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どうもボブです。今日はですね、介護の話をしたいんですけど、認知症の方でですね、あるデイサービスのこと、今通っているデイサービスの感想を家族が聞いた時に、こんなことを言ってたんです。
ここは人として扱ってくれる場所だよねって言ったんです。
娘さんがね、お父さん、いつもデイサービス行ってるでしょ、ここどう?楽しい?普通にそんな感じで聞いたんですよ。そしたら、ここは人として扱ってくれるところだねって言ったんです。
僕はそれ聞いてですね、自分が紹介したところでもあるので、良かったっていう思いの反面、逆にね、今まで何箇所か言ったんです。人として扱ってもらっていなかったって思ってたってことですよね。
喜びとショックがね、同居したような、そんな感想だったんですけど、いやでもね、あのこういうことを言わせる、このデイサービスさすがだなぁって思うんです。
今までじゃあ言ってたデイサービス、本人はどういうふうに感じていたか、家族はどういうふうに感じていたかなんですけど、
実は今まで3箇所ぐらいデイサービス行ったことがあって、で、てんてんとしたんです。
で、今のデイサービスに行く前にですね、ケアマネージャーごと担当を変えてくださいということで言われて、僕が担当になってですね、
で、それから色々あっちこっち探して、一つ決めたところ、ここが人として扱ってくれるデイサービスなんだって言ってもらったデイサービスなんですね。
なので僕が初めて紹介したところが、ちょうどその人にとって良かったということで、もう非常にケアマネージャーとしては安堵するところなんですけども、
今まで行ってたところは話を聞く限りではですけどね、例えば葬芸する時に、まだご飯食べてる状態だったそうなんですけど、朝ごはん、ちょっとごめんなさい遅れちゃって、起きるのが遅くなっちゃって、
葬芸の担当の方、一生懸命今連れていかないといけないと思って、食べてる途中だけど、ほら行きますよ、ほら急いで、っていう感じで行く、そういう感じだったそうなんですね。
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で、デイサービス行ってからも、やっぱ認知症で足腰丈夫な方なのでウロウロしちゃうんです。なんですけどそのウロウロをこう静止するんですね。
ほら動かないでと危ないから、っていう感じで動きを静止してしまう。でも動くたんびになんやかんやなんやか言われるわけですね。
それもまあまあ仕方ない部分だとは思うんです。ですけど、今回言ってるデイサービスはというと、自由に動いてどうぞ、転倒しないように気をつけてはいるけれども、でも自由にさせている。
なんなら職員が使うパソコンをいじったりする時もあるんですが、それもダメですよとは言わないんですね。
あら、なんかお仕事ですか、これねあの先生のパソコンじゃないんですよ、これ僕のなんです、みたいな、落ち着いて対応してくれるんですね。全然違うんです、その対応の仕方がですね。
で、ちなみに先生と言いましたけど、個人情報があるので、実はちょっと実際の話と変えていますが、ざっくりお伝えすると、事実と違うんですけどね、この方、昔はお仕事が先生だったんです。
で、なので、みんな職員は先生と呼ぶようにしてるんですね。本人も普段まだなんか職場にいるような感覚を持っているんです。周りの職員、デイサービスのスタッフさんは、学生だと思ってるんですね。
なので、みんな先生って言うんですけど、すごいところは、ある人だけ先生とは絶対呼ばないんです。何々さんって言うんですね。で、その人は学生じゃないんです、役割としては。
職場の同僚、そんな感覚で捉えてもらえるように、その人が何かちょっと指導をするとか、利用者さん、本人認証の方に何かちゃんと伝えないといけないときは、その人が言う役割なんですね。
で、あと、葬芸の時にも、これ家族の方が言っていたんですが、葬芸って朝バタバタするんですよね、家族って。プレッシャーがかかるんです。朝行きますよーってなるときに、まだ着替えが全部終わってないとか、ほら早くして、お父さん早くするんですけど、でもそういう時に玄関でずーっと待たれてると、それこそプレッシャーかかるわけですよね。
