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  2. #46 祝IPO!Airbnb上場S-1解説
2020-12-16 34:04

#46 祝IPO!Airbnb上場S-1解説

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今回は、12月10に上場をした民泊仲介サービスAirbnbについて解説しました!🏡(※本収録は9日に収録しました)

◎今回の目次
・シリコンバレーはこの上場をどう見ているか?
・コロナ禍でも踏ん張り、リカバリーを見せるAirbnb
・新規事業は不調ぎみ?Airbnb Experiences
・他社を圧倒するファンにさせるブランド力

◎参照リンク
・Airbnb S-1資料
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1559720/000119312520294801/d81668ds1.htm

◎ひとこと byミキ
今回の収録は少し音声周りで手こずり、冒頭の5分くらいは3回ほど取り直しました。。無事収録できてよかったです。

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00:07
皆さんこんにちは、草野美希です。 宮武哲郎です。
Off Topicでは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるーく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、祝IPO!AirbnbのS-1解説について話をしていきたいと思います。
はい、ということで、Airbnbが上場しましたよ。
はい、おめでとうございます。
おめでとうございます。誰に?って感じなんですけど。
Airbnbですよ、もちろんです。
めでたいですね。
12年間かけて、ようやくIPO!
やっぱ10年くらいかかりますよね。
アメリカかかりますね、やっぱり。
ドロップボックスもそうですよね。
ドロップボックスも確か10年くらいですね。
大体皆さんそれくらいかかるんですよね、結局。
確かに。でもなんかこう、普通の単純なソフトウェアのサービスよりも、個人的に考え深いなって思ってて。
やっぱこういう、なんていうか、当時こんな概念、クレイジーだろっていうような、概念がもうがらって変わったサービスだなっていうのは、
本当すごい企業としても成長してるけど、世の中の目線が変わったなっていうようなサービスだなと思います。
業界が変わりましたし、草野さんがおっしゃる通りで、知らない人の家に泊まるっていう概念を覆したっていうのは、そこで新しい市場を作ったっていうのはすごいですよね。
確かにすごいですね。
でも最初に創業してきてすごくお金がなくて、借金してエアベイドビー作ったみたいな逸話があるじゃないですか。
そうですね。カードを何枚もマックスアウトしてみたいな、シリアルを売ってみたいな。
すごいですよね。そういう話を聞いて、信じ抜いてこれを作ったっていうことは本当にすごいなって思います。
すごいですよね。しかも何回もローンチしてるわけですから、3回ぐらい失敗してようやく4回目ぐらいにようやく伸び始めているんで、それはすごいですし、その人たちにベッドしたポール・グラムさんもすごいなって思いますし。
確かに。ということで、今回はS1解説シリーズというか、これまでPinterestとかUberとかもそうでしたっけ。
そうですね。Uberは一部かな。あとWeWorkとかやってますよね。
そうですね。オフトピックでたびたびこの上場した会社の話をするっていう回をやってるんですけれども、今回はエアベイドビーについて話をしていきたいなと思ってて。
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まず一番最初にエアベイドビーの上場、日本でも結構取り上げられているところが多いんですけれども、実際に東海岸のシリコンバレーとかではどう思われているのかなとか、どうメディアが報じているのかなっていうのを宮武さんに聞きたいなと思います。
シリコンバレーはやっぱり、エアビーはシリコンバレーを代表する会社の一社でもあるので、めちゃくちゃ喜ばれてますね。いろんなVCとかスタートアップの人たちから、やっぱりエアビーのIPを待ち望んでた人たちが多くて、そこがようやくみんなで祝う時期なのかなっていう感覚ですね。
なんですごいポジティブですし、何だろう、UberとWeWorkと比較してスキャンダル数が少ないので、そういう意味でも変なネガティブな要素がついてないとか、あとはシリコンバレーでそもそもエアビーの競合ってやっぱり少なくて、どちらかというとホテルとかレガシー企業が多いので、
そこを技術なり新しいコンセプトを活用してそれを覆すっていう話自体はすごいシリコンバレーっぽい。シリコンバレーのアメリカンドリームっぽい感覚なので、そこにすごいフィットして。
逆にエアビーが天使のようにではないですけど、すごいポジティブな目で見られているので、逆にエアビーを悪く言えない雰囲気にシリコンバレー内ではなっていて、それはちょっといいのかっていうのはあるんですけど、そういう雰囲気になっています。
向井 雰囲気っていうのはその実際にメディアがこう悪く報じているとそれが叩かれるみたいなってことですか?
