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2025-03-17 16:35

【介護344】認知症当事者が「したい」を叶える会

支援者は「余計なことをしない」が鉄則なんですね
#介護 #ケアマネ #認知症
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サマリー

福岡で「したいを叶える会」が行われ、認知症当事者が自分の希望を実現するために、家族や専門職のサポートを受けながら楽しいコミュニケーションの場を作ることが重要です。参加者同士の関係性を築くことで、やりたいことを見つける手助けが行われています。認知症当事者が自分の「したい」を実現するためのコミュニティづくりが重要であることが示されています。また、デイサービスの役割についても今後の変化が求められています。

認知症当事者の活動
どうもボブです。今日はですね、介護の話をしたいんですけれども、認知症当事者の会ってご存知ですか?
認知症の介護をされている方の、家族の会とかって結構有名だと思うんですけど、当事者の方々が自分で、
自分発信でいろいろと活動されているっていう、そういう方もおられるんですよね。 ただ、やっぱり若年性の方とかも
すぐ忘れてしまう部分があるので、ちょっとサポートしてもらいながら、 いろんなね、やりたいこととかを叶えていきたいっていうような、
そういう、「したいを叶える会」っていうのがですね、 今、
福岡の方でも、まだ本当に本当に小規模なんですが、 今取り組みをやっているところなんですね。
これは決して僕が主催でやってるわけではないんですけれども、 オレンジネットワークっていうですね、
別に大きな団体ではないんですが、 ある一人の
認知症の家族の方が立ち上げて、 そのサポートを僕たちがしているような感じなんですね。
今回はそのオレンジネットワークの主催者の方がですね、 もともと何かこういうのをしようっていう話ではなかったんですが、
認知症だったり、いろんな介護をしている家族として、 何か
本人がやりたいっていうふうに思うことの実現の協力のためにですね、 なんか専門職の力を貸してくれないかっていうことで始まった話なんですね。
で、 実際に何度かですね、
認知症の方とその家族の方、 あとケヤマネさんとかも来てもらって、いろいろと話をしたわけです。
どんなことを今考えてて、何か本当はやりたいこととかってあるのかなとかですね。 そんな話をしようと思って集まったわけだけれども、
自然と話したい人がワーッと話して、 楽しかったねーで終わっちゃう、なんて感じになりがちなんですよね。
途中からやっぱり中に専門職も入って、 みんながもうちょっと話せるような形で、一人が独壇場にならないように
ちょっとねサポート入ったりとか、そんな風にやってるんですけども、 こういう話をする時にも専門職として注意しないといけないねっていう話が出たんですが、
それって何か こちら側がイベントとしてやりたいね、みたいな
支援する側の周りがこれしたいね、みたいなこれならできるんじゃないとか、勝手に決めてイベントごととしてやってしまうっていうのは
あの そういう場合もあっていいんだけれども
それはあくまでイベントになってしまうわけですよね。 サポートする側はあくまで
その裏方に回って、本人がやりたいっていうことを 自分で見つけていくとか、自分で
いつの間にかこう話をしたくなるような、そんな場作りをすることが大事で。 ただですねご家族、ご家族が
家族と専門職の役割
こんなことをさせたいとか、こんなのいいんじゃないとか、 みんなでご飯作ってパーティーみたいな感じでやったらいいんじゃないとか
いろいろとね家族が 本人に代わっていろいろ言い出すっていう時があるんですよね
これもやっぱり気をつけないといけないねっていう話で
家族が隣にいて話してしまうと 本人やっぱり
いつもと同じ状況になってしまうんですよ。 せっかく外に出て知らない人たちと
コミュニケーションをとっていく場なんだけれども、 いつもと同じ家族関係の状態だと
新しいものが出てこないんですよね。言葉が出てこない。 あえて家族と本人と
場を分けてテーブルを分けて 家族は家族で今の思いとかを共有するような話をしたりとか
当事者は当事者で、今なんかこう 関係性をまず作ることが大事だねっていう風になったんですね
最初から自分のやりたいこととかそういったのって 人に話せるかって言ったら僕たちは話せないですよね
そもそもやりたいことって別にないしみたいな でもいろんな方が話しているのを聞いていくと
なんかちょっと自分もこんなことをしてみたいなぁとか 昔の記憶を思い出して昔こうだったなぁとか
ただもうあの思って話したとしても 5分後には忘れてしまうっていうような方も中にはいると思うんですよね
なのでそういう時に何を言ってたかっていうのを 専門職がちゃんと書き留めといてあげるっていうことが大事だったりすると思うんですね
そういうサポートは必要なんじゃないかねっていう そんな話をしました
で ここでまあ家族と本人と分けてそして関係性を作っていく
でこれが1回だけで終わるんじゃなくてまぁ継続的に 顔を見せ合う関係を作っていけばですね
まあ例え忘れるとしてもなんかこう 繋がりっていうのができてきたりとかちょっと話しやすい空気が出てきたりとか
やっぱり出てくると思うんですよねそういうのって でそれでようやく
自分もなんか話したいなっていうのが出てくる可能性があるんですよね 全く知らない人に
何かこう自分のね望みを話すって言うのはできないにしても知ってる人たちでわいわい その周りの人たちもなんかこう話しだしたら自分も
話したくなるそういう場作りがまず大事なんだろうと思うんですよね
家族はまあそれ聞いていや実現不可能だしそんなことされたら逆に大変になる とかもう勝手にいろいろね
