ピーター・ティールの影響
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、デザイナーやデザインに関心のある方、デザインをビジネスに生かしたい方、そしてグローバル展開を目指す企業の皆様に向けてお届けします。
BTRAX CEOのBrandonが、サンフランシスコ本社からここでしか聞けない、リアルで実践的な情報をお届けします。
サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始めていきます。MCを務めますりゅういちです。Brandonさん、本日もよろしくお願いします。
本日のテーマですが、デザイナーに知ってほしいピーター・ティールのところで、これ、ポッドキャストファンの方ならちょっとご存知かもしれないんですが、前に全デザイナーに知ってほしいスティーム・ジョンズっていうのでやったんですけど、
人物シリーズカート2のところで、ピーター・ティールって何者って人って、日本にいる方だともしかしたら多いかもしれないので、ブランスの先に何者だと思って。
ピーター・ティールの名前はイーロン・マスクよりはあまり知られてないですよね、日本ではね。
イーロン・マスクと肩を並べるぐらいの企業界のベーター、投資家みたいな、シェルコンバレーにいる人なら、みんなが知っている大物?大ボス?ラスボス?ラスボス感のある人なんですけど、
日本だと著書はある程度有名ですよね、ゼロ・トゥ・ワンっていう、企業家はみんな読んだ方がいいよとか言われる本があったりとか、あとは、ペーパル創業者だったりとか、パランティアっていうデータ圏の会社なんですけど、
そこのファウンダーの一人だったりとかする、いわゆる何だろうな、社会にインパクトの大きいビジネスを作り出す人としてはトップクラスの人です。
あとは、日本だとあんまり知られてないかもなんですけど、初期の頃からのドナルド・トランプ支持者というか、第一期ドナルド・トランプが選挙に出てた時に、カルフォルニア州およびシェルコンバレーあたりは大反対してて、
トランプ大統領になるとかマジありえないムードの中で、唯一と言っていいぐらいに、この辺の著名人の中で彼だけが、いや冷静に考えるとアメリカ的にはトランプが大統領になった方がいいみたいなのを周りからめちゃくちゃ白い目で見られながらも語ってた人なんですよね。
なので、トランプのアドバイザーみたいな、テクノロジー的にアドバイスするみたいなポジションを結構やってたし、あとはこれ僕のすごいごく個人的な話をすると、半年ぐらい前に父親から、お前パランティアって会社知ってるって言われて、知ってるよって言って、
いや最近どんどんパランティアのサービスを導入してて、人がいらなくなってくる感じがするみたいなことを言ってたんですね。
父親は米国陸軍の情報部員なんですけど、いわゆるアメリカの軍のデータ関連の受注もしている、いわゆるその連邦のペンタゴンとかホワイトハウスとか各軍部の、データ勝負の世界じゃないですか、今は軍もね。
そこでパランティアがどんどん導入されていて、人によってはパランティアはビジネスモデルがエグいっていう人もいますよね。なぜなら国防省とかに売ってるからみたいな。
AIとかビッグデータっていうのに密接してて、シリコンバレーの中心地であるパロアルトっていう街があるんですけど、そこにオフィスを構えていて、もうパランティアだらけだ、パランティアの職員ばっかりだっていうぐらいにかなり拡大して、日本にも進出していますよね。
パランティアって会社自体は。それをやってる人でもあるという。ざっくり言うとピーター・ティールの話かな。
フィグマの誕生
ありがとうございます。今回のタイトルがですね、デザイナーにも知ってほしいっていうところで、ピーター・ティールっていうのが今のデザイナーの皆さんが活躍するためのあるツールを誕生させるのに関わるっていうので。
確かに。
答えはフィグマですね。フィグマの創業者ディアン・フィールドって方がいらっしゃるんですが、彼はピーター・ティールが作った企業化育成プログラム、ティールフェローシップっていうのがあるんですが、
それに選ばれて、その期間中にフィグマの原型となるものを作ったっていう歴史があるんです。
村瀬さんご存知でしたか。
これ最近リュウイチに教えてもらったけど、いわゆるその弟子制度みたいなやつでしょ。
はい。
これ、このティールフェローっていうのは結構ユニークで、このプログラムに採学されたら、今通っている大学とか中退あるいは抜けてくださいみたいなのを最初にしますと。
それぐらい覚悟を持ってくれば、企業化として成功するためにコミットしますよっていうようなプログラム。
なんか、寺に入信するみたいな。
日常生活を全部捨ててこいみたいな。
実績もやっぱりすごくてですね、このティールフェローシップ。
もう創設2011年、もう200人以上アイスしてるんです。
ミコン企業ももう10社以上とかアイスしてるっていう名門みたいな感じですね。
なるほどね。
このPigmaなんですが、ディラムフィールドが最初ティールフェローシップに入った時っていうのは、Pigmaの形はなくてですね、
実はもともとこんなサービスやりたいと思って持ち込んだものがあるんですけど。
なんだ?