まさにそういう話で、ザ・インフォメーションが今年の前半かな、もしかしたら去年かもしれないですけど、エアビーのCEOのブライアン・チェスキーさんのストーリーを書いたんですけど、もちろんポジティブな話も書いていたんですけど、ネガティブな話も書いていて、個人的には割とフェアだと思ってるんですけど、
エアビーの一部の事業がうまくいってないとかそういう話をしていて、それを見たあるエアビーの株主、今VCなんですけど、ザ・インフォメーションの社長のジェシカさんに電話をして、お前ふざけるなと。
で、記事をこの業が間違っているとか、この文面が間違っているっていうのを一つ一つ指摘していたらしくて、で、もちろんザ・インフォメーションは何も変えずに、一応ファクトはファクトで正しいのでっていう話で言い換えして、あれなんですけど、
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でもそれくらい何かネガティブなことを書くと反論が出てくる、批判されるみたいな雰囲気になっちゃってるっていうのは、エアビーのすごい良いイメージが守られてるっていうのもありながら、逆に悪い話が一切できなくなっちゃったっていうネガティブな面もあるのかなと思います。
向井 ウーバー対リフトみたいな、こういう対立関係がないからこそ本当にみんな応援してくれますよね。
まさにそこはまさにどちらかで言うとマリオットとかヒルトンとかが強豪になるので、そういう大手
向井 確かに同じ敵を浴びてるというか、同じライバルを
今一時期エアビーがマリオットとかヒルトンとかの時代を超えましたけど、
でもやっぱり見た目的にそういうところが大きく見えるので、エアビーを応援したくなっちゃうっていう感じですよね。
向井 確かに。やっぱりコロナが流行ってて、あんまり他の国とか他の場所に移動するっていうことが厳しい中で、
結構今のタイミングで上場したっていうのもすごいなというか、どうしてなんだろうっていうのもちょっと気になるんですけれども、どうなんですかね。
そうですよね。もともとエアビーは去年上場するっていう話だったんですけど、上場の仕方もいわゆるダイレクトリスティングっていう感じで上場、結構株主からプレッシャーがあって、
いわゆるVCとかが場合によっては10年前に出てるVCとかもいるんで、キャッシュアウトしたいですとそろそろさすがにと。それは同じく従業員とかもそうで、初期従業員とかもやっぱりどっかのタイミングでキャッシュアウトしたいので、
キャッシュアウトして自分の会社立ち上げるなり、家を買うなり家族を養うなり、株のままだと結局売買がしにくいので、そういう意味で、そういう二族に応えるために上場したっていう話もあるのと、
キャッシュ自体はAirbnbは持っているものの、今後追加で調達とかが必要になっていく中で、上場っていうオプション、上場っていうのはお金を調達する場所なので、そういうオプションも彼らが取りたかったっていう話で、
09:12
2020年自体が結構テックIPOが主流で、すごい基本的にはポジティブな上場が多かったので、そこの流れに乗りたいっていう話で、結果おそらく30ビリオン以上の時価総額がつくことになるので、それは多分PR的、IR的には結構成功しているんじゃないかなと思います。
なるほど。確かに10年以上、それは結構経ってますもんね。
そうですね。そこで1円も、もちろんセカンダリ市場とかで一部売れると思うんですけど、上場した方がみんなハッピーになるんじゃないっていう話は結構出たと思いますね。
確かに。宮武さん的に、S1の資料で面白かった点っていうのはありますか?教えてほしいです。
そうですね。やっぱりコロナの影響っていうのがかなり書かれていて、ただやっぱり面白かったのが、アメリカでコロナが一番、今もめちゃくちゃひどくなってますけど、最初にひどかったのがアメリカでいう急に、いわゆる4月から6月のタイミングなんですけど、
その時の売り上げがめちゃくちゃ落ちて、エアビーの。ただ、急算、いわゆる7月から9月の間に結構リカバリーし始めていて、急にの売り上げは前年比で72%落ちてるんですよ。
すごいですね。
めちゃくちゃ落ちていて。
72%。
