2025-10-03 34:21

#2-17 サンフランシスコのイベント文化!オンラインでは得られない体験価値

アジェンダ:
  • サンフランシスコのイベント文化とは?
  • なぜデザイナーがイベントに行くべき?
  • 日米のイベント文化はなぜ違う?
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サマリー

サンフランシスコのイベント文化を探求し、リアルで実践的なデザイン関連イベントの体験について話しています。オンラインでは得られない新たなスキルやコミュニティとの交流が重要で、参加者の声やイベントの魅力に焦点を当てています。サンフランシスコのイベント文化では、食事の提供やお腹を空かせて待つ楽しみも体験されています。デザインやテクノロジーに関する知見を得る一方で、参加者同士の交流が多様で自由なスタイルで行われることが強調されています。このようなサンフランシスコのイベント文化は、参加者同士の交流を楽しむスタイルが特徴で、一般的な日本の企業セミナーとは異なっています。試す価値のあるこの体験は、ビジネスの成長や人との出会いに繋がる可能性を持っています。

サンフランシスコのイベント文化の紹介
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、デザイナーやデザインに関心のある方、デザインをビジネスに生かしたい方、そしてグローバル展開を目指す企業の皆様に向けてお届けします。
BTRAX CEOのBrandonが、サンフランシスコ本社からここでしか聞けない、リアルで実践的な情報をお届けします。
それでは、本日もサンフランシスコ・デザイントーク始めていきたいと思います。
本日、MCを担当します、みなりです。お願いします。
よろしくお願いします。
さて、本日はですね、サンフランシスコのイベントの文化、イベント事情についてお話ししていきたいと思います。
うん。
Brandonさん、よくイベント行かれてますよね。
そうなんです。
なんか、いくつか前のエピソードでも、リスナーからの質問で、デザインってどうやってアップデートしたらいいですかとか、新しいスキルってどうやって身につけたらいいですかって質問に対しての、僕のアドバイスは、仕事が終わった後にデザイン系のイベントに行ったらっていうことなんですけど、
そもそも日本でそんなにあるかわからないけど、サンフランシスコってほら、毎晩いくつもあるじゃん。3つも4つもあるじゃん。
はい。
だいたい6時ぐらいからスタートして、3時間ぐらいやってて、ほとんどが無料でお食事とお飲み物が提供されるじゃん。
はい。
それ目当てで行って、目当ては3つあって、何か新しいことを学ぶってことと、誰か面白い人に会うってことと、お食事ができるっていう。
はい。大事ですね。
ということで、僕たち今サンフランシスコにいるけど、みなりは1か月ぐらい前に来て、僕が最初に言ったアドバイスは、できるだけイベントに行ったほうがいいよって言って、どうですか?結構行った?
そうですね。だいぶ行ってて、1週間に5回、4回ぐらいは行ってると思います。
1週間に5回、4回ってことは、ほぼ毎日に近いレベル?
はい。行ってますね。
みなりはデザイナーなんですけど、参加するイベントは必ずしもデザイン系だけじゃないものもあるよね。
そうなんですよね。何ならAIに関するエンジニアとか開発者向けのイベントが一番多く行ってるかもしれないですね。
今まで行ったイベントで、どんなタイプのものがありました?
例えば、ミートアップっていうか、人と会うようなミートアップみたいなものから、セミナー形式とか、あとはワークショップとか、ハッカソンとか、もろもろあると思うんだけど、どんなの行った?
はい、そうですね。一番多いのは、それこそセミナーみたいな形になるのかなと思いますね。
でも、あれです。セミナーって言っても、ゲストが決まってて、その道の人が話すというタイプよりかは、デモを。
プロダクトデモ?
そうです。
こんなの作ってますっていうのを見せてくれる?
