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2022-01-18 14:02

【介護136】介護保険に頼らない支援

ボブです。

介護保険以外の支援ももっと考えたいな
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どうも、ボブです。
僕はですね、ケアマネージャーの仕事をしているんですけれども、
ケアマネージャーってですね、デイサービスとか、ヘルパーさんとか、福祉用具、車椅子借りたりとかですね、
そういった手配をしたりする仕事っていう風に、一般的にですね、言われていると思います。
病院から退院して自宅に帰りますっていう方もですね、
病院の方から、じゃあケアマネさんにサービスの調整してもらいましょうとか、そういった話もよく出てくるんですよね。
もちろん今までそういった風に支援をして、今もしてるんですけれども、最近ちょっと思うのがですね、
ケアマネージャーの研修とか受けると、地域資源を活用してくださいってよく言われるんですね。
地域資源、地域資源と言われるんです。地域資源って何ですかと言うと、色々あるんですけど、
介護保険のサービス以外のものですね。おむつの宅配サービスがあったりとかですね、
お弁当の宅配サービスだったりとか、布団の乾燥サービス、市町村でやってるところとかやってないところもしかしたらあるのかもしれないですけど、
色んなものが一応、制度としてあったりするんですけど、それ以外にも慈悲でですね、介護保険と別で、慈悲でのヘルパーさんでお墓参り連れて行ってくれたりとかですね、
NPO法人がやってたりする旅行のですね、旅行のお手伝いをしてくれる専門の方々がいたりとか、その人の希望とか生活に合わせてですね、色んな介護保険外のサービスを組み合わせていくことも大事ですよっていう風に言われているんです。
つまりは何でもかんでも介護保険に頼って、介護保険での支援に依存しないようにしましょうねと、色々幅広く考えていきましょうねっていう風な考え方にちょっとずつ今変わってきているんですよね。
で、その中で最近支援してる方で、デイサービスに行かずに外出の習慣を作るっていうことをちょっと考えてる人がいたんですね、いるんですね。
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本人もデイサービスにそんな行きたいわけじゃないんだけど、色々昔習い事をしてて、琴をしてたりとかですね、詩吟をしてたりとか、ダンスをしたり、色んな趣味多彩な方だったんです。
で、この方がせっかく今まで色んな楽しみを持ってやってきた方だからですね、デイサービス必ずしもデイサービスじゃなくてもいいじゃん。
で、家族は普段仕事だから一人でいる時間が多いからですね、なるべくちょっとその間外出させておいた方が安心だっていう風にやっぱ考えますもんね。
なので、デイサービスお願いしますっていうことで最初話が来たんですけれども、よくよく色々話を聞いていくと、本人は別に必ずしもデイサービスっていうものを望んでなかったんですよね。
そこでご飯が出てみんなとご飯食べたい、別にそういうわけでもないし、できるんだったら普通に買い物行ったり、近所を歩いたりですね、そういうことをしたいっていう方なんですけど、
家族はちょっとね、認知症も軽度あるし、やっぱちょっと不安だなと、だからやっぱデイサービス行ってもらうのが安心だよって言うんですね。
ただ、ケアマネージャーも本人も家族もそれ以外の方法を知らないっていうことが結構あると思うんです。
僕も知らないですけど、もしかしたら、まあその習い事とか色々好きだったらですね、そういったところにこう出かけること、自分で出かける、そういったことができるようになればいいじゃん。
でも、認知症があって出かけられないから困ってるんでしょ?と。だからやっぱね、デイサービスは送り迎えがあるし、その方が安心じゃん。
ただですね、ヘルパーさんと一緒にお出かけする準備、そういったことはできるんですよ。介護保険でですね。準備して今日はどこどこに行くよと。
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何か地域のサロンとかですね、あった時はお出かけの準備をしてですね、たまたまそこ歩いていける場所だったんですね。
ヘルパーさんは歩いてサロンに連れて行くとかいうのはなかなかできないことなんですが、
そうそう、ご存じない方も多いと思います。ヘルパーさんで買い物とかは一緒に行って買い物して帰ってくる、そういった支援は介護保険でできるんですけど、