そこはやっぱり結構インパクトがあって、ただ急算は前年比の18%しか落ちてないんですよ。そこは売り上げが一部復帰したっていうところと、コストカットを両軸でやって、売り上げの話なんでコストカットは関係ないんですけど、
ちゃんと対応したっていうのが結構すごかったところで、いわゆる短距離の旅行を行ったり、長期滞在が増えたりとか、一部はヨーロッパが復帰し始めたので、そこの復帰っていうところと、結構アメリカ国内での旅行っていうのがその時期に増え始めたので、
そこにちゃんと乗っかれたっていう話ですね。
12:00
海外のアメリカのユーチューバーの人とかの動画たまに見るんですけど、そういう人とかもニューヨークからアリゾナに引っ越しましたとか、ちょっと旅しながら生活しますみたいな人は結構いて、
やっぱりそういう動きって日本だけじゃなくて、やっぱりアメリカにもあるんだなって思いました。
そうですね。結構シリコンバレーから撤退してる人も多いですし、ニューヨークから撤退してる人も多いので、新しい、例えばテキサス州にいろんなテック業界の人たちが行ってるんですけど、
そこに引っ越して家を探すのってやっぱり時間かかるので、その間エアビーで1ヶ月泊まったりとかっていうのは全然あり得るのかなと思ってるので、
そういう動きもエアビーがその領域にちゃんと入れて、そこにちゃんとレコメンド機能とかを入れたりしているので、そこはうまくエアビーが対応できたのかなと思います。
たしかに家探してる間。
ホテルに住むのかエアビーに住むのかっていうと、別にホテルでもいいんですけど、同じ価格であるエアビーを選ぶ人も多いのかなと思いますね。
たしかに。
それ以外にもちろんコロナの話もあるんですけど、やっぱりエアビーの強みっていうのがやっぱりこのS-1ですごい明らかで、やっぱりそのブランド力がすごいなという話で、それに加えてそのリテンションの数字とかもすごいと思うんですけど、
やっぱり91%のエアビーのトラフィックってオーガニックで、3分の2、66%がダイレクト、いわゆる本当に検索でもなくて、本当にURLにAirbnb.comっていうのを入れて直接来ているっていう話で、それは多分他社と比べて圧倒的な優位性となっているんですよね。
なんかAirbnb以外にあまり知らないっていう、やっぱり本当に競合がいないですよね。いるんだと思うんですけど。
いわゆるエアビーのダイレクトな競合、ダイレクト競合でもあるんですけど、ホテルとか、いわゆるBooking.comとかExperiaとか、そういうところが多分上がってくるんですけど、そういうところって基本的にGoogle検索が非常に重要で、そこにめちゃくちゃお金かけてるんですよ。
そこに確か去年、ExperiaとBooking.comの両社が使ったGoogle検索の、まあいわゆるアドワードとかの費用が11ビリオンぐらいなんですよ。
15:05
1兆円超えてるんですよ。
すごい。
で、そこのマーケティング費用がAirbnbがいらないっていう、いらないもしくはそれだいぶ削減できるっていう話なので、そういう意味で言うとAirbnbは効率的にユーザーの獲得ができるっていう話ですね。
ユーザーが自らAirbnbに来てくれますもんね。
やっぱりAirbnbのブランド力っていうか、そういうのは好きで来てくれるっていうところで、ExperiaとBookingは単純に検索の中でたまたま当たれば行くみたいな感じなんで、そこは結構強みっていうのがあるのかなと思いますね。
確かになんか検索したときに出てくるイメージありますね。Booking.comとかExperiaとか。
そうですよね。場所ホテルみたいな入れると、だいたいBooking.comとかExperiaとかカヤクとかそういうのが出てくると思うんですけど、Airbnbが出てくるイメージってあんまないと思うんですけど、Airbnbはそこをそんなに狙ってなくて、Airbnbが好きだから来てくれるみたいな感じを目指してると思うんですよね。
ただ逆にそこで面白いのが、Airbnbと特にBooking.comのブッキング額、売上とブッキング額があるんですけど、ブッキング額を見るとちょうど6年くらいのラグがあるんですよ。
6年くらいのラグ。
6年前のBooking.comのブッキング額を見ると、今のAirbnbなんですよ。