思っちゃう だから
まあ それはねそれはそれとして
みんなで話して共有するっていうことが大事だったりするんですよね
で専門職もいる中で実現可能かもしれないっていうことを探っていってね 年に一つでもいいじゃないかと
なんかやりたいって思ったことが実現するっていう経験を小さなことでもいいから やっていくっていうみんなでそれを叶えて
よかったーってなるそういうのもいいんじゃないのっていうことで 抹茶を立て立てる
趣味としてねやってた人がこの間はこうみんなに抹茶を振る舞ったとかですね まあそれのちょっとこう準備とかサポートを専門職が行ったとかそんなこともね
やったんですで他にもあのなんかこう絵をね 書くのが好きな方とかまあそういった自分の好趣味
特技こういったのを披露する場を作るとかそういったのもね それで何か別にあの売るわけじゃないにしても
なんかまあ別の機会でねそういった展示だったりとか あのまあ売るとかバザーみたいなそんな感じもありかもしれないんだけども
まあちょっと小規模でまずはいろいろとね 本人の好きなことやりたいことそういったのをねこう出していくっていう
そういう場所をね 作っていくのが大事でそして
非日常これって まああのやっぱりどうしても小さなイベントっぽくなっちゃうので
まああのみんなでこう話したりワイワイするのって非日常を作ることをまず僕たちは サポートして作るわけだけれども本当に大事なのって非日常じゃなくて日常
なんですよね この日日常を日常に落とし込むには
何が必要なんだろう年1回何かね 抹茶立てたりとかそんなのを実現したとしても
何かに結びつくんだろうかその時限りでただ終わってしまう イベントごとになるんだろうかってなったら
コミュニティの重要性
決してそうではなくてそこで大事なのはそこで披露してみんなで喜びあって で本人も良かった楽しかったっていう感情が出るで
そこで ちょっと気の
気の合う 仲間みたいなそういう
コミュニティづくりですね一瞬のちょっとこう気の合う関係性ができる 来た方も小さい範囲でやるのがいいんですよね
金後近所さんだったりとか まあ近所ですぐ会える関係じゃなくてもちょっとこう
地理的にそんな遠くないような場所で なんならちょっとなんか連絡取り合えるような関係ができたりとか
そういう まあその本人じゃなくてもまあ家族がそういう関係づくりできるっていうのもいいかも
しれないですしね そういうこう
関係性コミュニティが広がるっていうことは日常につながってくる話だと思うんですよね いかにそういう円を作っていくかっていうこと
これが その今までの日常だったら何も動かなかったことが
なんかこう運っていうのは人が運んでくるんですよね 5円が運んでくると思うんですよね
で今どうやっても行き詰まっていることがあったら 人の5円を作っていくことが一番
人生の変化を起こすと思うんですよね それをやっていくのが
ある種の本来の意味での地域カフェだったりすると思いますし 普段のあのまあこういう当事者
当事者の会みたいなものになってくると思うんですよね
なのでできる限り 余計なことをしない介護職もそうだし
家族も余計なことをしないように心がける これがやっぱり
高齢者だったり認知症の方の支援において大事なことなのかもしれないなぁとで 本人がある方が
えっとまぁ認知症で普段ちょっと外に出たら帰ってこれないみたいな そういう方なんですけども
ある時外に出てでバスに乗ってちゃんと帰ってきたっていうことがあったそうなん ですね
でなんかこう回路がつながって ちょっとこう達成感を覚えたみたいでそういうなんかこう
家族にとってもあのまあほっとした反面 ちょっと危ないなんで出て行ったのよっていう気持ちも反面
だけど 本人はすっごくなんかこうすがすがしい
できたわよみたいないつもねもう忘れて怒られてばっかりの本人もちょっと嬉しそう な顔だったそうなんですね
かといって あの認知症が完全に治ってくれるかって言ったらそうではないにしても
何か満足感達成感自信 そういったものを作っていくっていうのはどんなにどんな病気の方でも
子供でも大人でも 高齢者もちろんみんな大事なんだろうなぁと思うんですよね
自分がなんか存在していいんだ 認められていいんだ
そういう気持ちを持つっていうことは 人間誰しもこれって大事なことなんだと思うんですよね
こういうのを作っていくっていうそういうのが 今後求められてるんじゃないかな
認知症の方が言ってましたえっとあなたたちねあの 色塗りとかねデイサービスとかに行くとなると色塗りしたり
ねみんなでパーターカーラーとか言ってあの航空体操したり したいですかと
したい
ねえあの 今そんなのをねさせられるんだよ僕たちはと
で一概にね全部これがダメとは言わないんだけれども
今の70代とかてもまだまだ若いですよね でもなもう65歳以上は介護保険使えるわけだから60代とかもめちゃめちゃ
デイサービスの変化
今若いじゃないですか そんな人たちも使えるサービスって介護
介護保険を受けることになったらデイサービスってみんなそういうことをやってる 今いろんな取り組みやってますけどねでもほとんどが
そういうデイサービス高齢者おじいちゃんおばあちゃんになった人向け の対応ですよねでもこれって本当にこれから変化を求められる
時期になってきてるんじゃないかなーって思いましたねー なので本人がこうやりたいそのためのサポートをする場所がデイサービスで
あってもいいんじゃないかなって思うんですね 今日なんかそんなあのみんなで話をして思いました
こういう回がまあの地域カフェを通じてでもいいから まあち狭い地域で
たくさん増えてきてくれたらいいなーって思います ではではご視聴ありがとうございます
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