振り返りの重要性
おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業をする人などに向けて発信する、あなたへのお番組です。
はい、えーっとですね、まあこのとこずっとね、組織開発についてのお話をね、やってきたんですけど、もちろんね、まだまだ話せるんですけど、
まあずっとね、この話ばっかりになっちゃうんで、一旦今日でね、区切りにしたいなというふうに思います。
で、今日ね、お話しするのはね、あのチームでね、振り返りをしましょうっていうふうな、そういう話です。
あの、まあ何が仕事、何ね、プロジェクトなりが終わった後に、まあ振り返りをするっていうふうなこと。
まあね、よく言われるのはね、まあ反省会とか言われたりするんですけど、あのね、反省会をしましょうって言ったらみんな反省を述べるんですよ。ここがダメだったんで次頑張りますとかね。
で、そういうのってね、あまり意味がないんですよね。場合によってはね、その個人をね、誰々が問題だったっていうことを詰める会とか、あるいはそういう人がね、言い訳をする会とかね、になったりしがちなんですよ。
でもこれね、うまく使うと振り返りってね、いろんなことがね、すごくうまくいくんです。
ただし、ちょっと難易度が高めなんですよ。つまりね、ちょっと難しいんですけど、今日の話を聞くと少しその難しさっていうのがね、ちょっと緩和できるんじゃないか。
これだったらできるんじゃないかなっていうふうなね、ちょっとやり方をね、お話ししていきますね。
まず最初にね、やんないといけないのは、リーダーなり上司なりがね、なんか仕事とかプロジェクトが終わったら、その評価をチームにまず伝えてしまうっていうのは一つコツなんです。
で、例えば今回100点満点で言うと、まぁ50点ぐらいかなと。で、50点の理はこれこれでと。で、これがこの部分がこういうふうになると70点ぐらいになるよと。
で、あとこれができてしまえばね、100点だったかなみたいに、そういうふうにそのリーダーなり上司なりがね、評価をちょっとちゃんと伝えてあげるっていうのはとっても重要なんですよ。
で、これね、こうしないとね、あのね、みんなね、本当のこと言わないんですよ。つまりね、下手なこと言って自分が不利になるの嫌だなっていうのはね、誰しもね働くんです。
これ、なんとなくわかりますよね。だからそうするとね、あの最初からね、みんなあんまり当たり障りのない話をするんですよ。
だから最初に、まぁ今回のプロジェクトね、自分としてはね、50点だと思うと。その50点っていうのは意外なものかもしれないし、それからまぁ妥当なものかもしれないけれども、
メンバーにとってですよ。それはあんまり関係なくて、つまり今回の評価っていうのはまぁ50点ぐらいだったなというふうに、一旦そこで評価を決めてあげるわけです。
で、そうするとね、その後メンバーとかね、部下なりがね、自分の意見を言いやすくなるんですよ。
あ、そうか。今回のは50点だった。だったら、その中で自分がやったことについて、だとするとその50点しか点数が出てきてないっていうことは、ちょっとまぁ自分の働きはイマイチだったのかなぁとか、あるいは80点というふうに言われると、まぁそんなに頑張ったという感じはないんだけれども、でもまぁこういう部分がうまくいった原因じゃないかみたいなことがわかり始めるわけです。
で、一旦そうやってリーダーなり上司なりがね、評価を一旦決めてあげると。
で、いや別にこれね、話し合った後にね、後で点数、あ、よく話し合ったら50点って言ったけど70点ぐらいだったねっていうふうになっても別にいいんですよ。
でもとにかく最初にこう伝えてあげる。で、次の質問もね、とっても重要なんですけど、あのよくね、あの、じゃあ順番に一言ずつ、一言ずつっていうかね、まぁ皆さんちょっと感想どうでしょうかとかね。
共通の体験を通じたチームワーク
自分はどうだったかちょっと順番に言ってくださいというふうに言うと、みんなね、あの感想はですね、とにかく終わってよかったなっていうのがあの、
感想ですとかね。あと自分はどうだったかって言われると、あぁまぁ自分はどうだったかっていうとまぁまぁ頑張れたかなっていうふうにとか答えるんですよ。
だからどうだったかって聞かれればどうだったか答えるし、感想はって聞くと感想を答えるんですね。だから質問、質問をね、その変えるとね、全く違う振り返りになるんですよ。
例えばね、今回のプロジェクトを通じて、あの、あなたがちょっとね、学んだことっていうのはどういうことがあるかね、ちょっと言ってくださいって言うと、みんなね、
あ、学んだことか、何だろう、何だろうとかいうふうに思ったりして、それを学んだところを言うわけですよ。
で、他にも、あの、なんか、どこが、その自分としてはね、上手くいったと思うかね、ちょっと上手くいったっていうところを先に挙げてほしいんだけどっていうと、あ、上手くいったところはここですねっていうふうにこうなるんですよ。
で、僕がね、一番お勧めする質問っていうのはですね、あの、気づいたこと、感じたことを言ってくださいっていうふうに僕はいつも言うようにしてるんですね。
そうするとメンバーは自然と気づいたこととか感じたことをね、話すんですよ。
そうするとね、なんかね、形式的なね、あの、話じゃなくてね、個人個人の視点から、こうね、学びとかね、発見とかをね、こう、なんかこう、話してくれるんですよ。
だからそれはね、すごいね、あの、なんかね、あ、そうか、そういうことがあったのかっていう話をね、引き出すんです。
このね、気づいたこと、感じたことをね、言ってくださいっていうふうなことってとってもね、重要で、そうすると次に繋がることっていうのがね、あの、すごく出やすいんで、まあ、それをまた次に繋げましょうみたいな話になりやすい、建設的なね、振り返りになりやすいんですね。
で、そこでね、あの、一つ、えっと、この振り返りのメリットというかね、まあ、一番大きなものっていうのはどういうことかというと、あのね、この振り返りをして、それぞれが気づいたこととか感じたこととか話すじゃないですか、ここまでセットなんですけど、こうすることで、そのチームでね、共通の体験になるってことなんですよ。そのプロジェクトが。
あの、なんかね、ああ、一緒にやってきたんだなっていうふうな感じがあるんですね。まあ、それは例え、あまり好きじゃない人としてもね、うん、まあ、あの感覚としては、まあ、あんまり好きな人じゃなかったし、やり方も納得いってないんだけど、まあまあでも、上司の人はとりあえず70点出してくれたよみたいな、そういうふうな、つまり一緒にやったっていう体験がやっぱできるんですね。
で、その共通体験を持てるっていうことは、実はその振り返りの、まあ、すごく重要なね、あの機能だと僕は思うんです。だからね、あの、振り返りをすることの本当の効果っていうのは、まあ、そこで振り返ったことを次に活かすっていうこともあるんですけど、共通の体験を通じてね、まあ、チームの結束が強まるとかね、自然なチームワークがこう育まれるとかね、そういうことだって僕は思ってます。
だからね、あの、反省会みたいにすると、なんか悪いとこばっかり目につくんですけど、まあ、そうじゃなくて振り返りをすると。で、振り返りをする前に、まずは上司の人が今回のプロジェクトはどうなったかって評価を伝える。そうするとみんなが言いやすくなる。そしてそこで気づいたこと、感じたことを言ってもらう。
そうすれば、それは共通の体験としてね、みんなの中に刻まれていくんで、次からね、チームワークが良くなっていく。まあ、そういうふうなね、サイクルになるっていうのをね、ちょっとぜひね、覚えておいてください。
はい、えー、今日はですね、反省会をしないって話でした。いかがだったでしょうか。さて、僕は週3回月曽き配信のメルマガを書いています。
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