その前をたどると、グラフとかあるんですけど、ほんと一緒なんですよ。成長が。
怖いくらい同じで、こんなに似てんだみたいなところがあって、しかもそれを売上を見ると、売上は6年ラグではなくて8年くらいのラグなんですけど、8年前のBooking.comが今のAirbnbの売上額で、それもめちゃくちゃ似てるんですよ、成長が。
それはすごい面白いなと思っていて。
ただ唯一違うのが、黒字か赤字か、利益の話で、Airbnbの利益率がめちゃくちゃ低いと。
過去5年くらい見るとほとんどマイナスなので、Booking.comはずっとポジティブなので、ポジティブだし伸びてますし、そこは一気に変わっていて。
おそらくそこの理由が、このS1でも一部しかメンチョンされてないんですけど、このエクスペリエンスとか、いわゆる新しい新規事業をAirbnbは結構投資してたりするので、そこにかなりお金かけていて、今のところ思った以上伸びてないっていう話があるのかなと思います。
18:17
エクスペリエンスはAirbnbの現地とかで泊まったとき体験できるみたいなサービスですよね。
それは結構ホスト側が体験を提供したりするケースが多かったりするので、結構人ベースの仕事になっちゃうっていう話で、若干伸びづらいんですよ、ビジネス自体って。スケールしにくいんですよね。
そういうのもあって、エクスペリエンス自体が一応2019年では35億ぐらいの売上しか達成してないって言われていて、目標も確か40億ぐらいだったので、一応未達成なんですよ。
エクスペリエンス自体の情報ってS1ではあまり載ってなくて、実は。そういうエクスペリエンス提供してますとか、ただ数字周りでは結構ブッキングと一緒に合算したりとかしているので、詳細の数字が逆に見せてないからこそ悪いんじゃないかっていう噂が流れていて。
なるほど。
隠してるんじゃないかっていう話ですね。
よかったらそこのページ出してもいいですよね。
多分出してるじゃないですか。
確かに。
それ以外の授業もいろいろエアビで作っていたので、そこもうまくいかなかったりとか、一旦止めてたりとかするんですけど、新規授業立ち上げてる理由自体もS1で見ると分かるんですけど、売上の成長率って落ちてるんですよ。
そうなんですね。
しかもコロナ前から。
例えば2016年では売上が年々80%成長してたりするんですけど、2019年では32%ぐらいなんですよ。
もちろん授業がどんどん大きくなってるんで、同じ成長率保つっていうのは難しいと思うんですけど、比較するとUberが上場直前期で42%ぐらい成長してるので、そういうところと比べると低いよねっていう話ですね。
なんでなんですかね。
もしかしたら彼らが狙ってるカテゴリー自体が若干限界は感じてないと思うんですけど、法律面とかいろんなファクターが入って思った以上成長できなかったっていう話だと思うのと、
結局この上場してBooking.comとかExperiaが結構競合になりますし、結構彼らもAirbnbの領域に入り始めてるんですよ。
21:09
そうなんですね。
はい。
それは知らなかったです。
そういうのを考えると競合がどんどん増えていって、逆に言うとBooking.comとかExperiaってホテルの在庫も彼らのサプライトして持ってるじゃないですか。
見せる在庫としては。
なんでそれを考えると圧倒的に在庫量を持ってるのはBookingとかExperiaとかになっちゃうんですよね。
そういう意味合いだと、どっちがよりユーザーにとって便利かって言われると、結果としてBookingとかExperiaになっちゃう可能性はありますと。
よほどAirbnbが特殊な在庫を持ってない限り。
確かに。
貸し出す側もどっちも登録すればいいやって思いますもんね。
結構どっちも登録してる人も多いので、そこがAirbnbも今後どうするかっていう話になると思うんですけど、
そこがそういう課題があるからこそ新規事業を立ち上げていて、新規事業が特にExperiencesとかだと長期目線で見ないといけないので、
そこがすぐにキャッシュが回るっていう話ではないと思うので、そこを今後どうするのかっていう話はあるかなと思います。
確かに。
ちなみにExperiences、日本で使ったことがあります。
あるんですね。何をしたんですか?