さっき聞いてびっくりした。まさかのハードウェアだったという。
デザイン思考とイノベーション
ソフトウェアなんです。
ソフトウェアなの?全然わかんない。
ドローン用のソフトウェア。
ドローン用のソフトウェアなのね。はいはいわかりました。
そうなんですよ。なので、もしディラムフィールドがティールフェローシップに入らなかったら、
今身近に使ってる、当たり前に使ってるPigmaはなかったかもしれないっていうので、今回取り上げたいなと思ったのが経緯であります。
なるほど。ちなみに、リュウイチはゼロトゥーワンって読んだことありますか?
ゼロトゥーワンまだ読んだことないんですよね。
ゼロトゥーワンは、ピーター・ティールのフィロソフィー、企業家としての考え方が書かれてる本なんですけど、
文字通りゼロから1位を生み出せっていう、新規事業を作り出せみたいなことが書いてあるんですけど、
そこで書いてることはすごいおかしくて、
イノベーションって人を宇宙に送り込ませたり、車を空飛ばせたりするのかと思ってたら、
なんだよ、百何十文字で日記みたいなのを世の中に出すだけのしょぼいサービスなんか作り上がってきて、
ツイッターを超ディスるみたいなものが書いてあって、
あんなものはイノベーションじゃないみたいな、
社会へのインパクト、人類に対してのインパクトを生み出すのが企業家だろうみたいなことが書いてある本で、
フィロソフィーとして、既存のやつの改善じゃなくて全く新しいものを作れって書いてるのと、
あとは、これは結構賛否両論あるんですけど、競争じゃなくて独占する世界を作り出せって言ってるんですね。
他に競合がいてそれより良いものを作るんじゃなくて、その人でしかやってないようなぶっ飛んだことをやりなさいとか、
あとはこれ有名な言葉なんですけど、確実に言われてみると正しいのに、周りの人がそれに気づいてない及びそれを認めようとしない事実、
そこを突き詰めた時に大きなビジネスになるチャンスがある。
いわゆる世の中の常識とか、建前とか一般的な解釈だとこうなってる。
でも、本質的にはそれは間違っている。それを見つけることさえできれば良いビジネスっていうのは作れるよっていう話をしてたりしますね。
逆張り思考っていうヒーワーがありますね。
そうなんだけど、彼にとってみると別にその逆張りっていうのが気を照らって逆張りをするとかじゃなくて、
一般的に信じられてるんだけど、人々の本質ではそうじゃないって認めざるを得ないこと、
イコール、これってデザイン思考にちょっと近い考え方っていうか、ユーザー視点で追求してみたら、
今までやってきたことは実は間違ってたんじゃないかってことにハッと気づければいいから、
デザインリサーチとかデザイン思考って究極そこなんですよ。
既存のサービスとか既存の常識に囚われて改善してるんじゃなくて、
これだったらより課題解決なるんじゃないのって言われた時にハッとするっていう馬車から自動車が生まれたのってそのきっかけじゃないですか。
なので、そこを作るのがイノベーティブなものを作るにとっても重要ですよっていうことで、
未来をデザインする視点を持ってるからデザイナーにとってもものすごい重要な視点、
常識を疑って、なおかつユーザー視点でいいと思われるものを見つけ、それを形にする世界観を作り出せという、
そういうフィロソフィーを持ってる人ですね。
まさにフィグマができた経緯もそのギター・ティールの考えで一通するなと思っていて、
フィグマって実はあるプロダクトがインスピレーションとなっていったものなんですけど、
知らない。本当に?とあるプロダクトにインスパイアされてフィグマができたんですか?ごめんなさい知らないです。
これ、Google Docs。
確かに答えを言われるとそうだなと思うけど、気づかないもんですね。
総務省ディランはですね、なぜデザインツールで共同作業ができないかというよりすごくざまを感じたらしいですよ。
フィグマ登場以前はデザインプロセスごとにツールがすごくわかるって流れ作業みたいな風、