そうですそうです。なので、5、6人ぐらいがその日のスピーカーとして話してくれて、その人たちが開発したツールをデモしていただくっていうものが多いかなと思いますね。
結構あれだよね。イベント会場も、スタートアップのオフィスとか、テックの会社のオフィスのイベントスペースとか、大きな会議室とかを使ってるから、会社の訪問的にもおもしろいよね。
そうなんですよね。それこそAWSとか、あたり目出しちゃうと、AWSとかGitHubがやっぱり一番開催頻度が高いんじゃないかなと思いますね。そういうところがよく、新人のエンジニアの人たちが集うイベントをよく開催してます。
あそこの2つは、毎日多分やってますね。GitHubとAWSは。エンジニアのコミュニティディベロップメントとか、エンジニアリレーションシップみたいな活動の一つなんだと思うんですよね。エンジニアを集めて、エンジニアはGitHubとかAWSってユーザーだから、ポテンシャルユーザーとか既存ユーザーなので、単純に営業になるんだと思うんですよね。
GitHubなんかさ、うちのオフィスの隣のブロックだから、徒歩で10分ぐらいで行けちゃうじゃないですか。
はい。
だから、まあ、社食ですよね。ビートラックス的には。今日のディナーはGitHubみたいな。
そうですね。しかも、グッズももらえますしね。
さっきの中のもう一つのメリット、会社のグッズがもらえるのか。ステッカーとか、Tシャツとか、靴下とか、帽子とか、あとどんなのあった?
ちょっと変わったのでいくと、ウエストポーチとか。
ウエストポーチ、はい。
マーケティング戦略とコミュニティ
とか、あと何でしょうね。
ボールペンとかあるよね。
ボールペンもありますね。ステッカーも、イメージではたぶん1枚ステッカーをイメージされると思うんですけど、たまにステッカーセットみたいな感じで、10枚ぐらいバリエーションが違うステッカーをザクッともらえますね。
そっかそっか。僕、実は一昨日かな、日本のとあるイベントにオンライン出演したんですよ。
オンライン登壇したんですけど、その時にサンフランシスコで1週間で開催されてるイベントのリストを紹介したんですね。
はい。
で、だいたい1日10個ぐらいあるじゃないですか。
はい。
AIのものが多いけど、デザインのものもあって。
で、1日10個ぐらいあって、ほとんど全部無料で、強みたいなの見せたら、やっぱり参加者がめちゃくちゃ羨ましいって言ってて。
はい。
で、僕が、実はうちのスタッフも、サンフランシスコに来たら、ライフハックで一食中困らないんじゃないですかって言ってたって。
はい。
だって、さっき言った食事出るし、Tシャツとか着るものがもらえるし、
はい。
オフィスで寝泊まりすると、一食中無料っていう。
ほんとにそうですね。
ライフハックができるよねっていう話をしてて、すごい羨ましそうにしてたけど。
そうですね、そうですね。
もう、なんかコーディングある程度できたりとか、それこそバイブコーディングでもいいから、興味があるんだったら、もうほんとお金かからず暮らしていけますよ、この街。
もう、これ聞いてる人にすごいいれじえして、なんかもう責任は取れないけど、興味ある人はやってみてもいいかもしれないよね。
ハッカソンも参加したでしょ?
はい、ハッカソン週に1回ぐらい参加してますね。
どうですか?