なんか横浜のジャズ喫茶を巡るっていう、なんか一回Experiencesを使ってみたいなっていう話を友達としてて、
どういう感じなのかなと思って一回使ってみたんですけど、やっぱりメッセージのやり取りとかはすごく簡単で、
なんかそのプラン自体もやっぱり海外のお客さんにもちろんなので、
普通にでも日本に住んでる人も楽しめるようなものばっかりで、
他の国はちょっとわかんないんですけど、日本とかだったら体験型のやつってインターネットで探しにくいのかなとか、
確かにAirbnbで部屋探して、こういうことやりたいなっていうのをここで検索して、
人とマッチングできるっていうのはめっちゃいいなと思ったんですけど。
なんか自然な流れですよね、そこは。
そうですね、確かに。でもなんかやっぱりAirbnbのメインのサービスがやっぱり有名なだけ、あんまり知らない人も多いですよね、正直。
そうなんですね。
多いと思います。
日本のやつもあんまりない、数が少なかったんで。
24:00
結局Airbnbもブッキングのところを一番に置いてるので、そこにどう影響するかって常に見てるので、
実はAirbnbって2012年にコンテンツを作り始めたんですよ。
例えば、東京に旅行するときに東京で何をするべきかとか、結構スペシャライズされたコンテンツをいっぱい作っていて、
めちゃくちゃ人気だったんですよ。もちろんだと思うんですけど、やっぱり情報ってみんな見たいじゃないですか。
コンテンツっていうのはどういう形?
記事とか、いわゆる写真とか、旅行するべき場所とか、アトラクションとかを紹介したりとか、結構ローカルなレストランとかを紹介したりとかしていたんですけど、それ実は辞めてるんですよ。
辞めた理由が、サービスが良すぎて、みんなそれをめちゃくちゃ見てくれたんですけど、
それがブッキングに影響しちゃって、いわゆるコンテンツをずっと見ちゃって、ブッキングしなくなっちゃったと。
そっちの方に集中しちゃって、逆にそれを止めたらブッキングの数が上がったみたいな話があって。
エアビーがコンテンツを今出してない理由は、そういう過去があったっていう話ですね。
こういう旅ができるよっていうのを想像させて、それでみんな満足しちゃうっていう。
いいな、じゃあいいやっていう。
ブッキングにつながらなかったらしいんですよ。
たしかにでもわかる気がします。私、前にサンフランシスコに行ったときに、空港にエアビー&ビーマグっていう雑誌が売ってて、それ買って。
特集もめちゃくちゃ切り口が面白くて、世界の唐辛子にちなんだ場所を紹介するみたいな。
いろんな地域のスパイスのストーリーとその場所と、どうして生まれたのかとか、料理とか含めて説明してるんですけど、写真も素敵だし、いいなって思いました。それだけです。
多分それと同じように、サイトに行ってコンテンツ見て、いいなって癒されたり、すごいなって思って、それで終わっちゃうんですよ、セッションが。
そういう話が、それこそ元エアビーのグロース担当のレニーさんが言ってて。
レニー でも難しくないですか。それでもいいなって思わせるなきゃ始まらないじゃないですか。
そうなんですよね。それがいわゆる後々の旅行ブッキングにつながってるかもしれないんですけど、一応短期的なデータを見るとつながってるんですよ。
27:08
なるほど。
難しいですよね。
前にやってたタコベルとエアビー&ビーがコラボするみたいな、コラボした面白い宿を提供するみたいな企画があったじゃないですか。ああいうのもそういう部類に入るんですかね。
どうなんですかね。でもそれだとブッキングに直接関わるじゃないですか。いわゆるそこに行きたいってなってそこをエアビーでしかブッキングできないので。それこそブロックバスター。一番最後のブロックバスターがエアビー化されたりとか。そこはみんな一緒に行くじゃないですか。
逆にその周りの地域の話をしだすと、あそこなんか面白いなと思ってそこをコンテンツだけ消費して終わるみたいな人が多いんじゃないですかね。
