意思決定の重要性
おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ益20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、連休中ですけども、月曜日なんでね、いつも通りやっていきたいと思います。
今日はですね、意思決定について話をしていきたいなと思うんですけどね。
僕が意思決定についてすごく重要だなって思ったのは、まだ会社員だった時ね、20代後半ぐらいの時だったんですよ。
その時の上司が、とにかく1ヶ月のタイムプランを出せと。すごく厳しい上司だったんです。とにかくそのタイムプランを出せと。
その人のこだわりというか、人材育成とかいうふうなことは、もうその人はね、タイムプランをとにかく出して、それをやっていくということだけしか言わなかったような気がしますね。
でもそれはいろんなことがね、それで僕は今に至るまで勉強になったんですけどね。
でも当時というかね、実際はね、もうすごく大変だったんですよ。本当にね。もう嫌いでしょうがなかったです。
そのタイムプランを出せと言うけれども、その人ね、すごい残業すると怒る人だったんですよ。
ちなみにですね、その時の上司の人、その上司の人ですね、1日12時間働いてくださいという人だったんです。
なので、その人の言う残業というのは12時間を超えてやる残業のことですね。
それをやると怒る人です。8時間を超えて12時間の間だったら、別に怒らない。怒らないっていうか、逆に僕の先輩とかがね、10時間ぐらいで帰ってたらもっと働けみたいなこと言われてました。
そういうことがね、もうね、交然とね、まかり通ってた時代ですね。今じゃそういうのはね、もう絶対ダメですけどね。
で、実際ね、12時間を超えても終わらないぐらいに莫大な仕事があったんですよ。
今考えてもね、なんていうか、余計なことがいっぱいあったなというふうには思うんですね。ほとんど手書きだったしね。
仕事の日も12時間働く。休日もね、出てきて働くんですよ。それでも終わらないんです、全然。
でね、同期の人とかね、ちょっと上のね、先輩とかってどんなふうにやってんだろうとか思うと、だからね、あんまり働いてる感じしないのに、あんまりね、成果的には変わらないんですよ。
だから、めちゃくちゃ働いてる僕とあんまり働いてない同期とかね、同期ぐらいの先輩とかって、成果は変わらないんですね。
で、おかしいなと。で、結局僕が行き着いたのは、もうちょっと何をやるか考えないと、このままだといつまで経ってもうまくいかんぞと。
そういう月並みな考えに至ったわけです。
で、当時僕はね、やっぱり、もっと早くね、昇格したかったんですよ。
同期とか先輩たちを抜いて。で、そうじゃないと、なかなかね、自分の権限っていうのが広がらないんですよ。
やりたいことがいっぱいあって、でも言ってみたら、ポジションが下の方だったらやりたいこともできない。決済権限もないしね。
だから早く出世したかった。出世というか早く昇格したかったんですよね。
で、そのためにはね、要は身体で働くというか、時間を他の人よりも多く働いたところであんまり性格変わらないんだったら意味ないなと。
どうするかっていうことよりも、何をやるかっていうふうなことをちょっと考えないといけない。つまり意思決定だっていうふうに思ったんです。
で、さっき言ったようにね、自分としては早く上に上がりたかった。で、そのためのね、ちょっとね、戦略を立てたんですよ。
戦略的アプローチ
で、その戦略っていうのはね、自分の評価を、オフィシャルな公式の評価ですね。その評価をどうやってうまく上げたらいいかっていうことを考えたんですよ。
これが一番いいだろうというふうに思ったんです。で、その時考えたのは、自分の評価される項目の中で、特に重要項目でより大きな成果を出そうと。
で、その他のね、あまり重要でない項目のいくつかは、あえて手をつけないで自分の課題のように見せかけようっていうね、作戦を考えたんです。
要するにね、全部自分でやるんじゃなくて、すごくできるやつなんだけど、まだまだ弱点もあるよねっていうふうにね、そういうふうに見せかけられないかなというふうに思ったんですよ。
見せかけるって言ったら言葉が悪いけど、そういうふうに見えるようにしたいなというふうに思ったんです。
だからね、僕はね、その重要課題だけにね、徹底的に手をつけたんです。
でもね、正直ね、それだけでもね、時間が足りないくらいね、大変だった記憶があります。
たったこれ一個でやるだけでも、こんなに大変なんだみたいに思ったんですけど、まあでもね、ちゃんとやり込んだおかげでね、その部分で成果はちゃんと出たんですよ。
で、重要項目っていうのは、僕が評価される項目でもあるんですけど、仕事の中でもやっぱりそれなりに重要なところだったんで。
つまりセンターピンみたいなもんですよね。
とにかくそこが倒れると全部がこう、なんかドミノ倒しみたいにね、すごくうまくいくっていうクリティカルポイントだったんで。
だからそこは徹底的にやってよかったなっていうふうに思いますね。
で、おかげでちゃんとその部分で成果は出たので、しっかりそこで評価されることになって、次のステップに進むことができたと。
そういうことがありました。
これね、その時ね、いろんなこと実はね、冷静に考えたんですよ。
これ今でも覚えてますけどね、わざわざね、車に乗ってね、遠くの喫茶店まで行ってね、そこでね、ノートとペンを持ってね、なんかいっぱい書いた覚えがあります。
で、その時にね、冷静に考えたのはね、一体将来的にここが強いというふうに思われた方がいいんじゃないかっていう部分とか、
ライバルの中でね、ここをアピールすると目立つんじゃないかというふうなところとかをね、ちょっとピックアップしてたんですよ。
行動の慎重さ
だからね、これなんかね、出世のためみたいに考えるとなんかあざとく見えるんですけど、これ普通にね、マーケティングなんですよ。
要は市場の中でね、自分の商品とかサービスの特徴をアピールして差別化しようとするわけですよ。
これはもちろん後で気づいたんですけどね。
つまり何かをね、主体的に選ぶとかポジションを取る、差別化をするっていうね、そういうものって要するにね、全部ね、意思決定なんですよ。
何を選ぶか。
つまりタイムマネジメントもリーダーシップもポジショニングもね、それからマーケティングも全部全部ね、何を選んで何を選ばないかっていうことなんだっていうのね、後で気づいたんです。
だからね、意思決定についてしっかり考えるっていうことは、タイムマネジメントとかマーケティングとかもしっかり考えることってね、もう同じなんですよ。
同じっていうかね、それの根幹の部分じゃないかなっていうふうに思うんです。
だからね、何をするかっていうことね、やっぱり安易に決めちゃいけないと思うんです。
よくね、とにかく何も考えずに100回やれみたいなね、そんな話ってね、あるんですけど、そういうのは絶対言っちゃダメです。
よく考えてもね、10回ぐらいは失敗してね、普通に試行錯誤するんで、考えずにね、100回やるとかね、そういうのは絶対ダメです。
それはね、しっかりね、覚えておいていただきたいなっていうふうに思いますね。
はい、今日はですね、いきなり行動はダメですってお話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。