そうですね、日本のハッカソン、私参加したことがないので、比較はできないんですけれども、これまでこっちで2、3回ぐらいハッカソン参加してみて思ったのは、コミュニティづくりの側面がOTじゃないかなっていうところですね。
というのも、ハッカソンかなりでかい規模で毎回やっていて、100人、200人いるので、それなりにご飯代もかかるでしょうし、ノベルティー代もかかってるし、あと提供するツールとかも、トークンとか無料で配布してるので、コストがかなりかかってると思うんですよ、運営側には。
ですけど、それでも開発してほしいっていう環境を提供してるのは、やっぱりエンジニアとかをコミュニティとして持っておく、そういう人たちに自分たちのツールとか、もしくは採用面で気にかけてもらうっていうのが、やっぱり狙いとしてあるんじゃないかなっていうのを感じますね。
やっぱりオンラインだけでユーザー集めるのが限界っていうか、特にアーリーステージだと、アーリーアダプターの人に気づいてもらって、試してもらって、使ってもらって広げてもらうっていうのが、王道のユーザー獲得方法なんだよね。
全部オンラインでデジタルマーケットできそうなんだけど、実は乱立しすぎちゃってライバルが多すぎるので差別化が図れないじゃないですか。そういった人たちのペインがある中で、サンフランシスコっていう街でイベント1個開催すると、大体100人、200人。
大きなものだと3,400人来るから、そういう人たちに一気に知名度上がるし、クレジットとかトークンとかあげれば試しにテストユーザー使ってくれるから、気に入ってもらえば使い続けてコミュニティに入ってくれるっていう。
そういうので、ユーザー獲得施策としては意外とベタなようで効果があって、なので実はビードラックスとしてサンフランシスコでも定期的にイベント開催してるし、クライアントさんからイベントを通じたマーケティングしてくださいっていう依頼もあって、日本でもアメリカでも。
日本の企業がアメリカでユーザーとかお客さん集めるときにイベントを活用したマーケティングもやったりするし、最近は海外のスタートアップ、日本以外のスタートアップが日本に進出するときに一番最初に興味を持ってくれるのがイベントマーケで、ビードラックスがイベントを運営してくれたら100人とか200人とかサクッと集められるんで。
以前、ジェーンスパークのイベント、AIコレクティブのイベントでジェーンスパークテーマでやったけど、すごいジェーンスパークの知名度とユーザー数増えたし、あの後聞いたら日本の大企業が別途ジェーンスパークとアポを入れて法人プランの相談に来たらしいんですよ。
へー。
なのですごいコスパのいいマーケティング手法なんですよね。
そうですよね。
なので、結構頻繁にこの街ではやってるし、うちも日本でもやってるんだけど、僕は行くたびに思うのが、本当にまだ謎が多いなと思ってるのが、これ誰お金出してんのかなっていうイベントばっかなんですよね。
あー。
さっきの食べ物もそうだし、場所もそうだし、ギブアウェイっていう物もらえたりとか、すごい手厚い扱いをしてくれるじゃないですか。
はい。無料で参加してるに関わらず。
そうなってくると、そこの会社のそのプロモーションのイベントっていうのはわかるんだけど、さっきみなりがやってたデモナイトとか、あとはピッチナイトみたいな、複数のスタートアップ、それもできたばっかりのスタートアップがこんなことやってますっていうのを紹介して、以上で終わるときって、別に誰のスポンサーになってるわけでもない感じがするじゃん。
なのに、結構一晩で、日本円ですると普通に数十万とかコストかかってると思うの。食事代だけでも。
そうですよね。
膨大な量を提供して、余るぐらいあるし、あとちょっといい感じのイベントになると、バーテンダーとかいて、お酒作ってくれたりするじゃないですか。
はい。イベントにID持ってこいって書いてあるファンがいます。
それ見たら、これは酒が出るって。
はい。カクテル出るっていう。
それもさ、おしゃれカクテル作ったりするじゃないですか。
はい。
なんか普通に、nextって言われて、would you like to haveって言われてさ、好きなものを言えるじゃないですか。
はい。
あれも誰払ってんだろうなと思って。
あれ、バーテンが出張サービスとかで来てるのを入れると、まあ五、六十万は普通にかかるんだけどさ。
そうですよね。
で、今まで行ったイベントの中で、グナリ的に、これブログで書いてもらおうと思ってるんだけど、まとめ。
食べ物で一番良かった食べ物は何ですか?
