伝えることの難しさ
おはようございます。コーチングオフィスのしろうず、厚志です。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、
さらにプロコーチや講師として独立起業をする人などに向けて発信する、あなたへのお番組です。
はい、今週はですね、伝えることについてお話をしてきたんですけども、
どんなことをお話してきたかというと、簡単に振り返るとね、
伝えたいことを伝えても伝わるわけじゃないよと、なんか面倒ですけどね。
伝えたいことを伝えても伝わるわけじゃないよ。
相手の頭の中に、あなたの伝えたいことをイメージさせるには、
それを連想させることを伝えましょうっていうふうにね、話をしました。
で、昨日は、ところで、あなたの伝えたいことなんですけど、
それって聞かれたらこれこれですっていうふうに、ちゃんと言語化できてますか、言えますかっていう話でした。
うーん、まあなんかね、今、バババッと振り返りましたけど、
ちょびっと振り返っただけでね、伝えるっていうことってね、やっぱ大変ですよね。
まあもう、下手したらもうこんなに大変だったら伝わらなくていいやとかね、
気持ちが折れる人が出てくるっていうので、まあ無理はないかなっていうぐらい伝えることってやっぱ大変なんですよ。
わかりやすさの重要性
うーん、僕はその発信したりとか講師やったりとか、まあそういうふうなことやってるんで、
伝えるってことにやっぱ磨きをかけないといけないなっていうふうなのはいつも思うわけですけども、
その、それってうまくなる必要は全然ないんですけど、
あの、わかりやすくするっていうのはね、いつも心がけてるところなんですよね。
んで、そのうまく伝えるよりも、やっぱりわかりやすく伝えるっていう方が、僕は結構得するんじゃないかなと思ってるんです。
うん。だから、わかりやすく伝えるっていうことをね、僕は普通の人は、普通の人は、
まあ普通の人はそれを目指すといいと思うんですよ。うん。これ重要なんですよ。
あの、うまく伝えようって考えると、なんかいろんなね、ことを考えないといけないんですけど、
わかりやすく伝えようって考えると、結構ね、絞り込まれてくるんです。
で、例えばわかりやすくするためのポイントっていうかね、あの、これはどんなメッセージも含まれてる原則みたいなのがあるんですけど、
まあそれ、まあ3つあって、その原則ね、1つ目は、あの、これ何がいいのかっていうことを伝えると。
で、2つ目は、それがなぜいいのか、その理由を伝えると。
で、3つ目は、それを何で自分が語るのかっていうね、この3つです。うん。
これ、もう一回言いますね。えっと、これの何がいいのか。
で、2つ目は、なぜ良いのか、理由は何か。
え、3つ目は、なぜ自分がそれを語るのかっていうね、この3つです。うん。
まあ、どんな魅力があって、それはなぜで、それを言うあなたは一体何者なのかっていうふうなことですね。
この3つはね、最低限抑えられてると、相手に伝わりやすくなるんじゃないかなっていうふうに僕は思います。うん。
あの、全部ね、この3つって、一言で言えれば一番わかりやすいんですよ。
例えばね、コーチングの良いところっていうのは何ですか、例えばコーチングって何ですかって言われたときに、
コーチングの良いところは、考えを変えることじゃなくて、行動を後押しするところに特化してるところが魅力なんですよというふうにお話します。うん。
じゃあ、その、なぜね、それができるかっていうと、コーチングの会話って、過去のできない原因を取り除くっていう発想じゃなくて、
未来に向けてあなたが行動するべき理由っていうのをね、コーチと一緒に作っていくんです。
そういう会話をするからなんです。うん。それをね、僕っていうのは20年以上ね、プロとしてやってきてますよみたいなね。
こういうふうに言うと、相手の頭の中では、なるほどね、過去の原因じゃなくてね、
未来になんでそれをやらないといけないのかっていうことが、はっきりしてないから行動できないっていうことは確かにあるよなみたいな。
伝わる話し方の原則
まあ、この人そういう人なんだみたいなことをね、思う人も出てくると思うんですよ。うん。
だけどね、これそうじゃなくてね、別の伝え方をしますよ。
例えばコーチングのいいところっていうのは、1対1でやるところがあるんです。
そこで普段話ができないようなね、深い話をして、それで気づきを得ることがあるわけです。
で、そのいろんな考えをもとにね、コーチと一緒になって、あなたの行動のサポートをするというのがコーチングの魅力なんですよ。うん。