難しいところですね。
難しいですよね。意外とそこってつながらなかったんだと思って結構びっくりしましたね。
ブランディングにはつながるかもしれないけれども、そこの宿泊ってとこには。
なぜかつながらなかったんですよね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
エアビーが逆にそこを変えられるのかと。
それこそ長期滞在とか、リモートワーカー向けのコープレートハウジングとかできるのかとか、
30:10
最近企業家とかでも、アメリカの企業家とかでも増えているのが、
企業家同士が1、2ヶ月同じ家でお互い励ましながら会社を作るみたいな。
会話しながら。
会話しながら、アドバイスしながら、そういうローンチハウスっていうのが最近できてるんですけど、
そういうのが増えるとエアビーを使ったりすると思うので、そういうチャンスがあるかなと思いますし、
逆にエアビーもそこはちゃんと理解していて、だからこそ長期滞在を提供するアバンドアとか、
コープレートハウジングを提供するズースリビングとかに投資とか買収とかしたりしているっていうのも、
やっぱりそこの今の短期滞在のビジネス以外のところをどう取りにいけるのかっていうのを見てるのかなと思います。
確かに。
あとはやっぱり草野さんが言ったように、エクスペリエンスとかそういう体験の方が、いわゆる滞在に関連するサービスビジネスとか、
他のビジネスっていうのがめちゃくちゃこの市場規模を変えてくるので、エアビーの。
そこにちゃんと入り込めるのか込めないのかによって、そこの今後のどう変わるかっていう、どう株価が影響されるかっていうのが変わるかなと思います。
なるほど。確かにリモートワークで移住するってなった時に、エアビーを使うっていうのは今後増えそうですね。
そうですね。それに加えて例えばエアビーが保険を提供したりとか、リモートワーク向けのとか、
そういう自然なバーチカライズじゃないですけど、他のサービスへの展開っていうのがどんどん見えてくるかなと思うんですけど、
そこにどれだけ踏み込むのか。長期投資になるので、そこがちゃんとリターンが返ってくるのかっていうのをエアビーも計算しながら見ないといけないかなと思います。
向井 確かに。やっぱり今回宮武さんの話聞いて、エアビー&Bは見せ方というか、ブランディングは本当に、もともとデザインの詳しい人じゃないですか、創業者の人も。
だから本当に見せ方というかストーリーを伝えるのも上手いし、この前出てたエアビー&Bの医療従事者のための宿泊場所を提供するみたいな、
非営利団体を作ってたりとか、そういうファンになりたくなるようなところが本当に素敵ですよね。
そこがやっぱり彼らの良さで強みであって、そこをうまく、今あんまり黒字化できてないんですけど、黒字化ちゃんとしてそこの新しい展開するときも、
33:13
いわゆるbooking.comとかが提供できないものだと思うんですよ。関連ビジネスとかって。一部で提供できてもやっぱりファンがいるいないでそこって変わってくると思うので、
エアビーのそこの強みって草野さんが言うようにファンとかブランド力が強いっていう意味なので、そこをうまく短期滞在以外のところでマネタイズをできるのかっていう話ですね。
ちょっと楽しみですね。これからは。はい。これからは楽しみです。
じゃあ今回はこんなところで。はい。
今回も聞いていただきありがとうございました。オフトピックではツイッターやノート、インスタグラムでも配信してますので、気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします。はい、ではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
34:04

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