わあ、難しい質問。ありがとうございます。
そうですね。まず、大前提、無料で食べさせてもらってるので、どのイベントも美味しくて大好きです。
はい。
が、あえて一番を選ばせていただくのであれば、そうですね、やっぱりAIコレクティブのイベントで、
はい。
あの、お寿司、こっちだと巻いてあるんですけど、
カリフォルニアロールで。
はい。お寿司と、あと餃子。
揚げ餃子ね。
はい。と、出た、バーっとなんか。
GitHubのサンドイッチが良かったって言ってたよね。
サンドイッチも、はい、出たイベントありました。
それまた別のイベントだったんですけど、
ただ、AIコレクティブのそのイベントは、会場AWSで、で、AIコレクティブがデモナイト、まさにやってたっていう感じですね。
AIコレクティブは、まあ、うちの会社も関わってるからわかるけど、スポンサーにすごい豪華な会社が入ってるわけよ。
アンセロピックとか、アタラシアンとか、いわゆるそのイケイケのテック企業でお金が余ってる会社さんがスポンサーシップしてるんで、
まあ、AIコレクティブのイベントの多くは、食べ物飲み物のクオリティは高いですよね。
そうですよね。出展も確かそのイベントあって、いろんなスタートアップがブースをAWSの中に構えてたんですよ。
ああ、そうなんだ。
で、ステッカーとかも各社展示ブース行ったらもらえるみたいなスタイルだったかなと。
いや、ある時、みなれが会社来て、どうですか、今日のコーデって言うから、何って言ったら、いや、これスタートアップイベントコーデなんですって言ってて、
もらったものだけで構成して、エンジニアコーデですみたいな。いや、もう知らねーしと思いながら。
ただ、その時のTシャツはすごいかっこよかった、本当に。ヘルベティカのボールドのタイプグラフィーで、
そうですね。
ピザと食の体験
カーニングきつめにレイアウトされてて、
そうです。
ラインスペーシングもきつめに、デザイナーの方はイメージしやすいと思うんですけど。
エラー、バグ、タイポー、ヒューマンみたいな感じで、なんか要素が。
これかっこいいよね。黒バッグに白文字で、ボールドのフォントタイプウェイトで、スペーシングを詰めてレイアウトするっていう定番のタイポグラフィーだけど、あれはかっこよかったですよね。
そうなんですよ。Tシャツもお気に入りですし、あの時かぶってた帽子ももらったやつなんですね。
で、帽子にはビルディングシングスって書いてあって、
そうか。
はい、もうエンジニアですよね、完全に。
なるほどね。
で、食べ物の的に言うと、ピザが出るとハズレっていう。
そうなんですよ。ちょっとほんとに、どの身分でっていう話なんですけど、もうピザちょっと。
飽きてきた感じだよね。
たまにあれなんですよね、ピザ、丸のピザをカットされたやつじゃなくって、四角の。
四角のピザおいしいんですよ。
出ますよね、あれ。
サンフランシスコのピザ屋さんで、ピザって一言に言っても、アメリカの場合、いろいろスタイルがあって、薄さとかも違うし、トッピングとかも違うじゃん。
で、僕の中では、ランク付けみたいなのがあって、ここのピザかよっていうものから、ここだったらピザでも結構いいよねっていうまであって、四角いピザシリーズは、あれ結構おいしいんですよ。
おいしいですよね。おいしいですよ。四角いピザ何がいいって、真ん中のほうだったら耳がないんですよ。
たしかに。
耳がないピザのほうが私は好きなので、丸のピザだと絶対耳ついてくるから、これいいところですよね、四角のピザの。
めちゃくちゃ贅沢。
贅沢。
ちなみに僕はあれでしたからね、そのピザの最高峰で経験したのは、Yコンビネーターのオフィスで、Yコンビネーターってスタートアップのアクセレレーターですけど、サンフランシスコにオフィスがあって、そこのAIに関するイベントのときに提供されたのがピザだったんですけど、ピザ屋さんが出張に来て、目の前で焼いてくれるんですよ、ピザを。
そんなお寿司みたいなことあるんですか?