共同作業を、デザイナーの役割をアンテナにしていて、よりコラボレーションが重要になるっていう時代回帰があった中で、
共同作業ができるデザインツールを作ろうって言っているメロを言った時になったらしいですね。
確かにフィグマ使う前にうちの会社で、アドビのPhotoshopとかイラストレーターとかそれ系使いながらも、
みんなでアイディア出しするスケッチとか落書きとかをしながらワークショップやる時に、
Google Docsの落書き帳みたいなのを使ってやってたもん。
デザイナーたちがですよ。
面白い。
それを今思い出して、確かにそれをデザインツールに変換したらフィグマになるなと今気づきました。
そうなんですよ。
ピーター・ティールの影響
なのでピーター・ティールの考え方っていうのはすごくフィグマ人誕生に影響しているというところで、
ピーター・ティールのことをこのエクソツールにあたって調べてたんですけど、
新しいサービスとか考えるときに3つ押さえた方がいいポイントがあって、
ピーター・ティールが紹介して、まずはネットワークの効果。
ユーザーが増えると、フィグマのコラボレーションが増えると、
プロダクトの価値が上がってくる。ネットワーク効果を意識するところですね。
2つ目がスケーラビリティというところで、デザインをシステム化して拡張していくところ。
そこを意識しましょう。
最後がブランディングというところですね。
プロダクトに対する信頼をつなげていくと。
体験をデザインするというところで、
この思想っていうのはデザイナーにもすごく生きると思うんですけど、
動作的に。
今の話を聞いて、フィグマがまさにハマっている、ちゃんとやっているし、
スラックとかもそうですよね。
フィグマはデザイン、スラックはエンジニアスタートだと思うんですけど、
ネットワーク効果を使って、どんどんスケーラブル、
どんどん人が増えても使えるし、最初からブランディングに力を入れていたので、
ポップな感じの雰囲気を作ったりとか、
ロゴとかアイコンとか、キービジュアルとかデザインシステムとか、
上手いこと両方やっているから、今の時代その3つを抑えるのは
ヒットプロダクトを作るには必須ですよね、言われてみれば。
でも多くのビジネスってそれができていないから、
その3つを抑えるだけでもかなり進歩するなと思って、
すごい重要だなと今。
AIコレクティブの展開
でもデジタルじゃなかった場合に、ネットワーク効果とスケーラビリティをどうするかっていうのは、
ちょっと課題ですよね。
確かに。
ちょっとデジタルとは違いますが、
ビートラックスも最近、対面のイベントを並べて開催して、
AIコレクティブのイベントを全部ですね、
ネットワーク効果を意識する機会っていうのもあるんだなと。
確かに。今すごい良いキーワードだなと思ってて、
これ以前にも紹介したけど、
うちAIとデザインの活動として、
AIコレクティブっていう世界最大のAIコミュニティの日本を運営してるじゃないですか。
日本ってアメリカと比べてもいろんなことが違うけど、
特に違うのがオフラインでの活動におけるやり方とかプロセスが全然違うですね。
まさに文字通り国境があるので、
文化、風習、プロセスから何から全然違うじゃないですか。
AIコレクティブってサンフランシスコからスタートして、
アメリカを中心に最初やっていって、
そこから世界中に広がっていったんですけど、
僕はサンフランシスコ側でジョインして最初はいたので、
そのやり方とかツールとか、ブランド作りとかは見ていって、
最近日本やり始めた時に、いろいろ違うから、
そのAIコレクティブの人たちに、
ポリシーとしてどういう風にやるといいですか?みたいなの聞いてみたら、
AIコレクティブ自体がプロダクトだと思ってって言われて、
プロダクトマーケットフィットっていうのがあるから、
そのマーケットが変わるんであれば、
そのプロセス自体もローカライズして広げていった方がいいんじゃない?
