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どうもボブです。今日は介護の話をしたいんですけれども、デイサービスの話をしようかなと思います。
実は先週ですね、うちのグループのデイサービス向けにですね、研修をさせてもらいました。
デイサービスがこれからもっと良くなるためには、何が必要かなっていうのを一緒に考えていくような、
そんな研修をですね、開いてほしいということで、ケアマネージャーの視点からですね、デイサービスを見るというその感覚、
ケアマネージャーの視点だったり、利用者さんの視点や家族の視点、そういった部分をデイサービスの職員とか管理者が話すんじゃなくて、
外部のケアマネージャーから話してもらう方が職員に響くんじゃないかということでね、僕が僕でいいんですかっていう話だったんですけど、お話しさせていただきました。
その中でですね、いろいろ意見が出て、やってよかったなーって僕自身も思ってるんですけども、
まずその、誰に向けて今このお仕事をしているのかというのを最初ちょっと考える機会を設けたんです。
僕が最初勤務、初めて勤務したときは、病院だったんですね。病院の看護助手っていう場所だったので、治療が優先だったわけですね。
患者さんが中心ではあるけれども、その医療の指示だったりね、その医療で必要なことがやっぱり優先順位高くなってきますよね。
なので、例えば認知症の方だと治療を優先するのであれば、立って、本当はね、くだ繋いだりとかしないといけないのが、くだ外しちゃってうろうろするのは治療がそれじゃできないから。
だから安定剤とかで、ちょっと動けない状態にしてしまって、それでもまず治療をね、しっかりやりましょう。
極端に言うとそういう場所ではあったので、本人主体ではやっぱり当然ないわけですよね。
ただ、その後、老犬っていうですね、施設に入った中では、生活が主体になってくるので、どうしてもやっぱり本人主体で考えていく生活。
これを整えていくことが大事になってくる。
全然考え方が変わったわけですよね。
でもそれでもやっぱり、どうも施設生活でみんなやっていってるわけだからですね。
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施設のルール、流れ、そこに沿っていかないといけない。
なかなかまだ本人主体になかなかならないところもあったな。
今、在宅のサービスをいろいろ組んだりしているケアマネージャーでやっていますけど、
その在宅の事業所ですね、デイサービスも在宅を支える事業所になりますよね。
じゃあこの僕たちは何を考えないといけないのかというところでですね、
一つ例を出したわけですよね。
ある80歳で車椅子の男性が誕生日、今月誕生日です。
さあこの情報だけでどんなプレゼントをあげますか?ってなったら、
いやいや、この方って認知症あるんですか?とか、
この方ってどんな生活してるんですか?家族はいるんですか?
いろいろ質問が出てくるわけですよね。
で、ここで言いたかったのは、
情報がないと、ちゃんとその人のことを知らないと、
その人が喜ぶもの、喜ぶプレゼントってわからないですよね。
でも普段の業務の中でデイサービスで、
デイサービスじゃなくてもそうなんですけど、
本人のことを意外と知らずに、
こっちから良かれと思ってレクレーションとか体操とか、
いろんなこと、画一的にやってませんか?っていうのを
ちょっと考える機会を設けたんですよね。
なのでデイサービスの職員さんも、
でも言われてみれば、意識してね、
何か興味持ってくれそうなことは考えてやってるんだけれども、
でもレクレーションの雑誌とか本とかで見ながら、
今月これがいいんじゃない?あれがいいんじゃない?
いろいろ話しながらやってはいるけれども、
来てくれてる利用者さん、高齢者の方々が、
それやりたいって言って始まったものではないわけですよね。
なので、利用者さんある特定の一人が、
これやりたい、これが私は好きだわ、みたいな。
そういうレクレーションが毎回はできないけれども、
ちょっと考えてみるっていうのもいいんじゃないかなっていう話も出ましたね。
その本人を知るための情報ってどうやって集めたらいいと思いますか?
