的な代表例としてあがめられてたんですけど、
ユニコーンだった、すでにユニコーンだった時代に
僕一緒に対談したんですけど、
その時にネイトは、経営はマラソンだからって言ってたんですよ。
短距離じゃないと。
長距離層なんで、なかなか結果が出なかったりとか
しんどいことがあるかもしれないけど、
諦めずに長期的に頑張れみたいな話をしてたんですよね。
スタートアップで急成長したような会社のファウンダーが
そんなこと言うんだと思って意外だったんですけど、
実はAirbnbは初期の数年間はものすごい低空飛行してたっていう。
あまり皆さん知らない。
さっきのシリアルのパッケージとかに
大統領選のやつ貼ってた時期とかも含めて、
最初は泣かず飛ばず過ぎちゃって、
それでも諦めずに続けたから今があるみたいな、
そんな話をしてましたね。
ありがとうございます。
ちょっとお時間になってきたのでまとめに入りますが、
本日はAirbnbの創業者ブライアンチェスキーについて取り上げました。
またAirbnbのユーザー体験っていうのが
ものすごくこだわった設計がされているってところで、
現在の成功につながっているってところを話してきましたと。
ブライアンチェスキーはいろいろ苦しい時期も乗り越えて、
今があるってところで、諦めずに続けるところと、
ユーザーの目線に立って徹底的に体験を設計することの重要性ってことを
このエピソードでは学べるかなと思っています。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組を気に入っていただけた方は、ぜひ高評価とフォローをお願いします。
リトラックスとのお仕事にご興味のある方は、
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