出来立てピザ。
出来立てっていうだけでおいしいのに、なおかつトッピングがチキンティカマサラピザっていうのがあって。
名前的になんか、地名がわかりそうな。
チキンティカマサラってカレー、インドカレーのひとつじゃん。
それがピザにのってるっていう、なんか初めての経験だったんですけど、
エンジニアって最近インド系が多いのに配慮してか、ピザの上にチキンティカマサラがのって、それで食べてみると、ナンとティカマサラを食べてるのが合体した状態なので、ピザを食べればナンにティカマサラをつけて食べるのと全く同じ味がするという、便利でおいしい創作ピザがピザの中ではナンバーワンでしたね。
いいですね、いいですね。
で、食事の中で一番最悪だったのは、スタートアップ一社のスポンサーイベントで、サンフランシスコの映画館を貸し切ってやったイベントで、そこのエージェンテック系のAIスタートアップが、そのファウンダーが出てきて、まず1時間半ぶっ通しで話すんですよ。
そして、インドナマリの英語なんですよ。
ちょっと聞き取りづらいですね。
聞き取りづらい。そして早い、しゃべるのが。そして、たぶんすごい頭がいいので、難しい。専門用語を羅列して、これいつまで聞かなきゃいけないの?と思って、そのセッションが終わったら、お食事タイムだったんですよ。
はい。
で、僕お腹空かせて行ってて、書いてあるんですよ、イベントページに。お食事提供って。
はいはいはい。
書いてなくても提供されるじゃないですか。
そうです。
だけど書いてるってことは、これ相当お食事に自信あるんだなと思って。
そう判断しますよね。
で、まず行ったときに、まずびっくりしたのが、食事はセッションが終わってからですっていう、あれ最初から提供しないんだっていうのがまずあって、しょうがないと思って行って、1時間半話を聞いて、やっと食事だと思って行ったら、サンドイッチだったんですけど、サンドイッチはいいんですけど、サンドイッチの種類ってあるじゃん、なんかハムとかビーフとか。
はい。
それがビーガンとハラルしかないっていう。
すごい配慮されている。
配慮しすぎて、そちら系の方々の配慮しすぎちゃって、肉好きの人間からすると、肉食わせるはこの野郎って思うくらいに。
一部の人たちの思考に合わせたメニューで、5種類ぐらいあったんだよ。5種類ぐらいあるんだけど、ビーガンとハラルしかないって言って、他の参加者もブーブー、いわゆるアメリカ人の人たちは文句を言ってたっていうのは。
めっちゃアメリカを感じるエピソードですよね、これ。
そう。で、そのときに、ピザのほうがマシかなと思った。
英語とデザインの重要性
食べ物の話ばっかりしてしまったが、デザイナーとしてイベントに行って、学んだこととか、得られたメリットとか、なんかあります?
たくさんありますね。
そうですね。それで言うと、やっぱりサンフランシスコはテクノロジーの街でもあるので、最新のデザインに関するAIの情報とか、あとはAIを搭載したプロダクトが、どういうユーザーフローで今のところ設定されているのかっていうのが、見て学べるっていうのが、まず一つあるかなと思います。
あとは、そうですね、デザイナーとして、特に日本人のデザイナーとして思うのは、英語を話せる、理解できるっていうのは、もう何においても大事だなと思いますね。
英語。
英語。とても大事だと思いますね。
それはネットワーキングとか?
ネットワーキングでも、もちろん大事ですし、セッションとか、そういうデモを聞くときでも、画面シェアしてくれるので、内容はわかるんですけど、やっぱり完全に理解できるかって言われると、早口のインドの方もいらっしゃるし、アジア系の方もいらっしゃるしで、全員クリアにわかるわけではないので、英語大事だなと思いますね。
それね、たぶん日本にいる人だとイメージしにくいんですけど、実はイベントを行って、だいたい誰かがしゃべるじゃないですか。
はい。
聞き取りやすさ、わかりやすさって、すごい個人差あんのよね。
はい。
英語のしゃべる、じゃあ英語を聞き取るのが得意、不得意とかって、自分が思ってる以上に、その相手の聞き取りやすさによって、何パーセント理解できるかっていう幅が非常にあるから、結構多くの場合、自分が原因じゃないことが多いんだよね。
