習慣化の初めのステップ
おはようございます。ライフバランスかけるタスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴21年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
今週は、習慣化についてちょっとお話をしてるんですけども、前回は習慣化の最初のステップって決意っていうのがあるんですけど、その決意っていうのは、何かを始める決意ではなくて、今やってることの中で始めたものの代わりに何をやめるかを決めること、何をやめるかを決めるという決意ですよ、というふうな話でした。
今日はその続きで、やめることってどうやって決めたらいいんだろうというふうに、そういう話をちょっとしたいなというふうに思います。
まず前提として、やめることを決めるっていうのは、何か始めることを決めるよりもむっちゃむっちゃ難しいんですよ。
なぜかというとね、人っていうのは行動経済学とかでも言われるように、損失回避の傾向を持っているからなんですよ。
つまり、やめること、失うこと、失うものっていうのを実際よりも大きく感じてしまうんですよ。
だから、それが意味のない継続だったとしても、せっかくここまで続けてきたから何かやりたいなとか、途中でやめるのはもったいないなっていうふうに、実際以上に思ってしまうんですよ。
これはすごく誰でもある自然な真理なんですよね。
だから、やめようと思うときに考えるのは、それが損かどうかっていうふうなことじゃなくてね、
やめようかどうしようかってちょっと迷っているとか、あるいは続けようかどうしようか迷っているっていうふうなときには、
それによって自分は何を得ているかっていうのを書き出してみるといいです。
例えば、毎日SNSを投稿していると、それは少しでも何かに繋がるんじゃないかとか、情報共有に繋がるんじゃないか、教科を得ることに繋がるんじゃないかとかね、
そういうものを得ているんじゃないかっていうのがいろいろ出てくると思うんですよ。
そしたらね、結構得ているものがあるなっていうふうに逆に思い始めたりするんです。
なんだかんだ得ているような気もするしね。
でもな、得ているって言ってもそんなに多くはないしなみたいなね、ちょっとわからなくなるんですよ。
だからね、そういうときは視点を変えて考えてみるわけです。
それによって自分は何を得ているかということではなくてね、自分は何を得ているかということでもいいんですけど、
それ以外に誰っていうことなんですよ。
それを続けていることを誰に一番知ってほしいのかとか、それを続けていることを誰に一番理解してほしいのかっていうね。
要は続けていることはね、自分以外の誰のためにやっているのかっていうのを改めて考えてみるわけですよ。
そのね、誰のためっていうのが自分にとって本当に大切な人、例えばね、家族とか尊敬する上司とかね、信頼できる仲間とかね、そういう人たちであれば
続けてもいいかな、あるいはもうちょっといろんなことをやったほうがいいかなっていう検討をしてもいいと思います。
もちろんね、それでも辞めたほうがいいかなって思うことはあってもいいんですよ。
だけど、そういう自分以外の誰かっていうのがやっぱり大切な人であるならば、それは続けていってもいいんじゃないかなというふうな判断が一応できると思います。
でね、誰のためにやってるんだろうってね、改めて考えたときに実際に多いのはね、なんとなくSNSのフォロワーの人たちからね、続けられない、ダメなやつと思われるんじゃないかとかね、
あんまり大したことない人たちから優越感を持ちたいとかね、そういうふうなケースなんですよ。
こういう理由で続けていることってね、誰でもあるんですよ、ごく自然に。
何でかというと、人間は社会的動物なんでこういう考えになるんですよ。
だから無意識に誰かに嫌われたくないとかね、無能な人と思われたくないっていうふうに思ってしまうのは、もう言った仕方ないんですね。
やめることの重要性
だからこういうものっていうのは何て言うかな、自然にね、残ってしまうんですよ。
ただね、SNSのフォロワーからダメなやつってね、思われるか思われないかわかんないですけど、
とかね、大したことない人から優越感を持ちたいっていうと、そういう人に別にどういうふうに思われてもいいわけですよ。
だからね、それを改めて考えてみると、そうか、こういう人たちのためにやってたのかっていうふうに気づくと、
なんかね、結構ね、いらなくね、バカバカしいなっていうふうに、割とすぐ思えるんですよ。
だからね、辞めた瞬間にね、なんか、あ、よかったよかった。
こういうのってね、そんなに頻繁にやらなくてもいいんですけど、月に1回ぐらいね、辞めることを考える日をね、ちょっと作ってみると、
こういう人たちのためにやらなきゃいけないっていうふうに思えるんですよ。
だからね、やめた瞬間にね、なんか、あ、よかったよかったってこう、得ているものがあったように思うんですけど、
だからね、そんなに頻繁にやらなくてもいいんですけど、月に1回ぐらいね、辞めることを考える日をね、ちょっと作ってみるといいです。
なんかね、お気に入りのカフェとかにね、行く後日みたいな感じでもね、いいと思うんですけど、
まあ、ノートとかね、パソコンとか開いて、今続けてるけどね、もう辞めてもいいかもしれないことっていうのは、
改めてね、これ一体誰のためにやってるのかっていうのを、実際に書き出してみると、
自分の中にあるね、損失回避、損失回避のね、正体っていうのがね、だんだん見えてくると思うんですよ。
だから、ああ、こういう人たちのためにね、これを今までやったのかっていうふうに思うと、
これ辞めたほうが良くねっていうふうなことがね、いっぱい出てくると思います。
辞めるっていうのは、なんか続けているものを止めるとか、なんかそういうふうなね、失うことではなくて、
新しいことをやるためのスペースを作るためのものだと思うんです。
だからね、言ってみたら、新しいことをするための重要な準備っていうふうにも言えるんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。
だからね、この準備っていうのをしっかりやっておく。
つまり、辞めることを決めておく、決意するっていうね、準備をしっかりやっておくと、
新しいこともね、すぐにね、習慣ができるんじゃないかなっていうふうにね、僕は考えています。
はい、ぜひ試してみてください。
はい、今日はですね、習慣化の前の準備って話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白鶴敦でした。では、いってらっしゃい。