最低限プロトコルの重要性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
今日のテーマは、最低限を決めるからうまくいくっていう話をしたいなと思います。
とにかく、僕は最低限にこだわっていて、その話なんですけど、前回ですね、毎日コツコツやることっていうのが、かえって成果を遠ざけてしまうこともあるよみたいな、
逆パーキンソンの法則みたいなことについてお話したんですけど、その続きみたいな感じですね。
何にせよ、提出しないといけないもの、企画書であったりスライドであったり、何かのコンテンツであったり、とにかくそういうものは、
どこまでやれば世の中に出していいと言えるのかっていう、ここが決まってないとずっと作業をし続けてしまうわけですよ。
あるいは逆にそれが分かってないから手が尽きられないみたいなことっていうのはよく起こるんです。
結果的に成果が出なかったり、また締め切りが近くなってパニックになったりするわけですよ。
これを避ける方法っていうのが、最低限プロトコル。最低限プロトコルっていう風な名前をとりあえずつけたんですけど、
それを最初に決めておくことなんです。最低限プロトコルとは何か。
ざっくり言うと、これだけやってればもう出せるっていう、ミニマルの完成ラインを先に決めておくっていうことなんですよ。
要は最低限の基準を決めましょうってことですね。
今日お話したのは、どうやって決めるかっていうところをお話したいなと思うんですね。
最低限プロトコルの決め方っていうのは、ちゃんと順番があるんです。
その順番っていうのは、まず一番最初。
まずはですね、あなたの知っている特定の誰かに向けてそれをリリースするようにしてください。
ですから何かね、コンテンツを作るときなり、あるいはプレゼンをするときでも何でもいいんですけど、
とにかく特定の誰か、一人を思い浮かべてください。
例えば僕だったら、この音声配信とかにね、いつも感想をくれる誰々さんとか、後は講座を作ろうと思うんだったら、
いつも受講してくれる誰々さんとか、あるいは以前受けてくれたあの人みたいな感じですね。
こういう風に属性じゃなくて、ちゃんと顔が思い浮かぶ誰かっていうのを先に決める必要があるわけです。
これね、本当に重要で、誰っていうことを決めないので、なかなか決められない。
だから手がつかない。手がつかないっていうことが多いかな。
だから手がつかない。そして何かどこまでやっていいかわからない。
時間が溶ける原因なんですよね。
2番目、次に考えるのは、その人がどういう反応したら最低限OKだと言えるかということを考えます。
例えば、なるほどと思ってこれはメモしようと思ってもらうとかですね。
あとは、例えば感想をこういう風な感想をもらうようにする。
こんな風な感想を言ってもらえるようにするとか。
あるいは、それを見た人が、なるほど、これはちょっと実際にやってみようと思ってもらうとかですね。
すごい大きなものじゃなくてもいいんですけど、ちゃんと具体的な反応があるようにという風なのがコツなんです。
そのラインを決めるってことですね。
ここでも欲張ったらダメなんですよ。
この反応があれば、次も見てもらうとか、その次も聞いてもらえる。
その次もオーダーがあるみたいな。
要は、すげえと思ってもらうではなくて、これ1回で終わるんじゃなくて、その次も見てもらうとか、その次も聞いてもらうっていう、その次っていう風な最低ラインはどこかっていうのを決めるってことですね。
そうすればね、もしこれがいつもうまくいっていたら、その誰々さんっていうのは永遠に、例えばそれがあなたのブログだったら、それを永遠に見てもらえるという風なことになりますよね。
僕の音声配信だったら、永遠に聞いてもらえるという風なことになりますよね。
次もね、次がある。次も見てもらえる。次も聞いてもらえる。次のオーダーもあるっていうのはね、これとっても大きなポイントです。
ここまで来て初めてね、じゃあその反応を起こすのにどんな内容が必要かっていうのを考えるわけですよ。
だからここまで来て初めて内容が決まるわけです。
特定の対象を決める
だったらこういう風なことをやらないといけないのかなと。
普段ね、何々さんがどんなことに困っているかとか、最近の悩みはどうかとか、どんな話だったら耳を傾けてくれるかなとかね。
それを踏まえてね、話の切り口とかエピソードとか考えるわけですよ。
でね、この順番っていうのはね、もう本当にめちゃくちゃ重要なんですよ。
誰がどうなってくれることでまた次もアクションを起こしてくれる。
で、それを見ることであるいはそれを知ることであるいはそれを読むことでっていうね、この順番です。
この順番で考えるからこそ最低限の世の中に出せるものっていうのが出来上がるわけです。
だからね、最低限っていう風に言うとね、あのなんか最低みたいな思うんですけど、要は必要最小限っていう風な言い方してもいいです。
まあミニマルですね。
例えば僕のこの音声配信の台本作りっていうのもね、必ず僕何々さんを思い浮かべながら次の3つを最低限してます。
冒頭にね、それってどういうことっていう風に思える導入があると。
で、それから2番目はね、○○さんが分かるように。
○○さんってあれですよ、僕は実際にその人を思い浮かべて話してるんですけど。
その人が分かるような難しすぎない表現になってる。
3番目に最後に、あ、なるほどね、それはやれるかもっていう一つのフレーズを伝えるっていうですね。
一応こういうプロトコルでやってるんですよ。
この3つがあれば僕の中ではちゃんとね、○○さんには届くという風に思ってます。
これがね、僕にとっての最低限プロトコルですね。
よくありがちなのがね、誰がって言った時に30代の個人事業主とかね、忙しい会社員みたいな属性で考えてしまうんですけど。
それをやってる限りどこまでやれば出せるかっていうのはね、永遠に決まらないんですよ。
抽象的な誰かっていうのはね、大ありがね、存在しないんです。
だから最低限プロトコルを決める時にはね、誰か1人の顔をちゃんと思い浮かべると。
それだけでね、これだったらもう出しても大丈夫っていう風にね、自分で決めることができるようになります。
最後にね、もう1回ちょっと繰り返しておきますね。
次のアクションを考える
今日のまとめですね。
誰がどうなればOKか。
どうなればっていうのは、これは次があるかということですね。
これをまず考えます。
特に誰かっていうのは必ず具体的な人ですよ。
そしてその後に、これ誰がどうなれば次があるかということを考えた後に、
何を伝えればいいかとか、何を見てもらえばいいかっていう内容を考えるっていう、こういう順番です。
これをね、いつもね、繰り返してると、ちゃんとあなたの最低限プロトコルが完成すると思います。
ぜひね、試してみてください。
はい、今日は最低限を決めるからうまくいくって話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手はシローズ厚志でした。
では、いってらっしゃい。