自己肯定感の理解
おはようございます。ライフバランスかけるタスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
昨日の放送はですね、今週は自己肯定感についてお話をしてるんですけれども、昨日の放送ではですね、行動できないのは失敗して傷つきたくないっていうね、そういう回避から来てるんじゃないかっていう話をしました。
今日はね、自己肯定感を上げようっていう風な時に、どういうことをやったらいいかっていうことをね、もうちょっと掘り下げてね、お話をしたいなというふうに思うんです。
一般的にね、自己肯定感を上げるにはどうしたらいいか、自己肯定感が高い人っていうのはどういう特徴があるかっていう風に言われると、例えば幼少期、小さい頃に無条件の愛情を注がれているとか、受容されているという風なそういう経験がある人とか、
あとは成功体験を積み重ねている人とかですね、それから他の人から承認、認められていることっていうのはね、ある。
こうしたのがね、自己肯定感を高める要素だという風に言われています。これはもう本当正しいことばかりだと思います。
こういう体験が多かった人はね、自分の価値っていうのを高いものだと、ちゃんと自分は価値がある人間なんだっていう風に思いやすいとは思うんですね。
じゃあ、そうじゃなかった人、あんまりそういう風な体験がなかった人が大人になってからね、どうしたらいいかっていうことなんですけど、
僕の答えはね、自己肯定感を上げようっていう風に直接ね、それを上げようっていう風に考えるっていうのはあんまり意味がないというか、そこに力を入れるべきではないという風に思うんですね。
要は、自己肯定感が上がっていないというのはあくまでそれは結果であって、原因ではない。
結局、成果が出てないことが繰り返されてきたという経験がね、あるいはその記憶が、自己肯定感が上がらないっていうことになってると思うんですよ。
だから、自分はやっても上手くいかないっていうことが何回も続いてて、それが束みたいになってね、自分はダメなんだみたいな感じの自己肯定感を下げてるものに繋がってるんじゃないかなと思うんですよ。
だからね、僕はね、結局、過去の経験とか記憶とかを上書きする意味でね、やっぱり成果を出すっていうことが一番重要だと思うんです。
さっきも言ったように、自己肯定感ってのは原因じゃなくて結果なんで、やっぱり先にですね、成果を出すということだと思うんです。
そしたらね、なんかすごい成果を出さないといけないのかっていう風に思ったりするんですけど、じゃあそうじゃないんですよ。ちょっと説明しますね。
まずね、成果、どうやったら成果が出るのかっていった時に、僕が一番重要なのは順番だと思ってるんですよ。
例えば、振り返りっていうのがとても重要になるんですけど、行動して結果が出たら振り返るっていう風なことをやって、そしてそこでうまくいってないものがあればですよ。
そしたらどういう風に順番を変えたらいいかなとか、どういう風に入れ替えたらいいかなっていう風に考えるといいと思うんですよ。
一番ね、やってはいけないし誤解されているのは失敗したとかあんまりうまくいかなかったけど良かったっていう風な失敗を受け入れて自分を納得させてしまう振り返りっていうことなんですね。
うまくいかなかったこととかも変えてしまって、でもこれはもう今の自分だからいいよねみたいなそういう風に考えてしまう。
これ自己理解としては間違ったらないのかもしれないですけど、自己肯定感を高めたいっていうのは僕は逆効果だという風に思います。
というのも振り返りの本来の役割は修正することなんですよ。うまくいかなかった原因を見つけて、次にどう変えるかという風に考えるわけです。
どう変えるかっていうのはさっきお話しした、どういう順番で変えるのか。やることは同じなんですよ。だけど順番を入れ替えるわけです。
順番っていうのは単にスケジュールっていう意味じゃなくて、どういう流れでどんなことをやると自分はうまくいこうかっていう全体の構造みたいなものですね。
例えばスケジュールだったり場所だったり始める順序だったり、いろんなものが順番で決まってると思うんですけど、こういう風な流れとかそういう風な感じです。
そもそも何でもいいんですよ。例えばブログを書くっていう時にすごい時間がかかったと。その割にはあんまり評判が良くなかったって言った時にはどうしたらいいかなって考えるんですけど、これ自分どんな順番でやったっけって考えるわけですよ。
そしたらこういう順番でやったらうまくいかなかったということは、じゃあこの順番で次はやってみようかっていう風に順番を入れ替えるわけですよ。
だから振り返る時にこの順番でやって本当に自分のアウトプットはいいのか良くなるのかっていう風に考えるわけです。
そしたらこういう風にやったらうまくいったなとか、この流れだったら自然に集中できたなとかそういう風なことが分かって小さな違いとかに気づいていくんですよ。
この順番の調整っていうのが次の成果を作る鍵なんです。その成果の蓄積っていうのが意外と自分はいけるかもしれないっていう風な感覚を生み出してくるという風に思うんですよ。
振り返りをしましょうという風にお話をする時によく聞かれるんですけど、これ毎日とか振り返り自分無理ですとか、月1とかでもいいですかという質問なんですけど、これは正直何センスじゃないかなと思うんですよ。
別に毎日じゃなくてもいいですよ。週1でも月1でもその人に会ってちゃんと修正して成果が出るのはそれで十分なんですよ。
振り返りをしないで放っておくと明日も同じミスをするってことなんです。
だからもし違和感を覚えたんだったらその日のうちに修正するという風なことをやってもいいと思います。
成果を上げるための方法
別に一応毎日修正するっていう風に決めて5分ぐらいでいいと思うんですよ。
実際僕自身も何か順番を変えるって言っても、何か考え込んでも20分も考えないですからね。
やり方を変えてこういう順番でやろうかなみたいなことを考えてやるんですけど、同じミスをしないようにするには先にこっちをやろうみたいなことはよく考えますね。
その振り返りを起点にしてまた次のコードを調整していくっていう風な感じです。
自己肯定感を上げようとしてそのままの自分でいいっていう風に納得させるっていうのは逆効果におそらくなると思います。
そうじゃなくて振り返りをちゃんとやって、そして順番を変えるっていう視点でやり方を変える。
そして成果を出すと。そしたら自己肯定感が書き換わっていくっていうね。
そういう風に理解してもらえると一番わかりやすいんじゃないかなっていう風に思います。
今日は振り返りを間違うと自己肯定感には逆効果って話でした。いかがだったでしょうか。
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本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白渦厚次でした。では、いってらっしゃい。