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わー、待たせてしまってるーって。でもさりげなく、大丈夫ですよ、外で待ってますねって言って、外にいるんですね。そうすると、家の中でじーっと見られてないので、まだね、見られてるのと比べて安心感があるし、家族も待たせてるのは申し訳ないんだけれども、寒いだろうしと思って。
だけど、やっぱ見られてるのと全然気持ちが違うって言ってました。そういう小さな配慮がすごく大事だなーって思いましたね。
あと、この方、葬芸のときのほんのちょっとした時間だったり、あとデイサービスの中でも、ふと立ち上がってふらふら歩き出すんですよね。でもちょっと待ってほしいとき、葬芸のときなんて特に車置いてる状態だから、もうふらっと外行かれちゃ困るんですよ。
そんなときにさりげなく、先生、これちょっと持っててもらえますか?って言って、バインダーを渡すんです。すると、飲んだ飲んだみたいな感じで、本人持って、で、何か持ってるとじーっとちゃんと待っててくれるんです。そういうのを知ってるので、あえて、ちょっとこれ持っててもらえますか?すぐ終わるので、っていう感じで、ありがとうございます先生。
そんな感じでね、何か役割与えて、その、ふらふらっとどっか、何かを求めてふらっとするのを、役割を与えることでストップするんですね。さすがだなーと思って、これ家族もそれを見てて、あ、わざとこれしてるんだってやっぱり気づくわけですよね。
なので、あ、そうか、何か、あのー、言葉で静止をするとか、言葉で何か言おうと思っても、伝えても、認知症の方って、わからないわけですよね。でも、こういうふうに、こう、行動として、役割として、えー、何か、えー、行動を止めるような、まあ、行動とか不安とか、えー、何か落ち着かないところを、役割与えることで、
止めることがちゃんとできるわけですよね。これは、人によって、えー、違うと思います。みんながみんな、バインダー与えれば止まるわけじゃないですよ。で、でも、この方は、そうなんだっていうのを見抜いてるんですね。デイサービスの方は。なので、えー、この、何ていうか、あのー、ちょっとした配慮、えー、こういうのの積み重ねが、この、えー、利用者さんにとって、人として扱ってくれるところだね、っていう、そういうことを、
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言葉を出すことになったんですね。いやー、さすがだなと思います。逆に、その、えーと、人として扱ってもらえない、デイサービスも、同時にある、まあその、その人にとってはですけどね、えー、その人にとっては、そう感じたデイサービスが、他に、えー、今まで、えー、参加者を言ったところは、そうだったのかもしれない。えー、なので、
こういうふうに、実際そのデイサービスが、今まで言ったところが、悪い、とかいうわけじゃないんですよ。えー、その人が、その感覚を持つ原因っていうのは、こういう小さな配慮の積み重ねがあったのかもしれないな、この、
どんなに良いデイサービスでも、こういう配慮が、たまたま欠けてしまっていたりとか、えー、ね、忙しくてそこまで、えー、手が回っていなかった、
場合は、えー、一気に、尊厳が守られないデイサービスに変わってしまう。これは、施設だろうが、グループホームだろうが、ケアマネージャーの仕事だろうが、何でも言えることなんだろうな、と思いました。
えー、今までね、ちょろっとこういった話ってしてたんですけども、あの、改めてお話しさせていただきました。
えーと、最後に告知をさせてください。あのー、認知症って、えー、なんで、えー、なるんだろう、えー、認知症の、こう、今、原因、最新でね、言われているような、こう、要因って何があるのか、っていうことをですね、えー、無料セミナーでお伝えさせていただいてます。
で、この、えー、気づいたことは、認知症だろうが、癌だろうが、えー、アレルギーだろうが、根本的には、同じ話なんじゃないかという、えー、そういうところに行き着いたんですね。
で、えー、ま、これは、あのー、予防栄養学とか、いろいろ学んだ中で、えー、ま、言われていたこと、でもあるので、えー、ちょっと興味のある方、いましたら、えー、リンクを貼っておきますので、えー、ぜひぜひ、えーと、無料セミナー、えー、参加されてみてください。
ではでは、ご視聴ありがとうございます。