実効力とは
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうず、あつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、
仕事と生活、どちらも大切にしたいあなたへお届けする番です。
今週はですね、実効力っていうふうなことについてお話をしてるんですけども、
やりたくない仕事っていうのはどうしたらいいんだろうっていうふうな話です。
やりたくない仕事とか、やりたくないことっていうのはどうしたらいいんだろうっていう話なんですけど、
例えば、やりたくない仕事を前にして、自分ばっかりやってる気がするとか、割に合わんなとかですね。
で、そのふうに思うと、これやる必要あるのかなと思ったりすることってないですかね。
僕はよくあります。
なんかね、手続き関係とかね、そういうのって、これやる必要あるのかなとか、
なんだかね、ほら、念のために描かないといけないとか、そういうことってあったりするじゃないですか。
いるのかなとかいうふうに思うことってあったりするんですけど。
その気持ちの根底にあるのは、そういう無駄なことしたくないなとか、そういう余計なことをすると損するなっていうふうな気持ちだと思うんですよ。
で、今日はね、損するなと思ってやらなかったりっていうことによって損するのが実は、
自分が一番損してるかもしれない。そういう話なんですね。
今言ったように、やりたくない仕事の多くってのは、不公平だって感じる気持ちで止まってることってよくあるんですよ。
なんでこれ自分ばっかりやんなのか。で、これ本来はあの人のものじゃないか。あの人がやるべきことじゃないかとかね。
何の見返りもないのにね、なんでこれ自分がやらないといけないんだろう。
誰かがやらないといけないってわかってるんだけど、でもなんでそれが自分なんだみたいなね。そういうことってあると思うんですね。
行動の重要性
でも当然それは、そこで止めてしまうと全体の流れが止まってしまうわけですよね。
で、僕がコーチングをやってて気付いたのは、特に組織の中とか会社の中とかで見てて、
実効力がある人の特徴っていうのは、これ明確で、誰がやるかっていうことに不信してるというよりもね、どうすれば進むかっていうことをすごく考えてるんですよ。
それね、自分の担当じゃなくてもね、今やれば流れができるっていうなら、その人自身が引き受けたりとか、あるいはちょっと大変でもその人をうまくね、
納得させてやってもらうみたいなね。つまりその、公平さみたいなものっていうよりもどうすれば進むかっていうふうなことを優先してるっていうふうに見えるんです。
で、自分自身がね、不公平であっても引き受けてやる人っているんですけど、
それって損のように見える場面でも、結局動いたおかげで、その人が引き受けたおかげですよ。
全体の成果が上がるんで、その人もちゃんと受け取るものを受け取ってるっていう状態になるんですよ。
実際ね、そういうことをやると周りから信頼されたりとか、他には本人自身も自己効力感が上がってくると思うんですよね。
そういうね、後から効いてくる得っていうのを多分よく知ってるんでしょうね。
そういう人をうまく巻き込んでくる人っていうのは、巻き込まれやすい形っていうのを作るのがすごく上手なんですよ。
例えば資料をあらかじめ整えておいて、渡しやすくするとか、叩き台を先に出して、
そして、あとお願いしますみたいなことを言うとかね。会議とかね、作業とかの真口を広げてね、
これ誰でも来てくださいとか、この辺まで今やろうと思っていますとかいう風に、インフォメーションをうまく工夫するとか。
で、そういうのってやらなくてもいいし、あるいはその人がやらなくても全然いいわけですよ。
誰もやらなくてもいい。だから、それをやる必要がないように見える、あるいは損するように見える、その人がね。
だけどそうやってね、流れを作ってる人には自然とね、人とかに情報がやっぱり集まってくるんですよ。
それってね、組織とかチームとか会社っていう風な話なんですけど、
実は他人との間だけじゃなくて、自分との間の不公平みたいなものも、ちょっとね、うまく処理している人っていうのが、
うまくやれるコツなんですよ。
要はね、未来の自分と今の自分の不公平さっていうのを、どうでもいいという風に思える。
どうでもいいっていうかはね、それよりも前に進むことを優先するみたいなことですね。
だから例えば、わかりやすい例で言うとね、今日を楽した明日自分は、みたいなね。
そうすると、今日の自分も明日の自分も損するっていうことは、
今日をやっておいた方が、明日の自分にね、押し付けた方がいいんだけど、
今日をやっておいた方が、今日の自分も明日の自分も得する。
つまり両方ともね、結局進むんだったら、ちょっと今日はね、自分が不公平だけど、それを受けてあろうかという風に思ったりとか。
だから損をね、避けたつもりでいるんだけれども、結果的に損をしてるっていう風なことをやらないっていう風な状況ですね。
それをね、うまく作り出してるっていうのが、何かね、実効力というのがね、ある人なんじゃないかなっていう風に僕は思うんですよ。
誰もがね、やっぱり自分ばっかり損したくないとか、なんか押し付けられたような気がするとかいう風に思ったりするんですけど、
それは別にどうでもよくて、全体が前に進むんだったら、誰かが損していいんですよ。
そうすることで、一見損したように見える人も、本当はそれをやらないよりもやった方がその人も得するわけです。
ただ、他の人と比較するとね、なんか自分が損してるように見えるじゃないですか。
でも絶対的に言うと、その人は全体のアウトプット、全体の成果が上がってるんで、その人実は得してるんですよ。
だからね、誰かがちょっとだけ多めに動くっていう風なことを厭わない。
そうすると全体が回り始めるっていう風なことをね、よく知っておく。
損のスパイラル
そういうことってよくあるよっていうことをね、覚えておくのはね、とても重要じゃないかなっていう風に思うんです。
だからね、損したくないっていう風に思うと損のスパイラルに入ってしまうんですよ。
そうじゃなくて、誰かが仮に損したとしても、それはそっちの方が結果的に全体が得するんで、その人自身も必ずメリットがあるんだっていう風なことをね、
うまくね、リーダーだったらそれをね、うまく説明したりとか、あるいはフォローしたりとかいう風なことが必要だし、
自分自身のことだったらね、それは、これは全体のことを考えて自分が引き受けた方がいいなと思うと、
そっちの方が結局得するんだっていうことを理解してるといいんじゃないかなっていう風なことです。
はい、ということでね、ちょっとね、今日の話をまとめたいと思います。
割に合わないっていう風に感じる仕事は誰にでもありますよと。
でも実はね、その損を避けた選択っていうのはね、一番損になったりしますよと。
だから少し多めに動いてね、流れを作った方が結果的に自分が楽になる。
そういう風なことであればですね、不公平であってもね、ちゃんと引き受けた方がいいですよっていう風な話です。
今日の問いかけですね、あなたが今損だなと思って止まっていることはありますか。
あればそれを一味にでもね、進めたら結果的に得するのは誰になるんでしょうか。
それね、ちょっと考えてみてください。
今日は損するからやらないって人が一番損してるって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白渦厚次でした。では、いってらっしゃい。