普段からアンテナ張って、その人のことを知ろう知ろう、興味を持とうっていう、
そういう意識を常に持つためにはどうしたらいいんだろうなっていう話もなったんですけど、
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これどう思いますかね、皆さん。
当然、カルテとかファイルを見るみたいなね、本人の情報が書いているのをそれすら見ずに、
今生活しているこの状況だけを見ている場合も結構あると思うんですよね。
この人どんな人だったっけってファイルをちょっと休み時間というかですね、
ちょっと手の空いた時にペラペラペラって見て、
そっかそっかこの人こういう状況だったなっていうのを確認することもできてるかなっていうのとかですね。
あと、家族にちょっとね、そう芸の時とかに家族にちょろっと話を聞いてみるとか、
あと本人ね、本人がデイサービスでちょっとゆっくりしている時間帯に、
そんな昔のことを知る会話をやる。
普段からやってるよってデイの方とか思うかもしれないけれども、
目的を持ってこの人を次何か喜ばせるには何しようかな、何につなげていこうかなっていう意識を持って聞くのと、
ただたまたま本人がこう話してくれたっていうのではまた違うんですよね。
で、その知った情報を他の職員も知ってますかということですよね。
で、ちゃんとそのカルテだったり、そのみんなが見れる情報に加えるっていうことができてるかなっていうことも一つ大事なことかもしれないですよね。
みんなが少しずつ本人の状況を昔の過去のこととか今の思いを積み上げていってみんなが知れる状態にしていく。
これもとっても大事なことじゃないかな。
で、ある僕の担当の方でですね、デイサービス2カ所体験をして、1カ所はもう二度と行きません。
1カ所はもうここにこれからも行きたいですっていう大きく分かれたパターンがあったんですね。
で、その行きたくないですって最初言ったパターンはどんなところだったかというと、
利用者さんが認知症なんですね。認知症だっていう情報が分かった。
それで良かれと思って、体操とかレクレーションとか認知症に良いって言われる脳トレとかそういったのを体験、最初デイサービスの体験の時にですね、
色々やってくれたんです。良かれと思って。
さあどうかな。何がヒットするかな。一生懸命やってくれた。
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だけど本人はもうやらされたやらされた。こんなことしとうないのに。それで結局もう行かないってなりました。
もう一つはどんなところだったかというと、
本人さんは認知症で家族の人に行って行ってと言われて仕方なく来た。本人が自ら行こうとして来たデイじゃないんだなって職員さんは察して、
さっと一人ですね、その人の担当をつけて話をたくさん本人から話をしてもらうっていう時間を作ったんですね。
そうすると徐々に徐々に本人からいろんな言葉が出てきます。本人が喋る。職員がベラベラベラベラ喋るんじゃなくて本人の方がたくさん喋るっていう機会を作ったんですね。
実は行きたくなかったんだけれども、でもうちでじっとしてるよりもいいしなとかですね。そういった言葉も出てきた。
レクレーションとか体操とかもどうですか?こんなことやるんですけど興味ありますか?
いや私はこんな今はやりたくないとかね。ちょっと今様子見るとか。
そんなのでそれでいいですよ。OKなんです。その後にいくつか提案してみて、これはやってみようかなっていうのを一つやってくれた。
そんな感じで無理しせずに本人のペースで本人の気持ちを汲み取ってやっていくっていう。
そういうデイサービスの関わり方。どっちがいいじゃないんですよね。
最初のパターンがハマる方もいるんです。目的持って私はデイサービスでこれがしたいっていう風に来た方は最初のパターンみたいにこれやりましょう、あれもあれやりましょうって言ってくれた方が助かると思うんですよね。
ただそうじゃない方の場合は後に話したように本人のペースで本人の言葉を増やすっていうような関わりをしたらやっぱり本人も満足してですね。
自分のことわかってくれたんだ。家族でさえわかってくれなかったのにこの職員さん私のことわかってくれる。そういうのが大事だなと思ったんですよね。
こういう風にね。本人はデイサービスに行きたいんじゃない。家族もデイサービスに行かせたいんじゃない。その先に何を求めているか。
家族の負担軽減というのはあったりするでしょうけど。でもまあそれよりもこのまま認知症が進んじゃったら嫌だな。ちょっとね、本人のことわかってくれる人が家族以外にもいて本人も心を打ち解けられるようなそんな人がいてくれたらなとかですね。
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まあいろいろあると思いますけどこのデイサービスに限らずこの支援を受けているのはその支援を受けたいんじゃない。その支援の先に何があるのかそれを意識して支援者側をやっていくっていうのがとっても大事なことなんだろうなぁと思いました。
デイサービスには先週の研修でこういったことを一部分だけですけどね。今日お話ししたのはお話をさせてもらって。最終的にはここのデイサービスが求められているものって何なのかな。こういうのを考えていったというそういった研修になりました。
介護職の方や僕ケアマネージャーですけれどもみんなですねやっぱりこういったことを考えていきながらですね個別対応というかその人その人は何を求めているのかなっていうのを考えてそれにそれを解決するための支援これをやっていくっていうのがケアマネージャーもですね僕も大事だなと思ってるので
今日もね仕事でいろいろと考えていこうと思っています。ではではご視聴ありがとうございます。