みたいなことを言ってて、
そのマーケットごとにアジャストさせる。
ただ、コアにあるコミュニティっていうのは世界中に広がっているので、
そこはネットワーク効果が狙える。
けど、スケールさせる時に市場とかユーザーごとに、
アジャストメントをそれぞれのローカルの人たちで、
最適な方のようにやっていくといいよっていう話を受けて、
デザイナーの役割と社会的影響
ハッとさせられたというか、
ああ、なるほどなと。
イベントとかコミュニティ作りの運営団体だったとしても、
その活動をプロダクトとして捉えると。
プロダクトとして捉えた時のネットワーク効果とスケーラビリティを
スタートアップのように考えてやるっていうのは、
デジタルサービス以外にも適応できるんだなって、
その時にすごい勉強になった次第ですね。
ピーター・テイルスソンの3つ目に、
ブランディングっていう言葉が当たるんですけど、
AIコレクティブとしては、
AIに詳しくない人でも、
AIに触れられる機械とか理解できるような機械を作るっていう
プラザリーができていると思うんですけど、
ウィートラックスの社長として、
パドさん、日本大統領に関わっていく中で、
この活動をウィートラックスのこれまでの企業の活動と
うまく結びつけて、
ブランディングを改めて知っていく必要があるなっていうので、
これは僕たちの方の課題だなと。
そこに関しては、
僕たちのリジョンが、
デザインを通じてギャップを埋めて未来を作り出すっていう、
そういうビジョンを持ってるんで、
合致してるんですよね。
世界と日本のAI的ナレッジのギャップがあったりとか、
AIをもっとデザインに活用して、
クリエイティブの力でスケールさせていくとか、
そういうビジョンに合致してるので、
サンフランシスコだと、
AIエンジニアとそうじゃない人をつなげていくっていう、
彼らのビジョンがあるんですけど、
我々日本向けにやるんだったら、
よりそこをデザイン活用でやるとか、
もうそのAIに全く触れる機会のない人でも、
分かりやすく伝えられる世界観とか、
そういうふうにローカライズしていくのを考えてますよね。
あと今回、ピーター・ティールの話題を取り上げるきっかけ、
それもデザイナー向けに関わってたのは、
もちろんピーターが関係してるって言うのもあるんですが、
最近スタートアップで活躍されてるデザイナーも多いなって、
一生懸命ですね、日本って。
スタートアップの社長は、結構漏れなくピーター・ティールを意識してる。
何なら、人によって憧れてる人もいるじゃないですか。
そういう人たちの元では関わらず、
ピーター・ティールの思想を知っておくってのがいい。
いや、今の話聞いて、
起業家だったら知っておくべき人、読んでおくべき本の、
よく出てくるのは、さっき言ったゼロトゥーワン・ピーター・ティールと、
ハード・シングスっていう、アンドリュー・センホロイツのファウンダーの本があって、
スタートアップってこんなしんどいんだよっていうのと、
スケールするビジネスはこういうふうに作るんだよって、
この2つを読んでから始めろみたいなノリがあって、
日本でも結構著名ですよね。
あと、最近デザイナーの役割が拡大しているなと思って、
より経営にインパクトをもたらせるようなデザイナーっていうのが求められているのかなっていう印象を受けるようで、
