マニュアルの重要性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、
仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
今日はですね、初めての土曜日なんですよね。
だから、土曜日にこうやって配信するっていうのって、なんか不思議な感じなんですけど。
土曜日はね、毎週ちょっと好きかっていうかね、近況を中心にお話ししてみようかなっていうふうに思ってます。
実は、ほとんどの曜日では、僕はほぼ台本を書いて、それについて話をしてるんですよ。
それはね、聴いてる人から見たらね、あ、こんなに詳しく書いてるんだというふうに思うぐらい、割と台本書いてるんですけど。
今ね、これ撮ってるところって、ほとんど台本書いてないんですよ。
過剰書きでちょっと書いてあるんですけど、これでね、喋れるかなって思ってるんですけど。
まあちょっとね、お話ししてみたいなと思います。
今日ね、お話しするのはね、マニュアルについてお話ししようかなと思ってるんですね。
僕は仕事の中でね、企業様に向けてマニュアルを作る仕事だったりとか、あるいはマニュアルを作る人の指導というかね、そのマニュアルの作り方のレクチャーをしたりっていうふうなことってよくやってるんですけども。
ほとんどの人がね、間違うのが、良いマニュアルっていうのは、一つ残らずね、隅から隅まで書かれてるのがね、良いマニュアルだっていうふうに誤解してるケースがあるんですよ。
全てが書かれてるみたいなね。
それはね、完全な間違いで。
第一にそういうことできないし、そしてそれは決して良いマニュアルじゃないんですよ。
意外に思うかもしれないけれど、マニュアルって、そのマニュアルを道理にやった人が、
次にね、マニュアル以上のことが起こった時とか、あるいはマニュアルに書かれてないことが起こった時に、そのマニュアルに沿って対応できるようになるっていうのが、実はいいマニュアルなんですよ。
よくわかんないでしょ。
良いマニュアルの特徴
これね、どういうことかっていうと、良いマニュアルっていうのは、マニュアル自体の順番、そういうのがね、すごく洗練されてるんですよ。
まずこれをやって、その次これをやって、そしてこれをやって、で、そうするとこういう風になる。
だからこういう風な順番でやりましょう。
そしてこれはなぜこういう風な順番になってるのかっていうと、こういう理由だからですっていう風なことがきちんと説明できるような形になってるんですね。
で、例えばあるところではそういう順番でやってます。
これはこういう理由でマニュアルはこうなってますよ。
で、また次のマニュアルでもこういう風になってます。
それは同じような理由からです。
なんていう風にすると、あーなるほど、このね、この仕事とか、あるいはね、もうこのやり方っていうのは、こういう主張、こういう主義でね、だからこういう順番になってるんだっていうことが、使ってる人が自然に染み込むようになってるんですよ。
だから、それを一つ二つ三つっていう風にマニュアルを理解してできるようになってくると、今度また全然そのマニュアルに書かれてないようなことが起きた時に、その順番のやり方でチャレンジしてみようっていう風に思うんですよ。
で、そしたらちゃんとうまくいくみたいな形になる。
で、これがね、いいマニュアルなんですよ。
だからね、マニュアル以上のことの時にね、その時に理解した順番っていうのが応用が効くような形になってるっていうのが理想的なマニュアルで、そういう風なことを念頭に置きながらマニュアルを作るっていうのがすごく重要なんですよ。
だからね、全てをここに書くんじゃなくて、書かれていない時にちゃんと対応ができるようになるのが良いマニュアルなんですよ。
昔ね、マクドナルドで、例えば、ハンバーガーを10個くださいってお客さんが来て、女の子がね、ハンバーガー10個ですね、こちらでお召し上がりですかって聞くみたいなね、そういうのをね、マニュアル人間みたいなことを言われて、だからね、マニュアルはダメなんだみたいなことをね、言う人はいたんですけど、
それはマニュアルっていうのはよくわかってない、もしくはマニュアル自体を使いこなせてない人の話なんですよ。
もしね、マニュアルをちゃんと読み込んで、マニュアルが使えるということであれば、すいません、ハンバーガーを10個くださいって言われた時に、何も言われずとも、あ、お持ち帰りでよろしいですかっていう風に聞ける。
そういう風にね、応用が効くように、実はちゃんとなってるんですけど、その意味がわかってない人がね、マニュアル通りの対話しかできないから、マニュアル人間ダメだみたいなことを言ったりするんです。
これ行動科学的に言うと、繁華って言うんですよ。一般化の繁華、つまりここでうまくいったことっていうのが、こちら側に応用が効くみたいなね、そういう風な感じなんですね。
で、その繁華が起こるようなマニュアルを作るっていうのって、やっぱり手順とかね、設計の理解っていうのがすごく重要で、よくあるのがね、例えばフリーランスとか独立企業とかでも、こうやったらうまくいきますよとか、これをやったら儲かりますよ、お客さんが増えますよみたいな、そういう風な話ってあるんですけど、
マニュアル作成の実践
それってね、最初からね、この通りやりなさいという風なことが透けて見えるわけですよ。だから、この人って教え方下手くそなんだなっていうのがね、即座に分かるんですよ。そうじゃなくてね、一方でね、またね、俺は具体的なことを教えないんだ、俺はね、抽象的なことしか教えないんだみたいな、本質的なことしか言わないんだみたいなこと言ってるんですけど、それもまた間違いなんですよ。
そうじゃないんですよ。具体的なことを教えているにも関わらず、それ以上の理解ができるということが、それが良い教え方、良いマニュアルなんですよ。
だから特にね、理解が浅いままにやり方というのを定着させると応用が効かなくなるんですよ。難しい課題が解けるようにならないんです。だから、理解が浅いまま定着させちゃダメなんですよ。
だからね、まずちゃんとした理解というフェーズがあって、その後それを定着させていくというフェーズがあるんですね。それを見越したマニュアルというのを作る必要がある。そういう風に思いますね。
マニュアルってね、取説とか、やり方をわかりやすく書くという風なことをやって、それをやったらね、その通りだったらできるようになるみたいなものっていうのはね、これはあまり大したマニュアルではないんです。
ちゃんとね、マニュアルに対する理解も必要だなという風な、そういう話です。
はい、なんかね、一気に喋ってしまいましたけど、どうかな、話伝わるかな。
はい、今日はですね、タイトルどうしようかな。今日は良いマニュアルについてとかって話でした。はい、そうでしょう。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。お相手はしろうずあつしでした。では、いってらっしゃい。