何かそれ以外の場所に行って、サロンに連れて行くとか、ちょっと習い事の場所にですね、介護保険で連れて行くとか、そういったことができないんですよね。
ただ、介護保険上では出発の準備はできるので、プラス介護保険外のサービスを組み合わせてですね、一緒に保険外の金額で外出はできるんですね。
ちょっとこれもね、僕が関わっている事業所だったら10分500円とか、そういった形で支援してくれるんですね。
なので、リスクは確かにあるんですけど、あえてその認知症の状況にもよりますよ。
家の周辺環境もなんとなくわかる、ちゃんと行って帰ってこれる可能性もある、そういう状況なので、あえて外に出る機会を作る。
慈悲でのヘルパーさんで行きつつですね、ある程度自分で行けるようになった段階で、もう一人で行かせることもトライしてみる。
そういうふうにですね、これはもう家族の方とよーっと話して了解を得た上じゃないとできないですけどね。
でも、いろんな習い事、こととかですね、本人さんが好きだったような教室を組み合わせていくと、週2、3回、デイサービス行くと変わらないぐらいのですね、予定が作れそうなんです。
そして、サロンとかも行きながらですね、地域の近くの方たちと人間関係を作っていく。それが一番の目的というかですね、いいことかなと思うんですよね。
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なかなか介護保険のサービスだけやってると、地域の方の支援って、なかなか地域の人がこの方のことを把握する機会をなくしてしまうんですよね。
なので、こういった地域でやってる活動に本人を参加させてもらう機会を増やしたり、あと、民生員さんともですね、繋がりを強くしたりとか、そうすることの方がもしかしたら、
後々安上がりになるんじゃないかなと。一見ね、慈悲サービスとか習い事とか、結構お金も結局かかるからですね。大変なんですけど、これをずっと継続しながらですね、やっていくことで、本人の主体性を作っていくような感じですかね。
本人が楽しいって思うことを継続して生活リズムを作っていく。これはこれで重要なことかなぁと。ただまだこれスタートしてないんですよね。
認知症がこれから進んだときどうするかとかですね、あと実際に連れて行くときはいいんだけれども、行ってる最中ですね、問題ないか。
本当にヘルパーさんがいなくなったときに自分で帰ってきたりとかできるのか。本当に訓練すればちゃんと定着できるのか。本当そこらへんもリスクはあります。
なので家族としてもですね、デイサービス連れて行ってもらう方が楽だと思います。
ケアマネさんなんかあったらどうするのっていう風なことをもし言われたら、本当それももうどうしようもないわけですよね。
これはどう考えるか、これは本人ご家族一緒にですね、考えていくしかないところではあるので、やっぱりもう不安の方が大きいのであれば無理に進めることはできないですしね。
ちょっとこうトライしてみるかどうしましょうかねっていう話をしていこうと思っています。
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ただデイサービスとか利用しながらもですね、本人さんが行きたいって言ってデイサービスに行って、必ずしも介護のサービスを受けたからって、それが全部受け身な支援とは限らないわけですよね。
主体的に自分で活動していくお手伝いをデイサービスの中でもできることでしょうし、地域との交流も介護サービスを使っていればじゃあできないかって言ったら決してそんなことはないですし、
サロンとかもですね、地域サロンみたいなのも介護サービス利用がない日に行けばいいことで、
いろいろ併用しながらですね、やっていくこともできるので、一番いい方法なんかなといつも常に考えながらですね、
ただ地域資源をもう最大限活用しようと思ったらお金もかかったりするし、それを調べるケアマネの手間も増えるんですよね。
家族もそんなんじゃなくて、今まで介護保険料払ってきたんだから、もう介護サービスを紹介してよって思う人もいるかもしれません。
なので一概には言えません。地域資源を使ったからいいっていうことでも全然ないですので、
ただ、介護サービスだけしか頭にないということであれば、本当はいろいろ活用できるものってあったよっていうのをご紹介したかったんですよね。
これからもちょっとこんなのがあったっていうのがあればまた一つ一つ出していこうかなと思いました。
ではではご視聴ありがとうございます。
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