今後社会にインパクトをもたらすようなサービスとプロダクトをデザインするにあたって、
デザイナーの方にもピーター・ティールの思想を知ってもらうことは、
すごく大事なことなのかなと思って、今回それを目指す。
だって、さっきも言ったんですけど、
未来を作り出すっていうのはデザイナーの仕事じゃないですか、完全に。
それって、今存在していない未来を作り出すって、
取っ掛かりがどこから始めていいかわからないですけど、
やるべきことはユーザーを理解する、ニーズを理解する、
そして社会を理解した上で絶対的に求められるものは何かっていうことを考えることなので、
デザイナー的視点というかデザイン的活動がすごい求められるんですよね。
ピーター・ティールがやってきたこととこれからもやっていくことって、
一言で言うと社会システムのデザインなんだろうなと思うんですよね。
ちっぽけなSNSなんか作ってんじゃねえよって言ってるのは、
社会システムをもっと作り出せっていう考え方。
すごい大きなスケールのことをやるっていう話だから、
ピーター・ティールとイーロン・マスクってもともと相棒だったからさ、
PayPal時代に。
同じ考え方を共有していて、
アウトプットしてるサービスとかプロダクトが違うだけで、
フィロソフィーは一緒なので、
ビッグインパクトのものを作り出すっていうことをやってるんですよね。
そこから僕の完全なる個人的見解なんですけど、
日本の企業家および、
さっきリュウチが言った企業家と一緒に仕事してるデザイナーの人たちの
やってる内容のその多くが、
良くも悪くも既存のものをなぞったお金儲けなんですよね。
いろんな環境的問題があって、
今まで何もないものをゼロトゥワンでゼロから作り出すことを、
日本の投資家さんたちがあまり理解してくれない。
なぜなら前例がないので、
いくら儲かるか、上場できるかの見込みがわからないからっていうことで、
あまりそこに対して投資してくれなかったりするっていう状況もあるけど、
どうしても確実に儲かりそうな世界をなぞる人が
多いわけよ。
社会的インパクトはいつもそんなに、
その会社があってもなくても関係ないかもしれない。
こんな偉そうなこと言ったら失礼ですけど。
例えば、僕が本当に思うのは、
何社あんねんっていうぐらいのリクルーティング系の会社とか、
広告プラットフォームであるとか、
似たような会社、今までにもあるな。
それのちょっとした改善版とか、ちょっとした違う版とか、
ピーター・ティールの哲学
もちろん悪いことじゃないと思うんですけど、
ピーター・ディールのフィロソフィー的に言うと、
そんなことやってんじゃねえやっていう。
やるなら今存在してないもので、
世の中がこれ絶対欲しいって思う、
みんな気づいてないけど、
出現したら圧倒的に人気になるようなものを作り出す。
だってデザイナーだって、そういったものを作って、
世の中に良いインパクトを与えるために始めた人って多いと思うんで、
ちまちまと既存のサービスをなぞったようなのを始めて、
ちょっとUIが綺麗ですとか、使いやすいですだけで終わっちゃうのは、
ちょっとデザイナーとしては寂しいかなと、
個人的には思ったりはしてますけど。
ブランドさんをデザイナーとしてキャリアを始めてますが、
その心意気でもともとはデザイナーになったんですか?
