伝えたいことの本質
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、葛飾です。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向け達成する、あなたへの番組です。
はい、今週はですね、伝えることについてお話をしています。
昨日はですね、相手にどんなイメージを持ってもらいたいかって考えて、自分の見た目を整えましょう、みたいなね、そういうふうな話をしました。
場合によってはね、発信やコンテンツみたいなね、その中身よりも見た目のほうが重要ですよ、みたいなこともね、お話ししたんですけど、
一応確認っていうかね、念をしておきますけども、見た目ってね、その人の様子だけじゃないですよ。
例えば、SNSの発信の内容であったりとか、あるいは話し方とかね、文体とか、他には使っているプラットフォームだったりとかね、
細かいこと言えばね、その人が使っているウェブサイトのフォントだったりとかね、その人の雰囲気みたいなものです。
今日の話はめちゃくちゃね、重要な話なんですけど、まずね、結論から言うと、相手に伝えたいことを伝えると相手に伝わるわけではないってことなんですよ。
ややこしいですよね。もう一回言いますね。 相手に伝えたいことを伝えると相手に伝わるわけではないってことなんです。
これね、どういうことかというと、例えば、相手にですよ、俺はモテるんだぜ、人気者だぜっていうことを伝えたいとするじゃないですか。
俺はモテるからすごいんだ、みたいなね、それを伝えたいと。
で、相手にですよ、俺はね、モテるんだよね、それで人気者なんだよねって言ったら相手は、
まあすごい、あなたってモテるのね、すごいのね、人気者だねっていうふうに思うでしょうか。
まあ思わないですよね。 こいつ自分で言ってるだけじゃないかとか。
自分でわざわざ言わないとダメな程度ぐらいしかモテないんじゃないかみたいなふうに逆のことを思ったりしますよね。
モテるモテるって言うってことはおそらくモテないんじゃないかみたいに考えたりするじゃないですか。
まあ少なくともね、自分でわざわざ言うとかって本当かなって思うと思うんですよ。
つまりね、相手にモテるんだっていうふうに思わせたいのなら、俺はモテるぜって言っちゃダメなんですよ。
これが相手に伝えたいことを伝えると相手に伝わるわけじゃないっていう意味なんです。
これね、本当にね、わかってないケースっていうか、失敗してるケースってすごく多いんですよ。
実際ね、広告とかでも、洗剤とか柔軟剤とか、そういう日常品の消耗品があったとして、
それがね、競合する商品よりも、こちらがなんとね、1杯あたり6円もお得なんですとかね、言ったりするわけですよ。
そんなのあるかな、まあいいや。そんなのあったはするじゃないですか。
でもね、それ、お得感を伝えたいならね、お得ですって言っちゃダメなんですよ。
そうじゃなくて、例えばですよ。どんどん使ってくださいと。使う時もね、大体の量で構いませんと。
使えば使うほど、この洗浄力の違いがわかるんでね、使ってほしいのが私たちの願いです、みたいなことを言うわけですよ。
そうすると、買おうかなと思ってる人の頭の中には、使ってって言われてもなあ、大体の量とかも言ってるし、
多すぎたらもったいないじゃん。あ、待ってよ。でも、他の商品より6円安いんだよね。
あ、だったらあんまり気にしないで使えるかも。あ、これはこれでいいかもね、みたいな連想が起こるわけですよ。
お得感を伝えたいからこれはお得ですよっていうことじゃなくて、どんどん使ってくださいと。
それこそが、やってほしいことなんですっていうふうに言うと、
相手の頭の中には、これはお得だっていうふうな連想ができるわけです。
このね、連想っていうのはね、大事なんですよ。 そのままね、伝えるんじゃダメなんです。
連想してもらうんですよ。 だから、もし相手に、俺ってモテるぜっていうふうに思わせたいなら、
連想させるコミュニケーション
例えば自分のね、自分の友達かながらね、なんかあいつはなんかね、ああ見えてもね、すげーいいやつなんだよね。
だからね、見た目はね、なんかね、普通なんだけど、イマイチなんだけどね。
だけどね、めちゃくちゃモテるんだよね。あ、羨ましいなーとか言わせると、
えー、なんか見た目イマイチなんだけど、あの人モテるんだ。そう言われればなんかそんな気がしてきたぞ、みたいに思うわけですよ。
そういうふうに連想するんですね。この友達が言ってるってことは、そうなのかなっていうふうに思うんですね。
だから、連想するようなことをね、相手に言わないと伝えたいことは伝わらないんです。
この伝えたいことをそのまま伝えるんじゃなくて、連想させるものを伝えるってね、これがね、分かるとね、いろんなことに応用できますんで、ぜひね、覚えておいてください。
伝えたいことを伝えるんじゃなくてね、連想するようなことを相手に伝える。
今日はね、これをね、覚えておいてください。
はい、今日はですね、伝えたいことを伝えてはいけないって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。