自分の聞き取り能力が低いんじゃなくて、
はい。
そういう人が聞き取りにくいしゃべり方、あと早すぎる、あとモゴモゴしすぎてる、あとは話す順番とかストーリーテリングがわかりにくいっていうのがあって、特に典型的なのがエンジニア系のイベントで、僕も一回あったんですけど、GitHubで。
はい。
自分が作ってるサービスを紹介するデモだったんですけど、中身の構造から話し始めてたのね。
もうすぐ。
コーディングの中身。
専門的な内容とか。
ソースコードを見せながら話してって、徐々に徐々にズームアウトしていくわけ。
最後に、私たちのプロダクトはこういうことをするプロダクトです。
そのもっと最後に、だからこういう課題を解決するんですっていう。
お前それ逆からなんで説明しなかったのっていう。
はい。
ズームアウトしてからズームインするっていうのが、人間の脳的に一番わかりやすいんですよ。
全体像を見てから、地球の日本の東京の世田谷区の方がいいんですけど、
番地名から言ってズームアウトされちゃうと、ちょっと待ってください、これどこの国の話ですかっていうのはわかんないじゃないですか。
そうですね、そうですね。
で、エンジニア系の友人が以前に言ったことがあるんですけど、
エンジニアの人の考え方って、一般的な人と全く逆に考えるらしいんですよ。
その思考プロセスが。
そうなんですね。
ディテールの、何がどうなってるから考えるタイプなんだって、エンジニアって仕事的に。
はい。
そのアーキテクチャとか、コードとか、ノードとか、ロジックとか、オブジェクトとか、
そういうのを考えて、ソフトウェアの全体像を組み立てていくのが、エンジニアの思考プロセスなんだって。
ゆえにピッチとかデモするときも、ディテールから言っちゃうんだって。
うーん。
その、こういうものを作ってますの、こういうのが、こういうインフラでこういうテクノロジーを使ってますとかから始めちゃうんだって。
我々はパイソンを使ってますとかから始めちゃうんだ。
でもデザイナーってさ、ユーザーの課題をまず考えるじゃないですか。
そうですね。
で、課題を解決するために使えそうなプロダクトの種類をまず考えて、ハードウェアなのかソフトウェアなのか何なのかって考えるじゃん。
で、そこからじゃあソフトウェアだったら、パソコン向けのアプリがいいのかモバイル向けがいいのかとか考えるじゃん。
で、もうウェブアプリがいいのかとか考えるじゃん。
はい。
で、そのときに、じゃあUIはどういう風にするとそういうユーザーに合ってるのかっていうのを考えるわけじゃないですか。
ユーザー体験としてどういうフローを提供すると、より課題解決に近づくとかって考えていくじゃないですか。
で、最後の最後に、じゃあテクノロジーはこういうのを使って、コーディングとかのテクノロジーとしてノーコードにするかとかスイフト使うかとかそういう風に考えていくじゃないですか。
アメリカのイベント文化
はい。
間掛けなわけ。なので、デザイナーとしての我々がエンジニア系のイベントに行くとものすごい脳が疲れると思うんです。
そうですね。
そんな経験ないですか。途中で帰ってるでしょ大体。
そうですね。
食べたら。
いやいや、ちゃんと食べて。
食べて。
食べてから帰るでしょ。
語弊があります。
語弊がある。語弊がある。
あの、食べて聞いて帰ってますけど。
食べて聞いて帰って。
はい、食べて聞いて帰ってますけど。
そうですね。なんかあの、ピッチイベントとかだと、オープンマイクとかで、突然参加する人もいるんですよ。
あの、自由にしゃべっていい時間。
そうですそうです。で、そういう人たちって、準備してないって、あの、登壇されてるので、そういうときは確かに、これは結局何が言いたかったんだろうっていうことがありますね。
それはその人のしゃべりの下手ですね。
ちなみに、それで今思い出したんですけど、なんでああいう感じのイベントで、デモするとかオープンマイクみたいなのが、アメリカに根付いてるかわかる?