僕は大学生の時に、
プロのデザイナーになるって決めたんですけど、
その時に思ってたのは、
世界で一番世の中にインパクトが与えられるデザイナーになる自信満々でしたよ。
そんな自信がないとデザイン会社なんて始めない。
学生の頃から始めたりはしないので。
だけど、やるならそのぐらいの意気込みで始めて、
どっかのタイミングで気づくわけよ。
世界にはもっともっとすごい奴が山ほどいるって。
でもそれでいいんですよ。
最初から、自分なんか世界の奴らと比べたら全然実力がないなって思ってたら、
野心が湧かなくて、ちっちゃくまとまっちゃうじゃないですか。
特に自分でビジネスをやってやろうって思うんだったら、
そのぐらいの野心が必要で、
その場合はデザインに対しての情熱と、
この地域の持つ起業家スピリットみたいなのに飲み込まれる形で、
そこが掛け算になったので、
大好きなデザインとスタートアップ起業家みたいなマインドセットを掛け合わせると、
イノベーティブなデザイン会社を始めるという結果にたどり着いた。
本当にうぬぼると勘違いだけで始めた。
だけど、そのぐらいの思いがないと勢いつかないじゃないですか。
間違いないです。
レースビートアクション21周年みたいな。
1年続いております。
一応ね、なんとかね。
ありがとうございます。
あとは、このポッドキャストでは人物シリーズ第2弾というところで、
第1弾はスティーブ・ジョームズでしたが、
スティーブ・ジョームズの考え方も、
ピーター・テイルとスティーブ・ジョームズ、
両方に接したことある人の話を聞いたことがあるんですよ。
スティーブ・ジョブズとの比較
貴重でしょ。
スティーブ・ジョームズさんも亡くなっているから。
その人の話を聞くと、
スティーブ・ジョームズは強烈に狂ったように
美しさと使いやすさと心地よさに
フォーカスを当てて、
イノベーションに導くことを考えている。
考えてた人。
なので、皆さんご存知の
iPhoneとかAppleプロダクトを使ってみれば、
それが体現化されていると。
ピーター・テイルは、
よりエンジニア的なところと
ビジネスマン的なところが強いので、
社会的インパクトと
イノベーティブであるということと
スケーラビリティに対してのフォーカスが強い。
それこそ、ゼロ・トゥー・ワンの考え方。
スティーブ・ジョームズは、
最初からスケールさせることよりも、
少ない単位でもいいから、
完璧に近いぐらいの作り込みを考える。
ピーター・テイルは、
ピーター・テイルは、
最初から世界に大きなインパクトを与える
構造を考えるタイプの違いがあって、
よりピーター・テイルの方がエンジニア・テックより
だったりはするが、
多分、今の時代には
ピーター・テイル的考え方の方が
合っているのかもしれないですね。
全てが流動的だったりするし、
変革が早いので。
なので、ピーター・テイルは
ソフトウェア系が主だったり、
データとかソフトウェアとかAIとか。
スティーブ・ジョームズの情熱は
最初はハードウェアだったので、
そこの違いがあるって話を聞いたことがあります。
ありがとうございます。
この企画も面白いですね。
なかなかこういうコンテンツないと思う。
なかなかないです。
シリコンパネに住んでないと
こんな情報は入ってこないですからね。
ということで、
どうぞお時間というところで、
こんな感じでポッドキャストを
日々気づいた人とか、
会心してます。
デザイナーの皆さん、
それ以外の方にも役立つような
情報を日々発信しております。
トピックのアイディアですね。
いつも募集しておりますので、
概要欄のGoogleコーブから
教えていただければ、
なるべく取り上げられるようにしたいなと。
取り上げてほしい人とかもいいですよね。
なんかこの人のことを
特集してほしいとか、
あれば、
デザイナー系でもいいし、
企業家系でもいいので、
もしあれば、
我々で分かる範囲の
話ができればなと思います。
ちなみに日本人よりもありですか?
全然ありだと思いますね。
分かる。
僕が知っていれば。
では引き続き、
ポッドキャストのトピックも
募集してますと。
引き続き配信していきますので、
ご視聴のことよろしくお願いいたします。
ブラウザーさん、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
最後までお聞きいただき
ありがとうございました。
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リトラックスとのお仕事に
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