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おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、あつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらに、プロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
僕は、行動科学っていうのを専門にしてるんですけども、
ちょっとね、行動科学について、今日はお話をしていきたいと思います。
今日というか、しばらくお話したいなと思うんですけど、
行動科学そのものっていうよりも、僕自身が、行動科学を取り巻くいろんなことについて、
こういうふうに思ってるよっていう話なんですけどね。
特に、今日ね、タイトルがね、しっくりくる方法ではなく、うまくいく方法を選ぼうっていう話なんですけど、
このことについてね、お話をしていきたいと思います。
行動科学ってね、最初にちょっと断っておくというか、お話ししておくと、
行動科学っていうものはですね、実は世の中にはなくて、通称行動科学って言われてるやつなんですけど、
僕が行動科学って言ってるのは、いわゆる行動分析学とか、応用行動分析、そういうものです。
わかりやすく言うためにね、行動科学っていうふうに言ってます。
で、行動科学の大きな特徴の一つにですね、これもいろんな言い方あるんですけど、
僕はこういうふうに言ってるんですけど、人の行動はね、環境にコントロールされているというふうな言い方をしています。
この環境にコントロールされてるっていうのはね、すごく簡単に言うと、環境だけにコントロールされているというふうに決めたとしても、
全部、人の行動ってちゃんと説明できますよということなんです。
もう一回言いますね。環境だけにコントロールされているっていうふうに決めたとしても、
それで全部ちゃんと説明できますということなんです。
だから全部それで説明できるって言うから、これを正しいっていうことでしていいんじゃないかというのが、
行動科学の人たちの主張なんですよ。
大抵の人はね、人の行動で環境が重要だよねっていうふうに言うと、みんなそうそう環境重要だよねって言うんですよ。
ここまではみんなオッケーなんですよね。
だけどね、環境だけで全部説明できるんですって言ったらみんなうん?っていう顔をするんですよ。
これがね、僕はいつも面白いなと思ってるところだし、
いろんな人がね、ここが落ち入りやすい罠なんじゃないかなと思うんです。
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行動を環境だけで説明できるんですよ。
だからそれを説明するじゃないですか。
ある偉い先生がね、それを説明します。
そしてそれを覆すことって誰もできてないんです。今の今まで。
分かります?つまりこれ学者の先生も、他の学者の先生ですよ。
行動覚悟を提唱したバラスト好きな人がいるんですけど、その人の説を覆すことができてないんですよ。
だからこれが正しいと決めてしまっても別に問題はないんです。
だけどね、みんなこれをやらないんですよ。
面白いでしょ?
つまり、今あなたがね、人の行動は環境にコントロールされている、環境だけにコントロールされているというふうに聞いた違和感ということだけで、
他の研究をみんなやってるんですよ。
だからね、なんか違う感じがするという、ただこの一点だけで正しい方法をみんな取らないんです。
ちなみにですね、好きなさんも、人の内部を否定はしていないんですよ。
だけど、それが行動の原因って考える必要はないというふうに言ってるんですね。
僕自身もそういうふうに思います。
このね、なんか違う感じがする、なんかしっくりこないっていうふうなことだけで、
これをなんとなくやらない、あるいはなんとなく認めないっていうふうなことが、すごい何十年も続いているということなんです。
つまり、僕が面白いなって思うのは、なんか違う感じがするっていうだけで、
人はものすごいコストを払うんだなっていうことなんです。
なんかね、うまくいく方法ではなくて、しっくりくる方法を選ぶんですよ。
そのおかげでうまくいってないんですね。
だから、うまくいくにはどうしたらいいだろうって、深刻に悩んでるわけです。
それ、僕なんか見たら、あれ?しっくりくる方法を選んでるからうまくいってないんじゃないのかな?
いや、うまくいく方法を選んだらいいじゃん、というふうに思うわけですよ。
でも、うまくいく方法を選ばずに、しっくりくる方法を選んで、うまくいかないことに悩んでるんですよ。
で、それがね、なんか結構共感を得るんですよ。
分かる分かる、確かにそうだよね。
いやいやいや、うまくいく方法を選んだ方が良くないって言うと、
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うーん、まあそれはそうなんだけどね、なんかね、相手にされないんですよ。
もしね、本当にうまくいかないとかね、そういう時って、この方法を取ればいいんですけど、
それでもね、深刻な状況になってもね、必ずしっくり方法を選ぶんです。
だからね、結構これは大きな罠だと思ってて、
で、なんでね、みんなしっくりくる方法を選ぶかって言うと、
そのしっくりくる方法を選ぶことが、うまくいかない自分にとってフィットしちゃうんですよ。
すごいでしょ。これね、結構ね、罠なんですよ。
だからね、どうしたらいいかって言うと、しっくりこなくてもね、とりあえずうまくいく方法を選ぶといいです。
違和感があっても。で、そのうまくいく方法を選んでいくと、
当然なんかしっくりこなかったり、ちょっとなんか気持ち悪いなって思うんですけど、
ちゃんとね、成果出るわけですよ。だってうまくいくわけだから。
そしたらね、だんだんだんだんそれに慣れてくるんです。
で、違和感とかね、しっくりこない感っていうのはね、なくなってくるんですよ。
だからね、うまくいっていないのに、しっくりくる方法を選ぶっていうことをやると、うまくいかないです。
うまくいかないことにフィットするしっくりくる方法だから。
だから、うまくいってないのであれば、たとえ違和感があっても、うまくいく方法を選ぶといいです。
で、うまくいき始めたら、それに慣れてくれば、それにしっくりくるようになります。
だから、それはしっくりくる方法を選んでも大丈夫ですよね。
最初からね、うまくいかないのにしっくりくる方法を選ぶっていうのはね、
間違いになる可能性があるんで、それはね、僕はいつもね、行動科学の話をしていくと、いつも思う、
あ、面白いことなんだなって思います。
人はね、すごいコストを払ってても、違和感がない方を選んじゃう。自然に選んじゃうんで。
それをね、意思決定のね、基準にするっていうのはね、ちょっとね、すごいコストを払うことになりますよっていうふうなお話でした。
はい。
今日はですね、しっくりくる方法ではなく、うまくいく方法を選ぼうっていう話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。