日本っぽく、日本のイベントとちょっと違うじゃん。
はい。
日本のイベントって結構アジェンダが決まってて、セッションが決まってて、時間が決まってて、Aステージではこれ、Bステージではこれとか、すごいかっちりしてるじゃないですか。
はい。
でもアメリカってまず緩くて、毎晩違う人たちがデモして、時間も結構ルーズで、で、オープンマイクもあって、
はい。
オーディエンスとの交流も結構あって、いつ来てもいいし、いつ帰ってもいいみたいなノリになってるじゃん。
はい。
チケットとかも適当じゃん。
うん、適当ですね。
で、とある文化がスタートアップとか、テックとか、デザインの業界に流れてきた文化なんですけど。
はい、とある文化。
そうですね。
よそ者みたいな話なのかなと。
そういうことじゃなくてね。
はい。
あれは何かっていうと、バーとかレストランでのバンドの演奏。
へー。
バー演奏のノリ、ジャズとか、ロックとかカントリーとかそうなんですけど、
はい。
アメリカの田舎に行くと、バーとかレストランとか、地元の人が行きそうな田舎っぽいアメリカのレストランとかに行くと、
ちっちゃいステージがあって、そこで毎晩誰かがプレイしてるんですね。
はい。
その日によってプレイしてるバンドが違ったりとかして、いつもプレイしてる人もいるんだけど。
で、その後でジャムセッションタイムみたいなのがあって、来てる人で楽器弾ける人とか歌える人は自由にステージに上がって一緒にやろうっていう時間があって、
で、バンドとお客さんの交流とかもやるし、お客さんがバンドのメンバーだったりもするみたいな。
アメリカのイベント文化と日本の違い
そういうゆるくみんなで盛り上がるカルチャーっていうのがアメリカに昔からあるわけ。
で、それのスタートアップ版が結構スタートアップイベントなので、あのフォーマットとかあのノリになるわけ。
楽しい、エンタメから来てる流れだから、そもそも参加するのが楽しい状況になってるね。
わかりますわかります。そうですね。
でも日本ってまだそのカルチャーが根付いてないので、いわゆるその企業のセミナーとか勉強会のノリでスタートアップイベントとかもやっちゃうから、
まずお堅いよね。で、あと結構つまんないんだよね。僕からすると。
わかります。予定調和のところがあるというか。
予定調和もある。
はい。
その際に利用するスライドはイベント開催の2週間前にお送りくださいとか言われて、
あのとある友人がブチギレてましたけど、そんなの送れるわけねえじゃないかって言ってましたけど、
そういうノリで事前確認もしてるじゃないですか。
で、あのパソコンの動作テストもあるので、あの登壇の30分前に会場入りしてくださいみたいなさ。
アメリカだったらもうその全部ぶっ飛ばして、
ぶっ飛ばして。
この時間に適当に来てもらって、適当な時にステージ上がってくれれば、
順番もまあまあ適当に考えるしみたいな。
はい。
そのノリでやるじゃないですか。
そういう違いが、その国のね、文化の違いで変わってくるのかなと思って、
僕はよりこのアメリカンスタイルを日本の人にも体験してほしいなと思ってますが。
そうですよね。いや、なんか思い返してみれば、確かにアメリカのイベント文化って本当に面白くて、
なんかご飯の話ずっとしてましたけど、
それこそセミナーとか行って、ご飯食べながらセミナーを聞くってことが日本だとまずないんじゃないですか。
そっか。
ちゃんともうそこ時間分けられてて、
懇親会。
みたいなみたいな。
懇親会は分かれてるもんね。
です。だからご飯とか食べながら人の話聞くってちょっと、
失礼?