で、それによってね、あなたが行動できたりとか、考えを変えたりとか、新しい意思決定ができたりっていうふうなことがね、実現できます。うん。
で、それはなぜそのようなことができるかっていうと、これはもともとね、アメリカでできたものなんですけど、とかね、
あ、もうなんか言いたくなくなってきたな。
あの、言いたくなくなってきたのは、今あなたがもう、あ、もういいわ。もう聞きたくないわっていうふうに思ったから、それがなんか伝わってきたからなんですけど、うん。
で、それをね、話している、あんたは一体何者なんだ、なんとかコーチングスクールの認定講師です、みたいなね。
まあ、これじゃ全然伝わらないですよ。うん。
で、僕はね、最初に、あの、コーチングの魅力は考えを変えるのではなくて、行動後押しするんですーってね、まあ言い切りましたけど、もちろんね、他にもいろいろあるんですよ。うん。
でもね、これポイントなんですけど、分かりやすく言うためには、いろいろ言っちゃダメなんですよ。
それはね、いろいろ言うのはまだずっと後なんです。本当にその人がいろいろこう、あの、関心を持って聞いてくれるっていう体制ができて、そしていくつかに、あ、なるほどねって分かったときに、また改めて話をするんですけど、最初の段階で全部伝えよう、つまりうまく伝えようってすると伝わらなくなってくるんですよ。
だからね、分かりやすく伝えるためには、他にもいろいろあることは分かってるんですけど、あえて分かりやすくするために一つだけを取り出して伝えたわけです。うん。
これね、本当に重要で、うまく伝えようとするとね、すべて正しく伝えようと考えるので、分かりにくくなるんですよ。
だから必然的に分かりやすく伝えれば伝えるほどね、なんか人によってはね、あいつなんか適当に言っていいよ、本当はそうじゃないんだとか駆け口言われたりします。はい。
まあいいんですよ、言わせておけば。でもね、うまく正しく伝えようとしている人の話っていうのは、なんかよくわからんなっていうふうに思われるんですよ。
それよりもね、かなり大胆に言い切っていると、あ、これは明快だと、分かりやすいっていうふうな感じでね、みんなから指示されることが多いです。うん。
だからね、これね、悪用する人は、わざとある種のね、出来事の一面を切り取って、これはこういうところがあるからだめなんだとかね、あいつは本当のことを隠してる、こんなデメリットがあることを人前で言ってないとかね、そういうふうなこと言うんですよ。うん。
いや、それはそうですよ。だから、わざとそういうふうに言ってますからね。うん。だから、わざとそういうふうに言ってるっていうことを言いにくいということを逆手にとって、なんか上げ足取りに使ったりとかね、おとしめようとするような人もいるわけです。うん。
一方でね、聞く側の立場に立ってみると、ダイレクトに伝わってくる言葉ってね、必ず何か落としてるものがあるんです。それは、聞く方としてはね、あ、この人が言ってないことってあるな、こんなに伝わるってことは、おそらく何か言ってないことってあるんだなっていうふうなことを一応留保しておく必要があるんですよ。
何か他にもあるはずだと。別にその人が伝えてるすごくキャッチーなことに納得するのは全然いいんですよ。でも、それだけじゃないっていうことは、伝わってくれば伝わってくるほど、他にも何か言ってないことがあるっていうことをね、ちょっと思い出しておく。
一方で、伝える立場であればね、全部を正しく伝えようっていうふうに考えるんじゃなくて、あえてね、多少乱暴でもね、分かりやすい表現をしないと伝わらないことってあるんですよ。そういうね、乱暴な表現をして伝えようとしてる人だらけなんで。
本当のことを伝えようってすると、なかなか今度は届かないんで、まずは届くような形でシンプルに伝える。そして、こちら側を振り向いてもらって聞いてもらえる体制ができたら、少しずつ正しいことを伝える。こういう話し方をすればいいんじゃないかなっていうふうに思います。
はい。そういう話でございます。はい。今日はですね、悪用言禁、伝わる話し方の三原則って話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3回、月最近配信のメルマガを書いています。こちらではもっと深くて濃いけど分かりやすい話をしています。登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール欄からご登録ください。
はい。本日は以上です。では、いってらっしゃい。