失礼じゃない?みたいなのが、もしかしたら日本にあるかもしれないですね。
だってアメリカだとミーティング中に食べたりするじゃん。
はい。
あれ、たぶん日本でやったら怒られるだろうね。
そうですね。オンライン中に、あれ、ご飯食べてるみたいな。
オンライン中に食べてたら、日本だとコントになりますもんね。
はい。
アメリカ普通にやってるからね。
やってますね。
とか、服装もスーツの人まずいないですしね、アリカンと。
なるほどね。
でもイベントって、人と人の交流っていうのがすごい重要だから、あんまりそうやって構えちゃう雰囲気とか、
スーツとかもそうだけど、そういうノリとかにしちゃうと、心に壁ができるから、知らない人と仲良くお話しするっていう雰囲気になりづらいんだよね。
それは、うちの会社が主催するイベントは日本でやる場合に、アメリカ西海岸スタイルで、より人と人が交流しやすいようにしてますけどね。
そうですね。
で、こういうサンフランシスコのイベントにぜひ参加してほしいなと思ってるんですけど、
日本から来る人も最近そんな多くないから、きっかけがあったほうがいいなと思ってて、
うちが提供してる、マンスリーで提供してるAIワークショップで3日間あるんですけど、
毎日必ず5時以降は、現地のイベントに行きましょうタイムを作ってて、いくつもある中で、
1個行ってもいいし、はしごしてもいいし、うちのスタッフと一緒に行くみたいな、そういうのをやる予定で、
10月、11月、12月って毎月やってこうっていう、そんな感じですね。
いいですね。日本に行ったら絶対わからない、体験できないところがたくさんあると思うんで。
サンフランシスコに来てでも行く価値は、もとが取れると思いますね。
その食事だけじゃなくて、本当に体験とか、人との出会いとか、以前に日本から来た人でイベントに行って、そこで知り合ったことがきっかけで、
ビジネスが大きく進展したっていう人何人もいますし、超おすすめ。
1週間でも来てみるのが。
もうなんかこう、デジタル上で何でも情報が取れる時代だからこそ、自分の体で生身で体験しに来るっていうのが大事ですね。
実際オンラインに載ってない情報とかも、そこでキャッチできるし。
参加することの価値
確かに。なんかあれですよね、オンラインとオフライン同時で配信ってイベントあんまりない気がしてて、対面は対面みたいな。
そうだね。最近は特にそう。以前はハイブリッドっていうのでやってたこともあったんだけど、もうめんどくさくなっちゃって、運営するほうも。
もうリアルで人がたくさん来るんだから、もうリアルでみんな参加してよみたいな。
そうですよね。となるとそういう場でしか出ない話とかもありますし。
それで、ほらみんなにもなんかあったって言ってたけど、違う町からイベントに参加するためだけに1週間だけ来てる人とかいるんだよね。
います、います。
アメリカの違う都市。
いますね。
ニューヨークとか、まあLAとか、LAはカルフォルニアだけど、違う州とか、余裕でなんか話しかけると、
昨日着いたんだよとか、今日着いたんだよとか、何時に来たのって、イベント参加しに来てるって言って、1週間だけ滞在してるみたいな。
そこで人とお知り合って、スタートアップやりたいんだよねとか、仕事探してるとか、そういう人もいるんで、日本からも来て参加すると、とてもいいんじゃないかなと思いますね。
本当にそうです。いまだにいまだ、仕事終わりのイベント参加で日本人の方に会ったこと、もう片手分ぐらいしかない。
そうなんだ、以前はすごい多かったんだけどね、最近はあんまり来てないですからね。
逆に来るとあれだよね、差別化になるっていうか、日本戻ってからも超アドバンテージになるよね。
ですね、ですね。
ぜひ来ていただきたいですね、サンフランシスコ。
あとはあれだからね、うちのオフィスまがしもしてるんで、仕事場、サンフランシスコに来てサクッと仕事したい人は、
ビートラックスコワーキングブランドで、うちのオフィスのデスクがしをして、フリーワイファイキッチンもあるんで、ぜひ。
たまに日本から来て使ってる人いますけど、まだまだスペース空いてるんで、興味ある方は概要欄リンクでお申し込みいただければと思います。
はい、GitHubも歩いて10分、AWSも歩いて15分ぐらい、かなり来る場所にあるので。
それ以外もたくさんスタートアップと保険内にあるんで、
そうですね、そうですね。
観光ガテラ来てみるととても楽しいので、おすすめです。
ぜひ来てください。
ということで、今日は。
本日のポッドキャストは以上ですね。
ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組を気に入っていただけた方は、ぜひ高評価とフォローをお願いします。
ビートラックスとのお仕事にご興味のある方は、概要欄のリンクよりお気軽にお問い合わせください。
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この番組は毎週更新しています。
次回のエピソードもどうぞお楽しみに。
34:21

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